働き方改革!?変わってきたブライダル業界

 

働き方改革!?
変わってきたブライダル業界

 

 

昨今、様々な企業で働き方改革に取り組んでいるニュースをよく目にします。

ブライダルビズにご相談へ来られる転職者様からも

「ブライダル業界は大変なイメージがあります」
「ブライダル業界は長く働ける環境ですか?」

などとお話を頂く事もしばしば・・・

 

ブライダル業界は、主に結婚式に関係しているお仕事が大半を占めています。

結婚式は、新郎新婦がお休みが取れる土日祝に挙げられる事が殆どですので、土日祝でのお休みやゴールデンウィーク等の長期休みを必ず取るなど、一般企業と同様のお休みの取り方をする事は難しいですが、ブライダル業界の中でも近年働き方改革に力を入れている企業も増えてきました。

本日はそちらについてクローズアップしてみます!

 

 

 

ブライダル業界の仕事はやりがいも多いが課題も多い

 

 

ブライダル業界の仕事は、結婚式という人生の大切なセレモニーを作り上げ、人の喜びや幸せに立ち会え大きなやりがいを感じられる魅力あふれる業界ですよね。

一方で、大きな課題となっているのが

・残業
・休日出勤
・土日祝日の出勤
・離職率の高さ

などなど・・

 

前述したように、結婚式という高額であり失敗の許されない大きなイベントを作り上げていくため、お客様第一で仕事に取り組まなくてはなりません。

その為どうしても仕事のハードさが課題となってしまいます。

女性が長く働きにくい構造が出来上がってしまっている事もあり、優秀な人材が離職してしまうという点も大きな課題です。

しかし、各ブライダル企業も様々な対策を打ち出し大きく変わりつつあります。

どのあたりが変わってきたのか、ご紹介していきたいと思います。

 

 

変わってきたブライダル業界     

 

 

 

女性が働きやすい環境への働き方改革!

女性のキャリアプランを描く上で、「結婚」「出産」といったライフイベントも考えて進めていかなければと思う方も多いかと思います。
また近年では、男性も育児休暇を積極的に取りましょうという動きも見えてきました。
ブライダル業界の中でも、優秀な人材に長く働いてもらいたい、また働く女性のキャリアを応援したいという企業が増えてきています。

 

①株式会社ノバレーゼ
女性の産休・育休の取得率を100%達成。
その背景には、ベビーシッターの利用料を全額負担したり、育児休業を3年まで延長、出産・育児に対しての働き方改革を積極的に取り入れられています。

 

②株式会社ブライダルプロデュース・株式会社エスクリ
社内で託児所を設け、社員が土日祝でも子供を預けられる環境を作っています。

 

③株式会社テイクアンド・ギヴニーズ
土日祝日でも空いている保育園の運営を開始。

従業員のみならず、同業他社で働く方やサービス業の方が利用しています。

 

④株式会社エスクリ
女性の育児休業取得率100%。

性別やライフステージに左右されない誰もが実力によって正当に評価される会社を目指しています。
女性が活躍している企業の認定「えるぼし」、子育てをサポートしている企業の認定「くるみん」など、女性活躍推進企業の認定を受けています。

 

⑤株式会社ポジティブドリームパーソンズ
仕事と育児を両立する女性のための「ママズ制度」を設けており、時短勤務制度、再雇用保障制度、保育費用補助制度など様々なサポート体制で女性が働きやすい環境作りに取り組んでいます。 

 

 

 

 

男性の育児休暇を促進する働き方改革!

女性が産休・育休制度を利用するブライダル企業も増えてきた一方で、女性だけでなく、男性の育児休暇も促進する企業が増えてきています。

 

①株式会社ノバレーゼ
男性社員の育休取得率向上の体制の整備。
男性の育児休業の取得率の改善をサポートする社内窓口の設置

 

②株式会社エスクリ
子供が誕生した日から翌々月末までの間に最大8日間の休暇取得を推奨

 

③株式会社Plan・Do・See
男性も育休制度の取得が可能

 

④アイ・ケイ・ケイホールディング株式会社は
男性の育児休暇取得にプラスして休暇の延長も可能

 

 

 

残業・残業代への働き方改革!    

ブライダル業界の仕事は、お客様に合わせてスケジュールを組む事も多いため残業となってしまう事もあります。
また、土日祝日は結婚式本番となるため非常に忙しく、サービス残業が暗黙のルールという認識が一般的でしたが、近年は変わりつつあります。

 

①株式会社東京會舘
1分単位で残業代を支給

②ワタベウエディング株式会社
1分単位で残業代を支給

③アイ・ケイ・ケイホールディング株式会社
所定外労働の免除として残業をしないという制度があり、仕事と育児の両立を支援しています

 

 

 

お休みを取るという働き方改革!   

ブライダル業界というと、サービス業にもなりますし、前述したように土日祝日や大型連休の休みが取りにくい事から、休みがきちんと取れないというイメージの方も多いのではないでしょうか。
ブライダル業界には繁忙期もあるため、その時期は非常に忙しく休みを返上して働く・・といったケースもなくはないです。
しかし近年では年間休日についても働き方改革が進んでいます。

 

①株式会社エスクリ
年間休日数を108日から125日へ増やされました。

ウエディングプランナーは、新郎新婦の都合に合わせスケジュールを組むため、休日出勤する事も昔は珍しくない事でしたが、エスクリでは式場全体の定休日を設け、全員がきちんと休める環境作りに取り組んでいます。
フレックス制も導入し、社員一人一人に合わせた働き方が出来る環境です。

 

②株式会社ノバレーゼ
勤続3年で取得出来る、社員自身がリフレッシュするために使える30日間の休暇制度があり、育児や介護など特定の理由を目的とせず自由に取得が出来るそうです。
また、有給休暇100%取得の義務化、年間休日120日など、社員のより働きやすい環境作りに取り組んでいます。

 

③株式会社Plan・Do・See
育児と両立している方が働きやすいよう土日休みの取得も奨励。

 

④株式会社ワタベウェディング
結婚式やハネムーン・新生活準備のために7日間の特別休暇を取得できる制度や、勤続10年以上の社員を対象に、5年ごとに5日~15日間の特別休暇を取得できる制度、誕生日や家族のお祝い事などに休暇取得促進をする制度等があります。

 

⑤株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
副社員制度を導入。

育児や介護などの理由でフルタイム勤務ができない場合、一定の条件を満たしていれば1年ごとの契約社員という形で勤務が可能。
日曜に出勤できない場合は休みにして、土曜日は出勤するなどそれぞれの事情に合わせた働き方ができる制度となっています。

 

 

 

勤務形態を選べるという働き方改革! 

全国にブライダル施設を持っている企業もあるため、全国転勤が可能である事が就職の条件となっている企業も多くあります。
その為、結婚や出産・介護などの事情により全国転勤ができない方は退職せざるを得ないケースもありました。
そのような状況を改善するため、各企業では様々な制度によって働き方が選べるようになってきています。

 

①株式会社ディアーズブレイン
個人の仕事の志向性にそった働き方を導入するため「Wonder Work」制度を導入。

一定の条件を満たしていれば、時短勤務・地域限定勤務・フレックス勤務など時間や場所にとらわれないコーディネーター勤務が可能。

 

②株式会社ポジティブドリームパーソンズ
役職と育児の両立を支援するため、ユニットマネージャーまでの役職者に限り、一部在宅勤務を可能に。

 

③株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
育児や介護等の理由でフルタイム勤務ができない場合、一定の条件を満たせば1年ごとの契約社員という形で勤務が可能。

勤務する日数・時間・曜日などを調整する事ができるようになっています。

またフリーウェディングプランナー制度も導入。
優秀な人材の活用による更なる顧客満足度の向上と、育児と両立しながらフリーウェディングプランナーとして仕事ができるようサポートする制度となっています。

 

④株式会社Plan・Do・See
育休中や復職の際に、パート勤務や時短勤務など段階的にも復職できる制度で女性を応援しています。

 

⑤株式会社ノバレーゼ
その時の個人のライフステージや志向により、勤務エリア限定型・全国型と自由に選択する事ができます

 

⑥株式会社ワタベウェディング
結婚や出産などのライフイベント、介護等の個人事情により転勤が出来ない場合、地域を限定した働き方に変更できます。

再度転勤が出来るようになった場合は「グローバル職」への変更が可能となっています。
また、部署によって、就業時間の調整や、1日の勤務時間の変更をする事が可能となっており、柔軟な働き方を実現しています。

 

 

まとめ               

 

 

ブライダル業界は、お客様あって成り立つ業界。

サービス業である為、もちろん他の一般企業同様に・・とは中々いかない部分も多いですが、このようにブライダル業界でも働き方改革が進んできています。

今回ご紹介させて頂いた内容はほんの一部であり、男性はもちろん、女性も長く働けるような環境作りに取り組む企業も増えてきました。

現在のブライダル業界は、人口減少・少子高齢化・婚礼数減少などの問題を抱えている一方で、結婚式のトレンドもフォトウェディングやオーダーメイド等多様化しており、ますます人材が重要になってきています。

多くのブライダル企業で、様々な取り組みがされているのでそれぞれの制度を活用する事で長く活躍していく事が可能になってきています。

これからブライダル業界で長く働いていきたい。
仕事と家庭を両立したい。という方は、各企業の福利厚生や制度も事前に確認し、長く働く事ができる企業を見極め転職活動をすすめてもらえればと思います。

 

参考コラム
ブライダル業界の福利厚生は?産休育休は取れる?

 

今回記載させて頂いた企業様の求人は、弊社ブライダルビズでも取り扱わせて頂いてものもあります。

ブライダルビズの無料面談では、それぞれの企業の特徴などもお伝えしておりますので是非お問い合わせ下さい!

 


 

 

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