ブライダル業界への転職、最適な年齢は何歳位?

 

ブライダル業界への転職、最適な年齢は何歳位?

 

 

ブライダル業界へ転職したい。と思っても、年齢や経験が気になり躊躇してしまう方や諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

ブライダル業界は若い方が多く活躍しているイメージもありますよね。
しかし現在は結婚するカップルの年齢が上がっている事や、働きやすい環境作りに取り組んでいる企業も増えてきている事から、様々な年代の方が活躍しています。

今回は、未経験からブライダル業界へ転職する場合の最適な年齢や、何歳位まで可能なのか。
また経験やスキルによって変わってくる年齢制限などをお伝えしていきます。

これからブライダル業界へチャレンジしたいと考えている方は参考にしてみて下さいね。

 

 

ブライダル業界で活躍している人の年齢

 

 

ブライダル業界には、ウェディングプランナーを中心にドレスコーディネーター・バンケットサービス・フラワーコーディネーター・ヘアメイク・カメラ・司会・音響・調理など様々な職種があるため、職種によっても年齢制限は変わってきます。

詳しくは下記でお伝えしていきますが、未経験でブライダル業界にチャレンジする場合の年齢制限は30代前半までという企業が比較的多くなっています。職種にもよりますが、同職種での経験があれば50代まで可能という求人も多くあります。

ブライダル業界は新卒採用も行っている企業も多いため、若い方も活躍していますが、年齢を重ね経験があると接客スキルが高い場合や安心感がある事も多いため、経験内容によっては30代~50代でも採用の可能性は充分にあります。

特に、フラワーやメイク・カメラ・司会・音響・調理などの技術職に関しては、年齢よりも経験が重視される傾向にあります。

※今回はウェディングプランナーやドレスコーディネーターなど、接客・営業職を例にお伝えしていきます。

 

 

ブライダル業界で活躍できる年齢   

まず現在の日本の結婚事情からお伝えすると、2020年の国税調査では以下のような結果となっています。

20代前半男性の結婚(既婚)率:4.5%
20代後半男性の結婚(既婚)率:26.2%

20代前半女性の結婚(既婚)率:7.1%
20代後半女性の結婚(既婚)率:35.5%

 

20代前半での結婚率は低く、20代後半になるとぐっと上がっているのが分かります。
更に、30代前半の女性の結婚率は60.7%、30代後半の女性の結婚率は70.3%となっています。

また日本の女性の平均初婚年齢は29歳、男性は31歳となっており、結婚式を挙げられるカップルの年齢が20代後半~30代が多くなっているという事が分かります。

そのため、直接新郎新婦と接するウェディングプランナーやドレスコーディネーター職に関しては、同じ位の年齢であると話しやすくスムーズにすすめられる事が多いため、現場では20代半ば~30代の方が多く活躍しています

結婚式という高額な商品を扱うため、年齢が若すぎるとビジネスマナーや提案力が身についておらず対応できなかったり、信頼関係が築きにくいといった現状があります。

親御様の対応だと50代以上となるため、特にウェディングプランナー職に関しては若すぎると第一印象や対応力に不安を感じてしまう方もいらっしゃいます。

そのため専門学校や短大を卒業して新卒でホテルなどに就職した場合は、ホテルのサービスやフロント、レストランのサービス、ドレスコーディネーター職などで2~3年経験を積んだのち社内異動もしくは他社へ転職してウェディングプランナーになるケースが多くなります。

また近年では人口減少や晩婚化がすすんでいる事や、オリジナルな結婚式を挙げる方が増えてきているため他社との競合も激しくなっています。

ウェディングプランナーに求められるスキルも上がっていますので、経験を積んでいるウェディングプランナーは貴重な存在となっています。

 

◎若すぎても難しい面がある事や対応するお客様の年齢が20代半ば~30代という事、またこれから長く経験を積んでいく事を考えると、未経験からブライダル業界へ転職する場合は、20代前半~30代前半が最も転職しやすい最適な時期と言えるでしょう。

 

 

ブライダル業界への転職、何歳が最適?

 

 

ブライダル業界で活躍できる年齢や未経験から転職する場合の最適な年齢をお伝えしましたが、他の業界同様、年齢によって求められるスキルも異なってきます。

どの業界でもいえる事ですが、中途採用は新卒採用とは異なり即戦力を求められます。
下記では、年齢ごとに求められる経験・スキルをお伝えしていきます。

 

 

20代~30代前半までは未経験でも可 

未経験であれば、20代~30代前半の35歳位までを採用基準としている企業が多く見受けられます。

20代前半であれば、専門学校や短大・大学を卒業した新卒と同じ年代となり若手社員としての採用となります。

そのため、ウェディングプランナーの仕事に活かせる経験があれば良いですが、なくても人柄や能力など戦力となりえる期待できる素質があるかどうかが基準になってくるでしょう。

20代半ば~30代前半に関しては、社会人経験も積んでおり新郎新婦と歳も近い年代となります。
そのため、接客スキルや営業スキルが求められてきます。

前述したように、ブライダル業界が未経験であっても、接客経験は必須となってきます

飲食業界・アパレル業界・百貨店やホテル・ジュエリー・航空業界などの接客経験、法人や個人の営業経験などがあると良いでしょう。

若ければ、将来的にも長く活躍してくれる可能性が高いですし企業としても様々なキャリアプランを描けます。
ブライダル業界は実力主義の傾向があり、年齢が若くても実力があれば上に上がっていける企業が多いため、30代になると役職に就いているという方も多くいます。

新卒で入社後、3年でリーダーやベテランスタッフになっている人もいます。

そのため、30代前半までが一つのボーダーラインと言えるでしょう

 

 

30代後半~50代までは経験が必須  

ブライダル業界では35歳前後になると役職に就いている方が多くなります。

例えば、サービス職であればキャプテンやマネージャーなど部下のサービススタッフをまとめる役職であったり、ウェディングプランナーの場合は、複数のウェディングプランナーをまとめるチーフウェディングプランナーやゲストハウスに勤務していれば支配人となっている方もいます。
現場に出ながらも、部下のマネジメントや数値管理などをメインに行う業務が増えてきます。

また30代後半になってくると、結婚するカップルよりも年齢が高くなる事も多くなりますので、より的確なアドバイスなどが求められてくるでしょう。

そのため、35歳以上になるとブライダル業界の経験が必須となる事が多くなりますが、企業によっては経験によって採用となるケースもあります。
例えば、高額商材(車や住宅など)の個人営業経験かつマネージメント経験者、法人営業経験かつマネージメント経験者などです。

30代後半になると、現場職というより管理職候補での採用が多くなりますので、転職した場合早い段階で管理職を目指すようになるでしょう。

ブライダル業界でマネジメント経験があれば40代・50代の方も充分に採用の可能性があります。

 

 

まとめ             

 

 

今回は、ブライダル業界のウェディングプランナー職(ドレスコーディネーター職)への転職における年齢に関してお伝えしました。
未経験であれば20代前半~35歳位までがチャレンジする最適なタイミングになるでしょう。

前述したように、30代半ばになると役職に就く方が多くいる事や、対応するお客様よりも年齢が上がってくる事からそれなりの経験や能力が求められてきます。

そのため、ブライダル業界の経験者か営業職やマネジメント職で成果や実績を出していないと採用が難しくなってくると思います。

ただし、ブライダル業界はホテルや結婚式場・ゲストハウス・レストラン・プロデュースなど様々な業態がありますので、希望する業態・職種によっても企業の年齢制限は変わってくるかと思います。

今までの経験やアピールポイントがどう活かせるかが重要になってきます。

弊社では、年齢や職歴を考慮しそれぞれのアピールできるポイントを確認しながら、ブライダル業界の様々な職種をご紹介、企業への推薦をさせて頂いております。
ブライダル業界への転職に悩んでいる方や、ブライダル業界への転職を考えている方はお気軽にご相談下さいませ。

 


 

 

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