接客が上手い人の特徴・共通点10つ!接客の基本&接客スキルを高めるコツ
接客が上手い人の特徴・共通点10つ!接客の基本&接客スキルを高めるコツ
接客業とは、お店を訪れたお客様に直接接しおもてなす仕事であり、その企業やお店の顔ともいえる重要な仕事です。
サービス業の要ともいえる職種ですよね。
接客をする仕事には、様々な業種がありますので、接客の仕事をしたいという方も多いでしょう。
現在は、人々の価値観が多様化しているため、マニュアルではない一人一人のお客様に合わせた接客が重要視されています。
そこで今回は、接客の仕事をしたいと考えている方のために、接客の基本や接客が上手い人の特徴・ポイント・また役立つ資格などをお伝えしていきます。
目次
1:接客の基本&接客6大用語
2:接客が上手い人の特徴や性格の共通点10つ
3:接客が上手い人になる方法・コツ
4:接客業の職種一覧
5:接客の仕事に役立つ資格
6:接客が下手な人・向いていない人の特徴
7:まとめ
接客6大用語&接客の基本
前述したように接客はサービス業の要であり、ただ商品やサービスの提供をするという事だけでなくお客様に対する接客力が非常に重要となります。
接客スキルがある事で、購入やリピートに繋がりますし、逆に接客が悪ければお客様は離れてしまいます。
スタッフ全体の接客のスキルや質を高める事が大切であり、接客の基本を守らなければなりません。
ここでは、「接客6大用語」と呼ばれる接客業には欠かせない6つの言葉と、「接客の基本の5原則」とも言われている、接客のお仕事をする際に心得るべき要素を5つご紹介します。
①ありがとうございます(恐れ入ります)
「ありがとうございます」と同じような言葉で「恐れ入ります」という言葉もあります。
お客様に伝える際には、クッション言葉として役立ちます。
②いらっしゃいませ
「いらっしゃいませ」は、お客様と接する際に1番最初に伝える言葉であり、店内に迎え入れるための大変重要な言葉です。
お客様の方(目)をきちんと見て、笑顔で挨拶する事が大切です。
③かしこまりました
同じような言葉に、「分かりました」「了解しました」がありますが、こちらは丁寧語になります。
お客様や目上の人には「かしこまりました」を使うのが正解です。
④少々お待ち下さいませ
お客様を待たせてしまう場合には、必ず伝える言葉です。
⑤またお越し下さいませ
業種にもよりますが、飲食店やアパレル ・小売業などの場合は、お客様が帰られる際に、「ありがとうございました」と感謝の言葉と共に、最後に「またお越し下さいませ」と伝える事で、お客様の満足度も上がるでしょう。
⑥申し訳ございません
「すみません」という言葉を使いがちですが、丁寧さや謝罪の気持ちが欠けていると判断されてしまう可能性が大きいので、謝罪をする際は「申し訳ございません」と真摯に伝える事が大切です。
①挨拶
②表情
③言葉遣い
④身だしなみ
⑤動作・態度
①挨拶
挨拶は接客の基本となります。
その人やお店の印象を左右するといっても過言ではありませんよね。
挨拶は接客の仕事の際だけではなく、社会人としても非常に大切なものです。
挨拶をする時は背筋を伸ばし、笑顔でハキハキと声をかけるようにしましょう。
挨拶1つでその場が和みますし、後の会話もスムーズに進みますし、スタッフ同士との関係性が良好となる事もあります。
スタッフ間の連携の良さやお店の雰囲気の良さは、お客様の信頼にも繋がりますので進んで挨拶するようにしましょう。
②表情
接客の仕事は、様々な年代・職業の方と接する為、どのお客様にも好印象を与えるためには「笑顔」で接する事が大切になります。
笑顔があるとないとでは印象が大きく変わってきますので、お客様に挨拶する際や、話しかける際には笑顔で接するようにしましょう。
慣れているお店であればあまり気にならなくても、初めて行くお店に入る時は、少なからず緊張したり警戒しているお客様もいます。
その際に、笑顔で感じよく接してくれるとお客様の緊張もほぐれますし、安心しますよね。
接客をしている際に、無表情だったり、目を合わせないといった態度だとお客様を不快にしてしまいます。
明るい笑顔や話し方は、お客様への信頼感や安心感に繋がりますので一度自分の接客を振り返ってみましょう。
③言葉遣い
お客様と話す時や質問に答える時は、相手に分かるようにはっきりと、そしてゆっくり話すようにしましょう。
声が小さかったり早すぎたりすると、相手に伝わりにくく印象も悪くなってしまいます。
相手の話をしっかりと聞き、自分の言葉で伝え会話のキャッチボールができるよう、お客様と接する時には自信を持ってハキハキと対応するようにしましょう。
また接客中の言葉遣いは、敬語で話す事が殆どだと思います。
敬語には、尊敬語や謙譲語などがあります。
初めてご来店されるお客様や常連のお客様など接する相手は様々だと思いますので、状況や距離感を見極めながら言葉を選んで話すようにしましょう。
④身だしなみ
接客の仕事に就く際は、身だしなみも大切なマナーの1つであり、第一印象を左右する重要なものとなります。
身だしなみで人となりや生活態度を判断されてしまう事もありますので、自分のお洒落を優先するのではなく、TPOをわきまえた、清潔感のある装いを心掛けましょう。
髪型や髪色は就業先の基準に合わせます。
お店の制服や規則がある場合は、服に合わせた髪形やメイクを取り入れるようにします。
例えばブライダル関連であれば、フォーマルな仕事になりますので、ノーメイクや派手なメイク、髪型で接客するのは失礼にあたる事もあります。
その職場で求められる役割を理解して、身だしなみを整えるようにしましょう。
⑤動作・態度
接客をする際には、その動作や態度も非常に大切になります。
姿勢や仕草、歩き方、テキパキと動いているかなどの所作にも人となりが表れます。
お客様と直接接する仕事になるので、態度や動作は常にお客様に見られています。
なた、店員同士の態度というのも意外とお客様に見られていますので、一緒に働く仲間への気遣いや思いやりも忘れないようにしましょう。
接客の仕事は、お客様に安心感を与え楽しい時間を過ごしてもらう事が大切になるため、マナーや言葉遣い、態度に気を付けながら誠実に丁寧に対応する事が求められます。
接客が上手い人の特徴や共通点10つ
接客をする上で下記2点が大切になります。
・お客様に居心地の良い環境を提供できているか
・自分の接客でお客様が心地よい・嬉しいと感じてくれているか
いくら明るく元気な接客をしていても、営業トークが多かったり一方的に喋っている。などでお客様が居心地が悪い・・と感じてしまう場合は良い接客ができているとは言えません。
お客様目線で接客ができていれば、自然とリピーターになってもらえます。
では接客が上手な人の特徴や性格とはどのようなものなのでしょうか。
前述した内容と重なる部分もありますが、特徴を10つご紹介していきます。
全てがお客様の居心地の良さに繋がる内容となっていると思いますので、参考にしてみて下さいね。
①基本的な接客のノウハウを知っている
接客が上手い人は、基本的な接客のノウハウを知っており実践しています。
接客の基本的な事とは下記の5つになります。
・明るい表情や笑顔
・きちんとした身だしなみ
・相手を気遣う挨拶や礼儀作法
・言葉遣い
・社会人としてのビジネスマナー
お客様と良好な関係を築くためには、この基本的な接客スキルは必須となります。
また、お客様によりそう気持ちや細やかな気配りなどのホスピタリティも接客の基本となります。
②接客が好きでコミュニケーション能力がある
接客が上手い人は当然ながら接客が好きという人が殆ど。
人と接する事が好きという人や人とコミュニケーションを取る事が好き、という社交的な性格の人が多いです。
コミュニケーション能力とは、相手の要望や希望を的確に理解・判断し、自分の意見を言葉で伝えられる事。
接客の仕事は、日々様々な職業・年代の利用目的の異なるお客様の対応をします。
多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力を持っていなければなりません。
コミュニケーション能力のある人は、お客様の状況やタイプを把握した上で距離感に合わせた接客ができます。
会話のスピードや声のトーン・表情・話し方を工夫し、お客様の状況に合わせた接客やコミュニケーションが取れるのは接客の上手な方と言えます。
③ホスピタリティ精神がある
接客の仕事をする際に重要となるのがホスピタリティマインドです。
接客の仕事はお客様に喜んでもらうために業務を遂行する事。
お客様へのおもてなしの心が1番大切になります。
お客様のニーズや気持ちを素早く察し、必要な事・して欲しい事を適切なタイミングで提供していく気遣いや心遣い、優しさが必要になります。
また、全員にマニュアル通りの同じサービスを提供するだけでは一流のおもてなしとはいえません。
お客様一人ひとりのニーズにあったサービスの提供が出来る人は接客が上手な人です。
④身だしなみが整っている
接客する上でまず1番最初に目につくのが身だしなみですよね。
第一印象を左右するものとなるのでとても大切であり、接客が上手な人は清潔感のある身だしなみを心がけています。
身だしなみが整っていないと、印象が悪くお客様に不快な思いをさせてしまいます。
清潔感があるかどうか・身だしなみを整えているかどうかで、社会人としてのマナーや普段の生活スタイル、仕事ぶりが判断されてしまいます。
例えば、アイロンがかけられている・シワや汚れがない制服、整髪された髪型、女性であれば派手でないメイクやネイルなど、相手に不快感を与えない、きちんとした身だしなみで接客する事が大切です。
⑤立ち振る舞い・言葉遣いがきちんとしている
接客の仕事は、老若男女様々な人に接する事からその立ち振る舞いや言葉遣いも重要になってきます。
いくら身だしなみが整っていても、立っている時の姿勢や歩き方などがだらしなかったり、言葉遣いが悪いと相手に不快な思いをさせてしまいます。
接客の仕事は常に人に見られている仕事ですので、立ち振る舞いや、言葉使いの丁寧さ・適切な言葉選びに気を付ける事で更に好印象になるでしょう。
丁寧な言葉遣いは、相手の気持ちを尊重する事に繋がり、安心感や信頼感を与える重要な要素となります。
⑥表情が明るく自然な笑顔
接客が上手な人は、表情が明るかったり自然な笑顔が出ている人です。
人と接する時に、表情が暗かったり笑顔が少ないと、相手も緊張したり不快な気持ちになり良い気分ではありませんよね。
笑顔は、人と人とのコミュニケーションにおいて非常に重要なツールで、言葉以上に感情を伝える力がありますので、笑顔での接客は緊張感もほぐれお客様に安心感を与えられます。
特に、お客様をお出迎えする時や1番最初に接する時には明るく爽やかな笑顔が大切です。
歓迎されていると感じますので、そのお店の第一印象から好印象を持ちます。
逆にお客様に質問されたり、何かを説明する時などは真剣な表情にしたりと、シーンによって使い分ける事でお客様からの信頼も得る事ができるでしょう。
接客が上手になりたいのであれば、まずは明るい表情や自然な笑顔を心掛ける事が大切です。
⑦アイコンタクトをしっかり取っている
アイコンタクトをしっかり取る事で、お客様は安心感を得る事ができます。
お客様の事を知りたい・興味があるという気持ちの現れだからです。
お互いに信頼関係を築けるものですので、接客においてアイコンタクトは欠かせません。
またお客様と話す時に目を見てアイコンタクトを取る事で、きちんと話を聞いているという事も伝えられます。
自分の思いもしっかり伝わるため説得力が増します。
⑧聞き上手で声のトーンが適切
接客が上手な人は、聞き上手で相槌のタイミングや声のトーンが適切な人です。
自分に興味を持ってもらえたり、自分の話を聞いてもらえると嬉しい気持ちになりますよね。
そのため、お客様に居心地の良い楽しい時間を過ごしてもらうためには、お客様が話しやすい環境を作る事が大切にります。
傾聴力が高く、お客様との会話を楽しめている方は接客が上手と言えます。
お客様との会話のキャッチボールが続くと、お客様が求めるものであったりニーズを確認できる事もあります。
相槌を打つタイミングや声のトーンを適切に調整する事で、お客様とのコミュニケーションを円滑にし、リラックスして会話をする事ができるため、信頼感を高められます。
⑨お客様のタイプに合わせた接客ができる
接客の仕事は様々なお客様と接します。
接客が上手な人は、お客様1人1人の状況やタイプ・距離感に合わせた接客ができます。
例えばおとなしく話すのがあまり得意でないというお客様もいれば、社交的で色々話をしたいというお客様もいます。
ご年配の方もいれば、同年代の方・若い方と年代も異なりますので、会話のスピードや声のトーン・表情・話し方を工夫し、お客様の状況に合わせた接客やコミュニケーションを取れるのは接客の上手な方と言えます。
またいくら社交的な方でも、適切な距離感を保つ事が大切です。
フレンドリーすぎたり、なれなれしい、ため口になってしまうなど距離が近すぎると不快に感じてしまうお客様もいると思います。
適度な距離を保ちながら、お客様に合わせた接客が必要となります。
⑩常にアンテナを張っている
接客の仕事は、お客様の要望やタイミングを確認しながら、お客様から声がかかる前に自ら行動する事で顧客満足度を上げる事ができます。
接客が上手い方は常にアンテナを張り、どうすればお客様に満足して頂けるかを考え自ら動いています。
例えば飲食店であれば、注文が決まりそうなお客様に先にお伺いに行ったり、お子様がいるテーブルであれば取り分けの声かけを行うなどお客様が求めているものを察知し行動する事です。
ただ指示を待っている、お客様から声がかかるのを待っているというような人には接客の仕事は向かないでしょう。
常に周りを確認し、お客様の小さなサインも見逃さずそのお客様に合った接客を提供できる人は接客が上手な人です。
接客が上手い人になる方法・コツ
接客が上手な人は、接客の基本ができており、適度な距離感を保ちつつも常にお客様のサインを確認し、お客様のタイプに合わせて楽しくそして丁寧に接客や会話ができる人です。
接客の基本は、
相手に不快な思いをさせない事=居心地の良い空間を提供する事です。
お客様の事を第一に考え、まずは基本的な接客のノウハウから確認し実践してみましょう。
接客や会話を心から楽しんでいる人は、自然と接客が上手になっていると思います。
普段から人と話す事が好きという方や、人に興味がある人は接客の仕事に向いているでしょう。
接客が上手くなりたい!という方は上記ポイントを踏まえ、より多くの接客経験を積む事が近道になります。
接客が上手くできない・・
向いていないかもしれない・・
と思っていても、様々なお客様と接し経験を積む事で、次第に接客のコツが掴めるようになってきますよ。
スキルを身に付け接客が上手になると、接客の仕事がぐっと楽しくなります。
お伝えした内容を参考に、スキルアップを目指しましょう。
接客業の職種一覧
ここでは、簡単ではありますが、代表的な接客業の職種や仕事内容をご紹介します。
<接客の仕事一覧>
飲食店 | レストラン 居酒屋 カフェ |
宿泊施設 | ホテル 旅館 |
ブライダル関連 | ホテル 結婚式場 ゲストハウス ドレスショップ |
小売 | スーパー コンビニ ドラッグストア |
アパレル | 衣料 宝飾 |
美容関連 | エステ 美容院 コスメ |
娯楽施設 | 遊園地 カラオケ店 映画館 |
航空 | 空港 |
①飲食店
飲食を目的としたお客様の接客全般。
来て頂いたお客様に満足頂けるよう対応するのがホールスタッフの役割です。
案内業務・オーダー・料理の提供・後片付け・テーブルセッティング・お会計・電話対応などを行います。
②宿泊施設
フロント・客室係・コンシェルジュ・ドアマンなどの職種があります。
お客様のチェックインチェックアウト・館内の案内・お客様対応などの接客ではホスピタリティ(おもてなし)が求められます。
③ブライダル関連
主に「結婚式」に関わるお仕事。
ウェディングプランナー・ドレスコーディネーター・サービスなどの職種があります。
ヘアメイクやフラワーコーディネーターなど専門的な職種のスタッフも接客業務が含まれます。
④小売
一般の消費者に物を販売する仕事です。
来店したお客様の対応・レジ・商品の陳列・発注、売場作りなどを行います。
⑤アパレル
主に洋服やアクセサリー類の販売。
接客・コーディネート提案・店舗ディスプレイ・商品陳列・レジ・電話対応などを行います。
⑥美容関連
直接お客様に触れる仕事でもあるので、資格が必要となる職種も多いです。
専門的な知識や技術力は勿論の事、お客様をもてなす接遇力も求められます。
⑦娯楽施設
お客様の受付・案内・レジなどを担当します。
⑧航空
グランドスタッフ・キャビンアテンダントなど。
グランドスタッフは、チェックインカウンターにて出発案内業務・搭乗手続き・到着対応・手荷物対応を行います。
キャビンアテンダントは、機内にてサービス業務全般を行います。
接客の仕事に役立つ資格
接客の仕事をする際に、資格は必須ではありません。
しかし、資格を持っている事で、就職する際に有利になったり、実際に実務を行う際に役立つ事もあります。
ここでは、接客の仕事に役立つサービス・マナー関連・飲食関連の資格をご紹介していきます。
①マナー・プロトコール検定
②接客サービスマナー検定
③サービス接遇検定
④レストランサービス技能検定
①マナー・プロトコール検定
NPO法人日本マナー・プロトコール協会が実施している検定。
テーブルマナーや社会人として必須のビジネスマナー、プロトコール(国際儀礼)に関する知識や技能を認定する資格です。
3級・2級・準1級・1級があり、マナーの基本知識を確認したいという方から、マネジメントする立場の方や客室乗務員・ホテル・ブライダルなどのサービス業の方などが多く取得されています。
それぞれのキャリアやスキルに応じた級を受検する事ができます。
【資格詳細】
■3級
受験対象:不問
受験実施:年2回
試験時間:90分
合格基準:110点以上(150点満点)※合格率:80~90%
受験費用:4,950円
■2級
受験対象:不問
受験実施:年2回
試験時間:90分
合格基準:66点以上(100点満点)※合格率:50%前後
受験費用:6,600円
■準1級
受験対象:2級取得者
受験実施:年2回
試験時間:90分
合格基準:選択問題、論述問題各60点以上かつ、合計で130点以上 (各100満点)
受験費用:9,900円
■1級
受験対象:準1級取得者
※詳細は、準1級取得者へ個別にご案内
→資格詳細
②接客サービスマナー検定
NPO法人日本サービスマナー協会が実施。
接客の基本・立ち居振る舞いからビジネスマナーなどの様々な知識・技能により、ビジネスの世界でお客様に対して上質なサービスをできるような人材の育成を目的としています。
接客サービスや接遇、ビジネスマナーの知識や能力を判定する検定で、高度な接客サービス能力を身につけている事が証明されます。
3級・2級・準1級・1級があり、それぞれのキャリアやスキルに応じた級を受検する事ができます。
【資格詳細】
■3級
受験対象:不問
受験実施:年4回
試験時間:60分
合格基準:70点前後(100点満点中)
受験費用:5,000円
■2級
受験対象:不問
受験実施:年4回
試験時間:60分
合格基準:60~65点(100点満点中)
受験費用:7,000円
■準1級
受験対象:不問
受験実施:年4回
試験時間:80分+実技試験
合格基準:筆記試験・60~65点(100点満点中)/実技試験・60%以上のポイント取得
受験費用:9,000円
■1級
受験対象:不問
受験実施:年4回
試験時間:80分+実技試験
合格基準:筆記試験・75点前後(100点満点中)/実技試験・60%以上のポイント取得
受験費用:12,000円
→資格詳細
③サービス接遇検定
公益財団法人実務技能検定協会が実施。
接客サービスに関する心構えや技術・応対スキル・知識・技能を判定する民間の検定試験です。
サービスをする上での考え方や言葉使い・トラブル対応・おもてなしの心や立ち振る舞いを学ぶ事ができるので、接客業に就く際には有利になる資格です。
3級・2級・準1級・1級があり、3級と2級は誰でも受ける事ができます。
それぞれのキャリアやスキルに応じた級を受検する事ができます。
【資格詳細】
■3級
受験対象:不問
受験実施:年2回
試験時間:90分
合格基準:理論(60%以上)+実技(60%以上)
受験費用:3,800円
■2級
受験対象:不問
受験実施:年2回
試験時間:90分
合格基準:理論(60%以上)+実技(60%以上)
受験費用:5,200円
■1級
受験対象:不問
受験実施:年2回
試験時間:120分
合格基準:理論(60%以上)+実技(60%以上)
受験費用:7,800円
■準1級
受験対象:2級合格者
受験費用:5,900円
→資格詳細
①レストランサービス技能検定
国家試験になり、飲食業界やホテル業界で働く人を対象に、サービスのスペシャリストとして接客の技能を検定する資格となります。
試験は3級~1級まであり、合格者には国家技能検定資格レストランサービス技能士の称号が与えられ認定バッチを付ける事ができます。
食品衛生に関する一般的な知識から、サービスの基本的な知識・技術、マナーやクレーム対応、安全管理まで飲食店で働く際に必要な事を網羅。
学科試験+実施試験となっており、受験資格は全て実務経験が必要となります。
実務経験者である事から、そこまで難しいと感じない受験者が多いようですが1級は難易度が上がるようです。
【資格詳細】
■3級
受験対象:飲食サービスの実務経験が1年以上
受験実施:年1回
試験時間:学科試験120分・実技試験9分
合格基準:学科・実技ともに60点
受験費用:学科試験6500円・実技試験10,000円
■2級
受験対象:3級取得後2年以上の実務経験
受験実施:年1回
試験時間:学科試験120分・実技試験15分
合格基準:学科・実技ともに60点
受験費用:学科試験6500円・実技試験13,000円
■1級
受験対象:2級取得後4年以上の実務経験
受験実施:年1回
試験時間:学科試験120分・実技試験30分
合格基準:学科・実技ともに60点
受験費用:学科試験6500円・実技試験23,500円
→資格詳細
接客が下手な人・向いていない人の特徴
接客の基本や、接客が上手い人の特徴をお伝えしました。
しかし、今現在接客の仕事をしている方や、これから接客の仕事をしたみたいと考えている人の中には、もしかしたら「自分には、接客業に向いてないのでは」と感じている方もいるかもしれません。
もし合わないようであれば、仕事を続けていくのも辛いものですし、これから接客の仕事を始めたとしても接客始めた仕事をすぐにやめてしまうのももったいないでしょう。
ここでは、接客の仕事に向いていないと感じる方の特徴についてお伝えしていきます。
コミュニケーションが上手く取れない
接客の仕事に向いてない方に最も多い特徴が、コミュニケ―ションを上手く取れないという点です。
お客様と話す時に目を見れない、会話のキャッチボールができない、声が小さくなってしまう、お客様の要望に対して適切な回答ができないというような方です。
人見知りの性格の方や、緊張しやすいという方にも同じ事が言えます。
接客の仕事は、殆どがほぼ初対面のお客様との会話になります。
その際に、人見知りで上手くコミュニケーションが取れなかったり、緊張して固まってしまうといった態度ではお客様の満足度も下がってしまうでしょう。
どのお客様に対しても、笑顔でハキハキとした受け答えができない方、目を見て積極的にコミュニケーションを取れないという方は、接客業には向いてないといえるでしょう。
気が短い
接客の仕事をしていると、クレームを受ける事も多くあります。
お客様と1番近くで接しているため、自分ではなく他の従業員のクレームを受ける事もあります。
その際に、何よりも優先しなくてはいけないのは、お客様の気持ちです。
お客様の前では、不機嫌な態度や怒りの態度を見せる事は絶対に許されません。
些細な事ですぐに腹を立てたりするような短気な方や、自分の感情をコントロールできない、感情が顔に出やすいような方は、接客業には向いていません。
更なるトラブルに発展してしまう可能性があります。
お客様目線で接客ができない
お客様目線で仕事ができない・ホスピタリティ精神がないという人も、接客業には向いていません。
お客様の視点に立って、行動ができたり話をできたりする事ができれば、お客様の要望に応える事ができ喜んでもらます。
しかし、お客様からの要望に対してネガティブな感情を持ってしまったり、「できない」などの言葉を使ったり、曖昧な態度を取ってしまうような人はお客様に対してマイナスな印象しかありません。
接客を楽しいと感じる事が出来ず、ただ仕事だから接客をしているというような人には向いていません。
お客様の目線に立って、お客様に寄り添った接客ができる人が、接客業には求められます。
気配りができない
前述したように、常にお客様に気を配り、言われる前に行動する事で顧客満足度が上がります。
ただ指示を待っている、お客様から声がかかるのを待っているというような、自ら気配りができないような人には接客の仕事は向かないでしょう。
気配りができない事で、お客様の満足度が下がってしまったり、時にはクレームとなってしまう事もあります。
ストレス耐性が弱い
接客の仕事は、何よりもお客様優先であり常に気を遣い我慢する事も多くあります。
時には些細な事でクレームを受けてしまう事も。
その為、人と接する事があまり得意でない方や疲れてしまうという方にとっては非常にストレスになってしまう事もあります。
ストレス耐性の弱い人や忍耐力のない人には向いていない仕事と言えるでしょう。
マルチタスクをこなすのが苦手
接客業の仕事は、日々多くのマルチタスクをこなします。
飲食店の仕事であれば、注文・ご案内・配膳・お会計・片付けなどがありますが、何を優先して動けば良いのか、お客様に何をすれば満足度をあげられるのかを常に考えながら行動しなければなりません。
ブライダル関連の仕事も、常にお客様と接していながら他職種や外部企業とのやり取り、事務処理など多くのタスクがあります。
接客をしながらも、幾つかの業務を優先順位をつけながらこなさなければならないため、並行して仕事をしていける能力がないと、接客業は辛いと感じてしまうかもしれません。
臨機応変に対応できない
臨機応変に対応できないという人も接客業には向いていないでしょう。
接客の仕事は、様々な人に接します。
年齢や職業などもそれぞれで、お客様の要望も違います。
その為、マニュアル通りに進められるものではなく、臨機応変に対応する事が求められます。
その場の状況に応じて、自分で考えて行動できるような人でないと難しいでしょう。
チームで仕事をするのが苦手
飲食業や、アパレル業、ブライダル業界など、お客様に喜んでもらうためには、スタッフが一丸となって取り組まなければならず、チームワークが欠かせません。
自分の役割を理解しながら、周囲のスタッフと協力して仕事を進めていく事が大切となりますので、個人プレーが好きという方には向いていないでしょう。
チームワークが悪い職場環境というのは、お店の雰囲気にも出てしまいます。
一緒に働く仲間と連携し協力しながら働く姿勢が必要になります。
★このような人は、接客の仕事には向いていない可能性があります。
無理をして仕事を続けると、ストレスが溜まってしまいます。
もし自分が接客業に向いてないと感じているのであれば、自分の性格にあった仕事を見つけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
接客の仕事の基本・上手くなる方法などについて解説しました。
これから接客の仕事がしたいという方や、今接客の仕事をしているけれど上手くいかないという方の参考になれば思います。
弊社ブライダルビズでも、多くの接客のお仕事の求人がございます。
<求人例>
〇飲食関連
ホールスタッフ
〇ブライダル関連
ウェディングプランナー
ドレスコーディネーター
フラワーコーディネーター
宴会サービス
ブライダルデスク
ヘアメイク 等
接客のお仕事に興味がある方はお気軽にご相談下さいませ。
*
転職をご検討の方は『転職支援サービス:無料』をご利用下さい。
非公開求人を中心としたご紹介から、面接の準備・対策をそれぞれの求職者様一人一人に行っています。