ブライダルの仕事の大変な事や辛い事・その乗り越え方は?

 

ブライダルの仕事の大変な事や辛い事・その乗り越え方は?

 

 

結婚式という人生の幸せな瞬間に携わる事ができるブライダルの仕事は華やかであり、憧れる方も多く人気がある仕事です。
その通り、実際華やかな職場で大きなやりがいや感動を感じられる魅力のある仕事です。

しかしどの仕事でもそうですがやりがいが大きい分、大変な事や辛い面もありブライダル業界の仕事も同様です。

今回はブライダル業界で仕事をする上で大変・辛いと感じる部分をご紹介していきます。
転職・就職後にミスマッチがおきないよう事前に大変な部分も確認しておきましょう。

 

 

 

ブライダルの仕事の大変な事・辛い事

 

 

結婚式を作り上げるにはウェディングプランナーを中心に

衣装(ドレスコーディネーター)
ヘアメイク(ヘアメイクスタッフ)
装花(フラワーコーディネーター)
料理・ウェディングケーキ(調理師・パティシエ)
サービス(キャプテン・宴会サービススタッフ)
司会者・カメラマン・音響・映像・照明スタッフ・介添え

など様々な各分野のスペシャリストが関わっています。

それぞれの職種にやりがいがあるかと思いますが、共通してブライダルならではの大変な面やきついと感じてしまう事もあるようです。

 

 

責任が大きくプレッシャーがある   

結婚式は結婚するカップルにとって一生に一度の大切なイベントです。
金額はおよそ350~600万円、招待客は50~100名となり人生の一大イベントになります。

新郎新婦と大切な繋がりのある家族やゲスト方々から祝福される日であり、新郎新婦からも普段中々言えない感謝の気持ちをを伝える事ができる日でもあります。

新郎新婦だけではなく、そのご家族・招待客にも満足いく1日でなくてはなりません。

一生の思い出に残る1日になるので、どのカップルも成功し幸せな日にしたいと思っています。

特に中心となって動くウエディングプランナーは結婚式当日までに全ての内容をスケジュール通りに進めていかなくてはならないため、各分野の専門のスタッフの調整や手配を間違えのないように進めていかなくてはなりません。

また招待状や席次表、引出物などのアイテムの発注漏れや間違いがあってはなりませんので、細かいチェックが必要となります。

結婚式に関わるどの職種のスタッフも、各場面で重要な役割を果たすため間違いや漏れがないか細心の注意や入念な確認が必要となります。

結婚式はたった一度きりでやり直しがききません。

どの職種であっても失敗は許されず、責任が大きく常にプレッシャーや緊張感のある仕事です。

 

 

土日祝日休みがない         

ウェディングの仕事はサービス業であり、結婚式は9割が土日・祝日に行われます。

またブライダルフェアや新規で会場見学されるお客様、結婚式の打ち合わせをするお客様も基本土日祝日に来館します。

そのため、どの職種であっても土日祝日の休みを取るのは難しく休日は平日となります。

また結婚式前日は結婚式のアイテム類の確認や会場準備が必須の為、金曜日も必然的に出勤となります。

ブライダル業界は週末が1番忙しくなるため、月曜日~木曜日の間でシフトで休みを取るようになります。

また基本的には新郎新婦の都合に合わせてスケジュールを組んだり準備を進めていくため、希望の日に休みが取れないという事もあります。

家族や友人と中々予定が合わなかったり、土日休みや長期休暇が取りにくいため辛いと感じてしまう事もあるようです。

 

 

勤務時間が長い           

特に週末の金曜日~土日祝日は勤務時間が長くなります。
特に土日祝日は、新規のお客様の来館、結婚式の打ち合わせの来館が多くウェディングプランナーやドレスコーディネーターをはじめどの職種のスタッフも忙しくなります。

当日の結婚式に関わる場合、準備があるため朝早くから出勤し結婚式に備えます。

職種によっては式の後片付けが全て終わった後に次の接客や事務作業を行うため、残業も多く退社時間も遅くなります。

平日に関しては比較的残業がなかったり勤務時間が長くならない事もありますが、ウェディングプランナーやドレスコーディネーターの場合は新郎新婦の都合に合わせて接客業務を行うため、遅い時間から打ち合わせが始まったり、打ち合わせが延び夜遅くなってしまう事も多々あります。

結婚式には繁忙期と閑散期がありますが、繁忙期は休日出勤になる事や残業が増え拘束時間が長くなるため激務と言われてしまう事もあります。

 

 

立ち仕事が多い           

職種にもよりますが、前述した殆どの職種が立ち仕事になります。
打ち合わせ時や事務作業をしている意外は立って仕事をする事が多いため、体力も必要になってきます。
そのため、特に女性は辛いと感じてしまう事があるようです。

 

 

クレーム対応            

結婚式はカップルにとって一生心に残るイベントという事や、その1日のために大金が動き多くの人が2人のために時間を割いてくれるという事からほんの些細な事でもクレームやトラブルに繋がる事があります。

例えば、結婚式の仕事は接客をメインにしている職種が多いため、接客態度が悪いという内容であったり、費用が高すぎるといった内容、衣装・料理に関する事など様々です。

当日にハプニングがおきてしまうという事もあります。
このようなクレームは他の部署のものでもウェディングプランナーが受ける事が多くなります。

自分に責任がなくても結婚式は各分野の担当とチームで仕事をしていくため、どうしても全体を統括しているウェディングプランナーに苦情が来てしまいストレスに感じてしまう方もいます。

 

 

営業成績を求められる(※ウェディングプランナー・ドレスコーディネーター)

ウェディングプランナーやドレスコーディネーターの仕事は直接お客様と接し、一緒に結婚式を作り上げていくため華やかでやりがいのあるお仕事のイメージが強いかと思いますが、契約してもらわない事には成り立たないため売上を作る事は当然会社から求められてきます。

特にウェディングプランナーは
新規接客担当→成約数(売上を作る)
打合せ担当→単価のアップ(売上を上げる)

という役割があり、企業にもよりますが月間の目標が決められておりその達成に向けて営業力が求められてきます。

新規接客担当の場合は、会場の見学に来館したカップルに対して契約をしてもらう事、打ち合わせ担当の場合は結婚式のアイテム(演出や料理・ケーキ・装飾・装花)やオプションで単価を上げていく事が必要となります。

新郎新婦の希望する結婚式を作り上げていく華やかな印象とは裏腹に、契約数や単価アップを会社から求められるため、営業要素が強くギャップを感じてしまう方もいるようです。

 

 

ブライダル業界の仕事はやりがいや満足感も大きい

 

 

上記のような理由からブライダル業界の仕事に大変さを感じてしまう方もいますが、その分やりがいや満足感も多く感じられる仕事です。

どの業界・どの仕事でも大変な事や辛い事はつきものです。

ブライダルの仕事は他の業界とは違う下記のようなやりがいがあります。

結婚式という人生の大切な節目に関わる事ができ、感動の瞬間に携わる事ができる
新郎新婦の一生の思い出に残る仕事ができる
幸せで感動に溢れる日を作る事ができる
新郎新婦、ご家族、列席者多くの人に喜んでもらえ感謝される仕事ができる
チームで1つの結婚式を作り上げるため、みんなで達成感を感じる事ができる
大変な準備の先に大きな感動が待っている
新郎新婦の希望に沿って企画・プランニングし実現していく事ができる(※ウェディングプランナー)

どの分野のスタッフもスペシャリストとして、最高の結婚式の為に全力で取り組んでいます。
そのような仲間と新郎新婦の大切な1日を作り上げていく事ができる仕事は大きな誇りになるでしょう。

 

 

大変な事や辛い事を乗り越える方法

 

 

ブライダル業界の大変な面をお伝えしましたが、意外とその内容は事前に分かっている事であったり他の業界や仕事にも当てはまる事でもあります。

例えば、土日祝日休みがないという事や残業が多い・立ち仕事が多いというのはサービス業界ではよくある事であり、サービス業でなくても忙しい会社であれば残業は日々出てきてしまうものです。

そのため、転職する際に休日や時間の面はある程度覚悟しておく事が必要でしょう。

営業に関してもギャップを感じる方がいるかもしれませんが、どの企業も利益を出さなくてはならないのは当然の事になります。

自社の会場で式を挙げる事や様々なアイテムの提案が、新郎新婦にとってより良い結婚式になるというように考えれば自信を持って営業できるようになると思います。

また責任感が大きい、クレームに発展しやすいというのもそれだけお客様にとって大切なイベントという事です。

そのため、結婚式に関わるどの職種も一生に一度の大切な日を作り上げ、プロデュースするという意識を常に持って仕事に取り組まなければなりません。

どの職種であってもスペシャリストとして、常に細かいチェックや確認を怠らず責任を持って真摯仕事に向き合う事が大切になります。

大変な事はどんな仕事にもあります。

人の幸せのお手伝いができ多くの感動や笑顔に出会える仕事は中々ありません。

自分の仕事にやりがいを感じ自信と誇りを持って仕事に向き合えるようであれば大変な事や辛い事も乗り越えられるのではないでしょうか。

 

 

まとめ              

 

 

ブライダル業界の大変な事・辛い事とやりがいをお伝えしました。

ブライダルの仕事は大きなやりがいや達成感を感じられる責任のある仕事だからこそ、大変な面や辛い事も出てきます。

しかしそのような事を乗り越えれば自信もつきますし自分自身のスキルアップや成長を感じる事ができるでしょう。

またブライダルの仕事はこういった大変さがある事から、仕事内容や仕事量に対して給料が見合っていないと感じる方や、やりがいを感じられるまでに時間がかかる方もいます。

マイナスな部分だけでなく、少しづつでも良いので仕事をしていく中で、楽しい・満足感を感じられる部分を大切にし業務をする事が大切です。

大変な面より多くのやりがいや充実感を感じていく事ができるのがブライダルの仕事だと思います。

ブライダルの仕事は結婚する2人の人生に関わる重要な役割があります。
ブライダル業界への転職を考えている方は華やかでやりがいもある一方で、こういった大変な面がある事も理解しておきましょう。

責任と覚悟が必要になる仕事ですがこのような重要な仕事の経験は、様々なスキルを身に付け自分自身の成長にも繋がるためきっと大きな財産になるでしょう。

 

参考コラム
ブライダル業界の職種一覧*

・ウェディングプランナーのやりがい5つをご紹介*

 

 

 

 

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