結婚式のお仕事パート② ブライダル サービス・ブライダルカメラマン・フラワーコーディネーター・司会

 

結婚式のお仕事パート②
ブライダルサービス・ブライダルカメラマン・フラワーコーディネーター・司会

 

 

もうすぐ桜の季節ですね。
この季節の変わり目を機に転職を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

前回(パート①)に引き続き、ブライダルビズでご紹介がある求人の職種別お仕事内容をお送りします♪

 

 

 

 

結婚式のお仕事・職種別      

 

前回のパート①に続いて、今回は下記4つの職種を詳しくお伝えしていきます。

 

 

①ブライダルサービス
②ブライダルカメラマン
③フラワーコーディネーター
④司会

 

 

ブライダルサービス         

 

 

披露宴時に、参列者へお飲物やお料理をサービスしたり、参列者の誘導などを行い宴会がスムーズに進行するようサポートをするお仕事です。

披露宴会場の準備(テーブル、グラス、お皿などのセッティング)、引出物のセッティング、食器の片付けやメニューの説明・ドリンクのお伺い・会場内の案内・写真撮影のお手伝いなど、仕事内容は多岐に渡ります。

新郎新婦に代わって来て頂いたゲストの方をおもてなしする仕事で、ゲストが直接接する1番近いスタッフとなります。

結婚式の印象を左右すると言っても過言ではないので、テーブルマナーやホスピタリティなどの接客スキルが求められます。

披露宴全体の指揮管理をしているキャプテンの指示に従いながら、自らもゲストの方が困っていないか、何か必要としていないかなど気を配りながらゲストの方々に満足頂けるよう業務につきます。

キャリアを積んで行くと「キャプテン」と言って、披露宴の進行を把握しながら、新郎新婦の入場のタイミングや料理出しのタイミング、全ての演出のタイミングの指示を出す重要な役割を担うポジションに尽きます。

披露宴は予定通りに行かない事も多々ある中、時間通りに進行して、尚且つ絶対に失敗が許されないものです。

その為、披露宴の進行は、キャプテンの手に掛かっていると言っても良い程、このポジションは実力と経験が必要になってきます。

また、人気が高いポイントは、ウエディングプランナーやドレススタイリストは結婚式当日の披露宴に携われない企業も多いですが、ブライダルサービスは披露宴に携わるので結婚式を生で感じられる所です◎

新郎新婦が一生懸命準備してやっと迎える事ができた結婚式に立ち会う事ができ、新郎新婦やゲストの方に喜んでもらえる事が大きなやりがいに繋がります。

直接新郎新婦に関わる事はなく裏方のお仕事ではありますが、ゲストの方に満足してもらうために、そして当日スムーズに進行するためにブライダルサービススタッフは欠かせない存在です!

 

◇就職先:ホテル・ブライダル企業・レストラン

 

 

ブライダルカメラマン        

 

 

結婚式や披露宴で新郎新婦やゲストの方々のスナップ写真、記念写真の撮影、家族や親族との集合写真、結婚式当日ではなく、別日にゆっくり時間をかけて写真を撮影する「前撮り」や「後撮り」などを担当します。

結婚する2人にとって一生に一度の大切な結婚式。
その様子を、形に残す事ができる重要なお仕事です。

企業によって、ブライダルカメラマンが結婚式当日より前に新郎新婦と直接打合せをして、どんな写真を撮影して欲しいか、どんなアルバムにしたいかなどを行う企業も。(ウエディングプランナーがその打合せを行う企業もあり)

また、撮影だけではなく、撮影した素材の加工作業や動画の場合は映像処理の作業、お客様への納品作業などを一貫して行う企業もあります。

雑誌やテレビの撮影では、撮影に馴れているモデルさんが被写体ですが、結婚式は被写体が一般の方(新郎新婦)であり、テレビのようにカット割りなど決まっておらず、被写体は自由に動き回る為、もちろん撮影技術も必要となりますが、いかに短い時間で新郎新婦との心の距離を詰められるかで、写真の出来に大きく差が出てきます。

結婚式には、入場シーンやケーキ入刀・キャンドルサービス・両親への手紙など色々な大切なシーンがありますよね。
そのため、大切な瞬間を逃さないよう常に周囲に気を配り、妨げにならないよう注意しながら各シーンでシャッターを切ります。

ブライダルカメラマンのやりがいは、結婚式という人生の一大イベントに関わる事ができ、結婚する2人にとって一生の思い出となる日を自分の手で形として残せる事、そして新郎新婦やその家族に喜んでもらえる事。

結婚式の最中は重い機材を持ち、最高の瞬間を取るために常に気を配りながら動き回るため体力も必要となります。

「一生に一度」という責任やプレッシャー・緊張感があり気の抜けない仕事ですが、お客様の最高の笑顔・幸せの瞬間を撮る事ができ、宝物となる写真を自分の手で残す事ができるとてもやりがいのある仕事です!

 

◇就職先:ホテル・ブライダル企業・写真スタジオ・ブライダル撮影専門企業

 

 

フラワーコーディネーター      

 

 

新婦が手に持つブーケを始め、披露宴会場のテーブル上のお花や、会場全体の装飾を行います。

結婚式で花は欠かせないアイテムであり様々なシーンで重要な役割を果たします。

会場装飾やテーブルフラワーでは、新郎新婦の希望やイメージ・テーマ・予算を聞きながらシーンに合った花材を選び制作を行いますので花に関しての専門知識や、色彩感覚が必要になってきます。

会場は装花で印象がガラリと変わりますので全体の雰囲気を確認しながら、様々な種類のデザインや色の花々を組み合わせて制作し、飾る場所や位置も調整しながらセットしていきます。

また、結婚式での新郎のブートニア、新婦が持つブーケやヘア飾りなども担当する事も。
新婦の希望を聞きながら、ドレスや髪型と合う色やデザインを確認し制作していきます。

それらを制作するだけでなく、新郎新婦とどのようなブーケや装飾にしたいかを直接打合せしたり、企業によっては簡単なデッサンを描きながら打合せを行う事もあるので、デッサンが描ける事が応募条件の企業もあります。

ウェディングプランナーと打ち合わせを行い、結婚式会場の全体のテーマや雰囲気を確認し、その後新郎新婦と打ち合わせを行います。

披露宴会場やゲストテーブルの希望の雰囲気やイメージを細かくヒアリングし、写真などを使って案内していきます。

お客様のイメージを叶えられるようきめ細やかなヒアリング力や接客スキル、コミュニケーション能力も求められます。

その他にも、生花の買い付け、花材の管理や手入れ、花の発注や手配業務などの事務仕事から、花の仕入れや水揚げ・下処理、重い水を運んだり、店舗清掃、ブライダルフェアや前撮り、また会場のHPや広告などで使用する装花を制作する事も。

仕事内容は多岐に渡りますよね。

お花屋さんで働かれていて、ブライダルに挑戦されたいという方や、趣味でお花の教室に通われている方などがブライダルビズへご相談に来られ、転職されています♪

 

◇就職先:ホテル・ブライダル企業・フラワー企業(花屋)

 

 

司会                

 

 

披露宴での司会進行を行い新郎新婦の大切な1日を演出するお仕事です。

結婚式というと、式を進行していく司会の方も非常に注目されますよね。

バンケット責任者や音響・照明など各部署と連携を取りながら、式を滞りなくスムーズに進行させる事が重要な役割となり、柔軟に対応できる能力や、様々なシーンに沿った雰囲気作りや高いトークスキルなど能力が必要となります。

新郎新婦との打ち合わせではどんな式にしたいのかヒアリングを行い、プロフィールに基づいて新郎新婦の紹介文を作成し式の構成を練っていきます。

結婚式の数だけ、新郎新婦の思いや希望の演出があるため、しっかりヒアリングし自分で考えながらオリジナルの司会をしていくようになります。

かけがえのない一日を素敵な思い出にするために、失敗は許されず司会者の印象でその結婚式の印象も左右されるといっても過言ではありません。

司会者の技量によって結婚式の印象や雰囲気も大きく変わります。
結婚式は新郎新婦にとって一生に一度しかない大切なイベントとなるため結婚式の進行を行う司会者は大きな責任を伴う仕事です。

プレッシャーもある仕事ではありますが、様々な部署のスタッフと協力しながら結婚式を作り上げていくやりがいも感じる事ができます。

また無事に結婚式が成功した時には、新郎新婦から直接感謝の言葉を受け取る事ができたり、新郎新婦のご家族やゲストの方からも「ありがとう」と言って頂ける事も!

 

ブライダル司会者になるために必要な資格などはありませんが、まずは知識やスキルをつけるために学校や専門のスクールに通うのが一般的になります。

そのためにはブライダルやホテルなどの専門学校か短大・大学に通いブライダル業界の知識をつけたり、司会者養成スクールに通い、講習を受けてから就職活動をするのが近道になるでしょう。

司会者養成スクールでは発声、言葉遣いなど司会者としての基礎的な知識やブライダル業界の知識が習得でき、大体1~2年司会者養成スクールに通い、就職するケースが多いようです。

 

 ◇就職先:ブライダル企業・ホテル・司会者養成スクールや司会派遣業者・結婚式のコーディネート専門会社など。
経験を積めばフリーランス契約で働く事も可能で、副業として仕事をしている人もいます。

 

 

まとめ               

 

 

結婚式のお仕事パート①と合わせてウェディングに関わる7つの職種のお仕事内容をご紹介させて頂きました。

その他にも、調理スタッフ・パティシエ・介添え・音響・照明・牧師など様々なプロのスタッフがいます。

1つの結婚式を作り上げるために、本当に多くの職種のスタッフが携わっていますよね。

結婚式を成功させるには、個々のスキルはもちろんの事、チームワークや協調性がとても大切になります。

ブライダル業界のお仕事は、結婚式という人生の一大イベントに携わる事から、間違いや失敗が許されない責任の大きい仕事ですが、皆で達成できた時は、何ものにも代え難い喜びややりがいに繋がります。

多くの人の幸せのお手伝いができ、そして立ちあえる仕事は中々ありませんよね。

ブライダル業界には様々な職種があるので、しっかり合う職種を選んで下さいね。

 

参考コラム
ブライダル業界の職種一覧*ブライダルの仕事にはどんな種類ややりがい・魅力がある?

 

弊社ブライダルビズでは、ブライダル業界の様々な求人を取り扱っております。
ブライダル業界へ転職をお考えの方は是非ご相談下さいませ。

 

 

 

 

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ご利用は全て無料ですので、ブライダル業界への転職をご検討の方は是非ご利用下さい。