飲食店の給料事情!店長・調理・ホールスタッフの平均年収はどの位?

飲食業界の仕事は人々の生活に密着している身近な職業ですよね。
多くの人に楽しい時間や美味しい料理を提供できやりがいが大きい仕事である一方で、忙しいイメージもある業界です。

正社員として飲食店に就職・転職した場合、収入面がどう変わるのか・飲食店の給料はいくら位が相場なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、飲食店に就職すると給料は下がるのか・上がるのか、飲食店の正社員の平均的な月収や年収などを見ていきたいと思います。
飲食店の給料がどれ位なのか知りたいという方は是非参考にしてみて下さいね。

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<目次>
1:飲食業界の仕事
2:飲食店の給料は高い?低い?
3:飲食店の職種ごとの給料(年収・月収)
  ・店長の給料
  ・調理スタッフの給料
  ・ホールスタッフの給料
  ・その他職種
4:企業・業態による給料の違い
  ・飲食業界のボーナス事情は?
5:まとめ/飲食店の給料とやりがい・何を重視するかで仕事選びを
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【飲食業界のお仕事】

 

 

飲食業界とは、食品を調達・加工・調理し、店舗(飲食店)で飲食品をお客様に提供するサービスを行う業界の事を指します。
飲食業界は常に生活に密着し、多くの人の生活の一部にもなっているなくてはならないサービスです。

飲食業界は土日祝日などの休日が忙しくなるため、休みが平日となる事や、営業時間に合わせての勤務となるため勤務時間が長くなったり、残業が増えたり時には休日出勤になるなどの大変さもあります。

しかし自分たちのサービスや料理で多くのお客様に喜んでもらえ、「ありがとう」「ごちそうさま」など感謝の言葉を頂ける仕事です。
大変な分大きなやりがいや達成感、そして自分の成長を感じる事ができる業界です。

 

【飲食店の給料は高い?低い?】

 

 

飲食店(飲食業界)というと、給料が低いというイメージをもっている人もいるかもしれません。

一般の飲食店の店員の平均年収は319万円(39.4歳)。(※令和2年賃金構造基本統計調査より)

現在の日本の平均年収は433万円・賞与平均は65万円、サービス業界の平均年収は314万円、賞与平均は38万円となっており合計353万円となっています。
(※令和2年国税庁調査より)

そのため日本の平均年収と比べると少し低い水準からスタートとなるのが現状です。
しかし、飲食業界には様々な職種や企業がありますので勤務先によっても大きく変わってきます。

また年齢や東京か地方かなどのエリアによっても変わってきますし、今までの経験・スキル・能力、また役職に就くと給料も上がっていきますので一概に言えないのが現状です。

 

【飲食店の職種ごとの給料(年収・月収)】

 

 

飲食業界と一言で言っても、含まれている職種や企業は様々です。
飲食に関わる職種とおおよその給料平均・仕事内容は以下のとおりです。

※額面での表記となっております。
手取りの金額は、額面の給与から税金や社会保険が控除されますので3~5万円引いた金額が月給となります。

 

■店長の給料

 

平均月収:約25~30万円
平均年収:約310~360万円 
(※各種転職サイト調べ)

前述したようにチェーン店に勤務している雇われ店長もいれば、個人事業主として飲食店を経営しているオーナー店長もいます。

企業の規模や勤務先、経験・働き方によってかなり差がありますので全体の給与幅としては310万円〜多いと年収600万円以上と比較的広くなっているのが現状です。
年収300万円前後の店長もいれば、大手チェーン店の店長になると年収500万円~600万円を超える店長もいます。

仕事内容
店長はその店舗の責任者として、スタッフ(店員)の統括と店舗の運営業務全般を任されています。
店舗の売上・利益管理はもちろんの事、顧客満足の為の社員やアルバイトスタッフ(接客・調理)の全体のマネジメント・教育・指導も行います。
また企業の規模にもよりますが集客業務や採用業務を任されたりする事もあります。
日々の売上を管理・営業日報の作成・店長会議・お客様のクレーム対応など業務は多岐に渡ります。

キャリアアップ:エリアマネージャー→本部スタッフ

 

■調理スタッフの給料

 

平均月収:約25万円~
平均年収:約300万円~400万円
初任給(新卒など):約20万円~

 

調理場には見習い~調理人・調理長がいます。
一般の調理人の平均年収は398万円、
調理長の平均年収は388~480万円となっています。 (※※各種転職サイト調べ)

調理の仕事は、店舗の業態や料理の種類、勤務先・経験(腕)・働き方によってもかなり差がありますので、全体の給与幅としては293〜609万円と比較的広くなっているのが現状です。
300万円前後の調理人もいれば、一流シェフや有名シェフになると1000万円を超えるという方もいます。

※厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると一般的な料理人の平均年収は300万円前後となっています。

 

仕事内容
食材の仕入れ・仕込み~調理を担当します。
調理の仕事は経験年数や、スキルによって段階によって持ち場が変わります。

最初は見習いとして勤務し、掃除や洗い場・食材の下処理・仕込みなどを担当し、食材や調理器具などを覚えていき、その後担当の持ち場で調理するようになります。
最終的には料理長や調理長・シェフとなり、メニュー開発などの仕事も行います。
調理全般以外に洗い場や営業終了後は調理場の片付けや清掃・発注・翌日の準備をします。

参考コラム:シェフの年収はどの位?給料やボーナスが変わる条件・年収の上げ方を解説

 

■ホールスタッフの給料

 

平均月収:約24~31万円 
平均年収:約317~375万円前後
初任給(新卒など):約22万円~
(※各種転職サイト・賃金構造基本統計調査より)

 

仕事内容
ホールのお仕事は飲食店の接客全般になります。
来て頂いたお客様に満足頂けるよう対応するのがホールスタッフの役割です。

開店前は店舗内の掃除や、営業がスムーズに行えるようおしぼり・お箸・調味料などの備品の準備や、テーブルのセッティングなどを行います。
お客様がご来店したら案内業務やオーダー確認・料理の提供をし、お食事が終わったら後片付けと次のお客様の為のテーブルセッティングを行います。
その他お会計~お見送り・電話対応なども担当します。

キャリアアップ:ホール責任者(チーフ)→副店長→店長

 

■その他

その他、ソムリエ・バーテンダー・バリスタなどの職種があります。

・ソムリエの年収
・バーテンダーの年収
・バリスタの年収

 

上記はあくまで例として挙げましたが他の職種同様、年齢やポジションが上がっていったり経験を積んでいくと徐々に年収も上がっていきます。

飲食業界は未経験でもチャレンジできる業界です。
しかし経験があると優遇されるケースが多く1社でキャリアアップして給料を上げていく事もできますが、未経験で入社して経験を積めば中途採用で転職する際に即戦力とみなされ給料が上がるというケースもあります。

 

【企業・業態による給料の違い】

 

 

企業によって異なる
企業によってはお給料(月給)以外に下記のような手当があります。

インセンティブ制度/歩合制
賞与・昇給
資格手当
残業代や休日出勤手当
住宅手当
家族手当

店舗の売上成績が給与に反映される企業もありますので、頑張りによって給与アップが見込める会社もあります。
また残業手当や休日出勤手当・賞与(ボーナス)昇格などは、所属する企業のによって異なりますので事前にきちんと確認しておきましょう。

 

業態によって異なる
飲食業界には下記の業態があります。

・カフェ
・ファーストフード
・ファミリーレストラン
・焼肉屋
・寿司店
・和食屋
・レストラン(フレンチ・イタリアン)
・居酒屋
・ダイニング
・バー 

給料の傾向に関しては業態や企業によって多少異なります。
カフェ業態は客単価も低く営業時間も長くはない事から、残業や休日出勤などが少ない場合は給料は他の業態と比べて低くなる傾向があります。

大手チェーンの飲食店や、居酒屋業態などは業務量が多く拘束時間も長くなる事から手当の分がプラスでついたり年齢や役職、経験で給与があがっていくという事が比較的多くなります。(※店舗による)

 

■飲食業界のボーナス事情は?

ボーナスは年2回(6月・12月)支給されるのが一般的です。
飲食店には正社員の他に契約社員や派遣社員・アルバイトスタッフも多くいますが、基本的には正社員のみ支給される事が多くなると思います。
ボーナスの支給を得る資格は対象の在籍期間などが決まっていますので、中途採用の場合は事前に確認しておきましょう。
企業の規模や財務状況、また基本給により支給額は異なりますが一般的には月給1~3ヶ月分の支給が多くなります。
大手飲食チェーンと個人経営の店舗などでは支給の有無や支給額に差がある事もあります。
事前にきちんと確認しておきましょう。

◎昇給
他業界と同様、ずっと同じお給料という事は少なく大体1年に1回年齢に応じて昇給していく事が多いでしょう。
しかし企業によってはスキルや実績がないと上げていくのが難しい事もあります。

 

【まとめ/飲食店の給料とやりがい・何を重視するかで仕事選びを】

 

 

飲食業界の一般的な平均給料(月収・年収)についてご紹介しました。
飲食業界には様々な飲食企業あり、業態や職種も異なりますので一概には言えないのが現状です。

飲食業界は、日本の平均年収と比べると給与水準は若干低い傾向にあるようですが、経験を積んでスキルをつけてキャリアアップしたり、また将来的に独立開業してオーナーとなり儲かるようにあれば、年収をあげていく事もできる業界です。
(※スキルや実績が求められる業界になりますので、伴わない場合は上がらないというケースもあります。)

 

働いて生活する上で、お金は大切な要素ですがそれだけで仕事は選べないのも事実。

飲食店の仕事の魅力は何と言っても、人々の生活に密着し毎日多くのお客様に喜んでもらえる事。
サービス業であるため土日祝日の休みが取れず平日休みになる事や、特に繁忙期は勤務時間(労働時間)が長くなるなど大変な面もあります。

しかし店舗で働く従業員全員でお店を作り上げていく事ができるやりがいや、忙しい1日を乗り越えた瞬間、お客様から感謝の言葉を頂けた時には大きな達成感とやりがいを感じる事ができるでしょう。

なぜ飲食の仕事がやりたいのかという理由と魅力を考え、飲食関係の仕事から得られる価値と給料のバランスをみて仕事選びをしましょう。

弊社で求人をご紹介させて頂く際にもお給料面はきちんとお伝えさせて頂きます。
また給料面に関してのご相談も承りますのでお気軽にご相談下さい

参考コラム
・飲食店の正社員は大変?勤務形態(労働時間・残業・休日・有給休暇)を解説
飲食店で働く正社員の楽しさややりがい・大変な事とは?

 

 

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