【例文7選】ウェディングプランナーの志望動機の作り方|経験者・未経験者別
【例文7選】ウェディングプランナーの志望動機の作り方|経験者・未経験者別
人生の大切な節目の日である結婚式のお手伝いをするウェディングプランナー。
非常に人気がある職種なため、事前にしっかり面接対策をしなくてはなりません。
志望動機は、履歴書や職務経歴書、面接などでも必ず聞かれるものです。
熱意や意欲が確認できるものとなるため、ウェディングプランナーの就職活動において非常に重要な項目となります。
今回は、ウェディングプランナーの志望動機の作り方や、例文・NG例文などをご紹介させて頂きます。
経験者・未経験者別でご紹介させて頂きますので参考にしてみて下さいね。
目次
1:志望動機とは?企業が志望動機を聞く理由
2:ウェディングプランナーの志望動機の作り方
3:ウェディングプランナーに求められるスキル
4:志望動機を作成する際のポイント・注意点
5:ウェディングプランナーの志望動機例
・ウェディングプランナーの志望動機例文【経験者】
・ウェディングプランナーの志望動機例文【未経験者】
・ウェディングプランナーの志望動機NG例文
6:志望動機が分からない!そんな時は?
7:ウェディングプランナーの志望理由例
8:ウェディングプランナーの履歴書職務経歴書の書き方
9:ウェディングプランナーになるには
10:まとめ
志望動機とは?企業が志望動機を聞く理由
採用面接で必ず聞かれる志望動機。
何故企業は志望動機を聞くのでしょうか。
理由は
↓
自社と応募者がマッチングするかどうか
自社で長く活躍してくれる人材なのかどうか
を確認するためです。
応募者が企業を受ける際に
「長く働ける会社なのかな・・」と思うように、
企業側も採用する際に
✔︎「長く働いてくれる人材なのかどうか」
✔︎「自社で活躍できる人材なのかどうか」
という点が重要になるからです。
なぜかというと、ブライダル業界や、その企業・仕事内容への興味や理解が薄いと、内定を辞退されたり入社後にすぐに辞めてしまう可能性が出てきてしまうからです。
また、自社の求めるスキルと応募者のスキルが合っていないく、入社後仕事についていけなくなるケースなどが出てきます。
そのため、志望動機を聞く事で企業側は下記の内容の確認しています。
・ブライダル業界の理解ができているか
・自社の事業や仕事を理解して受けてきてくれているか
・応募者の志望意欲や志望度はどの位高いか
・自社が求める能力やポテンシャルのある人材か
★自社の事業内容や仕事内容を理解して応募してきてくれているのであれば、入社後のミスマッチもおきず長く活躍できる人材の可能性が高くなります。
そのため、ただ志望動機を伝えるだけでなく、その企業で活かせるスキル・採用するメリットも一緒に伝えると好印象となります。
志望動機の作り方
未経験からウェディングプランナーを目指す場合は、志望動機が明確でないと中々面接官に熱意が伝わりません。
・なぜウェディングプランナーになりたいのか
・自分の強みがウェディングプランナーの仕事にどう活かせるか
という点が非常に大切になりますので、事前にしっかり準備し作りこんでおく事が重要になります。
志望動機を話す時間の目安は、約1分〜長くて1分半程度。
250文字〜400字程度の文字数以内で話すようにします。
結論から伝える
志望動機の答え方は下記の流れで伝えるようにしましょう。
★「結論(志望動機)」→「その理由」→「入社後のビジョン」
例
「ウェディングプランナーの仕事につく事で、○○というやりがいを得る事ができるからです」
「ウェディングプランナーを志望する理由は、自分の持っている○○の能力や○○のスキルを活かせるからです」
↓
例
結婚式に参加して感動した経験
前職の経験で感じたやりがい事
ブライダル企業のインターンで得た経験
説明会やOB・OG訪問などをして得た感想や思い
↓
例
「私の強みである○○を役立て、御社の○○の仕事に携わり、社会貢献していきたいと思っております。」
「前職では、○○を大切に業務に取り組み、○○というスキルを身につける事ができました。この強みは、御社の○○職で生かすことができると考え志望しました。」
「もし御社に入社する事ができましたら、自分の○○の経験で得た○○の能力を生かして、○○の仕事に積極的に取り組んでいきたいと思っています。」
志望動機を伝える時は、まず志望する理由=結論から話すようにします。
なぜなら、採用担当者が一番最初に読む部分が書き出しの部分になり印象に強く残るからです。
最初に結論を述べる事で伝えたい事がすぐに分かりますし、その後に続く根拠も書きやすくなります。
前置きが長く結論が最後になってしまうと、「結局何を言いたいんだろう」「論理的に物事を伝える能力が無い」と思われてしまう可能性もありますし、最後まで読んでもらえないという事もあります。
「志望理由→根拠→企業へのメリット」
と文章構成を設定しておくと、まとめやすく簡潔に志望動機を作成する事ができます。
そして、ただ志望動機を伝えるだけでなく、自分の強み・入社後の目標・採用する企業へのメリットも一緒に伝えられるよう整理しておけば、面接官にもしっかり伝わりコミュニケーション能力があると判断してもらえます。
ブライダル業界のお仕事は、何よりもコミュニケーション能力が求められます。
相手の質問を理解し、その質問に対して経験談を基にした根拠のある事実を具体的に話す事によって相手を説得する事ができます。
今までの経験で得たやりがいや強みが、ウェディングプランナーに適しているという事をきちんと伝えられるようにしましょう。
ウェディングプランナーに求められるスキル
前述したように、志望動機では自分の強みも一緒に伝える事が必要となります。
「ウェディングプランナーとしてうちの会社で活躍できる人材なのかどうか」「一緒に仕事をしたい」と採用担当者に思ってもらうためには、一般的なウェディングプランナーの仕事に求められるスキルに合っている強みがあるかどうかという点も重要になります。
ウェディングプランナーには主に下記のようなスキルが求められますので、是非確認してみて下さい。
ホスピタリティ精神
一生に一度の大切な結婚式を任されるウェディングプランナー。
ブライダル業界はホスピタリティの世界ですので、働く際に最も必要となるのがホスピタリティマインドです。
ホスピタリティマインドとはおもてなしの心の事を指します。
新郎新婦に寄り添い、気遣いサポートする事が重要になります。
1つとして同じ結婚式はなく、100組いれば100通りの結婚式があると言われるほどそれぞれ要望や希望は異なります。
心から2人の結婚を祝福し、どのお客様にも満足頂ける結婚式を作り上げていきたい、喜ばせたいというような優しさを持っている事が大切になります。
人を喜ばせる事が好き
ウェディングプランナーは、1組1組の異なる要望を確認しながら、結婚式を作り上げていきます。
特に近年では、「オリジナル」や「オーダーメイド」の結婚式を求めるカップルも増えています。
そのため、お客様に満足してもらうため、喜んでもらうために何ができるかという事を考え提案していくスキルが必要。
人生の大切な節目の日を任されるため、失敗が許されない責任のある仕事ですが、それよりも人に喜んでもらえる事に幸せややりがいを感じる事ができる人には天職でしょう。
コミュニケーション能力
ウェディングプランナーの仕事は接客や営業がメインの仕事となり、人と接する時間がとても多くなります。
そのため、人と接する事が好きという人や、人とコミュニケーションを取る事が好きという社交的な性格の人に向いています。
コミュニケーション能力とは、相手の要望や希望を的確に理解・判断し、自分の意見を言葉で伝えられる事。
満足のいく結婚式を提供するために、コミュニケーション能力は欠かせません。
結婚する方々の年齢層は幅が広く、様々な職業の方がいますし、新郎新婦のご両親と話す機会もあります。
大切な結婚式を任されるウェディングプランナーは、多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力が必要となるのです。
また、結婚式には多くのプロフェッショナルが携わっています。
社内部門や社外企業の枠を超えたスタッフ同士のコミュニケーションも非常に大切になります。
営業スキル
ウェディングプランナーは、結婚式を作り上げていく素敵な仕事ですが、「営業」の仕事でもあるのです!
ただ接客をするだけでなく、結婚式を受注しなければ始まりませんので、売上や数字を意識して接客を行わなければなりません。
いかに自社会場のサービスや商品に魅力や価値を感じて頂けるか。が重要であり、成約数や単価のアップといった数字への意識やビジネス感覚が求められるのです。
営業要素が多いと大変と感じる方もいるかもしれませんが、良いものを提案していく事で、より良い結婚式を作り上げる事ができるのです。
常にノルマが課せられる業界に比べると少ない業界だと思いますが、昇進やキャリアアップにこだわりたい方は、売上を確保する事は必須となります。
営業するのが好き、より良いものを提案していきたいという人が向いています。
気配り
ウェディングプランナーは新郎新婦の頼れる存在でなくてはなりません。
結婚式の準備は、期間が約4ヶ月と長く、決める事も多いため非常に大変です。
打ち合わせの途中で不安を感じる新郎新婦も多くいらっしゃいます、スムーズに打ち合わせが進まない事も。
安心して結婚式を迎えてもらうために細かいところまで気配りをしたり、新郎新婦の気持ちにしっかり寄り添う事が大切になります。
また何組ものお客様を担当しプランニングを行いますが、そのための社内調整や手配も全て行います。
大雑把に物事を進める人には向いていなく、1つ1つ確実にお客様や社内スタッフに対してこまめに対応でき仕事をこなしていけるスキルが必要となります。
協調性・リーダーシップ
結婚式はウェディングプランナー1人で作り上げていくものではありません。
新婦の晴れ姿をより彩る、衣装やメイク・ブーケ。
当日新郎新婦をサポートする、ブライダルアテンダー ・キャプテン。
ゲストのおもてなしをする、サービスや料理・会場装花・演出。
披露宴を演出する、司会・音響・映像。
大切な1日と思いを記録に残す、フォトやムービー。
…などなど結婚式には多くのプロフェッショナルが携わり、お互いに協力し合ってより多くの価値を提供しています。
お客様だけではなく、社内の部門や他企業を超えたプロフェッショナルで1つの結婚式を作り上げていくので、協調性・チームワーク力・リーダーシップが求められます。
★自分自身の強みと合っている点は、積極的にアピールしていきましょう。
志望動機を作成する際のポイント・注意点
志望動機を伝える際には、ブライダル業界や企業の事をしっかり理解しており、自社のウェディングプランナーの仕事にマッチしている人材であると伝える事が非常に重要になります。
そのため、下記をしっかり確認しておきましょう。
業界・企業研究を行い理解を深める
志望意欲をしっかり企業に伝えるためには、事前にブライダル業界や受ける企業についてきちんと調べ、理解しておく事が重要です。
自分の志望する業界・企業の事を理解していなければ、明確な志望動機を伝える事ができないため採用にはなりません。
世の中には様々な業種がありますが、その中でなぜブライダル業界で働きたいのかという明確な理由が必要となります。
ブライダル業界の特徴や、現在の市場の動向・今後の傾向、また売り上げなどまで調べておきましょう。
その会社に入りたいという意欲を伝える
ブライダル業界には多くの企業があります。
結婚式のスタイルだけでもホテルや結婚式場・ゲストハウス・レストランと異なりますし、ブライダル企業も大手からベンチャー、またプロデュース会社など多くあります。
また、同じブライダル業界でも、企業の特徴・事業展開・事業内容・経営方針や方向性、力を入れている分野や社風は大きく異なります。
そのため、企業の概要や事業内容はもちろんの事、経営理念や社長メッセージ、業界内での位置や強みについても確認しておきます。
その中で共感できる部分、自分のビジョンや方向性が合っているのかどうかを確認する事が重要になります。
企業の特徴を述べるだけでは志望動機にはなりません。
会社の成長性や会社が大切にしている考え方を理解し、どの点に魅力を感じ、なぜその会社でなくてはならないのかという事を明確にしておく事が大切です。
自分の強みが企業と合っているか確認
ウェディングプランナー職に関する志望動機例をお伝えしましたが、面接では、その企業への志望動機を合わせて伝えなければならない事も多くあります。
志望する企業の特徴やウェディングプランナーの特徴と合うように志望動機を作成しなければなりません。
例えば
*ウェディングプランナーのスタイル
企業によって、新規の接客と打ち合わせ・当日施工が分担されている分業制と、新規の接客~当日施工まで全てを担当する一顧客一担当制と異なります。
得意分野でプランニングしたいという方には分業制が向いていますが、全て担当したい。1から作り上げていきたい。という方には一顧客一担当制が向いています。
*プランのスタイル
オリジナルでオーダーメイドのプランニングができるスタイルもあれば、プランがいくつかのパッケージになっていてその中から提案するようなスタイルがあります。
ゲストハウスなど一軒家型の貸切でできる結婚式であれば、新郎新婦の要望を聞き入れ、オリジナルの提案ができるケースが多くなりますが、専門式場やホテルでは多くのバンケットがありますのでオリジナルというよりもある程度パッケージ化されていてその中から選ぶ事が多くなります。
*式場の特徴
オリジナルでアットホームな結婚式にしたいという方が多いのが、レストランやゲストハウスでのウェディングです。
ウェディングプランナーも比較的年齢層が若くなります。
逆に正統派が選ぶ事が多いのが専門式場やホテルでのウェディング。
長く働いているという方も多く、年齢層も幅広いケースが多くなっています。
その式場を利用する層も異なりそれぞれに傾向があります。
★このように、ウェディングプランナーの仕事といっても、企業や施設によって内容や傾向が異なります。
自分がどういう性格でどういった部分が強みなのか、そしてウェディングプランナーとしてどういう仕事をしていきたいのか、志望する企業のスタイルや傾向と合っているのかを事前に確認し志望動機を作るようにしましょう。
入社後のビジョン・採用のメリットを伝える
志望動機できちんと理由を伝えられたら、合わせて伝えたいのが、入社後のビジョンと採用すると企業にとってどんなメリットがあるという点です。
入社意欲の高さをアピールする事は大切ですが、それだけでは高評価を得る事はできません。
入社後の具体的なビジョンを伝えることで、会社の理解ができている事を伝えられますし、仕事に対する熱意や前向きな姿勢をアピールする事ができます。
自分にはどのような能力やスキルがあり、入社後にその企業の仕事でどのように役に立つのか、どう活かせるのか、将来的にどうなっていきたいのかなどをきちんと伝えていきましょう。
志望度の高さだけではなく、企業で活躍できる能力やスキルをアピールすれば、採用するメリットの高さや企業とのマッチングの高さを伝える事ができ、高評価が得られる可能性もあります。
事前にこの企業が求めている人材や、求めている能力・ポテンシャルも調べておきましょう。
ウェディングプランナーの志望動機例
ウェディングプランナーの志望動機例を「経験者」・「未経験者」別にご紹介します。
作成の際に参考にしてみて下さいね。
プランナーの志望動機例文【経験者】
例文①
新規〜当日まで一貫して担当し、お客様の希望に添う結婚式を最後まで担当したいと思い志望させて頂きました。
前職では、大型のゲストハウスに勤務しており、分業制で業務を担当していました。
新規と打ち合わせの両方を経験しましたが、お客様より「ずっと担当してもらいたい」「途中で変わるのは不安」というお言葉を頂く事があり、より安心して結婚式を挙げてもらうためにも、一貫して責任を持ってお客様と向き合いたいと感じるようになりました。
前職では、日々の目標本数を決める事で数字への意識を高く持ち、前年比120%を達成する事ができました。
また、新郎新婦様におすすめする商品を事前に考え、トータルの金額を出した上で、プラスでアイテムを1点追加し客単価を上げられるよう取り組んでいました。
このような数字の面も意識しながら、お客様と信頼関係を築きより安心できる満足のいく結婚式のプロデュースをしていきたいと考えております。
※文字数:397
例文②
私は、以前3年間ホテルでウェディングプランナーとして勤務しており、キリスト教式・神前式・人前式など全ての様式に対応し経験を積んでまいりました。
前職では、基本的なプランが決まっており、その中から新郎新婦様の希望に近いものを提案しておりましたが、多くのお客様のプランニングを経験していく中で、もっと希望に応えられ、自由に提案していきたいと考えるようになりました。
特に近年は、結婚式の多様化が進んでおり、個性やオリジナリティを大切にするお客様が増えてきました。
お客様の要望を叶えられる、よりオーダーメイドなウェディングを手掛けたいと考えるようになり、あえてパックプランを作らずお客様によりそった結婚式の提供をしている御社に魅力を感じました。
前職で得たブライダル業界やウェディングプランナーの業務知識も活かし、積極的に企画力を磨き、よりお客様に満足してもらえる結婚式を提供していきたいと思っています。
※文字数:396
プランナーの志望動機例文【未経験者】
続いて、未経験からウェディングプランナーへ応募する際の志望動機例文からご紹介します。
例文①
自身のコミュニケーション能力やお客様との信頼関係を築く事ができるスキルを活かせると思い、ウェディングプランナーの仕事を志望しています。
前職ではアパレルショップの副店長として、20代後半~30代の女性をターゲットとした店舗で働いておりました。
お客様のニーズをしっかり聞き取り提案する事で、再度ご来店頂けるといった事も多く、お客様とのミュニケーションを大切に信頼関係を築いてきました。
売上管理やスタッフの育成、スケジュール調整、クレーム対応等もしていましたのでこのような経験も活かせると思います。
御社では、お客様のニーズに寄り添うという企業理念の元、様々なコンセプトで本物志向の結婚式場を展開しており、ウェディングプランナーは一顧客一担当制で結婚式を任されています。
1組1組のお客様を大切に、満足のいく結婚式をプロデュースしていけるウェディングプランナーになりたいと思っています。
※文字数:393
例文②
私がウェディングプランナーを志望する理由は、人々の心に残る仕事をしていきたいと思ったからです。
理由は、大学のサークルでイベントリーダーとなった際に様々なイベントの企画を行い、皆に喜んでもらう事に非常にやりがいや達成感を感じる事ができたからです。
楽しいイベントは、皆の心に残り続けるものだと実感し、人々の人生の大切な日を作っていきたいと思うようになりました。
御社は、サービスの内製化に力を入れており、チームで一丸となって結婚式を成功させる事に取り組んでいます。
その姿勢を拝見して私もチームの一員となり、より顧客満足度の高い結婚式を作り上げていきたいと感じました。
他の人を巻き込んで物事を進めるていけるリーダーシップを活かし、それぞれの人に合わせた結婚式を企画していきたいと思っています。
※文字数:342
例文③
お客様に感動を与えられる仕事がしたいと思いウェディングプランナーの仕事を志望しています。
理由は、学生時代にホテルで結婚式のバンケットサービスのアルバイトをしており、その際に、新郎新婦含め皆の喜ぶ姿や絆を確認する光景を見て、とても感動しやりがいを感じる事ができたからです。
たった1日ですが、その1日が皆様にとってとても幸せで一生心に残る大切な日だという事が実感できました。
どのスタッフも2人の晴れ舞台の為に全力で取り組んでおり、私もその一員として、お客様に満足頂けるサービスを常に心がけておりました。
御社は、新郎新婦様の希望をできるだけ取り入れたオリジナルな結婚式の提供に力を入れています。
御社で働く事で、自分の接客スキルも向上でき、よりお客様に感動を与えられる結婚式の提供ができると思ったからです。
※文字数:352
例文④
私が御社のウェディングプランナーを希望する理由は、御社のインターンシップで働かせて頂いた時に、「お客様の事を1番に考え取り組む」という理念と同じように働く社員の方々の姿に共感したからです。
新郎新婦のニーズを把握し、一生懸命プランニング業務に携わるプランナーの方を見て大きな感動を体感する事ができました。
これほどにまでやりがいや感動を感じられる仕事はないと思い、この仕事に携わりたいという思いが一層強くなりました。
また、先輩方の「人柄」の良さにも惹かれました。
一緒に働く仲間も大切だと思っており、こんな先輩達と一緒に結婚式を作っていきたいと思ったのも志望理由の1つです。
今までの接客経験で培った、コミュニケーション能力や対応力などを活かし、お客様が求めているものを提案できるウェディングプランナーを目指していきたいと思っています。
文字数:366
例文⑤
私がウェディングプランナーを志望する理由は、人に喜んでもらえるやりがいを感じる事ができる仕事だからです。
個人営業に従事していく中で、誰かを幸せにする仕事がしたいと思うようになりました。
御社を志望する理由は、社会の変化に柔軟に対応し、ブライダルに関する様々な事業を積極的に展開しているからです。
現在は、価値観の多様化やそれぞれの事情によるオリジナルな結婚式が増えているため、お客様に合わせた結婚式のプロデュースが非常に大切だと感じています。
御社では、その希望を叶えられる結婚式の提案ができると感じたからです。
またそのような社風の環境で働く事で、色々な事にチャレンジし幅広いスキルを身につけ成長できると思いました。
営業経験で培った、ヒアリング能力や提案力・コミュニケーション能力を生かし、多くの人に満足頂ける結婚式の提供ができるウェデイングプランナーになりたいと思っています。
文字数:386
結婚式の主役は新郎新婦です。
ウエディングプランナーが新郎新婦に結婚式を行ってあげるわけではなく、新郎新婦が叶えたい結婚式を創り上げるサポートをするのが仕事という事を忘れないように志望動機を作成してみて下さいね。
お客様に喜んでもらうために取り組んだ事や努力した事、思いなどの過程も一緒に伝えると分かりやすくなるでしょう。
ウェディングプランナーの志望動機NG例
次に、ウェディングプランナーの志望動機のNG例をご紹介します。
例文の後に解説もしますので、どういった点が良くないのか参考にしてみて下さいね。
例文①
私が御社のウェディングプランナー職を志望する理由は、成長できる環境があると感じたからです。
学生時代に接客の仕事をしており、人に喜んでもらえる事にやりがいを感じていました。
しかし、お客様とは短い時間しか関わらず、その場限りで終わってしまう事が殆どでした。
御社では、一顧客一担当制で長い期間しっかりお客様と向き合えるため、コミュニケーション能力や責任感、ホスピタリティを身につけ自分自身も成長する事ができると思い志望しました。
★よくあるのは「成長したい」というワードですが、自分にとってのメリットしか書かれていません。
成長したいという意欲はとても良いのですが、企業にとってはその人が成長してもらうことはMUSTとなり、それが志望動機となるとNGとなります。
「仕事を通し自分の〇〇を成長させて、企業の〇〇〇の成長に貢献させたい」等、自分が成長した上で企業にもメリットがある事をアピールする事がポイントです。
またこの文章だと「ブライダル業界」でないといけない理由や、なぜその企業でウェディングプランナーの仕事がしたいのかが伝わってきませんので、もう一歩踏み込んだ志望動機を作り面接官には伝わるようにしましょう。
例文②
私が御社を志望する理由は、企業理念に共感したためです。
人の幸せな時間のお手伝いができる仕事をしたいと考えており、御社のお客様を大切にする企業理念や社風と一致しているからです。
前職では飲食店で働いており、その中でお客様の幸せそうな姿や喜んでくださる姿を見て、これからはもっと心に残る幸せな時間や空間を演出していけたらと感じるようになりました。
今までの経験を活かし、ウェディングプランナーとしてお客様の大切な結婚式のサポートをしていきたいと思っています。
★どの企業にも当てはまる漠然とした志望動機となっています。
面接官は何十、何百という志望動機を見てきていますので、使い回されている志望動機は一目で分かります。
「社風に魅力を感じた」などの志望動機を伝えるのであれば、どんな部分が自分にとって何故魅力に感じたのかまで答えられるようにしましょう。
何故の部分が自分の言葉で言語化出来ていれば、自ずとその企業でなければならない理由が出てくるはずです。
例文③
私は将来、独立してフリーランスで仕事をしたいと考えています。
御社は、若手の内から裁量を持って働く事のできる環境があり、年齢に関係ない評価制度があります。
実力次第で様々なキャリアプランのチャンスがあり、様々なスキルを身につける事ができるため、御社でキャリアアップしながら自分自身を成長させることができると思い志望しました。
★いずれ起業したいという志望動機は、企業によって良しとする企業と、良くない印象を与える企業で分かれるワードなので注意が必要です。
企業研究の段階で判断しましょう。
実際にその企業から独立して起業している社員が多い場合は、その企業は独立を応援している企業の場合が多いので志望動機として伝えても良いかと思いますが、ブライダル企業は、独立を全社でバックアップするような企業がまだ少ないため、いずれ離職を念頭に置いていると思われてしまう可能性が高いかもしれません。
その他
憧れ・華やかという理由や、給与面・待遇などの条件面を志望動機として伝えるのはNGです。
憧れや華やかだから・・
休みが多い・勤務地が近い・給与が他の会社と比べて良かったから・・
という表面上だけの志望動機の方とは、中々一緒に働いて欲しい!とはならないです。
面接=お見合いのようなもので、志望動機=プロポーズです。
プロポーズされる時に条件面でされても嬉しくないですよね。
きちんとその企業の中身を理解し伝える事が大切です。
もちろん、給与や福利厚生などは志望企業を選定する上で必要な条件の1つですので、それは自身の中で基準として持っておいて、志望動機にはそれらはあげないようにしましょう。
志望動機が分からない!そんな時は?
ぼんやりとした志望動機はあっても、はっきりとした志望動機が書けない。うまくまとまらない。という人も多くいるでしょう。
志望動機が書けない=自己分析ができていない
というケースが非常に多いです。
自己分析とは自分を探る事です。
今までの経験や行動・価値観・職歴を整理し、自分の長所や短所・能力などを確認し今後どのような仕事をしていきたいのか、どんな事を実現したいのかを知る事です。
例えば、人をサポートするのが好きだったり、喜ばせる事が好きだったり、何かを企画するのが得意などの性格であれば、自分の性格や長所から仕事との接点を見つけていく事ができます。
これまでの仕事の中で得た経験や思いを、今後ブライダル業界で働く際にどう活かせるのか、どのようなアピールができるのかをまずは自分できちんと理解する事が大切です。
志望動機を作る上で自己分析は必須となりますので、下記のコラムも是非参考にしてみて下さいね。
ウェディングプランナーの志望理由例
ウェディングプランナーの仕事を志望する方の多くは、「人と接する事が好き」「人に喜んでもらいたい」という理由の方が多いと思います。
人生の特別なセレモニーを任される仕事であり、人対人の仕事であるため、人が好き・人とコミュニケーションを取る事が好きという方でないとウェディングプランナーの仕事は難しいでしょう。
どんな理由でウェディングプランナーを希望するの方気になるという方もいらっしゃると思うので、弊社にご登録にお越し頂く転職者の方の中で多い志望理由や、ウェディングプランナーになりたいと思ったきっかけを少しご紹介させて頂きます。
・人と接する事が好き
・親身になって接客できる
・人に喜んでもらう事が好き
・お客様を感動させられる
・幸せのお手伝いがしたい
・今までの接客経験を活かしたい
・1つのものを作り上げていく仕事がしたい
・人の人生の節目に関わる仕事がしたい
・最高のホスピタリティの仕事ができる
・お客様と長くしっかり向き合える
・接客の仕事を経験し、長く密にお客様と関わる仕事がしたいと思った
・自分がサポートする事で幸せになったもらいたい、役立ちたいと思った
・結婚式に参列してウェディングプランナーの仕事に興味を持った
・自身の結婚式でウェディングプランナーの仕事を身近でみてチャレンジしたいと思った
★このような理由やきっかけからウェディングプランナーを目指される方が多くなっています。
ただ接客するというだけでなく、お客様としっかり向き合い、長く深く関われる仕事がしたいという理由や、喜んでもらいたい・感動を与えたいという志望理由が多いですね。
世の中には多くの接客のお仕事がありますが、ウェディングプランナーの仕事は、下記のような特徴があります。
・お客様の一生の思い出となる
・大きな喜びや感動を与えられる
・チームで1つの結婚式を作り上げていく
・結婚式という価値ある高額な商材を扱う
・約4ヶ月という期間をかけてお客様と接する
・人生の節目である重要なイベントをプランニングする
その為、より高いホスピタリティや接客力・コミュニケーション能力・信頼関係が求められます。
他の接客のお仕事とは異なる部分がありますので、この部分を志望動機に繋げて入れていくと伝わりやすくなるでしょう。
ウェディングプランナーになるには
続いてウェディングプランナーを目指す方のために、簡単にはなりますがウェディングプランナーになる方法をお伝えします。
ウェディングプランナーは、新規の接客・打ち合わせ・当日の施工など結婚式の中心人物として役割を果たしていきます。
(※担当業務は企業によって異なる)
結婚式を進めていく中で、衣装やヘアメイク・調理スタッフ・サービススタッフ・司会・カメラ・音響など各部署とのやり取りから、招待状や席次表・引出物のチェックなど事務的な作業まで幅広く携わります。
このような仕事内容を見ると経験者ではないと難しいのではないか・・と感じる方がいるかと思いますが、そんなことはありません。
弊社での入社決定者の事例から、全体の9割が業界未経験ですし、必須な資格もありません。
しかし、営業職や販売職など接客経験を2年以上積んでいる方が採用になりやすい傾向が見受けられます。
ウェディングプランナーになりたいという方は、このような経験を積んでからチャレンジすると近道になるでしょう。
<新卒の場合>
高校卒業後に、専門学校か短大・大学を出られた方
<中途の場合>
接客や営業経験が2年以上ある方
ウェディングプランナーの履歴書•経歴書の書き方
最後に、転職活動の選考の際に提出する履歴書・職務経歴書に関してお伝えします。
履歴書・職務経歴書は、自分自身のプロフィールを記載するもので応募企業へ1番最初の自己PRとなります。
そのため相手に好印象をもってもらい「会ってみたい」と思ってもらえるように作成する必要があります。
前述したように、ウェディングプランナーは新卒採用・中途採用共に志望者が多く、競争率が高い職種となっています。
人事採用担当の方は、1日に多くの履歴書をチェックしますので、採用担当者の目に留まるような、「本気で入社したい」「採用されたい」という意欲の感じられる履歴書・職務経歴書を作成しなければなりません。
こちらのコラムで書き方に関してお伝えしていますので、是非参考にしてみて下さいね。
まとめ
ウェディングプランナーの志望動機に関してお伝えさせて頂きました。
現在のブライダル業界は、人口減少や少子高齢化・未婚率増加による婚礼件数の減少、経済不況や晩婚化によるナシ婚の増加、顧客の価値観の変化などからブライダルマーケットの縮小が問題となっています。
その為、各企業の競争が激化しており優秀なウェディングプランナーを採用したいという企業が増えています。
これからウェディングプランナーを目指す方は、しっかり企業研究を行い、その企業のウェディングプランナーとして戦力となれる人材だという事が伝えられるような志望動機を作成するようにしましょう。
弊社ブライダルビズでは、自己分析のやり方や、その企業に合った書類作成のアドバイスや、面接アドバイス・フォローを行っております。
ウェディングプランナーの面接が上手くいかない・自分に合う企業が分からない等転職に関しての悩みがある方は是非ご相談下さいませ。
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