ブライダルカメラマンとは?仕事内容やお給料・やりがいを解説

 

ブライダルカメラマンとは?仕事内容やお給料・やりがいを解説

 

 

「結婚式」という一生に一度の大切な日に欠かせないのがブライダルカメラマン。
ブライダルフォトグラファーとも呼ばれています。

結婚式には様々な職種の方が携わっていますが、当日の感動の瞬間を一生の思い出に残す事ができる仕事です。

本日は、結婚式で重要な役割を果たすブライダルカメラマンについてご紹介していきます。

 

 

 

 

ブライダルカメラマンの仕事内容    

 

 

ブライダルカメラマンは、結婚式やウェディングフォトの撮影を専門とするカメラマンの事を指します。

結婚する2人にとって一生に一度の大切な結婚式。
その様子を形に残す事ができる重要なお仕事です。

ただ撮影をするだけではなく業務は多岐に渡りますので、仕事内容からお伝えしていきます。

 

①撮影プランの計画・打合せ業務

ウェディングプランナーやカップルと打ち合わせを行い、結婚式や前撮りの撮影プランの計画を練っていきます。
撮影の日程・場所・撮影スタイル、使用する機材などを決めていきます。

 

②結婚式や披露宴・集合写真の撮影

結婚式や披露宴で撮影をします。
婚礼の進行に合わせて、新郎新婦やゲスト方々のスナップ写真を撮影し、最高の瞬間を捉えるのがブライダルカメラマンの役割。
ポーズや角度・光の使い方などを考慮しながら、美しい写真を撮影します。
また家族や親族との集合写真も担当します。

 

③前撮り・後撮り・ウェディングフォト・ロケーションフォト撮影

結婚式当日の撮影だけでなく、前撮りや後撮り、また近年増加しているウェディングフォトやロケーションフォトの撮影も担当します。

 

④機材管理・準備、セッティングなどの確認

カメラやレンズ・ライティング機材などの管理を行い、撮影に必要な機材の準備やメンテナンスを行います。

 

⑤当日利用する写真や動画・データの編集、納品

結婚式で撮影する写真は、なんと500枚~1000枚程。
その中から写真を選定し、カラーコレクションや補正を行って仕上げていきます。
写真編集ソフトなどを使用して、加工や編集を行い最高の写真を作り上げます。

写真をアルバムやデータにし、カップルの要望に合った形式でお客様に納品します。

 

⑥顧客対応

カップルや新郎新婦とのコミュニケーションを大切にし、撮影内容や納品スケジュールの調整などの顧客対応を行います。

 

⑦マーケティング活動

個人でカメラマンとして働いている方は、自身の撮影スキルや作品を宣伝し、顧客を獲得するためのマーケティング活動も行います。
自身のポートフォリオの作成やSNSの活用などを通じて、営業活動をしていきます。

 

 

ブライダルカメラマンは、式の内容を把握しながら、新郎新婦に喜んでもらえる写真を撮影する事が重要な仕事内容になります。
また、結婚式当日だけでなく前撮りや後撮り、データ編集まで行いますので、業務内容が多岐に渡ります。

家族やゲストとの記念撮影では多くの人をまとめなくてはなりませんし、新郎新婦の記念撮影の場合はポージングの指導も行いますので、ブライダルの専門的な知識やポージングの知識なども必要になります。

 

 

ブライダルカメラマンについて     

 

 

ブライダルカメラマンとは、前述したように結婚式で写真撮影を行う職業で、就業先は結婚式場(ブライダル企業)・ブライダル撮影の専門の会社・フォトスタジオ等になります。

結婚式の一生の思い出に残る瞬間を記録するお仕事ですので、とても重要な役割があります。

こちらでは、ブライダルカメラマンについてお伝えしていきます。

 

 

ブライダルカメラマンの服装     

結婚式というフォーマルな場での撮影を行うため、基本的にはフォーマルな服装が求められます。
ただし、新郎新婦から、撮影現場のドレスコードについて特に指定がない場合は、カメラマン自身が、結婚式の形式や会場の雰囲気に合わせた服装を選ぶ事が一般的となっています。

 

男性の場合

黒・ネイビー・グレー等のダークトーンのスーツやジャケットを着用します。

シャツやネクタイは、無地やストライプなどフォーマルなデザインのものを選び、シャツの襟や袖は整え、基本的にアクセサリーはつけません。

靴は、ブラックやブラウンの革靴を選び、きちんと磨いて清潔に保ちます。

 

女性の場合

黒や紺のパンツスーツを選ばれる方が多く、トップスも黒や白などシンプルで清潔なものにします。

靴は、ブラック等のシンプルなカラーのパンプスやヒールを選びますが、動き回る仕事になりますので歩きやすさや足の疲れを考慮し、適切な高さのものが一般的となっています。

アクセサリーは、シンプルなネックレスやピアスなどにし、過度な装飾や派手なデザインは避け、控えめなものを選びます。
メイクや髪型も控えめにします。

 

長時間の撮影を行うため、動きやすい服装が求められますが、結婚式というフォーマルな場にふさわしい服装で業務に従事します。
清潔感のある落ち着いた印象のものが好まれます。

 

 

ブライダルカメラマンの年収     

ブライダルカメラマンの年収は、地域や職場、経験によって異なります。
また企業に所属する場合と派遣社員や個人で活動している方も多くお給料の幅は広くなります。

求人情報などを確認すると、一般的には以下のようになっています。

 

初心者~中級レベル

年収:約200万円~400万円程度

 

中級~上級レベル

年収:約400万円~800万円程度

 

独立して自営業として活動する場合や、人気のあるブライダルカメラマンとして高額な撮影料を設定する場合は、年収がこの金額より高くなる事もあります。
ただし、仕事の性質上、結婚式の日程やシーズンによって仕事が集中するため、年収が変動がある事も考慮しておく必要があります。

 

ブライダルカメラマンのやりがい   

ブライダルカメラマンのやりがいには、結婚式という人生の一大イベントに関われる事、結婚する2人のスタートとなる大切な日を自分の手で形として残せる事、そして新郎新婦やその家族に喜んでもらえる事等が挙げられます。

結婚式の写真は、いつまでも手元に残り幸せな時間を感じられるものです。

その為、責任感の大きい仕事になりますが、出来上がった写真を見て新郎新婦や家族に心から喜んでもらえ、感謝してもらえるため、大きな達成感を感じる事ができる仕事ます。

お客様の最高の笑顔、幸せの瞬間を撮る事ができるとてもやりがいがのあるお仕事です。

 

 

ブライダルカメラマンのきつい事は? 

結婚式や披露宴会場での撮影は、大切な瞬間を逃さないよう常に周囲に気を配り、妨げにならないよう注意しながら各シーンでシャッターを切ります。

結婚式の時間は大体4~5時間となっており、入場シーンやケーキ入刀・キャンドルサービスや両親への手紙など様々な大切なシーンがあります。

結婚式の最中は重い機材を持ち、最高の瞬間を取るために動き回るため体力が必要となります。

また特別な1日だからこそ、失敗は許されませんし、新郎新婦に満足してもらえる写真を撮らなくてはなりません。

体力的に大変な事や、「一生に一度」という責任やプレッシャー・緊張感があり気の抜けない面もあります。

 

 

 

ブライダルカメラマンになるには    

 

 

ブライダルカメラマンになるための方法は、新卒採用と中途採用があります。
中途採用の場合は、経験者を求める企業が多くなるため、アルバイトや契約社員で写真や映像に関連する仕事に就いておくとスムーズでしょう。

 

 

どんなスキルや資格が必要?     

基本的に必要な資格は特にありません。
必要なのは、資格よりも撮影のスキルやセンス、加工編集技術が求められます。

また、カメラマンは新郎新婦やゲストの方達と最も身近に接するため人当たりの良さやコミュニケーション能力が求められます。

他のスタッフと共に結婚式を作り上げますので、立ち振る舞いや結婚式の流れの把握などブライダルの知識があると尚良いでしょう。

 

資格は必須ではありませんが、持っていると業務を行う上で活用できるのが下記の資格です。

 

〇Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
画像編集ソフトAdobeのPhotoshop(R)の、写真の補正やデザインなど、画像編集に関する技術や知識を認定する試験です。
学歴や年齢制限はなく誰でも受験する事ができます。

 

 

 

新卒採用の場合           

短大・大学、もしくは写真や映像の専門学校で技術や知識をつけ、まずはアシスタントカメラマンとして就職する事が殆どです。

未経験からのスタートになりますので、基本的には企業で研修を受け、アシスタント業務からスタートして一人前のブライダルカメラマンを目指します。

 

 

中途採用の場合           

中途採用の場合は、以下のステップが必要となります。

 

①基礎知識の獲得

まずはカメラの基礎知識や撮影技術を習得する事が必要となります。
写真や映像の専門学校やカメラマン養成スクールなどに通うか、自己学習でカメラの基礎や技術・知識を学びます。

 

②経験を積む・ポートフォリオにまとめる

ブライダルカメラマンに必要なのは、撮影の経験です。
友人や知人の結婚式の写真を撮影をしてみたり、身近なところから経験を積んでいきます。

経験を積んだら、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオにまとめておくと、自分の撮影スタイルやセンスを面接などでアピールできる事もあります。

 

③カメラマンアシスタントからスタート

アルバイトや派遣社員、契約社員など、カメラマンアシスタントとして働きながら経験を積んでいきます。

 

 

 

まとめ               

 

 

いかがでしたでしょうか?

結婚式で重要な役割を果たす「ブライダルカメラマン」についてお伝えしました。

責任も大きく体力的に大変な面もありますが、一生に一度の大切な瞬間を形にするやりがいのあるお仕事です。

 

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