ウェディングプランナーって大変なお仕事?辛い事ややりがいはどんな事?
ウェディングプランナーって大変なお仕事?辛い事ややりがいはどんな事?
「ウエディングプランナーって大変ですか?」と相談会にお越しの求職者様からもよく質問を受ける事があります。
ウエディングプランナーは、他のお仕事と比べると働き方のリズムは異なりますし、プレッシャーがかかるお仕事でもありますし、体力も使います。
その仕事が大変か大変ではないかはその人の捉え方によって異なる為、一概に「大変」とは言えませんが、所謂一般的なサラリーマンのお仕事とは異なる事が多くあります。
特殊な仕事内容でもある為、その点が「大変」「激務」と言われている要因ではないかと思いますが、本日はウエディングプランナーの大変だと感じる点をお伝えしたいと思います。
目次
1:ウェディングプランナーの仕事の大変な部分
・大きなプレッシャーがかかる
・お休みが平日
・労働時間が長い/体力がいる
・幅広い仕事内容
・お客様の都合に合わせてスケジュールを組む
2:ウェディングプランナーの仕事は大変な事もあるが、魅力も多い
・非日常の空間で働ける
・皆が幸せになれる仕事ができる
・チームでの達成感を感じられる
・沢山の「ありがとう」という言葉を頂ける
3:まとめ
ウェディングプランナーの仕事の大変な部分
前述したように、ウェディングプランナーの仕事は、一般的なサラリーマンのお仕事とは異なる事が多くあります。
どの仕事でも大変な部分があると思いますが、ウェディングプランナーには下記のような役割があり特殊な仕事内容でもある為、その点が「大変」と言われている要因ではないかと思います。
・人生の節目の一大イベントをプランニングする
・お客様の一生の思い出となる
・大きな喜びや感動を与える
・チームの中心となり1つの結婚式を作り上げていく
・約4ヶ月という期間お客様と接していく
これだけ見ても「大変そう・・」と感じる方もいるかもしれませんね。
では具体的にどんな事が大変な事と感じるのかをお伝えしていきます。
大きなプレッシャーがかかる
結婚式という一大イベントは、それにかける新郎新婦の想いもひとしおですし、平均330万円以上という高額なお買い物でもあります。
その分、新郎新婦やその親御様からの要望や期待はウエディングプランナーが一手に担います。
もちろん上司がフォローに入ったり、ドレスコーディネーターやサービススタッフなど他の役割のポジションスタッフが協力し合いながら結婚式は行われますが、プランナーはスタッフをまとめるプロデューサーの役割なので、新郎新婦の窓口はウエディングプランナーです。
何かあった時の責任はすべて担当プランナーが対応していきます。
また、結婚式は2度と同じ事が出来ない為、失敗は許されません。
しかもそれはリハーサル無しの一発本番なので、結婚式当日、披露宴が無事にお開きになるまでずっと緊張感を持ち続ける事になり気が抜けません。
結婚式場にもよりますが、一人に対しての担当組数が多い場合は、毎週自分の担当の結婚式が行われる為、毎週毎週そのような緊張感が訪れます。
プランナーになりたての頃は、そのプレッシャーで仕事が毎日夢に出て来る・・という方もいらっしゃいます。
お休みは平日
結婚式の9割が、土日祝日に行われます。
また、土日祝日は一般的に仕事休みの方が多いため、新規の接客や結婚式の打合せもほぼ土日祝に行います。
各企業で行っているブライダルフェアも殆どが土日祝日ですよね。
その為、おのずとプランナーがお休み出来るのはそれらが無い平日になってきますので、回りのお友達や家族とのスケジュールを合わせる事は中々難しいです。
特に結婚や出産などのライフイベントによって、家庭との両立が大変・・と感じてしまう方も多いようです。
現在は各ブライダル企業で、産休・育休制度などに取り組みが積極的に行われており、土日どちらか休める企業などもありますが、基本的には平日のシフトでお休みを回すようになりますので家族と協力したりして上手く調整しながら働く必要が出てきます。
そういった面で大変と感じてしまう方は多いようです。
ただ平日休みの場合は、安い時期に旅行に行けたり、お休みにレストランや繁華街やテーマパークに行っても空いているというメリットもありますよ◎
参考コラム
ウェディングプランナーの休日と休みの日の過ごし方*土日の仕事内容や残業時間も解説
ブライダル業界の福利厚生は?産休育休は取れる?
労働時間が長い・体力がいる
ウェディングプランナーの仕事は、土日祝日の労働時間が比較的長くなりがちであり、立ち仕事も多いため体力も必要となる仕事です。
結婚式当日の施工も担当する場合は、結婚式のおよそ2時間前(朝の7時頃が多い)に出勤し、準備をし新郎新婦のお出迎えをします。
披露宴がお開きになるのは大体15時頃になります。
担当の結婚式を終えた後に、ご来館された新規のお客様の接客や、担当している新郎新婦との打ち合わせを行ったり、ブライダルフェアに立ち会う事も。
土日は全ての業務の後に事務作業を行うため、残業は平日より多くなります。
当日の施工を担当しない場合は、主に接客の仕事がメインとなりますが、土日祝日が来館が多いため、接客の後の事務処理や手配業務などデスクワークも非常に多くなります。
就職する企業によって異なりますが、土日祝日の退社時間は20~22時頃、12時間以上の勤務となる事もあります。
その為、特に土日祝日の仕事は大変と感じる方も多いと思いますが、その分平日の勤務時間で調整するケースが多くなります。
また、ブライダル企業はホテルや大手企業が多いため、お休みなどは基本きちんと取れますし福利厚生は整っている企業が殆どです。
幅広い仕事内容
ウェディングプランナーの仕事は多岐に渡りますので、日々多くのタスクをこなさなくてはなりません。
基本的な仕事としては、下記の通り接客や営業がメインとなります。
①新規接客
②打ち合わせ
③当日施工(※企業による)
しかし、新郎新婦への商品や演出の提案から始まり、その他の業務として、発注業務、見積り・請求書の作成、招待状・席次表のチェック、引出物のチェック、各セクションとの打ち合わせ、提携企業とのやり取り、会場装飾、会場清掃、新郎新婦の心のケアなどなど・・やるべき仕事が沢山あります。
企業によっては、ブライダルフェアの企画やSNSの更新などを任される事も。
他の職種なら役割が決まっていそうな業務もプランナーが行う事が多くなっていますよね。
その分、当然ながら覚える事も多く仕事量も多くなります。
あらゆる箇所に目を配って業務に取り組む必要があるため、確かに大変な面もありますが、様々な業務に携われるからこそ身に付くスキルも沢山あります。
お客様の都合に合わせてスケジュールを組む
基本的には、お客様の都合に合わせてスケジュールを組む事が多くなります。
例えば新規の接客や、打ち合わせにご来館されるお客様が、都合上18時からしか来れないといった場合、調整して18時~お客様対応をする事もあります。
打ち合わせの時間はおよそ2時間程になりますので、その場合は残業となってしまいます。
結婚式は日にちが決まっていますので、それまでに必ず準備を終わらせなくてはなりません。
その為、できるだけスムーズに準備が進むようウェディングプランナーの都合がつくようであればお客様の予定に合わせてスケジュールを調整します。
稀ではありますが、企業によっては休日を返上するケースも。
平日の日中は、接客の回数は少なくなりますが、仕事の後に来館させるケースもあるため、残業となってしまう日もあります。
遅い時間帯に接客業務が入る場合は、出社時間を遅らせるなど企業によっては早番・遅番といった形でシフト組みをしています。
ウェディングプランナーの仕事は大変な事もあるが、魅力も多い
上記でお伝えしたように、ウェディングプランナーの仕事には大変な部分があるのは確かです。
一方で、やりがいや魅力が多いのもウェディングプランナーの仕事の特徴です。
下記では、どんな魅力ややりがいがあるのかをお伝えしていきたいと思います。
非日常の空間で働ける
ウェディングプランナーの職場は、ホテルや結婚式場・ゲストハウスなどになります。
結婚式場という非日常空間で、お花やドレス、ジュエリーなど華やかなものに囲まれてお仕事をするので、他のお仕事に比べると非常に華やかなお仕事です!
外観や内装に拘っている本物志向の建物も多く、ドラマやCMで使われる施設も多数あります。
このような職場で働ける事はあまりないですよね。
身なりをきちんと整える事が当たり前の業界ですので、美意識が高い方が多く、自然と自分磨きができている人が多いというのも特徴です。
仕事でどんなに疲れていても、職場に来るときちんと切り替えられるという方が多いのもこのような理由かもしれません。
皆が幸せになれる仕事ができる
結婚式は、新郎新婦の家族や友人、新郎新婦が今まで生きてきた中で大切な繋がりがある方々が集まり、その結婚・門出を祝福します。
また、新郎新婦からも大切な方々へ普段中々伝えられない感謝の言葉を伝える場所でもあり、改めてお互いの絆を確認できる場でもあります。
人生の幸せなセレモニーであり、誰もが笑顔で幸せになれる日ですよね。
そのような大切な時間・場所の提供や演出を作りあげる事ができる仕事は他にはありません。
担当する結婚式は1つとして同じものがなく、お客様によってそれぞれの演出や感動・物語があります。
自分の提案やアドバイスがお客様の結婚式の形となり、皆の幸せな笑顔を見る事が出来た時大きな感動を得る事ができます。
新郎新婦のこれからの幸せを願い、最高の1日を一緒に作り上げていく事ができるのがウェディングプランナーの仕事の魅力の1つです。
チームでの達成感を感じられる
1つの結婚式を作り上げるためには、ウェディングプランナーを中心に様々なスタッフが携わっており、1人で成功させる事はできません。
結婚式当日は、キャプテン・サービス・介添え・ドレスコーディネーター・フラワーコーディネーター・ヘアメイク・調理・パティシエ・音響・カメラ・司会・映像などなど、本当に多くのスタッフが携わります。
このような各分野のプロフェッショナルが集結して1つの結婚式を成功に導いていきますが、多い時では100名を超える事も!
その中心となり、指示出しや調整をしプロデューサー的な仕事をするのがウェディングプランナーです。
全てがスムーズにいくわけではなく、打ち合わせの際や当日にトラブルやハプニングが起こる事もあります。
しかし、各スタッフが全力で力を発揮し、助け合い協力し合いながら作り上げた結婚式が無事に成功した時は、大きいな充実感や達成感が得られます。
大変な事はありますが、このような経験がまた次の仕事への活力になります。
様々な職種の人達と出会え、勉強になる事も沢山あります。
プライベートで仲良くなる事も多いそうですよ!
沢山の「ありがとう」という言葉を頂ける
結婚式の打ち合わせは、およそ4ヶ月前からスタートします。
新規の接客も担当していれば、約1年間かけて結婚式を作り上げていく事になります。
失敗が許されない責任も大きい仕事になりますが、新郎新婦に喜んでもらいたい。より良い結婚式を作り上げていきたい。という熱意を持って取り組む事で、この人なら任せられるという安心感や信頼感がうまれます。
この期間に信頼関係が構築されていると絆のようなものが芽生え、無事結婚式を迎えられた時には、「●●さんが担当で良かった」「ありがとう」と感謝の言葉を頂ける事も。
また、打ち合わせにはご両親が参加される事もありますので、新郎新婦だけでなくご両親から「素敵な結婚式をありがとう」など心からの感謝の言葉を頂く事もあります。
新郎新婦から直接お手紙を頂いたり、年賀状を頂けるなど長いお付き合いになる事もあります。
大切なお客様と信頼関係を気付ける事も大きなやりがいになりますよね。
◎他にもウェディングプランナーの仕事には多くのやりがいや魅力はありますが一部をご紹介させて頂きました!
参考コラム
ウェディングプランナーの仕事のやりがい・魅力【ベスト5】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウェディングプランナーの仕事の大変な部分をお伝えさせて頂きました。
ウエディングプランナーは、このように高額で一生に一度の晴れ舞台が商材となるため、他の職種とは違った難しさもあります。
特殊なお仕事の為、大変だと言われる点はあると思いますし、実際に楽な仕事ではありません。
しかし、人の喜びに立ち会え感動を与えられる仕事であるため、やりがいや達成感など魅力あふれる仕事でもあります。
これらのお話しやウエディングプランナーの細かい仕事内容なども、無料相談でお伝えさせて頂いております。
ご興味ある方は、是非ご連絡下さいね♪
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