結婚式のウェディングケーキについて*由来や様々な演出方法をご紹介!
結婚式のウェディングケーキについて*由来や様々な演出方法をご紹介!
こんにちは。
みなさんはなぜ結婚式の場に華やかなウェディングケーキが出てくるのかご存知ですか?
結婚式での定番の演出といえば、ウェディングケーキのファーストバイトやケーキ入刀を連想される方が多いのではないかと思います。
ここ最近では、ウェディングケーキのファーストバイトやケーキ入刀の代わりとして、オリジナルの演出を行う新郎新婦様も増えております。
今回は、結婚式で定番となっているウェディングケーキにまつわるあれこれをご紹介致しますので、参考にしてみて下さいね♪
目次
1:そもそもウェディングケーキとは
2:結婚式でウェディングケーキが出てくる理由
3:ウェディングケーキの演出
・ケーキ入刀の意味
・ファーストバイトの意味
・ケーキサーブの意味
・ラストバイトの意味
・サンクスバイトの意味
4:ウェディングケーキに代わる演出例
5:ウェディングケーキを作るブライダルパティシエのお仕事
6.まとめ
そもそもウェディングケーキとは
ウェディングケーキは18世紀後半頃のイギリスでうまれました。
イギリスのヴィクトリア女王の結婚式に、固く焼き上げたシュガーケーキが登場した事がウェディングケーキの始まりとされています。
その際ケーキが3段重ねだった事から、今でも3段のウェディングケーキが主流となっています。
また、その時代のイギリスでは幸せを象徴する食べ物がケーキとされており、そのケーキを全員で分け合うこと=幸せのお裾分けという意味を込めて、ウェディングケーキができたとされています。
今はお洒落なウェディングケーキや、新郎新婦オリジナルのものも多く、ウェディングケーキが出てくるのも結婚式に参加する上で楽しみの1つですよね。
結婚式でウェディングケーキが出てくる理由
どんな理由から結婚式にウェディングケーキが登場するようになったのでしょうか。
その説はいくつかありますが、3つご紹介させて頂きます。
★魔除けの意味
ヨーロッパでは、悪魔は甘いものが嫌いとされており、魔除けという意味で新郎新婦に悪魔が近付かないように、甘いケーキを用意していました。
★ギリシャ神話によるもの
ギリシャ神話にある愛し合う男女が、「ひとつのパンを分け合う事で永遠の愛を誓った」という説からもきているようです。
★幸せを分け合うため
前述したように、ウェディングケーキは18世紀後半頃のイギリスでうまれました。
その時代のイギリスでは、幸せを象徴する食べ物がケーキとされており、そのケーキを全員で分け合うこと=幸せのお裾分けという意味を込めて、ウェディングケーキができたとされています。
◎19世紀に入ると、現在のような高さのあるウェディングケーキが広まりました。
イギリスのヴィクトリア女王の結婚式の時に登場した3段重ねのシュガーケーキが始まりと言われています。
ウェディングケーキの演出
結婚式のウェディングケーキの演出として必ずある「ケーキ入刀」や「ファーストバイト」にはどんな意味があるのでしょうか?
その他の演出についても解説していきます♪
ケーキ入刀の意味
ケーキ入刀(ケーキカット)は夫婦になった新郎新婦様が最初に行う共同作業です。
由来として、ギリシャ神話にある愛し合う男女が、ひとつのパンを分け合う事で永遠の愛を誓ったという説からもきているようです。
ケーキ入刀には、上記にも挙げたように
★幸せの象徴であるケーキをゲストにお裾分けする
=2人にとって大切な人達に幸せになって欲しいという願い
★ナイフを使うことから、夫婦で困難を切り開く
=2人でこの先の人生を助け合い幸せになるという誓い
などの意味が込められているそうです♪
ファーストバイトの意味
ケーキ入刀の後にこちらも必ずある演出の1つですよね。
名前の通り「初めての一口」という意味でケーキ入刀後に新郎新婦がお互いにケーキを食べさせるものです。
ファーストバイトには、新郎様から新婦様へ
「一生食べるものに困らせないよ」
新婦様から新郎様へ
「一生美味しい料理を作るね」
という意味が込められています♪
さらに、ウェディングケーキには沢山のフルーツが飾り付けられていますが、ファーストバイトの際のフルーツの数は子宝に恵まれる数とも言われているようです。
ちなみに・・・新郎と新婦のうちうまく食べさせられた方が、
その後の新生活で主導権を握ることができるという言い伝えもあるようですよ。
ケーキサーブの意味
ケーキ入刀後に、新郎新婦様がウェディングケーキをゲストに振る舞う演出。
元々ケーキを全員で分け合うこと=幸せのお裾分けという意味を込めて、ウェディングケーキができたとされています。
幸せの象徴とされているウェディングケーキをゲストにお裾分けする=2人にとって大切な人達に幸せになって欲しいという願いが込められています。
ラストバイトの意味
これから新しい家族を作っていく子供達へ、「親から子供への食べ収め」という意味が込められている演出です。
内容はケーキ入刀の後、両家の母親に前へ出てきてもらい、母親から新郎新婦へ最後の一口を食べさせるというもの。
感動するシーンでもあるので、サプライズの演出として選ばれる事が多いようです!
サンクスバイトの意味
新郎新婦が、それぞれのご両親様へケーキを食べさせてあげる演出。
ご両親以外にも、お世話になった友人や上司などにケーキを食べさせてあげる事もあるようです。
両親だった場合は、「今まで美味しいご飯をありがとう。育ててもらってありがとう」という感謝の気持ちが込められたものになりますのでとても感動的なシーンになります!
こちらもサプライズの演出で選ばれる方が多いです♪
ウェディングケーキに代わる演出例
最近では、結婚式も多様化しておりウェディングケーキの代わりに、様々なアイディアを取り入れる新郎新婦様も増えています!
人気の演出例についてご紹介させて頂きます。
★ドーナツを重ねて積み上げるドーナツタワー
★カップケーキタワー
カラフルなチョコレートでデコレーションをすれば見た目もポップで華やかですよね♪
一口サイズであれば食べやすいのでゲストにも好評ですね^^
★ミニハンバーガータワー
甘いものが苦手な新郎新婦様に人気の演出です。
ケーキを想像していたゲストから驚きの声が上がり会場も一気に盛り上がりますね*
★おにぎりバイト
ゲストの前でおにぎりを握り、ケーキの代わりに食べさせ合います。
中にはそれぞれ母親に握っていただき、母親から食べさせてもらうという演出もございます。
★イミテーションケーキ
イミテーションケーキとは、発泡スチロールなどでつくられた食用ではないケーキです。
食用でない分、何段にも積み重ねられた華やかなデザインにすることができたり、披露宴中もずっと飾っておくことができたり、結婚式後に思い出として残しておくことも可能です。
また、ケーキ入刀を行う部分だけ本物のケーキ作られているためファーストバイトの演出は可能です♪
◎結婚式の演出も、「自分達らしさ」や「オリジナル」に拘る方が多く、様々なものが増えてきています。
3段が主流ではありますが、最近では1段のウェディングケーキを選ばれる方も多くいらっしゃいますよ♪
ウェディングケーキを作るブライダルパティシエのお仕事
このように、華やかな結婚式の際に専門でウェディングケーキやデザートを担当するのが、
ブライダルパティシエと呼ばれる職種になります。
ブライダルパティシエは、ホテルやレストラン・結婚式場・ゲストハウスなど勤務し、結婚式でのウェディングケーキやコース料理のデザートを担当します。
近年では、女性の進出が目覚ましく多くの女性スタッフも活躍していますよ♪
完全にオリジナルのウェディングケーキを作る事ができる会場に勤務すれば、パティシエが直接新郎新婦と打ち合わせを行い理想のウェディングケーキを決めていきます。
新郎新婦のウェディングケーキのイメージや希望・こだわりや想いを聞きながら、予算内でなるべくお客様の希望に添えるよう、パティシエが打ち合わせに入りしっかりヒアリングして材料やデザインなど考案していきます。
時には、ウェディングプランナーと打ち合わせを行い、会場の雰囲気やドレスのデザインなどを確認しながら提案していく事も。
オーダーで作れる式場であれば1つとして同じものはなく、オリジナルのウェディングケーキを作る事ができます。
お客様に満足頂くウェディングケーキを作るためには、ヒアリング能力や提案力、またパティシエとしての技術・スキルも求められます。
お客様の数だけ希望が違うので大変な面もありますが、オリジナルのケーキを作る事ができ、新郎新婦やゲストの方々に喜んでもらえるやりがいのある仕事ですよね。
まとめ
結婚式を華やかに演出する「ウェディングケーキ」に関してお伝えしました。
結婚式で行われるウェディングケーキの入刀やファーストバイトは、演出のために取り入れられたのではなく、実は素敵な意味があったのです。
ウェディングケーキの演出もちゃんと意味を知ると、より感動が深まりそうですね♪
また、最近ではウェディングケーキの代わりを取り入れる新郎新婦様も増えておりますので、ゲストとしてお呼ばれされる側も楽しみですよね。
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参考コラム
ブライダルパティシエとは?仕事内容や給料・勤務形態を解説
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