未経験からウェディングプランナーになるには*6つの方法と必要な学歴・スキル・資格を解説
未経験からウェディングプランナーになるには*6つの方法と必要な学歴・スキル・資格を解説
結婚式という感動な1日をプロデュースできるウェディングプランナーのお仕事。
ウェディングプランナーになるために特に必要な資格や学歴はありませんが、人気業界故に応募倍率が高いのがブライダル業界の特徴です。
しかし、中途採用の場合は、入社決定者の事例から全体の9割が業界未経験。
その中でも営業職・販売職などの経験を2年以上積んでいる方が採用になりやすい傾向を見受けられます。
今回は、未経験からウェディングプランナーになる方法5つと、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
ウエディングプランナーになるには?6つの方法
未経験からウェディングプランナーになるには、主に6つの方法があります。
特に学歴や資格は問われませんが、ブライダル業界の中でも人気がある職種である事や様々なスキルや能力が求められる職種である事から、企業によっては採用条件で年齢・学歴などを問う場合もあります。
新卒採用からウェディングプランナーになる場合と、中途採用からウェディングプランナーになる際のポイントは以下になります。
詳しく解説していきますので、是非参考にしてみて下さいね。
★新卒のため、特に経験は問われません★
高校を卒業した後に、ホテルやブライダル系の専門学校・短大・大学へ通うと近道になります。
ブライダルの知識はもちろんの事、コミュニケーション能力や営業力・対応力等が求められるため、専門学校ではブライダルの知識をつける事ができ、短大・大学では、ブライダル以外の知識や教養も身に付ける事ができるからです。
大手のブライダル企業やホテルでは大卒を採用条件としている事もあり、大学を出ていないと応募出来ない事もあります。
在学中に、結婚式場でのアルバイト経験があるとアピール材料となります。
★できれば即戦力が欲しい★
接客やサービスの基本ができていて、ビジネスマナーが身についている方が必要になります。
ブライダル業界経験者、もしくは接客・営業経験者が有利になります。
①専門学校で学ぶ
現在ブライダルを学ぶ事ができる専門学校は全国に約120校あります。
専門学校は、ウェディングプランナー科などブライダルに関しての様々なコースがあり、一般的なビジネススキル・マナーから、ブライダル業界で働く際に必要な知識などの学科授業と実習指導があります。
具体的には、ウェディング業界での接客マナー・基本動作・立ち振る舞い・会場やテーブルコーディネート・衣装・ヘアメイク等が学べ、ドレスやティアラ、ブーケなど本物を扱う事もできます。
その他にもウェディングプランナーの仕事で必要なPCスキルも学ぶ事ができます。
専門的な知識はもちろんの事、資格取得のための授業や就職のサポートもありブライダル企業への就職活動ではメリットが多いという特徴があります。
企業から直接学校に求人がくる事もあるため、応募のチャンスも増えるでしょう。
<メリット>
ブライダルに関しての様々なコースがあり、一般的なビジネススキル・マナーから、ブライダル業界で働く際に必要な知識などの学科授業と実習指導があり、より実践的な授業を受ける事ができます。
結婚式場や披露宴会場と提携していたり、チャペルや披露宴会場など実習のための施設がある専門学校もあります。
その他にもウェディングプランナーの仕事で必要なPCスキルも学ぶ事ができます。
専門的な知識はもちろんの事、資格取得や就職のサポートも手厚く卒業後即戦力として働く事ができます。
<デメリット>
学習期間が長く費用が高い事や、コース選択のできない専門学校では、ブライダルに関係する事はウェディングプランナー以外の勉強もしなければならない事などがあります。
②短大・大学へ進学する
ブライダル専門の学部があるところは少ないのですが、近年ではウェディングプランナーという職業も知名度が上がり、ウェディング業界が人気がある事からブライダル系の学科や講義を増やしている短大や大学もあります。
大学の学部としては、サービス学部・コミュニケーション系の学部・観光学部などがあり、短大であればブライダルやサービス・ファッションを学ぶ事ができる学部もあります。
学校によってブライダルを学べる学部や学科、講義の内容が異なりますので事前にしっかり確認しておきましょう。
ブライダル関連の学部でなくても様々な講義やカリキュラムがあるため、授業やゼミ、セミナーで学んだ知識や教養、スキルを活かす事ができます。
短大は就職のサポートもしっかりしています。
<メリット>
一般的な短大や大学では、講義やゼミなどで幅広い知識や教養・能力をつける事ができ、ウェディングプランナーとして就職する際にも役立ちます。
また海外でのブライダルをプランニングする場合は、外国語の学習が役に立ちます。
近年では、管理職や本社へのキャリアチェンジなども見据えて総合職として大卒を採用する企業が増えています。
特に大手ブライダル企業やホテルの求人は大卒となっている事がありますので、大卒を採用の条件をしている企業に就職する場合は有利になります。
ブライダル業界以外の就職も考えている場合は短大・大学へ進学した方が良いでしょう。
<デメリット>
専門学校や養成スクールのように専門的な知識やスキルを付けるのは難しく、資格や就職のサポートも少なくなります。
③民間のブライダル養成スクールへ通う
社会人になってからウェディングプランナーを目指す際に、ウェディングプランナーの養成スクールに通う方も多くいます。
ブライダル関連企業が運営していたり様々な民間のブライダルスクールがあります。
ブライダルスクールでは一般的なビジネススキル、ブライダル業界の基礎知識やスキルを学ぶ事ができ資格取得の講座もあります。
期間はスクールにもよりますが、大体2ヶ月~半年、長いと1年ほどの期間が一般的なようです。
学生や社会人など忙しい方にとっては短期間でブライダル業界の知識や実践的な技術が身につける事ができるというメリットがあります。
ブライダル企業が母体の場合は優秀であれば、推薦してもらえる事もありますので就職への近道になる事も。
<メリット>
ブライダルスクールでは短期間で学ぶ基礎的な内容が中心となっており、学生や社会人など忙しい方にとっては短期間でブライダル業界の知識や実践的な技術が身につける事ができるというメリットがあります。
夜間に開校しているスクールもあったり、働きながらでも通えるようにプログラムが組まれていたり、短期間で集中的に学習できるのが特徴です。
大体2ヶ月~半年で修了するプログラムが多く、長くても1年程の期間が一般的です。
学習期間が短い分、かかる費用も少なく専門学校の3分の1程度で済みます。
中途採用の場合は知識より経験の方が優先されやすいですが、スクールに通いブライダル業界の知識をつけておくと実際勤務した際にもスムーズに業務につく事もでき役立つでしょう。
<デメリット>
就職のサポートは専門学校に劣る事が多くなります。
※スクールに通うのが難しい場合は、通信講座でブライダルたウェディングプランナーの知識を学ぶ事も可能です。
④異業種の経験を活かす
ウェディングプランナーの仕事は結婚式という一生に一度の大切なイベントであり金額も高額である事から、礼儀やマナー・ホスピタリティが必要となり即戦力を求める傾向があります。
結婚されるお客様は年齢層も幅も広く、職業も様々ですので、信頼して任せてもらうためにはきちんとした言葉遣いや身だしなみ・立ち振る舞いが大切になります。
そのためブライダルに関する知識以上に社会人としてのビジネスマナーや常識、接客サービスの基本が身についている事が重視されます。
またウェディングプランナーは結婚式での演出や企画などにおいて柔軟な発想や提案が求められるため、異業種でも企画やPR、営業の経験があると経験が活かせ有利になります。
業界や職種は未経験であっても社会人としての経験は活かせる場面が多いので、接客や営業の経験を積むのが近道であり転職しやすくなるでしょう。
特に有利になるのは、飲食業界・アパレル業界・百貨店やホテル・ジュエリー・航空業界などの接客経験、法人や個人の営業経験など。
ただしブライダルの知識がない状態では仕事ができないので、必要なブライダル知識を身につける努力は欠かせません。
しっかりブライダル業界の研究や企業研究は行いましょう。
⑤ブライダル業界でアルバイト経験を積む
ブライダル業界やホテルなどのアルバイトで接客経験を積むと仕事内容の理解ができており、採用後もスムーズに業務に就ける事から比較的有利になるケースもあります。
ブライダル業界には様々な業種・職種がありアルバイトとして働いているスタッフも多くいます。
結婚式場やゲストハウス、ホテルでの宴会サービスや、クロークなどの接客、ドレスコーディネーターのアシスタントなどで現場を知っているとウェディングプランナーの仕事に活かす事ができます。
また、プランナーのアシスタントなどの経験を経てウェディングプランナーにキャリアアップしていく方法もあります。
アルバイトスタッフとして現場でウェディングプランナーに必要なスキルを身につけておくと、採用面接でも経験をアピールできます。
現場での仕事を認められ正社員へ登用されるという可能性もあります。
ただし、アルバイト期間が長いと転職に不利になる事がありますので、ある程度期間を決めておくのも良いでしょう。
⑥ブライダル専門のエージェントを利用する
ブライダル業界未経験の場合は、転職エージェントを利用すると転職への近道になります。
特にブライダル業界に特化したエージェントを使うと多くのメリットがあります。
ブライダル業界の最新の情報が入ってきやすく、より詳しく業界についての情報をお伝えする事ができるからです。
また、ブライダル企業とのパイプが太い為、非公開求人や最新求人が入ってきやすい点等があげられます。
その他にも・・・
・各ブライダル会社の採用基準を把握
・キャリアアドバイザーの業界知識が豊富
・非公開のブライダル求人紹介
・年収交渉
・履歴書や職務経歴書の添削
・転職活動の相談など様々な形でバックアップ
・ブライダル業界知識
・ブライダル業界専門の面接対策 などなど
自分では交渉しにくい年収交渉や、求人資料だけでは分からない就職後の様子などもご案内させて頂きます。
また、第三者が加わる事により客観的に御自身を見直す事で新たな魅力を発見できるという可能性があるという点も大きなメリットだと思います。
★ブライダル業界に特化した転職サポートを行なっている為、ブライダル業界出身者はもちろんの事、ブライダル人事を経験しているスタッフも在籍しています。
ノウハウが蓄積されていますのでブライダル業界への転職をしっかりサポートできます。
ホテル・ゲストハウス・専門式場・レストランなど様々な職場をご紹介させて頂きます。
ウェディングプランナーに必要なスキル
ではウェディングプランナーになるためにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。
「ウェディングプランナーとしてうちの会社で活躍できる人材なのかどうか」「一緒に仕事をしたい」と採用担当者に思ってもらうためには、一般的なウェディングプランナーの仕事に求められるスキルに合っている強みがあるかどうかという点も重要になります。
ウェディングプランナーには主に下記のようなスキルが必要となりますので、是非確認してみて下さい。
ホスピタリティ精神
一生に一度の大切な結婚式を任されるウェディングプランナー。
ブライダル業界はホスピタリティの世界ですので、働く際に最も必要となるのがホスピタリティマインドです。
ホスピタリティマインドとはおもてなしの心の事を指します。
新郎新婦に寄り添い、気遣いサポートする事が重要になります。
1つとして同じ結婚式はなく、100組いれば100通りの結婚式があると言われるほどそれぞれ要望や希望は異なります。
心から2人の結婚を祝福し、どのお客様にも満足頂ける結婚式を作り上げていきたい、喜ばせたいというような優しさを持っている事が大切になります。
人を喜ばせる事が好き
ウェディングプランナーは、1組1組の異なる要望を確認しながら、結婚式を作り上げていきます。
特に近年では、「オリジナル」や「オーダーメイド」の結婚式を求めるカップルも増えています。
そのため、お客様に満足してもらうため、喜んでもらうために何ができるかという事を考え提案していくスキルが必要。
人生の大切な節目の日を任されるため、失敗が許されない責任のある仕事ですが、それよりも人に喜んでもらえる事に幸せややりがいを感じる事ができる人には天職でしょう。
コミュニケーション能力
ウェディングプランナーの仕事は接客や営業がメインの仕事となり、人と接する時間がとても多くなります。
そのため、人と接する事が好きという人や、人とコミュニケーションを取る事が好きという社交的な性格の人に向いています。
コミュニケーション能力とは、相手の要望や希望を的確に理解・判断し、自分の意見を言葉で伝えられる事。
満足のいく結婚式を提供するために、コミュニケーション能力は欠かせません。
結婚する方々の年齢層は幅が広く、様々な職業の方がいますし、新郎新婦のご両親と話す機会もあります。
大切な結婚式を任されるウェディングプランナーは、多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力が必要となるのです。
また、結婚式には多くのプロフェッショナルが携わっています。
社内部門や社外企業の枠を超えたスタッフ同士のコミュニケーションも非常に大切になります。
営業スキル
ウェディングプランナーは、結婚式を作り上げていく素敵な仕事ですが、「営業」の仕事でもあるのです!
ただ接客をするだけでなく、結婚式を受注しなければ始まりませんので、売上や数字を意識して接客を行わなければなりません。
いかに自社会場のサービスや商品に魅力や価値を感じて頂けるか。が重要であり、成約数や単価のアップといった数字への意識やビジネス感覚が求められるのです。
営業要素が多いと大変と感じる方もいるかもしれませんが、良いものを提案していく事で、より良い結婚式を作り上げる事ができるのです。
常にノルマが課せられる業界に比べると少ない業界だと思いますが、昇進やキャリアアップにこだわりたい方は、売上を確保する事は必須となります。
営業するのが好き、より良いものを提案していきたいという人が向いています。
気配り
ウェディングプランナーは新郎新婦の頼れる存在でなくてはなりません。
結婚式の準備は、期間が約4ヶ月と長く、決める事も多いため非常に大変です。
打ち合わせの途中で不安を感じる新郎新婦も多くいらっしゃいます、スムーズに打ち合わせが進まない事も。
安心して結婚式を迎えてもらうために細かいところまで気配りをしたり、新郎新婦の気持ちにしっかり寄り添う事が大切になります。
また何組ものお客様を担当しプランニングを行いますが、そのための社内調整や手配も全て行います。
大雑把に物事を進める人には向いていなく、1つ1つ確実にお客様や社内スタッフに対してこまめに対応でき仕事をこなしていけるスキルが必要となります。
協調性・リーダーシップ
結婚式はウェディングプランナー1人で作り上げていくものではありません。
新婦の晴れ姿をより彩る、衣装やメイク・ブーケ。
当日新郎新婦をサポートする、ブライダルアテンダー ・キャプテン。
ゲストのおもてなしをする、サービスや料理・会場装花・演出。
披露宴を演出する、司会・音響・映像。
大切な1日と思いを記録に残す、フォトやムービー。
…などなど結婚式には多くのプロフェッショナルが携わり、お互いに協力し合ってより多くの価値を提供しています。
お客様だけではなく、社内の部門や他企業を超えたプロフェッショナルで1つの結婚式を作り上げていくので、協調性・チームワーク力・リーダーシップが求められます。
★自分自身の強みと合っている点は、積極的にアピールしていきましょう。
ウェディングプランナーになるために必要な資格
ウェディングプランナーになるために資格は必須ではありません。
しかし、持っているとブライダル業界の知識がある事や、一定のスキルを持っている事の証明になる資格もあり転職活動の際はもちろんの事、就職した後に役立つ事もあるのでブライダル系の資格は持っていても良いでしょう。
ブライダルの資格は様々な種類がありますが、ウェディングプランナーの転職や仕事をする際に役立つ資格4つが下記になります。
資格試験は年に1〜2回行われる事が多くなっているようです。
1 | BIA認定ブライダルコーディネート技能検定 |
2 | ABC協会認定ブライダルプランナー検定 |
3 | IWPA認定ウェディングプランナー検定 |
4 | 日本能力開発推進協会ウェデイングプランナー検定 |
詳しくは下記コラムを参考にしてみて下さいね!
ウェディングプランナーに向いている人とは
ウェディングプランナーの仕事は結婚式での縁の下の力持ちとも言える存在です。
主役である新郎新婦の為に結婚式のプロデュースをし、大切な1日をサポートします。
結婚式は新郎新婦はもちろんの事、ご家族やゲストの方にも満足してもらえるようプランニングする事が重要です。
責任の大きい仕事ですが、それよりも喜びややりがいを感じる事ができる方、人を喜ばせる事が好きな人にはとても向いています。
また結婚式は新郎新婦にとって人生の節目となる大事なイベントであり金額も高額です。
ウェディングプランナーは企業の顔として、その企画と演出を任されているため明るく気持ちの良い接客、礼儀やマナーはしっかり身につけ信頼される事が大切になります。
提案に関してはただ明るいだけではなく落ち着いた冷静な判断も必要となります。
無理難題を聞き入れるのではなく、要望をできるだけ叶えつつ実現可能な形として提案する事が求められます。
自分の考えを押し付けようとする人や、逆に相手の要望を全て受け入れてしまうような人には向かなく、新郎新婦の要望をきちんと聞きだし提案できるコミュニケーション能力・営業力が必要となります。
担当するお客様は年齢や職業、こだわりなどそれぞれであり、担当したお客様とは長い期間打ち合わせでお会いします。
どのお客様にも平等に接しなくてはならないため人の好き嫌いが激しい人も向かないでしょう。
また、ウェディングプランナーの仕事は現場での立ち仕事以上に、書類の作成やデータ入力など意外とデスクワークも多くなります。
デスクワークも苦にならなずこつこつと仕事に取り組める人が向いています。
ウェディングプランナーの仕事内容
ウェディングプランナーは、結婚式場やホテル・ブライダルプロデュース会社などに所属し、結婚式の準備から本番までを総合的に企画するお仕事で、会場や必要な備品・アイテム・スタッフ等の手配から式終了までの全てを管理します。
新郎新婦が理想とする結婚式を形にする手助けをする仕事であり、主に新規の接客、結婚式の打ち合わせ、当日の施工までの一連の業務を担当します。
具体的な仕事内容は、顧客の希望(予算・日程・こだわり等)をヒアリングし、引き出物・演出・衣装・ヘアメイク・料理・装花など適切なプランを提案する打ち合わせを行います。
同時に、結婚式当日の司会やカメラマン・神父・音響スタッフ等の人材に加え、ブーケやウェディングケーキ等の品物の手配と管理など各部署と連携を取り準備をすすめます。
会社によっては、ウェディングプランナーの業務を、契約に至るまでの新規接客・その後の打ち合わせ業務・当日施工業務とで分業制にしている場合もあります。
当日も担当する場合は、式の全体責任者として滞りなく進行するよう各部署への指示出しをしてスタッフを動かしたり、トラブルがあった際には対応していきます。
ウェディングプランナーのやりがい
ウェディングプランナーの仕事のやりがい・魅力は、何といっても人生の大切な日に関わる事ができ、感動の瞬間に立ち会える事ができるという点です。
その他にも主に下記のような魅力があります。
人の「幸せ」に関わる事ができる
ブライダル業界は、結婚という人生の「幸せ」に関する仕事です。
その中でも中心となって働くウェディングプランナーは、多くの幸せに携わる事ができます。
結婚式では、新郎新婦はもちろんの事、ご家族やゲストの方など沢山の人々の幸せな笑顔を見る事ができる為、ポジティブな気持ちになれる仕事です。
多くの人々の特別な日をサポートできる
ウェディングプランナーは、結婚式のプランニング~当日まで全てを担当します。
新郎新婦やその家族をサポートし、人生の節目である特別な日を成功させるために尽力する事で、感動的な瞬間に立ち会えます。
人にしかできない仕事
世の中には色々な仕事がありますが、現在はIT化が進み、インターネットや機会・自動サービスで全て解決できるようになってきていますよね。
しかし、ウェディングプランナー(ブライダル)の仕事は人対人の仕事であり、それぞれのお客様の個性や要望や気持ちを的確に受け取りながらサービスを提供していくホスピタリティが求められます。
結婚式は、1日の数時間何百万という高額な金額を支払う商材です。
人生の大切な日に関わるため、お客様の心に寄り添い行動していく事が何よりも大切になります。
どんなに世の中のIT化が進んでも「人にしかできない」仕事なのです。
クリエイティブな仕事ができる
結婚式は1つとして同じものがありません。
新郎新婦の希望やこだわりを聞きながら1つ1つ結婚式を作り上げていきます。
自分のアイデアやセンスを活かし、カップルの希望に合ったウェディングを創り上げる事ができるやりがいのある仕事です。
また、ウェディングドレスのデザインやコーディネートを担当するドレスコーディネーター・会場の空間やブーケをデザインするフラワーコーディネーター・ウェディングケーキのデザインを担当するブライダルパティシエ、など多くのプロフェッショナルと一緒にクリエイティブな仕事ができます。
感動的な瞬間に立ち会える
結婚式は、人生の中で最も特別な瞬間の1つであり、その瞬間に立ち会う事ができるのがブライダル業界の仕事です。
新郎新婦やご家族・ゲストが幸せそうに笑顔を見せる瞬間や、感動的なスピーチを聞く瞬間など、心に残る瞬間を共有する事ができます。
お客様の夢を実現できる
ウェディングプランナーを中心に、結婚式に携わるどの職種のスタッフもお客様の夢を実現するために尽力します。
カップルの希望や要望を聞き、それを形にできるウェディングプランナーの仕事は非常にやりがいのある仕事です。
チームで1つのものを作り上げていける
結婚式には、様々な職種のプロフェッショナルが携わっています。
ここまで多くの職種のスタッフが携わり1つものもを作り上げていく業種は殆どないのではないでしょうか。
チームワークが非常に大切になり、皆で無事に結婚式を成功へと導く事が出来た時には大きなやりがいや達成感を感じる事ができます。
★ウェディングプランナーの仕事は、お客様の人生の晴れ舞台に携わるという事や、高額なイベントになるため責任は大きくプレッシャーや緊張感のある仕事になりますが、そのような大切な時間を作りあげる事ができる仕事は他にはありません。
また、ウェディングプランナーは、会社の利益を上げる役割があり営業職となります。
様々な年齢や職業の方と接し、ニーズを汲み取り提案していく仕事となるため、コミュニケーション能力や営業スキルが身につきます。
未経験からのスタートであっても、ウェディングプランナーとしての経験を積めば積むほど、知識やスキルが身につき成長を感じる事ができ、その成長が仕事へのやりがいにも繋がる事でしょう。
ウェディングプランナーの大変な事
続いて、ウェディングプランナーの仕事の厳しさや大変な事をご紹介していきます。
大きなプレッシャーがある
ウエディングプランナーは、結婚式という高額で人生の大切な晴れ舞台を任されるため、他の職種とは違った難しさがあり実際に楽な仕事ではありません。
結婚式という一大イベントは、それにかける新郎新婦の想いもひとしおですし、平均330万円以上という高額なお買い物でもあり失敗が許されません。
そのため、ほんの些細なミスがクレームに繋がってしまう事もあります。
新郎新婦からの要望や期待はウエディングプランナーが一手に担いますので大きな責任とプレッシャーを伴います。
土日祝や長期の休みが取れない
結婚式の9割は土日・祝日に行われます。
また、新郎新婦も土日休みの方が多いため、結婚式場の下見・ブライダルフェア、結婚式の打ち合わせは土日にご来館される事が多くなります。
基本的にはシフト制となっており、1ヵ月に8日休みという勤務体系が一般的ですが、前述したように土日・祝日が一番忙しい曜日になるため、土日祝日のお休を撮るのは難しくなります。
多くのブライダル企業は、調整がしやすい週のどこかの曜日を定休日にし(火曜か水曜が多い)、残りの休みは他の平日で順番に取るという形が多くなっています。
ただし、ウェディングプランナーは、ホテルやブライダル会社に所属しているため、基本的に勤務体制や待遇面は整っています。
年末年始の休暇・夏期休暇・年次有給休暇・慶弔休暇・産休育休などの休暇はしっかり取れる傾向にあります。
お客様の予定に合わせてスケジュールを組む
顧客のスケジュールに合わせて自分の予定を組む事もあるため、労働時間が長くなったり繁忙期は激務になる事も。
ただし、近年は働き方改革に取り組んでいるブライダル企業も増えてきています。
閑散期に早めに帰るようにしたり、休みを取るなどして調整しているケースも多くありますし、長期的に長く働けるよう取り組んでいる企業が増えています。
体力がいる
ウェディングプランナーの仕事は、土日祝日の労働時間が比較的長くなりがちであり、立ち仕事も多いため体力も必要となる仕事です。
新規接客の際には一緒に会場をまわりますし、結婚式当日の施工も担当する場合は、ほぼ1日立ちっぱなしになる事も。
特に土日祝日の仕事は大変と感じる方も多いと思いますが、その分平日の勤務時間で調整するケースが多くなります。
また、ブライダル企業はホテルや大手企業が多いため、お休みなどは基本きちんと取れますし福利厚生は整っている企業が殆どです。
幅広い仕事内容
ウェディングプランナーの仕事は、新規接客・打ち合わせ・社内部署、関連企業とのやり取り・当日施工(会社による)など多岐に渡りますので、日々多くのタスクをこなさなくてはなりません。
あらゆる箇所に目を配って業務に取り組む必要があるため、確かに大変な面もありますが、様々な業務に携われるからこそ身に付くスキルも沢山あります。
ウェディングプランナーになりたい理由
皆さんはどんな理由でウェディングプランナーになりたいと思うのでしょうか。
ウェディングプランナーの仕事を志望する方の多くは、「人と接する事が好き」「人に喜んでもらいたい」という理由の方が多いと思います。
人生の特別なセレモニーを任される仕事であり、人対人の仕事であるため、人が好き・人とコミュニケーションを取る事が好きという方でないとウェディングプランナーの仕事は難しいでしょう。
ウェディングプランナーになる方法をお伝えする前に、弊社にご登録にお越し頂く転職者の方の中で多い、ウェディングプランナーになりたい理由を少しご紹介させて頂きます。
未経験からウェディングプランナーにチャレンジしたい!という方は、是非参考にしてみて下さいね。
・親身になって接客できる
・人に喜んでもらう事が好き
・お客様を感動させられる
・幸せのお手伝いがしたい
・今までの接客経験を活かしたい
・1つのものを作り上げていく仕事がしたい
・人の人生の節目に関わる仕事がしたい
・最高のホスピタリティの仕事ができる
・お客様と長くしっかり向き合える
★このような理由やきっかけからウェディングプランナーを目指される方が多くなっています。
ただ接客するというだけでなく、お客様としっかり向き合い、長く深く関われる仕事がしたいという理由や、喜んでもらいたい・感動を与えたいという志望理由が多いですね。
より高いホスピタリティや接客力・コミュニケーション能力・信頼関係が求められます。
他の接客のお仕事とは異なる部分がありますので、面接ではこの部分を志望動機に繋げて入れていくと伝わりやすくなるでしょう。
ウェディングプランナーにチャレンジできる年齢
ウェディングプランナーの仕事へ転職したい。と思っても、年齢や経験が気になり躊躇してしまう方や諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
ブライダル業界は若い方が多く活躍しているイメージもありますよね。
しかし、現在は結婚するカップルの年齢が上がっている事や、働きやすい環境作りに取り組んでいる企業も増えてきている事から、様々な年代の方が活躍しています。
未経験からウェディングプランナー職へ転職する場合の最適な年齢や何歳位まで可能なのかをご紹介します。
20代~30代前半までは未経験でも可
未経験であれば、20代~30代前半の35歳位までを採用基準としている企業が多く見受けられます。
20代前半であれば、専門学校や短大・大学を卒業した新卒と同じ年代となり若手社員としての採用となります。
そのため、ウェディングプランナーの仕事に活かせる経験があれば良いですが、なくても人柄や能力など戦力となりえる期待できる素質があるかどうかが基準になってくるでしょう。
20代半ば~30代前半に関しては、社会人経験も積んでおり新郎新婦と歳も近い年代となります。
そのため、接客スキルや営業スキルが求められてきます。前述したように、ブライダル業界が未経験であっても接客経験は必須となってきます。若ければ、将来的にも長く活躍してくれる可能性が高いですし企業としても様々なキャリアプランを描けます。
ブライダル業界は実力主義の傾向があり、年齢が若くても実力があれば上に上がっていける企業が多いため、30代になると役職に就いているという方も多くいます。
新卒で入社後、3年でリーダーやベテランスタッフになっている人もいます。そのため、30代前半までが一つのボーダーラインと言えるでしょう。
30代後半~50代までは経験が必須
ブライダル業界では35歳前後になると役職に就いている方が多くなります。
例えば、サービス職であればキャプテンやマネージャーなど部下のサービススタッフをまとめる役職であったり、ウェディングプランナーの場合は、複数のウェディングプランナーをまとめるチーフウェディングプランナーやゲストハウスに勤務していれば支配人となっている方もいます。
現場に出ながらも、部下のマネジメントや数値管理などをメインに行う業務が増えてきます。
また30代後半になってくると、結婚するカップルよりも年齢が高くなる事も多くなりますので、より的確なアドバイスなどが求められてくるでしょう。
そのため、35歳以上になるとブライダル業界の経験が必須となる事が多くなりますが、企業によっては経験によって採用となるケースもあります。
例えば、高額商材(車や住宅など)の個人営業経験かつマネージメント経験者、法人営業経験かつマネージメント経験者などです。
30代後半になると、現場職というより管理職候補での採用が多くなりますので、転職した場合早い段階で管理職を目指すようになるでしょう。
ブライダル業界でマネジメント経験があれば40代・50代の方も充分に採用の可能性があります。
ウェディングプランナーの年収は?
ウェディングプランナーの平均年収は、正社員で約350万円となっています。
ただし勤務先やスキル・年齢などによって収入に差が出やすく、年収は291万円~611万円と幅が広くなっています。
日本の平均年収と比べると年齢や役職にもよりますが、ウェディングプランナーの年収は少し低い水準からスタートとなるのが現状ですが、未経験からブライダル業界へ転職するケースとそうでないケースなど経験の有無によっても変わりますので、一概に言えないのが現状です。
スタート年収(未経験) | 約280〜400万円前後 |
平均年収 | 約350~450万円前後 |
全体:458万円
男性:563万円
女性:314万円
(※国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査より)
★派遣スタッフの場合★
平均時給:約1400円〜
★パート・アルバイトの場合★
平均時給:約1000円〜
★転職前よりも収入が下がってしまうケースもありますが、実績や経験を積む事によってスキルや役職がつき、年収を増やしていく事が可能な職種です。
また営業成績によってインセンティブがついたり、自分の頑張り次第ではキャリアアップやフリーになって大きな収入を得るチャンスもあります。
結婚式という人生の大切な日に関わる職種の為、責任が大きく仕事の大変さに比べると年収は少ないと感じる人もいるかもしれませんが、ウェディングプランナーとして働いている人は、収入よりも人の幸せのサポートができる仕事へのやりがいや達成感、満足感を感じる方が多いようです。
まとめ
ブライダル業界への転職を考えている人は、ブライダル業界の専門の転職エージェントを利用する事もおすすめです。
ブライダル業界は人気があるため、面接を通過するためには業界の研究や企業研究がとても重要になってきます。
ブライダル業界特化型の転職エージェントは、書類作成や面接アドバイスなどの就職のサポートはもちろんの事、業界に特化していますのでブライダル業界の特徴や動向、企業の詳細、仕事内容などを分かりやすくお伝え出来ますのでブライダル業界の経験者も未経験者も転職活動の近道になります。
ブライダル業界で人気がある求人や、おすすめの求人も多くあります。
また、一般に公開されていない非公開の求人を扱っていたり、数少ない未経験からでも応募可能な求人も扱っています。
弊社ブライダルビズでもブライダル業界の経験者が社内の多く在籍しており、ブライダル業界の様々な情報をお伝えする事ができますので、一度お問い合わせ下さいませ。
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