ブライダル業界・ウェディングプランナーの履歴書の書き方とポイントを解説
ブライダル業界・ウェディングプランナーの履歴書の書き方とポイントを解説
転職活動の選考の際に提出する履歴書。
履歴書は、自分自身のプロフィールを記載するもので応募企業へ1番最初の自己PRとなります。
そのため相手に好印象をもってもらい「会ってみたい」と思ってもらえるように作成する必要があります。
ウェディングプランナーは新卒採用・中途採用共に志望者が多く、競争率が高い職種となっています。
人事採用担当の方は、1日に多くの履歴書をチェックしますので、採用担当者の目に留まるような、「本気で入社したい」「採用されたい」という意欲の感じられる履歴書を作成しなければなりません。
今回は、ウェディングプランナーを志望する方向けに、履歴書を作成する際のポイントや書き方をお伝えしていきます。
目次
1:ウェディングプランナーの履歴書で見られている部分
・誠実さ
・ホスピタリティ/サービス精神の有無
・協調性
・向上心/意欲
2:履歴書の書き方のポイント
・字の丁寧さ
・写真
・趣味/特技
・免許/資格
3:履歴書の自己PRの書き方
4:履歴書の志望動機の書き方
5:まとめ
ウェディングプランナーの履歴書で見られている部分
履歴書では、ウェディングプランナーとして活躍できる人材かどうかをチェックしていますので、採用担当者の方にきちんとその印象を残す文章を書かなければなりません。
ウェディングプランナーとして活躍できる能力・スキルをお伝えしていきます。
誠実さ
ウェディングプランナーは、結婚式というお客様にとって最も大切な日をプロデュースしますので、誠実に責任を持って最後まで取り組まなければなりません。
商品も高額となりますので、きちんとした接客やマナーも求められます。
そのため、誠実な人であるかどうか・マナーがきちんとある人がどうかという事がとても大切になります。
ホスピタリティ・サービス精神の有無
結婚する2人にとって一生に一度の結婚式。
その思い出となる日を任される為、人と接する事が好きという人や、人のために何かしたい・喜んでもらいたい・幸せのサポートがしたいというようなホスピタリティやサービス精神のある人が求められます。
協調性
ブライダルの仕事は1人ではできません。
ウェディングプランナーを中心に、ドレス・フラワー・料理・サービス、また演出や司会など各専門の担当部署と協力しチームで1つの結婚式を作り上げていきます。
そのため、コミュニケーション能力やリーダーシップがあり協調性に優れた人、チームワークを大切にする人が向いています。
向上心・意欲
ウェディングプランナーの仕事は営業職でもあります。
新規接客担当であっても、打ち合わせ担当であっても数値目標があり利益を出す事が求められます。
そのため、目標達成のための向上心や意欲のある人、モチベーションを高く持てる人材かどうかが重視されます。
◎ウェディングプランナーの履歴書ではこのような点をチェックしていますので、意識して書くようにしましょう。
履歴書の書き方のポイント
ウェディングプランナーの履歴書で見られている4つの点をお伝えしましたが、続いて作成する際の書き方のポイントをお伝えしていきます。
字の丁寧さ
職務経歴書はPCで作成する事が多いかと思いますが、履歴書に関しては手書きの方もいるでしょう。
企業によっては手書きでの提出を求めるところもあります。
もし手書きで提出する場合は、字の綺麗さではなく、「丁寧さ」が最も重要となります。
文字が丁寧であるか雑かによって、性格的に几帳面な人なのか、それとも雑な人なのかという事が判断できます。
字はその人の人となりが伝わる面もありますので、その企業に入りたいという熱意が伝わるよう、心を込めて丁寧に書くようにしましょう。
誤字・脱字があるとせっかく良い履歴書を作成しても台無しになります。
提出前には誤字・脱字がないか必ずチェックをしましょう。
※手書きで作成する際は黒のボールペンか万年筆で書きます。
鉛筆やシャープペンシル・消せるボールペン、また修正テープ・修正液などは不可ですので注意しましょう。
写真
履歴書の写真は採用担当者の第一印象となるため、非常に大切です。
しっかり準備して撮っている写真なのか、それとも適当に撮った写真なのかで印象が大きく変わります。
採用してもらいたいのであれば、きちんと準備し熱意を伝える事が大切になるため、できればスピード写真ではなく写真館などでプロに撮ってもらうのが良いでしょう。
※写真は提出日から3ヶ月以内に撮影したものにしましょう。
ブライダル業界は、結婚式という高級商材を扱いますので他の業界よりも身だしなみを重視します。
またウェディングプランナーは接客や営業がメインである事から、清潔感がありポジティブな印象を証明写真で受けられるかが重要となります。
〇メイク
普段通りのメイクで写真を撮ると実際に見た時の顔の印象より、薄く感じてしまう事があります。
前述したようにウェディングプランナーは、接客や営業がメインとなるため、ノーメイクや薄すぎるメイクはあまり印象が良くありません。
普段あまりメイクをしない方やナチュラルメイクの方は、気持ち濃いめにメイクをしても良いでしょう。
アイメイクはブラウン系で目元がはっきり見えるものがおすすめです。
メイクが濃過ぎるのも良くありませんので、全体のバランスを見ながら行ってみて下さい。
〇髪型
顔がはっきり見えるようなスタイルにしましょう。
前髪はアップにするか、眉より下まである場合は横に流すようにすれば表情が分かりやすいです。
髪が長い方は一つに束ねますが、ポニーテールなどは避け一つ結びか夜会巻きがおすすめです。
横から髪の毛が落ちたりしないよう、スタイリング剤などできちんと整えておきましょう。
髪色は、ダークブラウンか黒など落ち着いた色にしておきましょう。
〇服装
必ずスーツ着用で撮影します。
清潔感を心掛け、必ず皺は取っておきましょう。
インナーは男性は白いシャツですが、ブライダル業界の場合、女性は襟なしの白いインナー(丸首)を着る事が多いのでどちらでもOKです。
〇アクセサリー
小ぶりのものであればつけて問題ありません。
◎証明写真と実際に面接で対面した際の印象が、大きくかけ離れると不採用の要因となります。
写真と実物のギャップが出すぎないよう注意しましょう。
趣味・特技
直接仕事には関係ないと思い重要視しない方も多いかもしれませんが、採用担当者は応募者の人柄や人間性、仕事をする上でメリットがあるかどうを確認していますのでしっかりアピールした方が良いです。
書き方としては、分かりやすいよう箇条書きで記載し、嘘がないよう本当に好きな事を書くようにしましょう。
ウェディングプランナーに求められる能力やスキルには、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、営業力、体力などがありますので、できれば仕事にも繋がるような趣味や特技があればそちらを記載するようにしましょう。
〇趣味であればスポーツ=体力・精神力がある
〇特技であれば誰とでもコミュニケーションが取れる、初対面の人でもすぐに仲良くなれる
などがウェディングプランナーの仕事に適性があると見てもらえる可能性があります。
また一般的な趣味より、人と違うような少し特殊な趣味を書いておくと担当者の印象にも残りやすく、興味を持ってもらえます。
面接で会話が弾むきっかけにもなりますので、趣味が幾つかある場合は人と違うような趣味を選ぶと良いでしょう。
免許・資格
免許や資格に関しては、正式名称で記載するようにしましょう。
ウェディングプランナーの資格があれば、選考の際に有利になる事もありますので、採用担当の方は必ずチェックします。
資格を取得していると、自己啓発・向上心の意欲がある人材であるという事が分かります。
ウェディングプランナーの資格には「ブライダルコーディネート技能検定」や「ABC協会認定ブライダルプランナー検定」などがあります。
資格の名称や字の間違いがないように記載し、取得した級まで記入するようにしましょう。
またブライダルの資格以外では、運転免許や英検などの資格を書く方が多いと思います。
「自動車免許」であれば「普通自動車第一種運転免許」もしくは「普通自動車第二種運転免許」、「英検2級」であれば「実用英語技能検定2級」が正式名称となりますので注意しましょう。
履歴書の自己PRの書き方
履歴書の自己PRは応募先企業に対して、自分がどう貢献できるかを記載するのが目的です。
採用担当者は
・ブライダル業界、ウェディングプランナーに適した人材か
・その企業にマッチする人材か
を確認していますので、応募企業の仕事内容に合わせた強みをアピールする事が必要となります。
中途採用の場合の自己PRは、これまでの経歴の中で仕事に対する姿勢やそこから得た成果や実績、スキルや能力などが求められます。
〇自分のPRできるところ・強み
↓
〇過去の経歴や業務での具体的なエピソード
↓
〇入社後どう貢献できるか・活かせるか
というような順番で書くようにしましょう。
◎その内容が応募先企業の仕事内容や求めるスキルと一致するものでなければならないので、応募先企業がどんな人材を求めているのかをきちんと把握し作成する必要があります。
採用担当の方の印象に残すために、具体的なエピソードを交えて構成するようにしましょう。
履歴書の志望動機の書き方
志望動機は、応募者と企業がマッチするかどうかを判断する材料となるため非常に大切です。
採用担当者は
・ウェディングプランナーに適している人材か
・企業や仕事内容とマッチする人材か
・戦力となり将来性のある人材か
という点を確認していますので、企業研究をきちんと行った上で、どのような部分に共感し入社後どのように貢献・成長していきたいのかを伝えられると良いでしょう。
ウェディングプランナーであれば、なぜブライダル業・ウェディングプランナーを目指そうと思ったのかというきっかけも入れると良いでしょう。
志望動機では、その企業への志望意欲と自分が貢献出来る事をしっかり伝える事が大切になります。
〇結論
その企業に応募した理由
(なぜブライダル業界でなぜその会社なのか)
↓
〇根拠
過去の職歴などから応募企業で活かせる経験やスキル
↓
〇将来的なビジョン
入社後どう貢献できるか・成長していきたいか
というような順番で書くようにしましょう。
◎ウェディングプランナー未経験の方の志望動機では、「幸せのお手伝いがしたい」「結婚式という華やかな仕事に憧れているため」というような内容も見受けられますが、どの企業でも良いような抽象的な内容ではなく、その企業でなくてはならない理由をより具体的に書くようにしましょう。
まとめ
ウェディングプランナーを志望する方向けの、履歴書作成のポイントや書き方をお伝えしました。
採用担当の方は多くの書類選考をするため、「会ってみたい」「話してみたい」と思ってもらう事が大事です。
ブライダル業界やウェディングプランナーという職種への意欲、そしてその企業への入社意欲はもちろんの事、戦力になれる人材なのか、今いる従業員とチームワークを大切に仕事ができる人材なのかどうかをチェックしています。
履歴書は第一関門を突破する非常に重要なものとなりますので、企業ごとにしっかり準備をする事が大切になります。
弊社ブライダルビズでは履歴書や職務経歴書などの書類作成のサポートを1から行っています。
また面接対策などの転職活動のサポートはもちろんの事、応募する求人企業に関して、実際の社風やキャリアプラン・選考の基準や傾向などを詳しくお話しています。
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