ホテルウェディングプランナーとは?ホテルのブライダル部門に転職!魅力とデメリット

 

ホテルウェディングプランナーとは?
ホテルのブライダル部門に転職!魅力とデメリット

 

 

結婚式といえば、様々なタイプの会場で行われます。
その為、ブライダル業界に就職といっても、就職先もバラバラです。

今回はホテルのブライダル部門で働くメリットとデメリットをご紹介します。

これからブライダル業界で働きたい・現在ブライダル業界で働いているけれど転職を考えているという方は参考にしてみて下さいね。

 

 

ホテルウェディングプランナーとは・仕事内容

 

ホテルで結婚式を挙げるカップルの新規接客~プランニング、当日の立ち合いまでを担当するウェディングプランナーです。※企業による

ホテルは、宴会部門(バンケット部門)と宿泊部門の二つを軸としており、ウェディングプランナーは宴会部門の婚礼課に所属する事が多くなるでしょう。

一貫性で行っているホテルもありますが、ホテルには様々な宴会場があり結婚式の数も多くなりますので、基本的には新規接客担当スタッフと打ち合わせ担当スタッフ、当日の分業制になっています。

新規接客のスタッフは、新規でご来店されたお客様やブライダルフェアに訪れたお客様にご案内や説明を行い、契約までを担当します。

打ち合わせスタッフは、契約頂いたお客様と結婚式の打ち合わせ、プランニング、社内調整、手配・発注業務、会場準備などを行います。

結婚式当日はキャンプテンなどが仕切る事が多くなっています。

また内容や演出はある程度パターンが決められている事が多く、オリジナルでの演出や自由度は低くなります。
そのため、ウェディングプランナーも結婚式の内容や演出に関してのオリジナル性の提案は比較的少なくなります。
その分正統な安心感のあるプランのご提案ができるのがメリットだと思います。

結婚式には繁忙期と閑散期があり、ホテルによっても異なりますが、1ヶ月の担当件数は2~5件程になります。

 

 

未経験でも応募できる?       

ホテルは、様々な部署との関わりも多く、一流のマナーやサービスが必要とされるため、中途採用の場合は高額商材を扱ったサービス経験か、ブライダルの経験が必要になる事が多くなります。

新卒の場合は未経験でも応募できますが、短大・大学や、ホテル・ブライダル系の専門学校を卒業した方が有利になるでしょう。

専門学校の場合は、年齢が若いため最初は宴会部門やレストラン、フロントなどで経験を積んでからウェディングプランナー職へ異動となる方が多くなります。

 

 

ホテルの魅力・メリット        

 

 

まずはホテルの魅力とメリットから見ていきましょう。

 

ホスピタリティスキルが身につく   

ホテルでは結婚式だけでなく、一般の宿泊や会議などで利用するお客様へ向けたサービス提供を行っています。
したがって、どのような方へも丁寧かつ、上質な接客を行う教育がなされているため、最高のおもてなしスキルが身につきます。
ホテルの婚礼で働いていたという経験は、今後どのような仕事においても信頼が得られる可能性があります。

 

 

知名度があればキャリアになる    

有名ホテルともなれば、そこで働いていたことは実績となり、今後再び転職する際に評価につながります。
また、知名度があれば家族や親戚からの信用や安心感を得られる事も。

 

 

勤務形態や福利厚生が安定している  

ホテルは大手企業が多く、勤務時間や休日日数、また福利厚生がきちんと整っている傾向にあります。
もちろんホテルは24時間体制であり、休みもないためシフト制での勤務になります。

特にウェディングに関しては結婚式本番がありますので土日祝日のお休みは取りにくくなりますが、休日はシフト制できちんと取れる事が殆どであり残業代も支給される企業が多いです。

 

 

あらゆるお客様の要望に応えられる  

複合的に施設を設けていれば、働いているホテル1箇所で宿泊からドレス選び、二次会なども対応でき、様々なお客様の要望に答える事が可能です。
基本的にはどのホテルにも、衣装室、美容室、写真館、花屋などがあるため一貫してサービスを提供する事ができます。
その他にも控室、宿泊、レストラン等ホテルならではの整った環境と設備があるため遠方のゲストにも安心ですよね!

 

 

人気                

なんといってもホテルは結婚式で人気の施設です。
現在は専門の結婚式場・ゲストハウス・レストランなど結婚式のスタイルは多様化していますが、ホテルは結婚式のオーソドックスなスタイルとなっており、サービスや施設、また交通の便が良い等の理由から人気があります。

 

 

安定している            

ホテルのメインは宿泊です。
その他にレストランの運営などもしていますので、ウェディング業界に逆風が吹いても運営が困難になる可能性は、式場のみで運営している所と比べ低い可能性があります。

 

 

お客様と長いお付き合いができる   

ホテルには宿泊施設やレストラン等が併設されているため、結婚されたお客様が結婚式の後にも来館してくれる事があります。
結婚式のその後もお客様とお付き合いができるのも大きなメリットです。
お客様にとっても長く思い出に残る場所となります。

 

 

ホテルのデメリット          

 

 

続いて、ホテルのデメリットを見ていきます。

 

異動がある             

ホテルは結婚式以外にも、宿泊や会議、イベント、レストランなど様々な事業を行っています。
したがって、ブライダル部門に就職したとしても、他の部署に異動になる可能性も否定できません。
ただキャリアアップを考えた時にプラスになる異動のチャンスも多くなります。

 

 

施設の制限により対応できない事も  

結婚式メインで作られた施設ではないため、お客様が希望している内容に見合った設備がなかったり、建物やホテル独自の規定により対応できない事もあります。
お客様の希望に添えなかったり、自分では他の内容を提案したくても制限されてしまう事もあります。
オリジナルでの演出は難しい事が多くなります。

 

 

時間に厳しい            

ホテルでは何組もの結婚式が同時進行、または時間を区切って開催されることも少なくありません。
したがって、貸切にしたいカップルも時間を了承してもらったり、退出を促さなければならないこともあります。

 

 

混んでいる             

ホテル人気の裏返しではありますが、需要が多い一方、混んでいるので多忙となる事もあります。
ウェディングに関しても、多くの宴会場があり1日に何件も結婚式が行われるため、他の新郎新婦と鉢合わせたりゲストの方も多くなるためプライベート感はなくなります。

 

 

ホテルウェディングの代表企業   

 

・帝国ホテル
・ホテルオークラ
・パレスホテル東京
・ウェスティンホテル
・ザ・ペニンシュラ東京

・ホテルニューオータニ
・ザ・リッツカールトン

・グランドハイアット
・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル

・ディズニーアンバサダーホテル
・TRUNK(HOTEL)

・ホテルフランクス
・京王プラザホテル
・ヒルトン東京

 

 

まとめ               

 

ホテルのブライダル部門に勤めるメリットとデメリットをご紹介しました。
転職を検討する際は、魅力とデメリットともに考慮し、検討しましょう。

 

参考コラム
結婚式場によってウェディングプランナーの仕事内容が変わる!?

 

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