ウェディングプランナーの仕事、将来性はある?現状の課題と今後について解説!
ウェディングプランナーの仕事、将来性はある?現状の課題と今後について解説!
近年のブライダル業界は、人口減少や少子高齢化・ナシ婚などの社会変化の影響を受けマーケットが縮小傾向にありますが、一方でオーダーメイド婚や結婚式にこだわる方々の増加、フォトウェディングなど新しい結婚式のスタイルも増えてきています。
これからウェディングプランナーとして働きたいと考えている方や、既にウェディングプランナーとして活躍されている方にとって仕事の将来性は非常に気になるところですよね。
そこで今回は、ウェディングプランナーの仕事の現状やこれからの未来・将来性、ウェディングプランナーとして長く活躍するためには何が必要なのかなどをお伝えしていきます。
目次
1:ブライダル業界の現状
2:ウェディングプランナーの将来性と今後
・ウェディングプランナーの需要は継続
・経験や人柄を重視
・男性や英語力がある人材の需要も高まる
・フリーランスとして独立する人が増える
・雇用形態の選択肢が増える
3:ウェディングプランナーのキャリアプラン
4:ウェディングプランナーとして長く働くためには
5:ウェディングプランナーの仕事について
・ウェディングプランナーの仕事の現状
・ウェデイングプランナーの仕事の魅力
・ウェディングプランナーの仕事の辛さや苦労
・ウェディングプランナーの給料
・ウェディングプランナーに向いている人
・ウェディングプランナーになるには
5:まとめ
ブライダル業界の現状
現在のブライダル業界は、人口減少・少子高齢化・未婚率増加による婚姻数の減少などによりマーケットが縮小しているという現実があります。
ナシ婚増加の影響や、2020年~流行した新型コロナウィルスの影響も受けて、婚礼件数も大きく低下しましたが、現在は徐々に結婚式を挙げる人々が戻ってきている状況です。
また、以前よりも「離婚」がマイナスに捉えられなくなった事から、再婚マーケットは拡大してきておりブライダル業界で注目を集めています。
あわせて、SNSの普及によりリアルタイム に様々な情報が得られるようになった事、世の中の流れが本質的な価値を重視するようになっている事、晩婚化が進み社会的な経験を積んだカップルの結婚式が増えている事、再婚カップルが増えてきている事、家族や大切な友人など少人数での結婚式を選択するカップルが増えてきた事から、結婚式の質や個性を重視する傾向になってきています。
その結果、定番のプランを選ぶだけではなく、「もっと自由に自分たちで考えたい」と考えるカップルも増えています。
従来のスタイルや様式にとどまらない個性的なウェディングスタイルも選ばれるようになってきており、ブライダル市場も変化しつつあります。
オンライン結婚式やフォトウェディング、ガーデンやビーチ、船上など屋外で行うウェディング、リゾートウェディング、家族や少人数での結婚式を選ぶ方も増えています。
結婚式は下記のような大切な日。
★家族から巣立つ・卒業する日
★新しい家族として一歩踏み出す日
★家族へ感謝を伝えられる日
★家族や大切な人たちとの絆を再確認できる日
★家族としてスタートする事を皆に報告する日
★人生の節目となる特別な日
現在は、様々な選択肢が増えため、結婚式のトレンドも変化しておりウェディングプランナーの活躍の場も広がりつつります。
ウェディングプランナーの将来性と今後
では、このような変化が起きている中で、今度予想されるウエディングプランナーの将来性はどのようになるのでしょうか?
結論から言うと、前述したように、結婚式のスタイルが多様化しており様々なニーズが増えている事から、それにしっかりと応える事ができればウェディングプランナーの存在価値はますます大きくなるのではないかと思います。
少子化やブライダルマーケットの現状などを考えれば、不安になるという方もいらっしゃるかもしれませんが、結婚式を行うカップルがゼロになる事はないですし、時代や形が変わっても、大切な節目の日である事には変わりません。
今後更に、個別のニーズに対応しオリジナルな結婚式のプロデュースが増えると予想されます。
新郎新婦に寄り添い最高の結婚式を作り上げていく事が求められると思いますので、ウェディングプランナーは将来性のある仕事だと言えるでしょう。
ウェディングプランナーの需要は継続
前述したように、結婚式の多様化が進み「ソフト面」や「オリジナル」を重視したカップルが増えてきている事から、ウェディングプランナーのニーズというのはむしろ高まっているのではないかと思います。
要望にきちんと応えられるような能力を持ったウェディングプランナーの採用に力を入れている企業が増えています。
また、新型コロナウイルスの影響により挙式が延期となったカップルが戻ってきているため、需要は今後も継続すると予想されます。
経験や人柄を重視
経験があれば優遇されますが、新卒採用含め研修制度が充実している企業が多く未経験者歓迎の求人も多数あります。
学歴や資格よりも、人柄やコミュニケーション能力などの人間力や、チームワークなどの協調性を重視する傾向があります。
そのため、ウェディングプランナーの経験がなくても、熱意や意欲があれば採用される可能性は十分にあります。
ただし、接客や営業経験は必須となる事が多いでしょう。
男性や英語力がある人材の需要も高い
女性が多く活躍しているイメージがあるウェディングプランナーですが、男性目線でのアドバイスもできる事や長期的な人材の確保やキャリアプランを見据えて男性ウェディングプランナーの需要も更に高まっています。
他にも、国際化が進んでいる影響で国際カップルも増えてきている事から英語が話せると強みになるでしょう。
フリーランスとして独立する人が増える
フリーランスウェディングプランナーとは、ホテルやブライダル企業に属さず新郎新婦と直接契約し、結婚式の会場探しからプランニング、当日のサポートまで全てを担当するウェディングプランナーです。
今まで当たり前であったホテルや専門式場・ゲストハウス以外で結婚式を行う人も増えています。
例えば、美術館であったり、公園やビーチなど普段結婚式を行っていない場所での結婚式です。
このような背景から、自社で結婚式場をもたず、フリーで活躍する各分野のプロたちと連携を取りながら、結婚式を行う場所からプランニングするフリーランスプランナーも今後は増えていくと思います。
ただフリーランスプランナーは、結婚式における様々な分野の知識が必要になりますし、集客~経営まで全てを自分でしなければならないため、しっかり経験を積み実力をつけないと厳しいでしょう。
雇用形態の選択肢が増える
ブライダル業界は女性が多く活躍していますが、結婚や出産などのライフイベントにより長く働く事が難しい職場環境でもあるので、離職率が比較的高い傾向にあります。
結婚式の殆どが土日祝日に行われますし、打ち合わせやブライダルフェア等も土日祝日に集中しますよね。
お客様の都合に合わせて予定を組む事も多いため、残業が増えたり休日を返上して出勤するという事も・・
その為、体力や精神力も必要となる仕事です。
現在は多くのブライダル企業で、女性が長く活躍できるための取り組みがされており、結婚・出産を経て活躍している女性もいますが、家庭との両立が難しくやむなく退職や転職をする方もいます。
顧客満足の為にも優秀な人材の継続的な勤務が求められるため、ウェディングプランナーの今後の働き方として、派遣やアルバイト・パートでの雇用形態も増えてくるのではないかと思います。
ウェディングプランナーのキャリアプラン
続いてウェディングプランナーのキャリアプランについてご紹介します。
ウェディングプランナーには主に5つのキャリアプランがあります。
・ウェディングプランナーのスペシャリスト
・現場で管理職へのキャリアアップ
・会社で本部職へのキャリアチェンジ
・ブライダル業界・他業界でのキャリアチェンジ
・フリーランスウェディングプランナー
①ウェディングプランナーのスペシャリストとなる
管理職等にはつかず、ウェディングプランナーとしてスペシャリストを極める道です。
ウェディングプランナーの仕事が好きで、多くのお客様と接して結婚式のプロデュースをしたいという方は、管理職にはならず企業に属しながらスペシャリストとしてのキャリアを選びます。
②現場で管理職へのキャリアアップ
入社後はまずは一人前のウェディングプランナーを目指して頂きます。
ウェディングプランナーとして現場でしっかり経験を積むと、チーフプランナーなど複数のプランナーの管理する立場になります。
その後マネージャーとして、結婚式場の運営を任される支配人やエリアマネージャーへのキャリアを積んでいきます。
一般的に給料も大幅に増え、大きな企業であれば更に上の役職を目指せるキャリアアップの道でもあります。
ウェディングプランナーの平均年収は、約350万円となっていますが、マネージャークラスになると年収600万~800万円前後になる企業もあります。
③会社の本部職へのキャリアチェンジ
現場でウェディングプランナーとして経験を積んだ後に、人事・教育・広報・総務・経営戦略というような本社の他部署へ異動というキャリアもあります。
ウェディングプランナーの経験を活かしながら、さらに本社部門で現場スタッフをサポートしたりより良いサービスを提供できるよう取り組みます。
土日祝日が休みであったり、残業が少なかったりと現場でのウェディングプランナー職より働きやすい環境があるため、結婚や出産を機に異動を希望する方もいます。
比較的人気職になるため、それ相応のスキルを身に付けた方が移動には有利です。
④ブライダル業界・他業界でのキャリアチェンジ
ウェディングプランナーの経験を活かして、ブライダルの他の業種や、別の業界へキャリアチェンジする方もいます。
★ブライダル業界の関連職
海外ウェディングプランナー
ドレスコーディネーター
フラワーコーディネーター
ジュエリーコーディネーター
サービス
司会
ブライダルサロン
ブライダル専門学校の講師
ブライダル関連のメディアディレクター
ブライダル関連の広告代理店
★他業界の職種
⑤フリーランスウェディングプランナー
大きな挙式を成功させたり、実績や実力のある人はフリーランスウェディングプランナーとして活躍しています。
しかし多くの方はそこまで至っていないケースが殆どです。
フリーランスウェディングプランナーは、ノルマや制約などに縛られず、お客様の要望に沿ったオリジナルな結婚式をプロデュースできるというメリットや、労働時間の融通が利くなど自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
一方で、営業活動から各部門の手配・経理面など全て自分で行わなければなりませんので、それなりの覚悟が必要になってきます。
口コミで人気が出たり活躍できたりして十分な収入を得られる人は、一部の人であるという現状もあります。
ウェディングプランナーとして長く働くためには
では変化するブライダル業界の中で、これからも長くウェディングプランナーとして活躍していくためには、どんな事が必要になるのでしょうか。
重要になる4つの項目を解説していきます。
・個人のスキルアップ
・お客様目線での高いプランニング力
・PCスキルの習得
・世の中の流行や情報に常にアンテナを張る
①個人のスキルアップ
1つ目は、「ウェディングプランナーとしてのスキル」を高め、専門職としての能力をつける事です。
結婚式に対して本質的な価値を重視するようになっている事、晩婚化が進み社会的な経験を積んだカップルが増えている事、SNSで情報を得られるようになった事などから、ソフト面を重視した付加価値のある結婚式を選ぶお客様が増えています。
その為、マナーや知識、きめ細やかなサービス、信頼・安心感などは当然のスキルとなります。
「ただ結婚式の提案をする」というだけでなく、「新郎新婦が満足できる結婚式」の提供をしていく事が、更に必要になってくると思います。
結婚式の総合プロデューサーとして、衣装や料理、装花、音楽、演出等の各分野において知識をつけていく事も重要です。
また、英語力をつけたり資格を取得するのも良いでしょう。
働く際に必須ではありませんが、取得しておく事でお客様の満足度や信頼度も上がります。
②お客様目線での提案力・高いプランニング力
自分たちのこだわりや、オリジナルの結婚式を求める傾向にある現在。
演出・進行・装飾などに自分たちの考えを取り入れる「自分たちらしい結婚式」を行う傾向にあります。
主流であった、パッケージプランやプログラムよりも、1組1組の希望に合う最適な提案をしていく、オリジナリティあるオーダーメイドスタイルの結婚式が増えつつあるのです。
演出においても、様々なアイデアやコンテンツが登場しており、オンラインの活用、ゲスト参加型、プロジェクトマッピングなど今までになかったような演出が広がっています。
会場装飾にDIYを取り入れたり、衣装では自分の好きな色のドレスや小物を選択する花嫁も。
このような情報がSNSなどでシェアされるているので、様々な専門知識を持ち要望にかなうような提案ができる人間力のあるウェディングプランナーの方が選ばれる時代になってきています。
勿論会場によって全て受け入れるのは難しいケースもあるので、各ブライダル企業も顧客のニーズに対応する必要が出てきています。
③PCスキルの習得
ブライダルの業界は人対人の仕事であり、今までは現場をメインに仕事を進めていく事が殆どでした。
しかし最近は、新型コロナウィルスの影響や、業務の効率化により企業のIT化が進んでいます。
業務をするにあたり、クラウドの共有システムの利用、オンラインでの対応、iPadの利用、会場のWEB(SNSなど)更新などPCを使っての仕事も増えつつあります。
このように、現場のオペレーションで使用するツールの機能を使いこなせていると、業務の効率化につながります。
これから益々IT化は進んでいくと思いますので、ウェディングプランナーもIT分野のスキルアップをしていく事が必須となってくるでしょう。
④世の中の流行や情報に常にアンテナを張る
お客様の要望に応えられるような提案をしていくためには、世の中のトレンドや情報、そして技術を常に確認し勉強しておく事が重要です。
結婚式を挙げるカップルは、複数の会場を回り検討しています。
その中で、どれだけ満足のいく提案をしてくれるか、要望が叶う提案をしてくれるかが会場決定の要因ともなります。
世の中の流行や、結婚式に関する最新の情報、演出技術などを把握していないウェディングプランナーと、把握しているウェディングプランナーでは、提案の幅が大きく変わってきます。
ウェディングプランナーの仕事について
ウェディングプランナーの将来性などをお伝えさせて頂きましたが、ここではウェディングプランナーの仕事の現状や魅力・大変さ、給料や向いている人についてご紹介していきます。
ウェディングプランナーの仕事の現状
前述したように、現在は結婚式に対する価値観が多様化し様々な選択肢が増えた事から、ウェディングプランナーのニーズというのはむしろ高まっているのではなかと思います。
結婚式といえば、今まではホテルや専門式場などをメインに、演出や内容がある程度定番化されていました。
しかし最近は、SNSで結婚式の情報がリアルタイムで見られるようになり選択肢が広がったため、会場装飾や演出・プログラムなども自分達らしさにこだわり、オリジナリティを大切にするカップルが増えています。
また、家族や大切な友人など少人数での結婚式を選択するカップルも多くなったため、結婚式の質を重視する傾向にあります。
カップルの要望に応え、結婚式を形にしていくのがウェディングプランナーの仕事ですので、より満足度の高い結婚式の実現にウェディングプランナーの存在は欠かせませんよね。
結婚式の形が増える程、ウエディングプランナーの必要性は高まっていくでしょう。
ウェディングプランナーの仕事の魅力
ウェディングプランナーの仕事のやりがい・魅力は、何といっても人生の最大のイベントに関わる事ができ、感動の瞬間に立ち会い、幸せな姿を見る事ができるという事です。
ウェディングプランナーには様々なやりがいがありますが、主な魅力6つが下記になります。
②感謝の言葉を直接聞く事ができる
③関連部署とチームで達成する喜びを感じられる
④成果が評価され、管理職を目指せる
⑤様々なスキルを身につけ成長できる
⑥非日常の空間で働ける
ウェディングプランナーを目指す人は、「人に喜ばれる仕事がしたい」「感動を与えたい」といった思いを持っている方が多いのではないでしょうか。
結婚式は、新郎新婦の家族や友人・今までお世話になった方々が集まり、その結婚・門出を祝福すると同時に、新郎新婦からも大切な方々へ普段伝えられない感謝の言葉を伝える場でもあります。
そのような大切な時間を作りあげる事ができる仕事は他にはありません。
結婚式は1つとして同じものがなく、自分の提案やアドバイスがお客様の結婚式の形となり、チームで1つの結婚式を作り上げていきます。
皆の幸せな笑顔を見る事が出来た時、新郎新婦やご家族に喜んでもらえ感謝の言葉を頂けた時に、大きな満足感や達成感を得る事ができます。
また、ウェディングプランナーは、会社の利益を上げる役割があり営業職となります。
様々な年齢や職業の方と接し、ニーズを汲み取り提案していく仕事となるため、コミュニケーション能力や営業スキルが身につきます。
未経験からのスタートであっても、ウェディングプランナーとしての経験を積めば積むほど、知識やスキルが身につき成長を感じる事ができ、その成長が仕事へのやりがいにも繋がる事でしょう。
ウェディングプランナーの仕事の辛さや苦労
続いて、ウェディングプランナーの仕事の厳しさや大変な事をご紹介していきます。
②土日祝や長期の休みが取れない
③労働時間が長い
④体力がいる
⑤幅広い仕事内容
⑥お客様の予定に合わせてスケジュールを組む
ウエディングプランナーは、結婚式という高額で人生の大切な晴れ舞台を任されるため、他の職種とは違った難しさがあり実際に楽な仕事ではありません。
結婚式という一大イベントは、それにかける新郎新婦の想いもひとしおですし、平均330万円以上という高額なお買い物でもあり失敗が許されません。
そのため、ほんの些細なミスがクレームに繋がってしまう事もあります。
新郎新婦からの要望や期待はウエディングプランナーが一手に担いますので大きな責任とプレッシャーを伴います。
また、結婚式の9割が土日祝日に行われ、結婚式の相談に来る人も土日祝日に集中しやすいため、ウェディングプランナーの休みは基本平日となります。
顧客のスケジュールに合わせて自分の予定を組む事もあるため、繁忙期は激務になる事も。
ただ近年は、働き方改革に取り組んでいるブライダル企業も増えてきています。
閑散期に早めに帰るようにしたり、休みを取るなどして調整しているケースも多くありますし、長期的に長く働けるよう取り組んでいる企業が増えています。
ウェディングプランナーの給料
ウェディングプランナーの給料は、勤務する場所や担当業務などによって多少異なります。
また営業職である事から、経験や成績によっても大きく変わる傾向にあります。
ここではウェディングプランナーの平均的な収入に関してお伝えしていきいます。
【ウェディングプランナーの年収】
〇 スタート年収(未経験)
約280〜400万円前後
〇 平均年収
約350~450万円前後
〇 日本の平均年収
全体:443万円
男性:545万円
女性:302万円
(※国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査より)
【ウェディングプランナーの月収】
〇 未経験者:約18~23万円
〇 経験者:約25~40万円
〇 大卒の初任給:約19~26万円
〇 短大・専門卒の初任給:約17~24万円
日本の平均年収と比べると年齢や役職にもよりますが、ウェディングプランナーの年収は少し低い水準からスタートとなるのが現状です。
業界別に見ていくと、サービス業は比較的日本の平均年収よりも低い水準になる傾向にあります。
ブライダル業もサービス業にカテゴライズされる為、サービス業だけを見ていくと平均年収が約350万円なので、平均〜少し高い水準になります。
ウェディングプランナーに向いている人
就業する企業によって仕事内容は変わってきますが、ウェディングプランナーの主な仕事は接客と営業、そして新郎新婦のサポートとなります。
「結婚式」という人生の一大イベントのプロデュースし、満足のいく結婚式を作り上げるウェディングプランナーには下記のような方が向いています。
①コミュニケーション能力のある人
②人を喜ばせるのが好き・ホスピタリティ精神のある人
③明るくポジティブな人
④協調性・チームワーク力のある人
⑤対応力・問題解決能力のある人
⑥忍耐力・ストレス耐性の強い人
⑦気配りができマメな人
⑧リーダーシップのある人
⑨前向きな人
⑩体力のある人
上記でお伝えしたように、ウェディングプランナーの仕事は、「結婚式を作り上げ成功させる事」。
新郎新婦との信頼関係や、一緒に結婚式を作り上げる仲間とのチームワーク等が大切になります。
当てはまる方は、ウェディングプランナーの仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか*
ウェディングプランナーになるには
ウェディングプランナーになるには新卒採用と中途採用があり、主な下記の方法で目指す事ができます。
①ホテルやブライダルの専門学校を卒業する
②短大や4年制大学を卒業する
③民間のブライダル養成スクールで学ぶ
④接客や営業経験を積む
⑤ブライダル業界でアルバイト経験を積む
ウェディングプランナーの採用面接では、高卒で受ける事ができる企業もありますが学歴の指定があるケースも多いので、応募できる求人数としては少なくなるでしょう。
仕事内容が多岐に渡り責任の大きい仕事の為、求められるものが多く、専門学校や短大・4年制大学を卒業した方が知識や学んだ事が活かせるため有利になります。
中途採用の場合は、ホテルや結婚式場などで接客経験を積んだり、他の業界で営業経験を積んでからチャレンジする事が近道になります。
ウェディングスクールで勉強したり資格を取る方法もありますが、どちらかというと経験の方が重要視されます。
まとめ
業界の変化などもお伝えしましたが、結婚式のトレンドも進化している事から、ウェディングプランナーは将来性のある仕事だと思います。
この先もウェディンググプランナーとして長く活躍していくためには、結婚式のプロとして今まで以上に専門性と知識をつけ、お客様のニーズに確実に応えていく事が求められます。
ただ提案していくだけではなく、他社とは違うサービスや価値の高い提案をしていかなくてはなりません。
ウェディングプランナーの仕事の魅力ややりがいは、何といっても一生に一度の晴れ舞台に携わり人の幸せや笑顔に立ち会える事。
これからウェディングプランナーを目指す方や、既にブライダル業界で活躍している方は常に時代の変化やニーズを捉えながら顧客満足のために向上心を持ち続けてもらえればと思います。
弊社では多くのウェディングプランナー求人を扱っております。
ウェディングプランナーの仕事に興味がある方はお気軽にご相談下さいませ。
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