ウェディングプランナーになりたい!どんなスキルや資格が必要?
ウェディングプランナーになりたい!どんなスキルや資格が必要?
「ウエディングプランナーになるにはどんなスキルや資格が必要ですか?」と、転職をお考えの方からお問い合わせを頂く事がしばしばあります。
ブライダル業界のお仕事は、一般的なお仕事とは違い少し専門的な要素があるように思われるかもしれませんが、そんな事はなく、業界未経験の方も多く活躍されている業界です!
今回は、ウェディングプランナーがどんな仕事で、どんな能力やスキルが求められているのか、ウェディングプランナーになるためには資格が必要なのか等をお伝え致しますので、是非参考にしてみて下さいね。
目次
1:ウェディングプランナーの仕事内容
2:ウェディングプランナーに必要な事
・ウェディングプランナーに必要な8つのスキル
・ウェディングプランナーに必要な知識
3:ウェディングプランナーの資格5つ
4:ウェディングプランナーになる方法
・新卒採用の場合
・中途採用の場合
5:まとめ
ウェディングプランナーの仕事内容
ウェディングプランナーは、結婚式の企画・準備をするプロフェッショナルです。
式場の受注から始まり、カップルの要望や予算に合わせて、会場・装飾・演出・音楽・食事・招待状・ゲストリストなど、全ての準備を行い、結婚式当日には全てがスムーズに進行するように調整する事が、ウェディングプランナーの仕事になります。
具体的な仕事内容としては、カップルとの打ち合わせ、会場の手配や予約、装飾、音楽や演出、司会者の手配、ウェディングドレスやタキシードなどの衣装の手配、料理やドリンク、ウェディングケーキの手配、招待状やゲストリストの管理、式当日の進行管理などなど・・様々な業務に携わるお仕事です。
ウェディングプランナーに必要な事
カップルに満足のいく結婚式を提供をするために、ウェディングプランナーには幾つかの必要なスキルや知識があります。
ここでは、具体的な内容をお伝えしていきますが、未経験からウェディングプランナーの仕事にチャレンジする場合は、このようなスキルや知識は持っていない事も多いと思います。
前職でこのようなスキルや知識を持っていない場合は、入社後に専門的な教育や研修を受けたり、経験を積んで得ていくようになります。
ウェディングプランナーに必要なスキル
①交渉力やコミュニケーションスキル
結婚式という人生の大切なプロジェクトを円滑に進めるために、カップルやそのご家族・友人・サプライヤー、及び社内スタッフと積極的にコミュニケーションを取らなくてはなりません。
また結婚するカップルの年齢や職業は様々。
大切な結婚式を任されるウェディングプランナーは、多くの人と関わる仕事なので、どの年代の方にも対応でき、それぞれのカップルが希望する結婚式を叶えられるようコミュニケーション能力を持っていなければなりません。
②組織力(チームワーク)
結婚式はウェディングプランナー1人では作れません。
ベンダーや社内スタッフと協力しなければ結婚式は成功しないため、周りの意見にも耳を傾け、協調性やチームワークを大切にする事が必要となります。
③クリエイティブなアイデアを生み出す力
ウェディングプランナーは、創造的なアイデアを出し、独自性のあるアプローチをする必要があります。
近年、SNSの普及などから、形式にとらわれないオリジナル・オーダーメイドの結婚式を選択するカップルも増えてます。
創造力やアイデアを提供し、それぞれのカップルの要望に応え、提案ができる能力が必要となります。
④細やかな気配り(ディティールスキル)
当日無事に結婚式を迎えられるよう、細部まで気を配る丁寧さが大切になります。
例えば、演出、装飾、食べ物やドリンクの選択、テーブルセッティング、音楽などなど結婚式の様々な側面においてしっかり理解し、不備がないかなど細かい点に注意を払う必要があります。
⑤ストレス耐性
多忙なスケジュールと多数の関係者との取引、またトラブルシューティングなど、多くのストレス要因があるため、ストレス耐性も必要となります。
ウェディングプランナーは、一生に一度のイベントを任される事からプレッシャーの高い状況で仕事をする事が多くなります。
その為、ストレスに強く前向きに取り組んでいける姿勢を持っている事が必要となります。
⑥予算管理のスキル(財務力)
仕事をする上で、予算の管理やコスト削減についても知っておく必要があります。
また、価格交渉のスキルも求められます。
売上は、成約数や単価で成り立つため、単価アップ等の価格交渉力や予算管理力は非常に大切になります。
⑦タスク管理のスキル
前述したように、ウェディングプランナーは受注から打ち合わせ、当日の施工まで業務は多岐に渡ります。(※企業による)
一生に一度の結婚式を成功させるために、沢山のタスクをこなす必要があるウェディングプランナー。
カップルとの打ち合わせ業務以外にも、ベンダーや大勢のスタッフの中心となり膨大な情報を管理するため、組織力やスケジュール・タスクを管理する能力が求められます。
⑧臨機応変に対応できるスキル
繁忙期には何件も結婚式を担当するウェディングプランナー。
カップルはもちろんの事、社内・社外の調整も多くなります。
また、プランニングの過程でトラブルやアクシデントが発生した場合には、素早く対処して解決しなければなりません。
問題解決能力や、柔軟に臨機応変に対応できる能力が必要となります。
◎ウェディングプランナーには、コミュニケーション能力や交渉力、クリエイティブな発想力やセンス、スケジュール調整管理能力などが必要となります。
ウェディングプランナーに必要な知識
ウェディングプランナーは、結婚式のプロとして、様々な側面のプランニングに対する専門知識を持っている必要があります。
知識を持っている事で、信頼関係がうまれお客様とも良好な関係が築けます。
①イベントプランニングの経験や知識
②結婚式に関するエチケットやマナーの知識
③プロジェクトマネジメントの知識
④花・装飾・衣装・飲食物・音楽・演出・宿泊等に関する知識
⑤PCスキル
◎ウェディングプランナーはこのように様々な知識を取得していなければなりません。
近年ではオンラインでの打ち合わせや準備も増えてきていますので、PCに関する知識や活用力も必要とされるようになっています。
ITリテラシーの取得も重要となるでしょう。
未経験で応募する場合は、このような知識を持っている事は少ないと思いますので、入社後に研修や自身で勉強し身に付けていく事が重要になります。
ウェディングプランナーの資格5つ
ウェディングプランナーの転職には資格が必要ですか?と転職者の方によく聞かれますが、転職には必ずしも必要ではありません。
正しくは、資格が無いと転職出来ないという事はありません。
ただし前述したように、ウェディングプランナーは業界における専門的な知識やスキルを身につける事が求められます。
その為、業界において有名な団体から認定証を取得する事で、面接の際に信頼性を高める事ができます。
こちらでは、取得におすすめの資格を5つご紹介していきますので参考にしてみて下さいね。
①IWPA認定ウェディングプランナー検定
英国の国際ウェディングプランナー協会(IWPA)が母体となっており、日本の結婚式だけでなく英国のウェディングの資格も設けられています。
一般財団法人職業技能振興会とIWPAが共催する検定は下記の資格があります。
〇一般財団法人職業技能振興会認定ウェディングプランナー1級(上級)・2級(初級)
〇IWPAウェディングプランナー日本資格
〇IWPAウェディングプランナー英国資格
ウェディングプランナー日本資格・ウェディングプランナー英国資格は単独で取得でき、取得順も自由。
受験資格は経験不問でどなたでも受験できますがウェディングプランナー1級は難易度が高いため、ウェディングプランナー経験者やスキルアップしたい方向けの試験となっています。
★ウェディングプランナー1級と英国資格を取得すると、職務経歴によりIWPA認定ウェディングプランナーIWPA認定ウェディングクリエイター、IWPA認定ウェディングコンサルタントの認定が受けられます。
②ブライダルコーディネート技能検定
厚生労働省が試験機関として指定した公益社団法人日本ブライダル事業振興会が実施する国家資格になります。
ウェディングプランナーとして働く上で必要な専門知識や接客技術、コーディネート力を問われるものでお客様に合ったプランの提案、遂行するために必要なスキル・技能を認定する資格です。
3級~1級まであり上の合格を目指す事でブライダル業界の様々な知識を身につける事ができ、ペーパーテストの他、論文や面接もあります。
多くの大学や専門学校と連携しており、BIAの資格を取得できる大学や専門学校も多くあります。
★合格すると「ブライダルコーディネート技能士」を名乗る事ができ、ブライダルの実務知識が身についている証明になります。
ウェディングプランナーのプロになりたいのであれば1級を目指しましょう。
③ABC協会認定ブライダルプランナー検定
国際的にも有名な全米ブライダルコンサルタント協会が認定する資格です。
ブライダルについての基本的な知識、日本と欧米のウェディングを学べ、接客応対・文章・言葉遣いなどの総合的能力を確認します。
受験資格は経験不問となっており、初心者向けの資格となっているため学生や転職希望者が多く受けています。
資格は1級と2級があり、1級からでも受験する事が可能です。
★1級に合格するとアシスタント・ブライダルプランナーとして認定され、資格の取得が可能になります。
実務経験を3年積むと、プロフェッショナル・ブライダルコンサルタントの資格を得られ、さらに実務経験を積むと、上級ブライダルコンサルタント資格やマスター・ブライダルコンサルタント資格が取得可能になります。
④BIA認定ABC検定
ブライダル全体の実務に関しての認定資格で日本のブライダルの施設運営の基礎知識や実務をする上での知識の確認をします。
日本のウェディングの歴史や基礎知識、最新のウェディング事情を学び、日本での結婚式に精通したい人向けの資格です。
★合格すると「BIAブライダル・コーディネーター(中級)」の受講資格が得られステップアップできる資格となっています。
経済産業大臣が認可した日本ブライダル文化振興会は、日本のブライダル業界で唯一の公的組織となります。
⑤日本能力開発推進協会ウェディングプランナー検定
日本能力開発推進協会が指定する教育機関が行う全カリキュラムを修了した人に受験資格が与えられる検定で、随時自宅で受験可能となっています。
ブライダルに関する基礎知識、接客に関する基礎知識、プランニングに関する職業能力を確認するものとなっており、ウェディングプランナーとして働く上での知識や技能を審査し、能力の向上を目的としています。
★7割できていれば合格となり、合格するとウェディングプランナー資格の称号が付与されます。
◎ウェディングプランナーの資格をご紹介させて頂きましたが、こちらは転職の際に、必ず必要な資格という訳ではありません。
また、この資格を持っていないからといって選考されない、という事も弊社ブライダルビズでは過去1度もありません。
実際に、弊社ブライダルビズをご利用頂いている求職者様も、資格を持っていない方で転職に成功されている方が多くいらっしゃいます。
もちろん、取得出来る環境に今いらっしゃる方は取得するのをオススメ致します!
しかし、転職の為だけに資格を取得しようと考えられている方は、転職してから資格を取得しても遅くないかもしれません。
ウェディングプランナーになる方法
ウェディングプランナーになるためには、新卒採用と中途採用がありますが、中途採用の場合はまずは経験を積む事が必要です。
業界が未経験であっても接客や営業の経験を積んだり、ウェディングプランナーのアシスタントやイベントプランナーとして働き業界の知識やスキルを身に付けましょう。
その他、ウェディングプランナー認定のプログラムやイベントプランニングのコースがある専門学校やスクールに通い知識をつける方もいます。
新卒採用
新卒採用の場合は、高校を卒業した後にブライダル系の専門学校・短大・大学へ通う方法があります。
高卒で採用を行っている企業もありますが、年齢的に若すぎるという点や、専門学校・短大・大学に進む事で様々な知識を付けられる事から進学した方が有利になります。
中途採用
中途採用の場合は、スクールに通う方法や、異業種で経験を積む方法、ブライダル業界やホテルなどのアルバイト・インターンで経験などで接客や営業経験を積む方法などがあります。
まとめ
ウェディングプランナーになるために必要なスキルや、資格に関してお伝えしました。
ただし、ご紹介させて頂いた資格や認定は必須ではありませんし、ウェディングプランナーとして成功するためには、経験を積む事やお客様との信頼関係を築く事が重要となります。
ウェディングプランナーとして長く活躍していくためには、自己啓発を怠らず、ご紹介させて頂いたスキルや専門性・知識を向上させ、お客様のニーズに確実に応えていく事が求められます。
ウェディングプランナーの仕事の魅力ややりがいは、何といっても一生に一度の晴れ舞台に携わり、感動の瞬間に立ち会える事。
プレッシャーや責任もあるお仕事ですが、是非チャレンジしてみて下さいね!
★弊社では多くのウェディングプランナー求人を扱っております。
未経験からチャレンジできる求人も多くありますので、ウェディングプランナーの仕事に興味がある方はお気軽にご相談下さいませ。
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