【ブライダル業界・企業ランキング】年収・売上・年齢・勤続年数別
【ブライダル業界・企業ランキング】
年収・売上・年齢・勤続年数別
就活や転職活動をする際に、ブライダル業界全体のそれぞれの企業の数字(売上や店舗数・従業員数など)を知る事で、その企業がブライダル業界の中でどれ位のポジションなのか、大手企業なのか、また他社との違いや強みなどが明確に分かってきます。
また平均的な年収や、従業員の平均年齢・勤続年数などは企業を選ぶ際や就職する際にも必要になると思いますので、ランキング形式で企業の各数字をお伝えしていきます。
ブライダル業界の大手企業5社の特徴も解説していますので参考にしてみて下さいね。
目次
1:ブライダル業界とは
2:業界研究・企業研究に役立つブライダル業界の数字
3:ブライダル企業ランキング
・売上高
・従業員数(企業規模)
・平均年収
・平均年齢
・平均継続年数
5:大手ブライダル企業5社の特徴
6:まとめ
ブライダル業界とは
ブライダル業界とは結婚に関する様々なサービスを提供している業界の事で、ホテルや専門式場・ゲストハウスなどで結婚式を挙げられるお客様へのサービスを指します。
その他に結婚情報サービス・ウエディングドレス・ヘアメイク・ジュエリー・フラワー・ハネムーン市場など婚礼、結婚に関するサービスも含まれます。
参考コラム
ブライダル業界の職種とは?結婚式に関わるお仕事のやりがい・魅力
業界研究・企業研究に役立つブライダル業界の数字
採用面接で内定をもらうためには、業界研究や企業研究をする事は必須となります。
様々な方法で業界研究・企業研究をする事ができますが、その1つとしてブライダル業界のそれぞれの企業の売上や企業規模・年収や勤続年数を知る事で、売上を伸ばしている成長し続けている企業、従業員満足度が高い働きやすい企業などが分かってきます。
ブライダル業界は、下記の理由から厳しい状況となっている現状もありますので、各企業の戦略や努力が求められる時でもあります。
・晩婚化、なし婚による結婚式の減少
・未婚率増加による婚姻数の減少
・人口減少、少子高齢化によるブライダルマーケットの縮小
そのため、今後働く上でどのような企業を選んだら良いのか、他社と比較してどうなのかを知る事は重要です。
参考コラム
ブライダル業界の面接で役立つ!業界研究・企業研究の方法
ブライダル企業ランキング
ブライダル業界の中には多くのブライダルの会社があります。
今回は
・ブライダル事業
・結婚式場運営をメインとしている企業
に絞り、下記の1~6位をランキング形式でお伝えしていきます。
・売上高
・従業員数(企業規模)
・平均年収
・平均年齢
・勤続年数
売上高
①株式会社ツカダ・グローバルホールディング
271億円
②株式会社BP(旧社名:株式会社ブライダルプロデュース)
257億円 ※2019年実績
③株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
200億円
④ワタベウェディング株式会社
196億円
⑤株式会社ディアーズ・ブレイン
172億円 ※2019年実績
⑥株式会社エスクリ
129億円
(※2020~2021年度実績/転職サイト・各社HP参照)
従業員数(企業規模)
①ワタベウェディング株式会社
2544名(連結)・単体:647名
②株式会社ツカダ・グローバルホールディング
2255名(連結)・単体:62名
③株式会社ノバレーゼ
2034名(連結)・単体:1670名
④株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
1731名(連結)・単体:1455名
⑤株式会社エスクリ
1068名
⑥株式会社アイ・ケイ・ケイ
978名(連結)
(※2020~2021/各社HP参照)
平均年収
①株式会社ツカダ・グローバルホールディング
538万円
②ワタベウェディング株式会社
484万円
③株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
438万円
④株式会社東京會舘
426万円
⑤株式会社ノバレーゼ
402万円
⑥株式会社エスクリ
387万円
(※2020~2021年度実績/転職サイト・各社HP参照)
※その他にブライダル以外の事業展開もしている企業は以下の平均年収となっています。
株式会社千趣会
673万円
株式会社AOKIホールディングス
607万円(※アニヴェルセル運営)
アイエーグループ株式会社
565万円(※アルカンシエル運営)
平均年齢
①株式会社東京會舘
40.9歳
②株式会社ツカダ・グローバルホールディング
40.6歳
③ワタベウェディング株式会社
36.2歳
④株式会社ノバレーゼ
33.2歳
⑤株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
31.9歳
⑥株式会社エスクリ
31歳
(※2020~2021年度/転職サイト・各社HP参照)
平均継続年数
①株式会社東京會舘
14年
②ワタベウェディング株式会社
8.6年
③株式会社ツカダ・グローバルホールディング
7.4年
④株式会社アイ・ケイ・ケイ
5.7年
⑤株式会社ディアーズ・ブレイン
5.7年
⑥株式会社ノバレーゼ
5.5年
(※2020~2021年度/転職サイト・各社HP参照)
◎ランキングは以上となります。
続けてランキングに入っていた大手ブライダル企業の特徴をお伝えしていきます。
大手ブライダル企業5社の特徴
①株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
ゲストハウスの先駆けとして急成長。
全国にゲストハウスを展開し、ハウスウェディングを中心に、ホテル・レストラン・ドレス・フラワー・コンサルティング、また保育やハネムーン(ツーリズム)事業など様々な事業を展開しています。
著名人の結婚式のプロデュースや、東京會舘の業務委託など様々なスタイルの結婚式を担当しています。
ウェディングプランナーは一顧客一担当制を採用しており、新規の接客~当日の施工(キャプテン業務)まで担当しています。
完全にオリジナルの結婚式を提案しており、顧客の希望やこだわりに合わせて結婚式をプロデュースする事に力を入れています。
②株式会社エスクリ
ホテルやゲストハウス、レストラン、結婚式場など様々なスタイルの業態で展開。
また自社だけでなく、ブライダル事業を展開している企業のコンサル事業も行っています。
従業員満足への取り組みがすすんでおり、フレックスタイム制度や残業管理の徹底、またキャリアパス選択制度、女性活躍推進企業である「えるぼし」の認定も受けており女性も長く働ける環境が整っています。
女性管理職も32%と高く(※2021年3月時点)、多くの女性が活躍しています。
またドレス・フラワー・ヘアメイク・撮影・サービス等が内製化されており、顧客にとっても社員にとっても選択肢が広がりメリットとなっています。
③株式会社ツカダ・グローバルホールディング
ゲストハウス・ホテル・レストランなど様々なスタイルの業態で展開。
またドレスや海外ウェディングにも力を入れておりブライダルの総合企業として地位を確立しています。
ゲストハウスの1つである「セントグレース大聖堂」はメディアでも多く取り上げられています。
様々な業態を展開しておりますので、ウェディングを中心に法人営業や本社部門、海外部門などキャリアプランが豊富なのも特徴の1つです。
④ワタベウェディング株式会社
国内70拠点・海外23拠点(※2022年1月1日現在)を展開しており、海外ウェディングやリゾートウェディングに強くリゾートウェディング取扱組数No.1の実績があります。
国内挙式から海外ウェディング・ハネムーン、またドレスの製造販売・レンタル事業までブライダルに関するあらゆるサービスを幅広く提供し、国内外に広いネットワークがあります。
⑤株式会社ノバレーゼ
プロデュース業からスタートし、現在は全国にゲストハウス・レストラン・ドレスショップを展開しています。
特のドレス部門に強く、世界中からドレスを買い付けハイクオリティなドレスの販売・レンタルを行っています。
従業員満足が顧客満足に繋がるという考えのもと、様々なサポート体制が整っています。
ライフステージに合わせて働き方を選択できる仕組み(フリーエージェント制度)や、有給取得率100%の義務化、年2回の特別休暇の支給、奨学金返済制度支援(最大200万円まで)など様々な取り組みをしている企業です。
また育児短時間勤務期間を小学校まで延長、また男性の育児休業の促進なども行っており女性が長く活躍できる会社です。(女性管理職25%)
◎このように企業によって特徴が全く違いますので、数字と合わせてしっかり企業研究をし他社との違いや強みを理解しておきましょう。
参考コラム
ブライダル業界の転職に役立つ!【ブライダル企業一覧&情報リスト】
まとめ
以上のような結果となりました。
現在のウェディングマーケットのシェアは
・結婚婚式場、ゲストハウス:63.8%
・ホテル:22.4%
・レストラン等:13.8%
となっており、オリジナルな結婚式(挙式・披露宴)が多くを占めています。
(※ゼクシィ「結婚トレンド調査2021 全国(推計値)」より)
今回ランキングしている殆どの企業がこのような業態を展開しています。
今後ますます結婚式のスタイルは多様化していくと思われますので、顧客のニーズに合わせた企業戦略が必要となってくるでしょう。
弊社で求人をご紹介する際にも、このような売上や規模などの詳細や他社との違いや強みなどの特徴もお伝えしておりますので参考にして頂ければと思います。
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