ブライダル業界の企業ランキング【2026年最新】売上高・企業規模・特徴・休日を比較

 

ブライダル企業ランキング

 

ブライダル業界への転職を考えている方の中には、「大手企業はどこ?」「売上が高い会社は?」「働きやすい企業を知りたい」と気になる方も多いのではないでしょうか。

ブライダル企業には、結婚式場の運営を中心に、ホテル、レストラン、衣裳、フォトウェディングなど幅広い事業を展開する会社があります。

また、同じウェディングプランナーでも、企業によって仕事内容や担当範囲、給与、休日、福利厚生、キャリアアップの仕組みなどは異なります。

さらに、婚姻件数の変化や結婚式のスタイルの多様化によって、ブライダル業界そのものも変化しています。

この記事では、ブライダル企業の売上高や従業員数をはじめ、主要企業の特徴、転職時に比較したいポイント、業界の現状や今後の動向まで詳しく解説します。

企業選びの情報収集にぜひ役立ててください。

 

 

📘この記事でわかること

  • ✔  ブライダル業界の企業ランキング【2026年最新】 ▶︎
  • ✔  ブライダル業界の大手企業はどこ?主要企業の特徴を比較 ▶︎
  • ✔  ブライダル企業への転職で比較したい5つのポイント ▶︎
  • ✔  ブライダル業界の現状・市場規模・今後の動向 ▶︎
  • ✔  ブライダル企業ランキングに関するよくある質問 ▶︎

 

 

目次

 

 

ブライダル業界の企業ランキング
【2026年最新】

 

 

ブライダル業界には、結婚式場の運営をはじめ、ホテルやレストラン、衣裳、フォトウェディングなど幅広い事業を展開する企業があります。

ここでは2026年時点で公表されている最新情報をもとに、売上高・上場状況・従業員数・休日・福利厚生などを比較します。

各企業の規模や特徴を知り、転職先選びや企業研究に役立ててください。

 

 

ブライダル関連企業の売上高一覧

 

ブライダル業界には、結婚式場の運営をはじめ、ホテルやレストラン、衣裳、フォトウェディングなど幅広い事業を展開する企業があります。

ここでは2026年時点で公表されている最新情報をもとに、売上高・上場状況・従業員数・平均年収・給与・休日などを比較します。

各企業の規模や特徴を知り、転職先選びや企業研究に役立ててください。

 

順位 企業名 企業全体の売上高 婚礼関連の売上高 決算期・基準
1 株式会社ツカダ・グローバルホールディング 730億9,500万円 388億円 2025年12月期
2 株式会社オンザページ 427億8,900万円※ 約401億円※ 2026年12月期予想
3 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 357億900万円 345億2,200万円 2025年12月期
4 アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 224億5,500万円 207億7,300万円 2025年10月期
5 株式会社東京會舘 162億5,983万円 非公表 2026年3月期
6 株式会社一蔵 149億8,431万円 44億6,202万円 2026年3月期
7 株式会社クラウディアホールディングス 135億9,100万円 非公表 2025年8月期

 

 

 

ブライダル業界の上場企業一覧

 

ブライダル業界には、結婚式場の運営やウェディングプロデュースを手掛ける上場企業があります。

上場企業は決算情報や事業内容などを公開しているため、企業研究の際に情報を確認しやすい点が特徴。

ここでは、ブライダル関連事業を展開する主な上場企業を一覧で紹介します。

 

企業名 主なブライダル関連事業
株式会社ツカダ・グローバルホールディング ゲストハウス・ホテル・レストランの企画開発、結婚式場の運営など
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ ハウスウェディング、ホテル・レストラン、ウェディングプロデュースなど
株式会社オンザページ ブライダル、ドレス、レストラン、婚礼演出など
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 ゲストハウスウェディング、海外婚礼、フォトウェディングなど
株式会社東京會舘 ウエディング、宴会場、レストランなど
株式会社一蔵 結婚式場の運営、ウェディングプロデュース、衣裳など
株式会社クラウディアホールディングス 婚礼衣裳、ウェディング関連サービス、リゾートウェディングなど

 

 

 

ブライダル企業の従業員数一覧

 

従業員数は、企業の規模や事業展開の広さを知るための参考指標の一つです。

ここでは、各社が公表している最新情報をもとに、ブライダル関連企業の従業員数を比較します。

なお、連結・単体や正社員・アルバイトなど、企業によって集計条件が異なるため、ランキングを見る際は各社の集計方法も確認しましょう。

 

順位 企業名 従業員数 基準日
1 株式会社BP  2,658名(グループ全体) 2026年4月
2 株式会社ツカダ・グローバルホールディング 2,531名 2026年6月
3 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 約1,900名 2025年12月
4 株式会社オンザページ 約1,600名 2026年
5 株式会社ポジティブドリームパーソンズ 1,154名
(アルバイト含む)
2026年5月
6 アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 1,033名 2025年10月
7 株式会社一蔵 約630名(グループ社員・契約社員数) 2026年3月
8 株式会社東京會舘 448名 公表最新値
9 株式会社クラウディアホールディングス 約400名 2025年8月

 

 

 

ブライダル企業の休日・働き方を比較

 

ブライダル業界への転職では、給与だけでなく、年間休日や休日の取り方、勤務時間、シフト制の有無なども確認しておきたいポイントです。

結婚式場やホテルなどの現場職では、土日祝日に勤務するケースが多く、平日に休日を取得する働き方が一般的。

一方、本社勤務では土日祝日が休日となる企業もあります。

ここでは、各社が公表している採用情報などをもとに、ブライダル関連企業の休日・働き方を比較します。

 

企業名 年間休日 休日制度 勤務形態 基準日・掲載情報
株式会社BP ― 週休2日制、夏季休暇、年末年始休暇、記念日休暇など 1カ月単位の変形労働時間制・週30時間勤務のシフト制 2026年採用情報
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ ― 月9日休、季節休暇、有給休暇、慶弔休暇、産前産後休暇など シフト制。本社勤務は原則土日祝休 2026年採用情報
株式会社ポジティブドリームパーソンズ 110日 月9日休(2月のみ8日)、パワーチャージ休暇、

アニバーサリー休暇、有給休暇など

シフト制 2026年採用情報
株式会社クラウディアホールディングス 125日以上 完全週休2日制、土日祝休み、夏季休暇、年末年始休暇など 9時~18時 2026年採用情報
株式会社東京會舘 106日 シフト制、年次有給休暇、慶弔休暇、産前産後休暇など 9時~22時の間でシフト制 2024年度新卒採用情報掲載
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 107日 公休日+年次有給休暇、最大16日連続休暇を取得可能 職種・店舗により異なる 2026年採用情報
株式会社一蔵 115日 週休2日制など※職種により異なる シフト制など 2026年採用情報
株式会社ツカダ・グローバルホールディング ― 職種・グループ会社により異なる 職種・施設に応じた勤務形態 2026年採用情報

 

※年間休日や休日制度は、掲載時点で各社が公表している採用情報をもとにしています。職種・勤務地・雇用区分によって条件が異なる場合があります。また、年間休日を公表していない企業については「―」としています。

 

💍ブライダル業界は土日祝日に勤務するケースが多い

結婚式場やホテルなどの婚礼現場では、結婚式が開催される土日祝日に勤務するケースがあります。

そのため、週末に休日を取得する一般的な企業とは異なり、平日に休みを取得するシフト制が採用されることがあります。

転職先を比較するときは、「年間休日の日数」だけでなく、土日祝日の勤務有無、休日の曜日、連休の取りやすさ、残業時間、シフト制の有無なども確認するとよいでしょう。

 

 

ブライダル企業の福利厚生・育児支援制度を比較

 

ブライダル企業では、産休・育休に加えて、復職後の働き方をサポートする様々な制度が整備されています。

企業によって、育児休暇の期間や時短勤務、勤務地の選択、健康面のサポートなど内容は異なります。

ここでは、代表的なブライダル企業の福利厚生・育児支援制度を比較し、転職先を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。

※制度の内容や取得条件は変更される場合があります。

転職を検討する際は、各企業の最新の採用情報や福利厚生制度を確認しましょう。

 

企業名 主な育児支援・福利厚生 特徴
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 育児休業・復職支援、エリア社員制度など 育休後復職率100%
株式会社オンザページ 育児休暇、ノバキッズ制度など 最大3年の育児休暇
株式会社ポジティブドリームパーソンズ ママズ制度、時短勤務、再雇用など ライフステージに合わせた多様な制度
株式会社ディアーズ・ブレイン 産前産後休業、育児休業など 子育てと仕事の両立を支援
株式会社BP 育児・介護休業制度、婦人科検診サポートなど 育児・健康面の福利厚生が充実

 

 

 

ブライダル業界の大手企業はどこ?
主要企業の特徴を比較

 

 

ブライダル業界の最大手企業がどこなのかを判断するには、売上高や婚礼事業の売上高、結婚式場の施設数など、比較する指標によって結果が変わります。

売上高という数字だけで比較すると、下記3社が大手企業としてあげられます。

 

・株式会社ツカダ・グローバルホールディング

・株式会社オンザページ

・株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

 

株式会社ツカダ・グローバルホールディングは2025年12月期の連結売上高が730億9,500万円、うち婚礼事業が388億円でした。

株式会社オンザページは2026年12月期の売上収益を427億8,900万円、婚礼関連の売上を約401億円と予想しています。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは2025年12月期の売上高が357億900万円、国内ウェディング事業が345億2,200万円となっています。

なお、各社で決算期や事業構成、実績値・予想値が異なるため、単純な順位ではなく、数字の基準を確認した上で比較することが重要です。

ここでは、ブライダル業界を代表する主要企業について、事業内容や特徴、働き方などを比較しながら紹介します。

 

 

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

 

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ハウスウエディングを中心に、国内でブライダル事業を展開する大手企業。

2025年12月末時点でゲストハウスを53施設展開しており、2026年からは「NEEDS by T&G WEDDING」の新ブランドも展開しています。

また、年間1万件を超える結婚式のプロデュース実績を持ち、ゲストハウスウエディングのほか、ホテル、レストラン、ドレスなど幅広いサービスを提供しています。

ウェディングプランナーをはじめ、ドレス、サービス、キッチンなど様々な職種があり、ブライダル業界で経験を積みながらキャリアの幅を広げやすい企業です。

また、育児休業後の復職率100%を公表しており、出産後もキャリアを継続しやすい環境づくりに取り組んでいます。

希望する地域で勤務できる「エリア社員制度」など、ライフステージに合わせて働き方を選択できる制度も整備。

ブライダル業界では、転居を伴う異動や土日勤務がキャリア継続のハードルになることがあります。

その点、勤務地を限定できる制度があれば、家庭の事情に合わせて働きやすくなるでしょう。

 

 

株式会社ツカダ・グローバルホールディング

 

株式会社ツカダ・グローバルホールディングは、ブライダル事業を中心に、ホテル、レストラン、フィットネスなど幅広い事業を展開する企業。

2025年12月期の実績では、グループのゲストハウス数は53施設となっています。

グループでは結婚式場の運営や婚礼プロデュースに加え、ホテル・リゾート関連事業などにも取り組んでいます。

ブライダルだけに事業を限定せず、ライフスタイルに関わる複数の領域を展開している点が特徴。

ウェディングプランナーやサービススタッフなどの婚礼現場だけでなく、ホテルやレストランなど異なる分野で経験を積める可能性があります。

企業研究では、グループ全体の事業内容と希望する職種の仕事内容を確認すると良いでしょう。

 

 

株式会社BP

 

株式会社BPは、横浜を中心にブライダル事業を展開してきた企業で、現在は結婚式場の運営に加えて、ホテル、レストラン、イベント、フォトなど幅広い事業を手掛けています。

全国に13の式場、3つのドレスサロン、フォトスタジオなどを展開。

2026年4月1日時点の従業員数は2,658名、2024年8月期のグループ全体の売上高は257億400万円です。

ウェディングプランナーだけでなく、サービス、調理、ホテル、レストランなど様々な職種があるため、婚礼を軸に幅広いキャリアを検討できます。

転職時は施設ごとの特徴や勤務地、担当業務を確認しておきましょう。

また、育児・介護休業制度をはじめ、婦人科検診のサポートなど、仕事と生活の両面を支える福利厚生が用意されています。

育児支援だけでなく、健康面をサポートする制度があることも特徴です。

 

 

アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社

 

アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社は、ゲストハウス型の結婚式場を全国で運営するブライダル関連企業。

公式サイトでは、全国に19店舗のゲストハウス・ウェディング施設を展開しているとしています。

邸宅風の会場を貸し切るスタイルを特徴とし、挙式・披露宴のプロデュースだけでなく、料理やサービス、衣裳など結婚式に関わるさまざまなサービスを提供。

ウェディングプランナーとして新郎新婦との打ち合わせから結婚式当日まで携わりたい人のほか、サービスやキッチン、ドレスなど専門職を目指す人にも選択肢があります。

転職先を比較する際は、勤務地だけでなく各会場のコンセプトや仕事内容も確認しましょう。

 

 

株式会社一蔵

 

株式会社一蔵は、和装・着物関連事業とウエディング事業を展開する企業。

ウエディング事業では、埼玉県の「キャメロットヒルズ」、愛知県の「グラストニア」「百花籠」、山梨県の「ネオス・ミラベル」など、国内4施設を運営しています。

また、着物や振袖の販売・レンタル、着付け教室などの和装事業も展開しているため、ブライダルと和装の両方に関わることができます。

ウェディングプランナーだけでなく、衣裳や着物、接客などに興味がある人にも仕事の選択肢があります。

応募する際は、ブライダル部門と和装部門で仕事内容や勤務条件が異なる点を確認しておきましょう

 

 

株式会社オンザページ

 

株式会社オンザページは、2026年4月1日に株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリの経営統合を背景に発足した企業。

現在はゲストハウスやドレスショップ、レストランの運営を中心に、婚礼に関わる周辺サービスも展開しています。

2026年8月14日時点では、国内外に124店舗を展開し、その内訳は直営ゲストハウス66店舗、ドレスショップ37店舗、レストラン特化型施設13店舗、その他8店舗です。

旧ノバレーゼと旧エスクリの事業基盤を背景に、婚礼施設だけでなくドレス、レストラン、フォト、装花など幅広い領域を展開している点が特徴。

転職時は、統合後の組織や配属先、希望する職種の仕事内容を確認しましょう。

また育児休暇や「ノバキッズ制度」など、子育てと仕事の両立を支援する制度が用意されています。

育児休暇については、一般的な育児休業に加えて、子育てをしながら長期的にキャリアを継続できる環境づくりが行われています。

 

 

株式会社東京會舘

 

株式会社東京會舘は、東京・丸の内を中心に、宴会・婚礼・レストランなどの事業を展開する企業。

ウエディングの式場として「丸の内本舘」「如水会館」「旧古河邸ウエディング」の3施設を展開しています。

一般的なゲストハウス型の結婚式場とは異なり、歴史ある施設や宴会場、レストランを活用した婚礼サービスを提供している点が特徴。

ウェディングプランナーだけでなく、宴会サービス、調理、レストランなど、料飲・宴会に近い仕事にも携われます。

ブライダル業界で接客や料理、宴会運営まで幅広く経験したい人は、結婚式場だけでなく企業全体の事業内容を確認してみるとよいでしょう。

 

 

株式会社ブラス

 

株式会社ブラスは、愛知県名古屋市に本社を置き、完全貸切型のハウスウエディングを中心に事業を展開する企業です。

2025年9月には「ブラスブルー東京」がオープンし、同社の結婚式場は25店舗となりました。

さらに2026年8月には千葉県柏市に「アコールローリエ」が開業しており、現在は26店舗規模となっています。婚礼衣裳、外食、映像・写真、フォトウエディング、ハワイウエディングなどにも事業を広げています。

完全貸切のゲストハウスで一組ごとの結婚式をつくるスタイルを重視しており、プランナーの仕事内容や担当範囲を確認したうえで転職先を検討するとよいでしょう。

 

 

株式会社ディアーズ・ブレイン

 

株式会社ディアーズ・ブレインは、ハウスウエディングを中心に、ドレス、レストラン、リゾートウエディング、フォトなど幅広い事業を展開するブライダル企業。

2025年11月には静岡県静岡市の「THE SURF SEASIDE TERRACE」を26施設目として開業予定と発表し、2026年7月には沖縄県名護市に「THE SURF BEACHSIDE TERRACE」も開業しています。

グループではクレジット、人材、ITなどの関連事業も展開。

また、産前産後休業や育児休業など、子育てと仕事を両立するための制度が整備されています。

 

 

株式会社ポジティブドリームパーソンズ

 

株式会社ポジティブドリームパーソンズは、ウェディングを起点に、ホテル、レストラン、宴会、フラワー、コンサルティングなどへ事業領域を広げている企業。

直営施設を東京、神奈川、埼玉、宮城、愛知、大阪、岐阜、兵庫、福岡、長崎に展開しています。

ウェディング施設だけでなく、ホテルやレストラン、バンケットなど複数の事業を運営しているため、婚礼現場以外にも仕事の選択肢があります。

また、子育てをしながら働く社員を支援する「ママズ制度」など、ライフステージに合わせた働き方をサポートする制度が用意されています。

産休・育休だけでなく、復職後の時短勤務や再雇用など、長期的にキャリアを継続するための制度が整っている点も特徴です。

 

 

ブライダル企業への転職で比較したい
5つのポイント

 

 

ブライダル企業への転職では、給与や休日だけでなく、結婚式のスタイルやプランナーの仕事内容、キャリアパスなども確認することが大切です。

同じウェディングプランナーでも、企業や式場によって担当範囲や働き方は異なります。

ここでは、転職前に比較しておきたい5つのポイントを紹介します。

 

 

①ウェディングのスタイル

 

ブライダル企業を比較するときは、まずどのようなウェディングを提供しているのかを確認しましょう。

ゲストハウス型、ホテル、専門式場、レストランなど、企業によって得意とするウェディングのスタイルは異なります。

また、一棟貸切型の会場ではオリジナリティを重視した結婚式を提案するケースがある一方、ホテルや宴会場では格式や料理、サービスなどを重視する場合も。

ウェディングプランナーとして働く場合、企業のスタイルによって新郎新婦への提案方法や当日の業務内容も変わります。

自分がどのような結婚式をつくりたいのかを考えたうえで、式場のコンセプトや顧客層まで確認するとよいでしょう。

 

 

②ウェディングプランナーの働き方

 

ウェディングプランナーの仕事内容は、企業によって担当する範囲が異なります。

新規接客と打ち合わせを別の担当者が行う分業型の企業もあれば、見学時の接客から打ち合わせ、結婚式当日まで一貫して担当する企業もあります。

例えば株式会社ディアーズ・ブレインでは、一人のウエディングプロデューサーが見学から式当日まで担当する「担当一貫性」を採用しています。

また、企業によってはプランナーがフェアの企画や広告、商品開発などに関わるケースもあります。

転職時は「プランナー」という職種名だけで判断せず、新規接客・打ち合わせ・当日運営のどこまで担当するのかを求人票や面接で確認しましょう。

 

 

③給与・賞与・インセンティブ

 

給与を比較する時は、月給や年収だけでなく、賞与や昇給、インセンティブなどの仕組みも確認しましょう。

ブライダル企業では、経験や役職によって給与が変わるほか、会社や個人の業績を賞与に反映する制度を設けている場合があります。

例えば株式会社テイクアンドギヴ・ニーズでは、年2回の評価面談を実施し、個人目標などをもとに評価を決定しています。

また、株式会社BPでは給与改定や賞与、社内表彰などの制度を案内しています。

求人を見る際は、提示されている月給が固定給なのか、固定残業代を含むのか、賞与の支給実績や評価制度はどうなっているのかまで確認すると、入社後の収入をイメージしやすくなります。

 

 

④休日・勤務時間・福利厚生

 

ブライダル業界への転職では、休日数だけでなく、勤務時間や繁忙期の働き方、福利厚生も確認しておきたいポイント。

結婚式は土日祝日に行われることが多いため、会場勤務の場合は平日休みが中心となる企業もあります。

また、繁忙期には勤務時間が長くなるケースもあるため、月の休日数や残業時間、シフトの決まり方を確認することが重要です。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズでは月間9日の休日や変形労働時間制を導入し、産前産後・育児・介護休暇なども設けています。

住宅手当や食事補助、研修制度など、企業ごとに福利厚生の内容も異なるため、自分が重視する条件を整理して比較しましょう。

 

 

⑤キャリアアップ・異動の可能性

 

長くブライダル業界で働くなら、入社後のキャリアパスや異動の可能性も確認しておきましょう。

ウェディングプランナーとして経験を積んだ後、チーフや支配人などのマネジメント職を目指せる企業もあれば、広報、マーケティング、商品企画、人材育成など別の部門へキャリアを広げられる企業もあります。

株式会社BPでは、プランナー経験を生かして商品企画や人材教育、宣伝広報、ブランディングなどに携わるキャリアを案内しています。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズにも社内公募型の制度や研修制度があります。

転職時は、昇格の基準だけでなく、社内異動や新規事業への挑戦、勤務地変更の可能性なども確認すると良いでしょう。

 

 

ブライダル業界の現状・市場規模
今後の動向

 

 

ブライダル業界では、婚姻件数の減少や価値観の変化を背景に、結婚式のスタイルやサービスのあり方が変化しています。

一方で、フォトウェディングや少人数婚、リゾート婚など新たな需要も生まれています。

ここでは、婚姻件数や市場規模の推移、結婚式の多様化、企業の新規事業などから、ブライダル業界の現状と今後の動向を解説します。

 

 

婚姻件数・婚礼件数の変化

 

ブライダル業界の市場環境を考える上で、婚姻件数は重要な指標の一つ。

「令和6年(2024)人口動態統計(確定数)」によると、2025年の婚姻件数は48万9,119組で、2024年の48万5,092組から4,027組増加しました。

ただし、1972年の109万9,984組をピークに長期的には減少傾向が続いており、婚姻件数だけを見ると市場の大幅な拡大は見込みにくい状況です。

一方、矢野経済研究所によると、2025年のブライダル関連市場規模は主要5分野計で1兆5,786億円の見込みとされています。

今後は婚姻件数だけでなく、1組あたりの単価や結婚式の実施率、サービスの多様化などを含めて市場を捉えることが重要です。

 

 

結婚式のスタイルの多様化

 

結婚式は、従来の大人数で行う披露宴だけではなく、カップルの価値観やライフスタイルに合わせて多様化しています。

リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」では、結婚式の内容について「定番やしきたりにとらわれず、二人の価値観に合った自由なやり方をすればよい」と考える人が約9割となっています。

また、招待客人数の平均は52.0人、挙式を含めた総額の平均は343.9万円でした。

家族や親しい友人を中心とした少人数婚、レストランウェディング、二部制、カジュアルなパーティーなど、選択肢は広がっています。

ブライダル企業には、決まった商品を提供するだけでなく、一組ごとの希望に合わせて柔軟にプランを設計する力が求められています。

 

 

フォトウェディング・少人数婚・リゾート婚の市場

 

ブライダル市場全体では、婚姻件数の減少などを背景に大きな成長が見込みにくい一方、全ての分野が縮小しているわけではありません。

近年は、フォトウェディングや少人数婚など、従来の挙式・披露宴とは異なるスタイルへの需要が広がっています。

特にフォトウェディングは、結婚式にかかる費用や準備の負担を抑えながら、記念を残したいカップルから選ばれやすいサービス。

矢野経済研究所によると、2025年のブライダル関連市場は主要5分野合計で1兆5,786億円の見込みで、ジュエリー市場など一部の分野では拡大も見られます。

今後は市場規模だけでなく、こうした成長分野や新たなニーズへの対応力が、ブライダル企業の成長を左右すると考えられます。

リゾート婚についても、挙式と旅行を組み合わせたり、ハネムーンに合わせてフォト撮影を行ったりするなど、従来とは異なる需要が生まれています。

ブライダル企業では、挙式・披露宴だけでなく、写真、旅行、衣裳、レストランなど周辺サービスを組み合わせた商品開発が重要になっています。

 

 

ブライダル企業が取り組む新規事業

 

婚姻件数の長期的な減少を背景に、ブライダル企業では結婚式場の運営だけに依存しない事業展開が進んでいます。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ウェディング事業を基盤としながらホテル事業を成長分野と位置付け、2035年度にはホテル事業をグループの主力事業へ成長させる方針を示しています。

また、2026年にはカジュアルウェディング事業やオートクチュールデザインなどにも取り組んでいます。

株式会社オンザページも、ブライダル事業に加えてレストラン特化型事業や建築不動産事業を展開しています。

今後は、ホテル、レストラン、フォト、旅行、空間開発など、婚礼で培ったサービス力や顧客基盤を活用した多角化が進むと考えられます。

 

 

ブライダル業界の今後はどうなる?

 

今後のブライダル業界では、婚姻件数の長期的な減少と、結婚式に対する価値観の多様化の両方を踏まえた事業展開が重要になります。

2025年の婚姻件数は前年から増加したものの、長期的には1972年をピークに減少傾向が続いています。

矢野経済研究所も、2026年のブライダル関連市場を主要5分野計で1兆5,700億円と予測する一方、地方の人口流出や若年層の減少が婚礼事業の課題になるとしています。

一方で、フォトウェディングやカジュアルな結婚式など新しい需要も広がっています。

そのため、今後は一組あたりの付加価値を高めながら、ホテルやレストラン、フォトなど周辺領域へ事業を広げる企業と、顧客ニーズに合わせたサービスを開発できる企業が増えていくことが予想されます。

 

 

ブライダル企業ランキングに関する
よくある質問Q&A

 

ここでは、ブライダル業界の企業ランキングや転職に関して、特に気になるポイントをQ&A形式で解説します。

企業によって事業内容や給与、働き方が異なるため、複数の条件を比較しながら転職先を検討しましょう。

 

 

Q.ブライダル業界の最大手企業はどこ?

 

A.「最大手」を売上高で見る場合、2025年12月期の連結売上高が730億9,500万円だった株式会社ツカダ・グローバルホールディングが、ブライダル関連企業の中でも大きな売上規模を持っています。

ただし、連結売上高にはブライダル以外のホテルやレストラン、ウェルネスなどの事業も含まれます。

また、株式会社オンザページは2026年12月期に427億8,900万円の売上高を予想しているなど、決算期や集計方法も企業によって異なります。

そのため、「最大手」を判断するときは売上高だけでなく、結婚式場の施設数、婚礼取扱件数、従業員数なども確認することが大切です。

 

 

Q.ブライダル業界で年収が高い企業は?

 

A.ブライダル企業の年収を比較する場合は、企業が公表する有価証券報告書などの平均年間給与を確認する方法があります。

例えば、2025年12月期の株式会社ツカダ・グローバルホールディングの平均年間給与は564.1万円、アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社は497.4万円、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは464.5万円とされています。

ただし、これらは上場会社の提出会社単体の数値で、実際に結婚式場で働くスタッフの給与とは異なる場合があります。

転職先を比較する時は、平均年収だけでなく、求人票の月給、賞与、昇給、インセンティブ、経験年数や役職による給与の違いも確認しましょう。

 

 

Q.ウェディングプランナーの平均給料は?

 

A.ウェディングプランナーの給与は、勤務先や経験、勤務地、役職などによって異なります。

求人ボックスの2026年9月時点のデータでは、ウェディングプランナーの正社員の平均年収は397万円で、給与幅は283万円~653万円となっています。

一方、企業の求人を見ると、株式会社BPは月給27万円~、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは経験者で月給28万2,600円~など、企業ごとに条件が異なります。

転職時は提示年収だけでなく、賞与やインセンティブ、固定残業代の有無なども確認しましょう。

 

♣︎合わせて読みたい

 

 

Q.ブライダル業界で上場している企業は?

 

A.ブライダル業界には、東京証券取引所に上場している企業があります。

代表例として、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ、株式会社ツカダ・グローバルホールディング、アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社、株式会社東京會舘、株式会社一蔵、株式会社クラウディアホールディングス、株式会社ブラスなどが挙げられます。

また、2026年に経営統合によって発足した株式会社オンザページも上場企業です。

なお、上場企業であってもブライダル専業とは限らず、ホテル、レストラン、衣裳など複数の事業を展開している会社があります。

転職先を探す際は、上場しているかだけでなく、希望する職種や事業内容も確認しましょう。

 

 

Q.ブライダル企業への転職で確認すべきことは?

 

A.ブライダル企業への転職では、給与だけでなく、仕事内容、休日、勤務時間、勤務地、福利厚生、キャリアパスまで確認することが大切。

特にウェディングプランナーの場合、新規接客から打ち合わせ、結婚式当日の運営まで一貫して担当するのか、業務を分担するのかによって働き方が変わります。

また、土日祝日の勤務や繁忙期の残業、転勤・異動の可能性なども求人票や面接で確認しておきましょう。

さらに、プランナーから支配人などの管理職を目指せるのか、広報・企画など別部門へ異動できるのかも企業によって異なります。

自分が重視する条件を整理してから求人を比較すると、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

 

 

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ブライダル業界の求人を自分で探すこともできますが、「求人が多くて比較できない」「自分の経験で応募できる企業が分からない」という場合は、転職エージェントに相談する方法もあります。

特にブライダル業界に特化したエージェントなら、業界や職種に詳しい担当者からアドバイスを受けながら、自分に合った求人を探せます。

 

 

①非公開求人を紹介してもらえる


転職エージェントを利用するメリットの一つが、一般の求人サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえることです。

企業によっては、採用戦略や募集人数などの理由から、求人を一般公開せず転職エージェントを通じて募集する場合があります。

非公開求人には、ウェディングプランナーやドレスコーディネーターなど、専門性の高い求人が含まれることもあります。

自分だけで求人サイトを探していると見つけられない求人に出会える可能性があるため、転職先の選択肢を広げたい方は、エージェントへの登録を検討してみるとよいでしょう。

 

 

②自分に合った企業を提案してもらえる


転職エージェントでは、希望する職種や勤務地、給与などの条件だけでなく、これまでの経験やスキル、今後のキャリアプランなどを踏まえて求人を提案してもらえます。

例えば、ブライダル業界が未経験でも、ホテルや飲食、販売、営業などの経験を活かせる求人を紹介してもらえる場合があります。

また、「お客様と長く関係を築きたい」「チームで結婚式をつくりたい」など、仕事内容に対する希望を伝えることも可能です。

自分では気づかなかった適性や選択肢を知るきっかけにもなるため、求人選びに迷っている方にもおすすめです。

 

 

③求人票だけでは分からない情報を確認できる


求人票には給与や休日、仕事内容などの基本的な情報が掲載されていますが、職場の雰囲気や実際の働き方など、求人票だけでは判断しにくい情報もあります。

転職エージェントでは、企業の採用担当者から得た情報や、過去の紹介実績などをもとに、求人票だけでは分かりにくい点を確認できる場合があります。

例えば、残業の状況や職場の雰囲気、研修制度、配属先など、応募前に知っておきたい情報を担当者に質問できます。

入社後のミスマッチをできるだけ防ぎたい方にとって、こうした情報を得られることは大きなメリットです。

 

 

④履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を受けられる


転職エージェントでは、求人の紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などのサポートを受けられる場合があります。

特にブライダル業界では、接客力やコミュニケーション力、提案力などが求められる職種も多いため、これまでの経験をどのようにアピールするかが重要。

担当者に相談することで、応募先の仕事内容に合わせて職務経歴の伝え方や志望動機を整理できます。

また、面接で聞かれやすい質問を想定して準備することで、自信を持って選考に臨みやすくなります。

 

 

⑤企業との条件交渉を任せられる


転職活動では、給与や入社時期などについて、企業に直接相談しにくいこともあります。

転職エージェントを利用すれば、応募者と企業の間に担当者が入り、条件について確認や調整をしてもらえる場合があります。

例えば、現職の退職時期に合わせて入社日を調整したい場合や、給与について希望を伝えたい場合など、自分では伝えにくい内容も相談できます。

ただし、希望した条件が必ず認められるわけではないため、担当者には自分の希望条件だけでなく、譲歩できる範囲もあらかじめ伝えておくことが大切です。

ブライダルビズでは、業界特化のアドバイザーがあなたのこれまでの経歴を分析し、求人のご相談や転職のアドバイスをさせて頂きます。

ブライダル業界への転職を考えている方は、お気軽にご登録・ご相談ください。

 

 

まとめ

 

ブライダル業界には、結婚式場の運営を中心に事業を展開する企業だけでなく、ホテル、レストラン、衣裳、フォトウェディング、旅行など幅広い領域へ事業を広げている企業があります。

そのため、企業を比較するときは売上高や従業員数、平均年収といった数字だけでなく、どのようなウェディングスタイルを提供しているのか、ウェディングプランナーがどこまで業務を担当するのかを確認することが大切。

また、給与・賞与・インセンティブ、休日・勤務時間、福利厚生、異動やキャリアアップの可能性なども、転職後の働き方を左右する重要なポイントです。

ブライダル業界では婚姻件数が長期的に減少する一方、フォトウェディングや少人数婚など新たな需要も広がっています。

企業によって今後の事業戦略や働き方にも違いがあるため、自分が希望する仕事内容やキャリアを整理した上で求人を比較しましょう。

気になる企業を見つけたら、求人情報だけでなく企業の公式サイトや採用情報も確認し、自分に合った転職先を検討することが大切です。

 

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