ウェディングプランナーの面接・志望動機作成に役立つ!ブライダル企業の選び方
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ウェディングプランナー職の転職活動をしていると多くのブライダル企業と出会います。
応募する時や選考がすすんでいくと、自分がどんな企業が合っているのか、どんな企業を選べば良いのか分からなくなる事もあるのではないでしょうか。
ブライダル業界は企業によって経営方針や事業内容やカラーが違いますし、同じウェディングプランナーでも仕事内容が異なる事もあります。
今回はウエディングプランナーの面接で必ず質問される「なぜこの会社を選んだのか、志望理由」をスムーズに応えられるために会社を選ぶ基準や研究の仕方をお伝えします。
その会社を志望した理由を明確にしておくと面接でも志望動機や入社後の目標などがしっかり伝えられます。
ウェディングプランナーの志望理由もご紹介していきますので参考にしてみて下さいね。
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<目次>
1:企業選びの重要性
2:ウェディングプランナーの志望理由・例
3:ウェディングプランナーの企業の選び方
・経営方針
・事業内容
・仕事内容
・社風/カラー
・福利厚生
・自分の経験、能力、スキルと合っているか
4:ブライダル企業の研究方法
5:まとめ/ウェディングプランナーの面接で内定を取るために
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【企業選びの重要性】
転職活動をする際に自分がどんな企業で働きたいのか、入社してからどんな事をしたいのかを明確にする事はとても重要です。
入社後の目標などは面接でも質問される事が多いです。
事前に理解しておくと下記のメリットがあります。
〇志望動機が明確になる
〇自分に合った会社を見つける事ができる
〇企業の方向性と合っているのかどうかを確認できる
〇採用する企業へのメリットも伝えられる
〇入社後のミスマッチを防ぐ事ができる
ブライダル企業の面接では志望動機や入社後の目標・キャリアプランなどは必ず聞かれます。
内定をもらうためにはマッチングする人材であるかどうかという事が非常に大切になってきます。
そのためにはしっかり自己分析・企業研究をし、自分が何故その会社を選んだのか、入社後何を実現したいのか、どんな貢献ができるのかという事をきちんと整理しておきましょう。
【ウェディングプランナーの志望理由例】
志望動機とは、その企業で働きたい理由を伝えるものです。
そのため受ける企業ごとに企業研究を行い志望動機を作成する必要があり、数ある企業の中からなぜその会社を選んだのかという事をしっかり伝える必要があります。
そのため、企業を選ぶ際に自分の価値観やビジョンと企業の事業内容や方向性が一致していないと採用面接を通過する事ができません。
面接で志望動機を聞く1番の理由は、企業と応募者がマッチングするかどうか・戦力となってくれる人材かどうかを知るためです。
志望動機を聞く事で、なぜこの会社に入りたいのか、入社後どんな事をしたいのかという確認ができ応募者の志望意欲や志望度の高さ、企業の理解度が確認できます。
きちんと企業の特徴やビジョン・方向性を理解し応募してきてくれている人材であれば、入社後のミスマッチもおきず長く活躍できる可能性が高くなります。
まずは結論(理由)を伝え、その根拠→ビジョン・企業へのメリットといった流れで伝えるようにしましょう。
ただ志望動機を伝えるだけでなく、自分の強み・入社後のビジョン・企業へのメリットも一緒に伝えられるようきちんと整理しておくと、面接官にもしっかり伝わりコミュニケーション能力もあると判断してもらえます。
ブライダル業界やウェディングプランナーの仕事は何よりもコミュニケーション能力が求められます。
相手の話をきちんと聞き理解し、その話(質問)に対して根拠のある事実(経験談)を元に具体的な話ができ納得させる事が必要になります。
ウェディングプランナーの仕事は新郎新婦の希望をきちんとヒアリングし、提案をしていく仕事になりますがその提案にはきちんとした根拠が求められるからです。
◎ウェディングプランナーの企業を選ぶ際の志望理由には下記のような例があります。
〇企業の理念や方向性、顧客への思いに共感でき自分が働く上での方向性と一致していたから
〇商品が素晴らしく、自分が自信を持ってお客様にすすめられるものだと思ったから
〇事業内容が顧客目線であり、他社より顧客満足度を追求できると感じたから
〇キャリアプランやキャリア制度が整っており、チャンスがある会社で自分のスキルを上げていきたいと思ったから
〇業界トップの企業で実力をつけていきたいと思ったから
〇常に成長し続けチャンレンジしている企業で自分自身も成長していきたいと感じたから
〇説明会で出会った先輩社員や人事の方の人柄に惹かれたため、社風が合っていたため
ブライダル業界は結婚式という華やかな業界・仕事である事から、憧れだけで志望する方も多く会社の理解をせずに応募する方も多くいますが、その会社で働きたいという明確な理由もないためマッチングせず内定はもらえません。
また例え企業研究ができていたとしても、自分と合っていない企業を受けてしまうと入社後にミスマッチが起きてしまう可能性もあります。
下記では会社を選び時のポイント6つをお伝えしていきます。
【ウェディングプランナーの企業の選び方】
ブライダル業界には多くのブライダル企業があります。
企業の特徴を理解する事で自分の方向性と合っているか確認する事ができます。
あまりに条件を絞りすぎると受ける企業が少なくなりますので、ある程度優先順位を絞り企業に合わせられる部分は柔軟に対応していきましょう。
下記では企業を選ぶ際のポイントを6つお伝えしていきます。
*1:経営方針・会社の特徴*
企業が経営を行う上での方針や会社の特徴になります。
ブライダル企業は結婚式という商品を扱うため、結婚式という商品に対しての姿勢や顧客満足のための取り組み、新規事業の展開、そのための従業員への教育や社内制度なども様々です。
経営の方針や会社の特徴は入社してから働いていく上で最も重要となりますのでしっかり確認しておきましょう。
*2:事業内容(業界内でのシェア)*
どんな事業を展開しているかでその会社の取り組んでいる仕事内容が分かります。
またブライダル業界の中でのシェアやポジション・位置づけを知る事で企業の理解も深まりより自分に合う企業なのかどうかが分かります。
事業内容としては、ブライダル施設(ホテル・結婚式場・ゲストハウス・レストラン)の他にもドレスショップやフラワー、旅行業などを展開し内製化している企業も多くあります。
その場合、ウェディングプランナーを経験した後に社内で他の職種へのキャリアチェンジする事も可能であったり、顧客へのサービス内容も変わってきます。
また全国に展開していたり、海外に展開している場合、転勤の可能性もありますので確認しておきましょう。
*3:仕事内容*
ウェディングプランナーの仕事は所属する会社や施設(ホテル・結婚式場・ゲストハウス・レストラン)によって変わってきます。
そのため、ウェディングプランナーとしてどのように働きたいのかを明確にしその会社の仕事内容と一致しているのか確認する必要があります。
参考コラム
・ウェディングプランナーの働く職場/ゲストハウス・ホテル・結婚式場・レストラン・海外:それぞれの特徴
・ウェディングプランナーのお仕事【一貫制と分業制の違い】それぞれのメリット・デメリットは?
*4:社風・カラー*
社風とはその企業の雰囲気や特徴になり、企業によってそれぞれ違います。
ブライダル業界は華やかな業界であり、その時代や景気によってもトレンドやサービスが変わってきますので比較的変化を伴う事が多い業界です。
そのため、時代や景気に合わせ顧客満足のために様々な事業展開に挑戦していく社風の企業も多くあります。
一方で結婚式というフォーマルで感動的なサービスを展開している業界のため、歴史や伝統を重んじホスピタリティを大切にいる企業もあります。
またウェディングプランナーは顧客満足や営業スキルを求められるため、それに伴い下記のような社風の企業が比較的多くなっています。
〇年齢に関係なく実力主義
〇挑戦、チャレンジできる環境がある
〇個人の力だけでなくチームで達成するチーム力も大切にする
〇どんな時もお客様目線で対応
〇顧客満足と従業員満足を重視
〇感動を与えられる人である事
〇自ら行動し挑戦し成長できる環境
〇その仕事のプロフェッショナルになる
社風は自分が働く上で大切になりますので、自分の価値観や性格と合っているのかどうかを確認し企業を選びましょう。
*5:福利厚生*
福利厚生は長くその企業で働き、ワークライフバランスを保つためにも重要な部分になります。
福利厚生が整っていると、働く上でのモチベーションも保てますし女性が結婚や出産をしても長く働ける環境なのか知る事は大切になりますよね。
下記の部分は事前に確認しておきましょう。
・給料(ボーナス・インセンティブ)
・昇給/昇格
・残業代の有無
・勤務時間
・休日
・有給取得率
・産休/育休/育児、介護休暇取得率
*6:自分の経験・能力・スキルと合っているか*
今までの経験や持っている能力・スキルが合っていないと企業とマッチングするのは難しくなります。
ウェディングプランナーの場合、接客や営業の経験、そして求められる能力やスキルも多くあります。
今までの経験や能力・スキルを見直しその経験や能力が活かせるのか、企業が求める人材・人物像と合っているのか確認しましょう。
参考コラム:中途採用でウェディングプランナーになるために必要な経験や能力・資格は?
【ブライダル企業の研究方法】
企業の選び方をお伝えしましたが、そのためには企業の研究が必要となります。
企業研究には下記のような方法があります。
〇企業HP
企業のHPは会社の顔であり以下のような様々な情報が載っています。
気になる応募したい求人を見つけたらまず企業のHP確認して基本的な情報や特徴を調べましょう。
・会社概要(企業情報)
・代表取締役:氏名・経歴・メッセージ
・事業内容:全国の拠点数や、展開している事業の詳しい内容・商品やサービスの内容
・企業理念
・経営方針
・採用情報
・IR情報
・社風
・関連企業
〇ブライダル企業のSNS/結婚情報サイト
最近ではSNSを通して情報を発信している企業が増えています。
その企業や運営しているブライダル施設、サービス内容の最新の情報が更新されています。
働いてる社員の方や会社の雰囲気が分かる事もあるのでこまめにチェックしましょう。
またゼクシィなどの結婚に関する情報サイトでも施設の情報を知る事ができます。
ホテルや結婚式場、ゲストハウスなどの特徴が載っているので参考にしてみましょう。
〇会社説明会
企業が行う説明会では人事の方や実際に働いている方から企業の説明を受ける事ができます。
会社説明会ではHPや求人サイトには載っていないより詳しい情報を聞く事ができるので必ず参加するようにしましょう。
また説明会の段階でもマナーや礼儀をチェックしている企業もありますので身だしなみやマナーなどには気を付けましょう。
〇業界本/企業情報が掲載されている書籍・雑誌
ブライダル関連の業界本や書籍にも多くの情報が載っています。
様々な内容が1冊にまとまっているので業界全体を理解するのにとても役立ちます。
ブライダルやホテル業界関連の書籍であれば、実際のブライダルの企業や実際に働いている方が掲載されているものもあり各企業の特徴や強み・位置づけを確認する事ができます。
インターネットで調べるだけでは中々出てこないような、より詳しい内容を得る事ができます。
ブライダル業界には様々な企業があり、特徴や企業のカラーが異なりますので
同業他社(競合)との違いを把握できていると、その企業の強みを知る事ができ就職活動をする上でも役立つでしょう。
〇新聞
新聞には多くの情報が載っており、日本の経済や景気、社会の動きを知る事ができます。
ブライダル企業関連の記事が載っていたり、ブライダル業界の動向なども掲載されている事があります。
ブライダル業界の事はもちろん、社会全体の動きや経済状況を把握しておく事は転職(就職)活動をする上でも重要になります。
〇実際の施設の確認
もし近くに行く機会などがあれば、受ける企業のホテルやゲストハウスに足を運んでみてもいいかもしれません。
実際に見る事でイメージも湧きやすく志望動機等を作る際に役立つ事があります。
〇ブライダル業界専門の転職エージェント
ブライダル業界特化型の転職エージェントは転職活動のサポートはもちろんの事、業界に特化していますので業界の動向・ブライダル企業の詳細・仕事内容などを分かりやすくお伝え出来ます。
また応募する求人企業に関してもネットや書面だけでは分からない実際の社風やキャリアプラン、選考の基準や傾向なども詳しくお話しています。
ブライダル業界の経験者が社内にいる事も多く、業界の特徴や情報なども聞ける機会があります。
ブライダル業界の経験者も未経験者も転職活動の近道になりますので、転職活動が上手くいかない、ブライダル業界の事をもっとく合わしく知りたいという方はお気軽にご相談下さいね。
【まとめ/ウェディングプランナーの面接で内定を取るために】
ブライダル業界の企業選びの方法・ポイント、企業研究の方法をお伝えしました。
ブライダル業界は華やかであり、感動を与えられる素晴らしい業界である事から新卒採用・中途採用共に人気の高い業界です。
ウェディングプランナーの面接で内定を取るためには、きちんと業界や企業の研究、自己分析をする事が重要になります。
チェックすべき内容を確認し自分に合うのかどうか、入社後に自分も成長し貢献できるのかどうかをしっかり見極め企業を選ぶようにしましょう。
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ブライダルのお仕事と聞くと、ウエディングプランナーが最も有名ですが、結婚式に携わるお仕事は実は結構沢山あります。
結婚式を挙げられた方や結婚式に参列したご経験がある方は、その時の光景を少し思い浮かべてみて頂くと、イメージ出来るかと思います。
*挙式の進行を行う牧師や司式者
*歌や音楽を奏でていた聖歌隊やオルガニスト
*披露宴で進行を行う司会者
*料理やドリンクを運ぶサービススタッフ
*新郎新婦の側で身の回りのお世話をする介添え
*撮影をするカメラマン
*ドレスをスタイリングするドレススタイリスト
*ヘアメイクをほどこすヘアメイクスタッフ
*それらをプロデュースする役割のウエディングプランナー
などなど・・・。
まだまだ挙げると沢山あるのですが、それぞれの仕事に特性がある為、今までのご経験や個性が転職の際に重要になります。
今回はその中でも「ウエディングプランナー」と「ドレススタイリスト」の面接評価の違いについてお伝えします。
◆ウエディングプランナー
日本のブライダル企業の多くは、ウエディングプランナーと呼ばれる職種は大きく分けて2つあります。
①自社の結婚式場で結婚式を挙げてもらえるよう新郎新婦様へ会場のご案内やお二方の思い描く理想の結婚式を提案する新規担当。
②自社会場に決定した新郎新婦様の結婚式の内容を一緒に作っていく打ち合わせ担当。
①②それぞれの役割を分業して行う企業もあれば、どちらも同じスタッフが行う一貫制を採っている企業もあります。
その為、求めるスキルとしては
◎新郎新婦との信頼関係を築ける人間力
◎カタチの無いものを想像して魅力的に感じてもらう提案力
◎新郎新婦様がイメージする抽象的な希望を具体化するヒヤリング力
などが挙げられます。
結婚式場によって採用のポイントは様々ですが、
新規担当の場合
短期間での接客=結婚式場で一番最初に新郎新婦様と合う=自分が会場の顔になる=コミュニケーション力が高い方を求めています。
企業によっては、数字を追う事に達成感を感じる方やキャラクターがある方を採用する傾向もあります。
打ち合わせ担当の場合
長期間に渡っての接客=お客様と一番長く接するスタッフ=安心感がある方や一つの事を長期間達成できる方を求めています。
もちろん、面接時に思っている事を自分の言葉で分かりやすく面接官に伝えられているか、第一印象が話しやすく明るく笑顔があるか。
など自らアピールできる方を面接で評価している事が多いです。
◆ドレススタイリスト
こちらは、ご新婦のウエディングドレス・カラードレス(お色直し時のドレス)からそれに合うアクセサリーまで、トータルコーディネートをしご提案をするお仕事です。
その他にも、ご新郎の衣装や親御様の衣装のご提案もしていきます。
求められるスキルとしては
◎商品の提案力
◎お客様との信頼関係を築ける人間力
◎流行に敏感か
などが挙げられます。
様々な形・色のドレスから、お客様が求めるドレスを提案する力が最も必要となりますので、経験としてはアパレル業界で販売経験をされていた方がブライダルビズからは多く転職されています。
面接では、ウエディングプランナー時とは異なり、聞き手に回り相手の好みを上手く聞き出せるタイプやサポート的な性格の方が採用となっています。
またドレスは体のラインが顕著に出てしまう為、ご新婦の体に対するコンプレックスなどを聞く機会も多いので、新婦との信頼関係を上手く取れそうか等を見ている事が多いようです。
それぞれの職種で、求めるスキルや向いているタイプなどが異なりますがもっと詳しい職種のお仕事の話や、実際働いている人はどんなタイプの人か等をご面談ではお伝えしていますので、ご興味ある方は是非ブライダルビズの無料転職相談へお申込みください♪
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