ウェディングプランナーの身だしなみ|服装・髪型・メイクで信頼される印象に
ウェディングプランナーの身だしなみ
服装・髪型・メイクで信頼される印象に
人生で最も特別な1日をサポートするウェディングプランナーのお仕事。
華やかな舞台の裏側で、緻密な準備と心配りを重ねるこの仕事には、プロとしての「第一印象」も重要な要素の1つとなります。
服装や髪型、メイクなどの「身だしなみ」は、結婚する2人にとって信頼や安心感を与えるツールでもあり、大切な1日を任せられるかどうかの判断材料でもあります。
そこで今回は、ウェディングプランナーの身だしなみや髪型・メイク・服装のポイントをご紹介していきます。
この記事でご紹介する身だしなみは、ブライダル業界で働く方に共通している内容でもあります。
ウェディングプランナーだけでなく、正社員としてブライダルの仕事がしたいという方、ブライダルバイトをしたいという方も参考にしてみて下さいね。
目次
1:ウェディングプランナーの身だしなみ
2:ウェディングプランナーの服装
3:ウェディングプランナーの髪型・髪色
4:ウェディングプランナーのメイク
5:ウェディングプランナーのネイル
6:ウェディングプランナーのアクセサリー
7:身だしなみは企業によって異なる
8:まとめ
ウェディングプランナーの身だしなみ
式場の顔でもある重要な存在であり、結婚式のプロフェッショナルであるウェディングプランナー。
身だしなみのポイントは下記の2つになります。
② 「主役は新郎新婦」という意識
前述したように、ウェディングプランナーは、自社の会場の案内から披露宴当日まで「結婚式」を総合的にプロデュースする仕事です。
どのお客様にとっても不快感を与えない身だしなみ、高額商品を任せる事ができるような安心感や信頼できる身だしなみが非常に大切。
結婚式場の見学や打ち合わせを担当するウェディングプランナーの身だしなみが整っていなかったり、清潔感がないとその会場の印象も悪くなりますよね。
どんなに丁寧な接客をしていても、見た目の印象がちぐはぐでは信頼を損ねてしまう可能性も。
また、華やかで綺麗な印象があるウェディングプランナーですが、黒子のような存在でもあり花嫁よりも目立ってしまうのはNG。
人生の晴れ舞台の成功を任される立場にありますので、それに見合った身だしなみが必要となります。
下記では、ウェディングプランナーにふさわしい身だしなみを各項目ごとに詳しく解説していきます。
ウェディングプランナーの服装
ウェディングプランナーの服装は、フォーマルさと動きやすさのバランスがポイント。
新規の接客や打ち合わせ時には柔らかい印象を、結婚式当日は動きやすさを優先しつつもきちんと感を忘れない事が大切です。
職場によっては制服があったり、フリーで活躍しているプランナーなど多少の違いはありますが、フォーマルな印象となるため、基本的には黒で統一している事が殆どです。
常に新郎新婦をサポートする「黒子の役割がある」という意味があるからです。
また、ウェディングプランナーには社会人としてお客様の失礼のない服装が求められる事や、新郎新婦は20代後半~30代の方が多いため、落ち着いた服装が求められるなどの理由もあります。
服装
職場によって勤務後の服装は違いますが、基本女性は制服か、黒やネイビー、ベージュなどの落ち着いた色のスーツやセットアップが基本です。
スカートでもNGではありませんが、ウェディングプランナーはお客様をご案内したり立ち仕事や動き回る事が多いのでパンツスーツの方が多くなっています。
男性は比較的自由で自前のスーツを着る事が多いようです。
インナー
男性は白Yシャツ。
女性は白UネックTシャツ。
白・ベージュ・黒・グレーなど、落ち着いた色味のUネックのTシャツやカットソーが多くなります。
靴
靴に関しては、男女共に黒い靴。
男性はビジネス用の革靴、女性はヒールが高くない黒のパンプス・ローヒールの靴が基本です。
ウェディングプランナーの髪型・髪色
髪型・長さに関しては指定がある職場もあれば、自由で特に決まりのない職場もあります。
女性であればショート・ボブ・セミロング・ロングどの長さでも問題ありませんが、奇抜な髪型はNG。
ブライダルの仕事をする際には、社会人として相手に不快感を与えない髪型+きちんとした品格のある髪型にする必要があります。
新規の接客や打ち合わせ、挙式披露宴当日など場面に合わせて髪型を変えているウエディングプランナーも多くいます。
髪型・髪色に関しては以下のような注意点があります。
前髪:髪の毛が目にかからないように
男性・女性共に言える事ですが、目に髪の毛がかかっていると表情も分かりにくく新郎新婦も気が散ってしまったり、何となく暗い印象にもなりがちです。
ウェディングプランナーの仕事は明るい表情でアイコンタクトを取りながらコミュニケーションを取っていく事が重要。
顔がきちんと見えるよう、斜めに流してまとめたり前髪は短くするかおでこが見えるようオールアップにしている方が殆どです。
髪型:長い場合はまとめる
髪の毛が長い場合はきちんと1つにまとめるよう決まっている企業が殆どです。
こちらも同じ理由で髪の毛が長くダウンスタイルですと話す時に邪魔になったり、表情が分かりにくかったりします。
髪の毛が結べる長さであればきちんと結び表情が見えやすいようにします。
前髪を横に流して夜会巻きやシニヨンにしたり、ポニーテールでまとめると大人っぽい印象になります。
前髪がある場合は短め整え、緩めのポニーテールにすると柔らかい女性らしい印象になるので、服装(制服)に合わせたり対応する年代に合わせて変えていくのも良いですね!
ボブやミディアムヘアのウェディングプランナーは、すっきり上品に見えるハーフアップが人気のスタイルのようです。
髪型:髪の毛の乱れやはねはNG
男性や結べない長さの女性は髪の毛の乱れやはねに注意しましょう。
清潔感や身だしなみで普段の生活ぶりや仕事への姿勢が判断されてしまいます。
髪色:黒がベスト
髪の毛の色は企業によって異なるかと思いますが、男女共に黒色がベストでしょう。
茶髪など明るすぎる髪色は派手という印象や軽い印象になってしまいます。
また、新婦より目立ってしまう可能性もありますので、明るい髪色は避けるようにしましょう。
職場によっては明るすぎないダークブラウンであればOKの所も多くあります。
ヘアアクセサリー:目立たないものを
ヘアアクセサリーは職場によって異なります。
派手なものでなければOKという所もあれば、黒か茶色のゴムのみという所もあります。
もしつけるのであれば、シンプルで上品なデザインのものを選ぶと良いでしょう。
ウェディングプランナーのメイク
ウェディングプランナーのメイクは、「ナチュラルだけど手抜きに見えない」「シンプルだけどきちんとして見える」が理想です。
派手すぎるのは勿論NGですが、ノーメイクや薄すぎるメイクもNG。
結婚式に関わる仕事である事や、多くの人と接する仕事なのできちんとメイクを整えているのは必須です。
ファンデーションで肌色を整え、アイメイクはベージュやブラウン系、そして薄くマスカラを塗りアイライナーを引いて目元の印象をつけるのがおすすめ。
リップは何もしないと顔色が悪く見えてしまうので、薄いオレンジ系やピンク系のものを塗りましょう。
メイク1つで第一印象も大きく変わりますし、長時間の仕事で崩れてくる事もあるので工夫が必要です。
ウェディングプランナーのネイル
ウェディングプランナーは、新郎新婦に結婚式のプランを説明したり、ご案内業務があるので手を見られる機会が多く、ネイル(爪)も重要な要素の1つとなります。
マニュキア
爪は男女共に短く清潔にしておきます。
女性はマニュキアを塗る場合は、透明か目立たない薄いピンクやベージュ・グレージュなどがおすすめ。
派手な柄やストーンなどはNGの所が多いのでデザインを変えたい場合は控えめなフレンチネイルなども良いでしょう。
結婚式という華やかなイベントを担当するため、爪まできちんとお手入れをする事は心遣いにもつながりますし、雰囲気も上品になり良い印象になる事も。
休みの日はネイルサロンに通いきちんと手入れしているウェディングプランナーも多くいます。
ネイルをしていると、自然と所作も美しくなったり爪が綺麗だと自分のモチベーションもあがるというメリットもあります!
ウェディングプランナーのアクセサリー
アクセサリーに関しても職場によって異なります。
派手なものでなければOKの職場もあれば、つけてはいけないという職場もあります。
女性がアクセサリーを付ける場合は、品のある小さめなピアス・ネックレスだけにし、男女共に結婚指輪以外の指輪はNGです。 時計はOKです。
身だしなみのメンテナンス
ウェディングプランナーは日々大忙し。
新規の接客や打ち合わせ、当日の施工など毎日多くのタスクをこなさなければなりません。
立ち仕事や会場内を動き回る仕事も多いため、身だしなみが崩れてくる事も。
清潔な身だしなみを維持する事や、急なトラブルに対応できるよう日頃からケアアイテムを常備しているプランナーが多いようです。
お客様の前で常にプロフェッショナルでいられるよう心がける事も、ウェディングプランナーの大切な仕事の1つですよね。
身だしなみは企業によって異なる
ウェディングプランナーの基本的な身だしなみをお伝えしましたが、ブライダル企業によってそれぞれ異なります。
髪色に関しても黒指定の所もあれば、ある程度の茶髪は問題ないという所もあります。
しかし、前述したように、ウェディングプランナーは、式場の“顔”としてお客様と接する存在。
華やかな空間にふさわしい上品さを持ちつつ、主役である新郎新婦を引き立てる控えめなスタイルが求められます。
身だしなみには「信頼感」「安心感」「清潔感」の3つが欠かせません。
ホテル・専門式場・ゲストハウス・レストランなど、勤務先によってルールが異なる場合もありますが、基本的な考え方は共通です。
会社のHPや業界本などで、その企業で働いている社員の方の雰囲気を事前に確認してみましょう。
まとめ
身だしなみは、自分をきれいに見せるためだけでなく、相手への配慮や思いやりを形にする手段です。
ウェディングプランナーの身だしなみは他の業界と比べ厳しい面もあり、一般的なビジネスマナー+相手に信頼感を与える身だしなみが求められます。
何百万とかかる高額の商品であり、結婚式は会場も当日の雰囲気も華やかで非日常的な特別な空間になりますのでそれに見合った身だしなみというのが必要になります。
これはウェディングプランナーだけではなく、ブライダル業界で働くドレスコーディネーターやサービススタッフなど他の職種のブライダルスタッフも同様になります。
また、正社員だけでなく、アルバイトで働く際も同様です。
企業によっても身だしなみの特徴やカラーは異なり、条件が厳しい所もあれば比較的自由な企業もあります。
勤務する職場によって変わってきますので事前に確認・チェックしてみましょう。
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