ドレススタイリストの勤務先(ホテル・結婚式場・ゲストハウス・ドレスショップ)と仕事内容

 

ドレススタイリストの勤務先(ホテル・結婚式場・ゲストハウス・ドレスショップ)と仕事内容

 

 

ドレススタイリストとは結婚式での新郎新婦の衣装(ウェディングドレス・タキシード)、親族・列席者の衣装を担当する人の事で「ドレスコーディネーター」や「衣装スタイリスト」とも呼ばれています。

勤務する場所はホテルや結婚式場の衣装室か路面店のドレスショップとなります。
それぞれの違いやどちらが自分に合っているのかを知っておくと転職活動がスムーズにいく事もあります。

今回はドレススタイリストの働く場所・勤務先の特徴や仕事内容をお伝えします。
ドレススタイリストのお仕事に興味がある方は是非参考にしてみて下さいね*

 

 

ドレススタイリストの勤務先

 

 

ドレススタイリストの勤務先は以下の2つとなります。

①ホテルや結婚式場の衣装室
②路面店やゲストハウス併設のドレスショップ

①衣装室の場合の就職先は
・ホテルや結婚式場
・婚礼衣装専門企業

②ドレスショップの場合の就職先は
・婚礼衣装専門企業
・ブライダル企業

となります。

 

ホテル・結婚式場などの衣装室(インショップ)

ホテルや結婚式場には衣装室があり、そこで結婚式を挙げる方はそのホテルや結婚式場の衣装室でウェディングドレスやタキシードを決めていきます。

直接ホテルや結婚式場が運営しているケースと
婚礼衣装専門企業がホテルや結婚式場と提携し出店しているケースがあります。
その場合婚礼衣装専門企業のドレスコスタイリストは提携先のホテルや結婚式場に勤務します。

 

婚礼衣装専門企業の衣装室・ドレスショップ

婚礼衣装専門の企業は自社でドレスショップを持っているため、勤務先としては直営のドレスショップに勤務する事が多くなります。

前述したように、婚礼衣装の企業がホテルや結婚式場と提携し衣装室として入っている事もありますので、その場合はホテルや結婚式場の衣装室の勤務となります。

 

ブライダル企業の衣装室・ドレスショップ

近年ではホテルやゲストハウス、レストラン等ブライダル施設を運営しているブライダル企業がドレス事業も展開している事が増えています。

結婚式に必要な衣装、フラワー、ヘアメイクなどの部門を内製化して社内で完結する事でお客様の希望を調整しやすくなったり、働く社員にとってもキャリアチェンジできたりと多くのメリットがあります。

ブライダル企業が運営しているドレスショップは路面展開であったり、自社のゲストハウスに併設されている事が殆どですので、どちらかのドレスショップの勤務となります。

 

ブライダル企業6社のドレスショップ

 

株式会社ノバレーゼ
ブランド名:「NOVARESE」「ecruspose」(ドレスショップ)

パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークなど世界中からドレスを買い付け、ウェディングドレスやタキシード、和装のレンタル・販売を行っています。
トレンドを取り入れたハイクオリティなラインナップを揃えている事も特徴です。

株式会社エスクリ
ブランド名:「PRIMACARA」(ドレスショップ)

全国に17店舗のドレスショップを展開。
ウェディングドレス、カラードレス、和装、タキシード、列席者の衣装などを取りそろえています。
全てのスタッフでドレスやタキシードのデザイン企画を考案しています。
約1年間かけて作成し新作コレクションとして発表しています。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
ブランド名:「MIRROR MIRROR」(ドレスショップ)

表参道・丸の内・横浜に直営店、千葉のゲストハウスに併設。
日本初上陸のブランドをはじめ、世界中から選りすぐりのインポートドレスや小物を取り揃え、新郎新婦がより輝けるようトータルでプロデュースしています。

株式会社ディアーズブレイン
ブランド名:「chouette!」(ドレスショップ)

ゲストハウス3店舗に直営のコスチュームサロンを併設し、ウエディングドレス、カラードレス、着物などの衣裳を提供しています。
ドレス・ジュエリー・小物など、トータルコーディネートできるようになっています。

株式会社ベスト – アニバーサリー
ブランド名:「ACQUA GRAZIE」「DESTINY Line」(ドレスショップ)
表参道、千葉、京都、仙台、横浜、名古屋、大阪などに展開。
路面のドレスショップや、自社のゲストハウス・結婚式場・ホテル内に併設。
ニューヨークやパリをはじめ世界中から名だたるデザイナーたちがこだわりぬいたドレスをセレクトしています。

株式会社リブラブラフ(株式会社BP(旧社名:株式会社ブライダルプロデュース)グループ)
「LIVE LOVE LOUGH」(ドレスショップ)

元ウェディングプランナーが立ち上げたドレスサロンです。
表参道・横浜に展開。
世界中からセレクトしたドレスをはじめ、オリジナルドレスや和装、タキシードやご親族の衣装も取り扱っています。

表参道店ではギフト、フラワーなどのサロンもあり、ウェディングにまつわる全てのものを取り揃えています。

このように多くのブライダル企業がドレスショップの運営も行っています。

 

衣装室とドレスショップの違い

 

 

同じウェディングドレスを扱っていても衣装室とドレスショップには異なる点があります。

衣装室はその会場に合ったドレスを提供している事が多く、お客様にとっては式場と同じ雰囲気の衣装を着る事ができたり、何かあった時にサポートしてもらえる等のメリットがあります。
また同じ式場内にあるので、衣装合わせも便利ですよね。

一方でドレスショップはドレスへのこだわりや流行に合わせてドレスを揃えており、ドレスショップそれぞれの特徴やカラーがあります。
よりお客様の希望に合ったドレスの提案ができるというメリットがあります。

 

ホテル・結婚式場の衣装室の特徴

雰囲気
衣装室はホテルや結婚式場に併設されているので、そのホテルや結婚式場の雰囲気に合ったドレスショップになっています。
ドレスもその会場に合った雰囲気のものが多くなっている傾向にあります。

ホテルや結婚式場の衣装室は自社で運営している場合と、他社の婚礼衣装専門企業が運営している場合があるので、他社の場合でもその式場に合った企業が選ばれる事が多いでしょう。

お客様の特徴
基本的にはそのホテル・結婚式場で結婚式を挙げるお客様がいらっしゃいます。
新郎新婦がウェディングプランナーと結婚式の打ち合わせをしていく中で、衣装を決める時期になると(式のおおよそ2~8ヶ月前)来店されて衣装を決めていく流れになります。
ホテルや結婚式場の中にあると便利であり、何かあった時もすぐにサポートしてもらえる安心感から殆どの方が衣装室で衣装を決めていきます。

ドレススタイリストの特徴・仕事内容
担当のウエディングプランナーと情報のやりとりがしやすく、お客様の好みや披露宴のプログラムなどお客様の情報が入りやすくなります。
元々ショップに揃っているドレスはその結婚式場に合うドレスしか置いていない為、より正確に幅広いドレスのご提案が叶います。
ただ、結婚式場がオンシーズンの時期や人気のドレスが偏ってしまっている時は、それぞれのドレスの数も限られている為、他のドレスのご提案や、それに付随するアクセサリー類などのスケジューリング能力も必要になってきます。
そして1番の特徴は、担当した花嫁様の式当日の姿を見る事が出来る事です。

ホテル・式場によっては当日の着付けまで行う所もあります。
行わない場合でも式場が同じ敷地内にある為、接客の合間に結婚式を見に行く事が出来たり着替えのタイミングで確認する事ができます。
その反面、ドレスの搬入・搬出は全て自分たちの手で運ばなければならないので、少し重労働な面もあります。

 

婚礼衣装会社やブライダル企業のドレスショップの特徴

雰囲気
ドレスショップの特徴が出る「路面店」
路面店は独立してドレスショップが存在している状態ですので各ドレスショップのブランドカラーや特徴が全面に出ているお店となります。
ドレスに関しても、ブライダル衣装のデザイナーによるオリジナルなドレスや、海外から取り寄せたこだわりのあるドレス、トレンドに合わせたドレス、また自社でデザインを行っているなど様々なタイプのドレスショップがあります。

価格帯もドレスショップによって大きく変わります。
ブライダル企業のドレスショップはその企業が運営するブライダル施設の雰囲気にも合わせたドレスショップになっている事も多いです。

お客様の特徴
そのドレスショップと提携している結婚式場で式を挙げられる方のみが利用出来るショップもあれば、提携会場以外で式を挙げられるお客様も利用出来るショップがあります。
提携しているホテルや結婚式場からの紹介で来られる客様、ホテルや結婚式場に衣装室があっても、希望のものがなくいらっしゃるお客様など様々な方が来店します。
インスタなどのSNSで探して来られるお客様や何件もドレスショップを回っているお客様が多い為、ウェディングドレスへのこだわりがあったりトレンドにとても詳しい方が多い傾向にあります。

ドレススタイリストの特徴
上記でお伝えしたように複数のドレスショップで検討しているお客様も多いため、ドレススタイリストも常にトレンドや競合店の情報収集を行っています。
どんな結婚式場でどんな結婚式を挙げられるのか、よりしっかりとしたヒアリング力が必要になります。
例えば、神前式や人前式など式の形式はもちろんの事、挙式はバージンロードが長いのかバージンロードの色や素材は何なのか、披露宴会場は広いのか、プログラムの構成は動き回る事が多いのかなど細かいヒアリングが大切になります。
会場や披露宴のプログラムによって、提案するドレスの型が変わってくる為お客様のドレスの好みや体型以外にも様々な背景を考えながら提案していきます。
その為、お客様の理想のコーディネートが叶った時の喜びも一入です。

 

ドレススタイリストの仕事内容

 

 

前述したようにドレススタイリストは勤務先(衣装室・ドレスショップ)によって雰囲気やご来店されるお客様の違いなどがあります。
しかし当日の着付けやお手伝いの有無以外の基本的な仕事内容は一緒になります。

ご来店前
ドレスショップの場合は基本的に予約制になるため、お客様から電話もしくはHPより問い合わせをいただく際に希望のドレスや、気になるドレス、なりたいイメージ等を事前にヒアリングし、来店日にそのドレスのご案内ができるよう準備をします。

新規接客・ご来店
初めてドレスショップに来店いただいた際は、ドレスのご案内の前に2人の情報や、結婚式の情報、ドレスについてのお伺いをします。
例えば、挙式スタイル・呼ばれるゲストは親族中心なのか友人中心なのか・お色直しはカラードレスなのか和装なのか・衣装のイメージ・どんな結婚式を行っていきたいのか、など質問を交えながらお伺いします。
2人のイメージやご希望、ご要望によってご提案する衣装が変わってくるため

カウンセリングは非常に重要になります。
また、他社のドレスショップにご来店されるご予定が今後あるのか
もしくは来店済みなのかも伺い、他店状況も把握します。
カウンセリング後は、伺った内容を元にドレスのご提案をします。

挙式に向けて打ち合わせ・衣装の提案(約3~4回/1回の打ち合わせ:2時間~3時間)
具体的な内容を確認出来たら、お客様の希望や披露宴会場の雰囲気を確認しながらドレス、タキシードなど衣装のご提案をしていきます。
結婚式では大体1回お色直しがあり、新婦はカラードレスや和装に変更するので新郎新婦共に2着以上選ぶ事が多くなります。
試着をお手伝いし、着た時の印象やサイズの確認をし実際に結婚式できるドレスやタキシードを決めていきます。
タキシード合わせでは、タキシードの色味や形のご提案だけではなく、

シャツや蝶ネクタイ、ポケットチーフなど新郎様の個性を表現できる小物類も合わせてご提案致します。
新婦のウェディングドレスのデザインや色と新郎のタキシードの雰囲気や色が合うかどうかしっかり見極め提案していきます。

小物合わせ
ドレスが決まると、ドレスに合わせてアクセサリーやベールなど小物合わせを行います。

場所によってはブーケも一緒に選びます。
その際、ヘアスタイルの提案も合わせて行うと当日のイメージが浮かびやすいため、

ドレスコーディネーターは日々ヘアアレンジの練習やトレンドヘアのチェックを行います。
衣装や小物類が決まったら、手配業務をしていきます。

列席者様の衣装合わせ
新郎新婦様だけではなく大切なご家族やご親族様の衣装(モーニングや留め袖)合わせも行なっていきます。
時にはお子様のドレス・タキシードをご案内することもあります。

検品・お直し
衣装や小物が決まったら、挙式で使用する衣装、アクセサリー類の検品作業や、

新婦様のお身体のサイズに合わせてドレスのお直し作業等を行います。
時にはタキシードの丈上げを行う事もあります。

サイズ確認・ウォーキング練習
式の約1~2週間前になるとお直しを入れたドレスを実際にお召し頂き、サイズの確認とウォーキングの練習を行います。

ドレスによって歩き方が異なる為、プロとしてしっかりとレクチャー致します。
時には新郎様と一緒になって練習を行います。

最終確認
挙式当日をお二人にとってご不安の無い状態で迎えて頂くために

使用される衣装・アクセサリー類やお持ち物の確認等、不備が無いか最終のチェックを行います。
その後衣装にスチームがけを行い、新郎新婦のお支度部屋へと衣装搬入を行います。

当日
結婚式当日のフィッテングはヘアメイクやアテンドが行う為、基本的にドレススタイリストが新郎新婦に携わるのは挙式の前日までとなりますが、ホテルなどインショップの場合は、当日着替えを担当する事もあります。
ドレスショップの場合は前日にホテルや専門式場にドレスをお届けします。

結婚式という大切な日に欠かせないウェディングドレスやタキシード。
永遠の憧れともいえるウェディングドレスを着る事は新婦さんにとって特別な事であり、結婚式の中で1番の楽しみにしている方も多くいます。
結婚式という特別な1日が故に、新郎新婦やご家族の間で意見が割れてしまい試着や打ち合わせが長時間に及ぶ事やスタートラインに戻ってしまう事もあります。
スムーズにすすめていける調整能力や説得力が必要であり、普段からコミュニケーションをしっかり取り、信頼してもらえるドレススタイリストでなければなりません。

お客様とは結婚式の数ヶ月前から何度も試着や打ち合わせを重ね長いお付き合いとなります。
不安や悔いの残らないよう、お客様に寄り添い満足のいく衣装選びのサポートをする事が大切になります。

大変な事もありますが、感謝される事が多い仕事です。
「このドレスにして本当に良かった」と満足してもらえる事ほど嬉しいものはありません。
ウェディングドレスは結婚式の思い出と共に一生心に残る大切なものです。

ドレススタイリストは結婚式という幸せな日を衣装で更に幸せにする事ができるやりがいのあるお仕事です。

 

まとめ          

 

 

ドレススタイリストの働く場所の特徴や仕事内容についてご紹介しました。
同じドレススタイリストの仕事でも衣装室やドレスショップによって異なる部分もありますので企業選びの際には参考にしてみて下さいね。

どちらに勤務しても結婚式という晴れ舞台で、新郎新婦を輝かせる事ができ喜んでもらえるドレススタイリストのお仕事はとてもやりがいがあります。

土日の休みが取りにくかったり体力的に大変な面もありますが、経験を積めばブランクがあっても戻りやすく長く働く事ができる職種です。

結婚式でお客様の幸せのサポートがしたい、新郎新婦をもっと輝かせたい。
と思う方は是非ウェディングドレススタイリストにチャレンジしてみて下さいね◎

弊社ではドレススタイリストの求人を多く扱っております。お気軽にご相談下さい。

 

◇ドレススタイリストの給料・年収・資格に関して
参考コラム:ドレスコーディネーターのお給料事情と仕事内容(新規接客・打合せ・当日)

 

 

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