ウェディングプランナーの志望動機*おすすめの例文5つをご紹介
ウェディングプランナーの志望動機*おすすめの例文5つをご紹介
人生の大切な節目の日である結婚式のお手伝いをするウェディングプランナー。
希望する方も多い人気のある職業ですが、志望動機が上手く伝えられず中々選考が通らない・・という方もいるのではないでしょうか。
履歴書や職務経歴書、面接などでも必ず聞かれる「志望動機」は、熱意や意欲が確認できるものとなるため、ウェディングプランナーの就職活動において非常に重要な項目となります。
その為、面接ではきちんと自分の思いや考えを整理し伝えなければなりません。
今回は、ウェディングプランナーになりたい理由や、ウェディングプランナー職の採用面接で効果的な志望動機の例文をお伝えしていきますので、考えがまとまらないという方は参考にしてみて下さいね。
目次
1:ウェディングプランナーになりたい理由・きっかけ
2:ウェディングプランナーの志望動機の書き方
・志望動機を作成する際のアピールポイント
・ウェディングプランナーの志望動機例文5つ(未経験の場合)
・自分の強みが企業と合っているか確認
3:ウェディングプランナーになるには
4:まとめ
ウェディングプランナーになりたい理由・きっかけ
ウェディングプランナーの仕事を希望する方の多くは、「人と接する事(接客)が好き」という理由の方が殆どだと思います。
人生の特別なセレモニーを任される仕事であり、人対人の仕事であるため、人が好き・人とコミュニケーションを取る事が好きという方でないとウェディングプランナーの仕事は難しいでしょう。
どんな理由でウェディングプランナーを希望するの方気になるという方もいらっしゃると思うので、弊社にご登録にお越し頂く転職者の方の中で多い理由やきっかけを少しご紹介させて頂きます。
★ウェディングプランナーになりたい理由
・人と接する事が好き
・親身になって接客できる
・人に喜んでもらう事が好き
・お客様を感動させられる
・幸せのお手伝いがしたい
・今までの接客経験を活かしたい
・1つのものを作り上げていく仕事がしたい
・人の人生の節目に関わる仕事がしたい
・最高のホスピタリティの仕事ができる
・お客様と長くしっかり向き合える
★ウェディングプランナーになりたいと思ったきっかけ
・接客の仕事をしていてより長く密にお客様と関わる仕事がしたいと思った
・家族や友人の結婚式に実際に参列してウェディングプランナーの仕事に興味を持った
・自身の結婚式でウェディングプランナーの仕事を身近でみてチャレンジしたいと思った
・新卒の時にも目指していたが、再度チャレンジしたいと思った
◎このような理由やきっかけからウェディングプランナーを目指される方が多くなっています。
ただ接客するというだけでなく、お客様としっかり向き合い、長く深く関われる仕事がしたいという理由や、喜んでもらいたい・感動を与えたいという理由が多いですね。
世の中には多くの接客のお仕事がありますが、ウェディングプランナーの仕事は、下記のような特徴があります。
・お客様の一生の思い出となる
・大きな喜びや感動を与えられる
・チームで1つの結婚式を作り上げていく
・約4ヶ月という期間をかけてお客様と接していく
・人生の節目である重要なイベントをプランニングする
その為、より高いホスピタリティや接客力・コミュニケーション能力・信頼関係が求められます。
他の接客のお仕事とは異なる部分がありますので、この部分を志望動機に繋げて入れていくと伝わりやすくなるでしょう。
ウェディングプランナーの志望動機の書き方
未経験からウェディングプランナーを目指す場合は、志望動機が明確でないと中々面接官に熱意が伝わりません。
「なぜウェディングプランナーになりたいのか」という点が非常に大切になりますので、事前にしっかり準備し作りこんでおく事が重要になります。
志望動機の答え方(履歴書への書き方)としては
〇結論
↓
〇その理由
(実体験・エピソードを元にした根拠)
↓
〇入社後のビジョン・企業へのメリット
といった流れで伝えるようにしましょう。
ただ志望動機を伝えるだけでなく、自分の強み・入社後の目標・採用する企業へのメリットも一緒に伝えられるようきちんと整理しておくと、面接官にもしっかり伝わりコミュニケーション能力もあると判断してもらえます。
ウェディングプランナーの仕事は何よりもコミュニケーション能力が求められます。
相手の質問を理解し、その質問に対して経験談を基にした根拠のある事実を具体的に話す事によって相手を説得する事ができます。
今までの経験で得たやりがいや、強みがウェディングプランナーに適しているという事をきちんと伝えられるようにしましょう。
志望動機作成の際のアピールポイント
志望動機を伝える際には、ウェディングプランナーの仕事にマッチしている人材なのか・会社に貢献してくれる人材なのか・戦力となってくれる人材なのかという事が非常に重要になります。
ウェディングプランナーの志望動機を伝える際には以下のようなアピールポイントがあると良いでしょう。
・コミュニケーション能力
・ホスピタリティ
・営業力
・企画力
・チームワーク力(協調性)
・リーダーシップ
・臨機応変に対応できる能力
今までの経験や職歴でこのようなスキルをアピールできるエピソードがあれば、積極的に伝えるようにしましょう。
ウェディングプランナーの志望動機例文5つ
上記のアピールポイントを踏まえて、オススメの志望動機の書き方や伝え方の例を5つご紹介します。
志望動機を伝える際には、まずは結論を伝え、その理由(根拠)をしっかり伝えます。
また、ただ志望動機を伝えるだけでなく、自分の強み・ビジョン・企業へのメリットも一緒に伝えられるようきちんと整理しておくと、面接官にもしっかり伝わりコミュニケーション能力もあると判断してもらえますよ。
例文①
学生時代に飲食店で接客の仕事をしており、自分の接客や会話で喜んでもらえたり、それが売上などの結果に繋がる事にとてもやりがいを感じていました。
しかしお客様とは短い時間しか関わらず、その場限りで終わってしまう事が殆どであり物足りなさを感じていました。
もっと長くお客様と接し、心に残るような接客をしていきたと考えた時に、「結婚式」という人生の最も大切な日であり、大きな喜びや感動を実現できるウェディングプランナーの仕事にチャレンジしたいと思い志望しました。
例文②
結婚式は一生に一度の大切なイベントであり、結婚する2人にとって宝物となる日です。
ウェディングプランナーを志望している理由は、このような大切な日に携わり、幸せな1日を作っていく事ができるからです。
理由としては、大学の時に、サークルで1から様々なイベントを皆で作り上げていく機会があり、下調べやスケジュール調整等の過程も含めてやりがいや楽しさを実感する事ができたからです。
自分の企画で多くの人に喜んでもらえた経験や、仲間たちと1つのものを作りあげ成功させる楽しさを知りました。
このようなイベントは今でも心に残っており大切なものとなっています。
今後は個人の人生のイベントに関わり、多くの人の心に思い出として残る仕事がしたいと思いました。
結婚式には、ウェディングプランナー以外にサービススタッフや調理スタッフ等多くの方が携わっていると思います。
チームワークを大切にしながら、それぞれの人に合わせた企画をし、晴れの日の舞台を成功させ新郎新婦の夢を叶えたいと思っています。
例文③
元々は憧れから始まりました。
学生時代からブライダル業界に興味があり、ホテルで宴会サービスのアルバイトをしてきました。
実際の結婚式では、新郎新婦はもちろんの事、ご家族・ご親族やゲストの方たちの喜ぶ姿や絆を確認する光景を見る事ができました。
自分自身も毎回その光景に感動し、その笑顔に関わる仕事ができる事にとてもやりがいを感じました。
結婚式という1日が改めて、人生で最高のイベントであり、一生心に残る大切な日だという事を実感する事ができました。
ウェディングプランナーとして働く方の姿を身近で見る事や話しを聞く機会もあり、仕事のすばらしさを知る事もできました。
その経験を踏まえ、これからは新郎新婦や関わる人々が心から楽しめるそして満足できる結婚式を1から作りあげていきたいと思い、ウェディングプランナーの仕事を志望しました。
現在ウェディングプランナーの資格取得を目指して勉強しています。
例文④
結婚式に参加する機会も増え、多くのお客様に喜んでもらえ感動を与えられるウェディングの仕事に興味を持ちました。
今まで法人営業の仕事に携わり、お客様に感謝して頂ける事や数字を上げる事に大きな満足感や達成感を得る事ができたのですが、そのような仕事をしていく中で、もっと個人のお客様としっかり向き合い、喜んでもらえる商品の提案をしたいと感じるようになりました。
今までの営業では、それぞれの企業によって悩みや要望が異なりますので、ヒアリングをきちんと行い提案する事を心掛けていました。
お客様と長く関わる事が多かったため、ヒアリング力や提案力、臨機応変に対応する力、コミュニケーション能力がついたと思っています。
このような経験は、人生の大切なセレモニーである結婚式のプロデュースに役立てると思いウェディングプランナーの仕事を志望しました。
例文⑤
新卒の時からウェディングプランナーを目指していたのですが、友人の結婚式で新郎新婦の輝く姿やご家族・ゲストの方が感動している姿を見て、諦めきれず再度チャレンジしたいと思い志望しました。
前職はアパレルショップで副店長として、20代後半~30代の女性をターゲットとした店舗で働いておりました。
自分の接客や提案で喜んで頂けたり、再度ご来店頂けた時には大きなやりがいを感じる事ができました。
そのような経験から、もっと深くお客様と関わり、より感動を与えられる仕事がしたいと思うようになっていました。
働いている際には、リピーターも多い店舗でしたので、お客様との距離感を大切にコミュニケーションを取る事を心がけ信頼関係を築いてきました。
売上管理やスタッフの育成、スケジュール調整、クレーム対応等もしていましたのでこのような経験も活かせると思います。
今までの経験を活かしお客様の心に残り続ける幸せな日のお手伝いがしたい、最高の1日を作り上げていける事ができるウェディングプランナーになりたいと思っています。
◎いかがでしたでしょうか。
ウェディングプランナーの志望動機例5つをご紹介させて頂きました。
結婚式の主役は新郎新婦です。
ウエディングプランナーが新郎新婦に結婚式を行ってあげるわけではなく、新郎新婦が叶えたい結婚式を創り上げるサポートをするのが仕事という事を忘れないように志望動機を作成してみて下さいね。
お客様に喜んでもらうために、取り組んだ事や努力した事、思いなどの過程も一緒に伝えると分かりやすくなるでしょう。
自分の強みが企業と合っているか確認
ウェディングプランナー職に関する志望動機例をお伝えしましたが、面接では、その企業への志望動機を合わせて伝えなければならない事も多くあります。
志望する企業の特徴やウェディングプランナーの特徴と合うように志望動機を作成しなければなりません。
例えば
*ウェディングプランナーのスタイル
企業によって、新規の接客と打ち合わせ・当日施工が分担されている分業制と、新規の接客~当日施工まで全てを担当する一顧客一担当制と異なります。
得意分野でプランニングしたいという方には分業制が向いていますが、全て担当したい。1から作り上げていきたい。という方には一顧客一担当制が向いています。
*プランのスタイル
オリジナルでオーダーメイドのプランニングができるスタイルもあれば、プランがいくつかのパッケージになっていてその中から提案するようなスタイルがあります。
ゲストハウスなど一軒家型の貸切でできる結婚式であれば、新郎新婦の要望を聞き入れ、オリジナルの提案ができるケースが多くなりますが、専門式場やホテルでは多くのバンケットがありますのでオリジナルというよりもある程度パッケージ化されていてその中から選ぶ事が多くなります。
*式場の特徴
オリジナルでアットホームな結婚式にしたいという方が多いのが、レストランやゲストハウスでのウェディングです。
ウェディングプランナーも比較的年齢層が若くなります。
逆に正統派が選ぶ事が多いのが専門式場やホテルでのウェディング。
長く働いているという方も多く、年齢層も幅広いケースが多くなっています。
その式場を利用する層も異なりそれぞれに傾向があります。
◎このように、ウェディンググプランナーの仕事といっても、企業や施設によって内容や傾向が異なりますので、自分がどういう性格でどういった部分が強みなのか、そしてウェディングプランナーとしてどういう仕事をしていきたいのか、それが志望する企業のスタイルや傾向と合っているのかを事前に確認し志望動機を作るようにしましょう。
ウェディングプランナーになるには
最後にウェディングプランナーを目指す方のために、簡単にはなりますがウェディングプランナーになる方法をお伝えします。
ウェディングプランナーは、新規の接客~結婚式の打ち合わせ、また当日も担当する企業であれば、式が滞りなく進むようタイムスケジュールを確認しながら進行・指示出しをしたり、急なトラブルなどに柔軟に対応するなど、結婚式の中心人物として役割を果たしていきます。
結婚式を進めていく中では、衣装やヘアメイク、調理スタッフ、サービススタッフ、司会、カメラ、音響など各部署とのやり取りから、招待状や席次表・引出物のチェックなど事務的な作業まで幅広く携わります。
このような仕事内容を見ると経験者ではないと難しいのではないか・・と感じる方がいるかと思いますが、そんなことはありません。
弊社での入社決定者の事例から、全体の9割が業界未経験です。
また必須な資格もありません。
ただ営業職や販売職などの接客経験を2年以上積んでいる方が採用になりやすい傾向が見受けられます。
新卒の場合は、
高校卒業後に、専門学校か短大・大学を出られた方
中途採用の場合は
営業・接客経験が2年以上ある方が
有利になります。
ウェディングプランナーになりたいという方は、このような経験を積んでからチャレンジすると近道になるでしょう。
参考コラム
ウェディングプランナーになるには専門学校・短大・大学どれが有利?
未経験から憧れのウェディングプランナーになるには?5つの方法を解説
まとめ
ウェディングプランナーの志望動機に関してお伝えさせて頂きました。
現在のブライダル業界は、人口減少や少子高齢化・未婚率増加による婚礼件数の減少、経済不況や晩婚化によるナシ婚の増加、顧客の価値観の変化などからブライダルマーケットの縮小が問題となっています。
その為、各企業の競争が激化しており優秀なウェディングプランナーを採用したいという企業が増えています。
これからウェディングプランナーを目指す方は、しっかり企業研究を行い、その企業のウェディングプランナーとして戦力となれる人材だという事が伝えられるような志望動機を作成するようにしましょう。
弊社ブライダルビズでは、自己分析のやり方や、その企業に合った書類作成のアドバイスや、面接アドバイス・フォローを行っております。
ウェディングプランナーの面接が上手くいかない・自分に合う企業が分からない等転職に関しての悩みがある方は是非ご相談下さいませ。
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