【例文あり】ブライダル業界の面接で聞かれる自己紹介と自己PRの違いと答え方

ブライダル業界の採用面接でも必ず聞かれる
【自己紹介】と【自己PR】

普段、自己紹介を行う事があっても自己PRを行う事はないので、面接で質問されて戸惑う方も多いのではないでしょうか。

面接官は、内容はもちろんの事、聞かれた事に対して簡潔に内容を伝えるコミュニケーションスキルがあるかどうかという点も確認しています。

ブライダル業界の面接では、コミュニケーション能力が非常に重要となりまので、今回は必ず聞かれる｢自己紹介｣と｢自己PR｣に関して解説していきます。

これから面接が控えている方は是非参考にしてみて下さいね。

1：自己紹介と自己PRの違いは？
・面接での自己紹介の答え方
・面接での自己PRとの答え方
2：自己紹介例文と答え方のポイント
3：自己PR例文と答え方のポイント
4：まとめ

自己紹介と自己PRの違いは？　　　　

自己紹介と自己PRには上記のような違いがあります。

比べてみるとこの質問は似て非なる質問であり、目的が全く異なる事が分かりますよね。

面接官が｢自己紹介をして下さい｣と言っているのに対し、今までの経歴や実績をPRをしてしまったり、逆に｢自己PRをして下さい｣と言っているのに、自己紹介からしてしまう･･という方もいます。

その結果、
｢コミュニケーション能力がない｣
｢事前にしっかり準備していない｣
｢志望意欲が低いのかな｣

と思われ不採用になってしまう事も。

◎ちなみに･･1分程度の内容は、文字に表すと300文字程度とされています。

短すぎても、逆にだらだらと長すぎてしまうのもNGです。

300文字前後で準備してみて下さいね。

面接での自己紹介の答え方　　　　　　

面接では1番最初に「自己紹介をして下さい」とよく言われます。

自己紹介では、あなたはどんな人ですか？という事を聞かれています。

その為、会社やプライベート、学校、地域のコミュニティなどで行われている自己紹介と基本は変わりません。

自己紹介は自己PRとは違い、まずは自分を知ってもらうためのものとなりますので簡潔に30秒～1分ほどで伝えるようにしましょう。

伝える事は
・氏名
・住まい
・趣味
・現在(前職)の職業：アピールできる点があれば簡単に

等が良いでしょう。

ウェディングプランナーのお仕事は第一印象がとても大切です。

自己紹介をしてもらう事で面接官は第一印象の確認もしていますので、なるべく明るい表情で話し方などにも注意しましょう。

面接での自己PRの答え方　　　　　　　

自己PRは、当社が貴方を採用するメリットはなんですか？という意味合いになります。

自己PRは、企業で働いた時にどのようなメリットがあり、戦力になる人材なのかという判断材料となります。

長所と似ていますが、長所は性格面でのアピールになり異なるので注意しましょう。

今までの職歴や経験の中で何か行動を起こし、その結果どのような事が得られ身につけられたのか、入社後にどう活かせるのかという事が求められています。

具体的な数字を伝えられる場合は、伝えるとより良いでしょう。

中途採用では、基本的には即戦力を採用すると言われておりますが、経験年数や経験値だけではなく人柄や考え方も含めた上で決定をしています。

その為、企業の方向性や求める人物像に合わせて準備しておく事が重要となり、弊社では経験だけではなく、性格も併せてアピールして頂く事をおすすめしています。

下記の2つのセットで伝えられるようにしましょう。

・前職からの経験
・ご自身のキャラクター(性格)

【例】
・チームリーダーとして部下〇人を束ねて数字を管理してきた能力
・親身になって周りを引っ張っていける能力

◎両面から伝える事で、面接官に分かりやすく強みがアピールできます。
自己PRは短い時間で的確に伝える事が大切になりますので、しっかりまとめておきましょう。

自己紹介の例文と答え方のポイント　

自己紹介では、挨拶→自己紹介→締めの言葉という流れで伝えるようにします。

本日はお時間頂きましてありがとうございます。

山田花子と申します。
平成4年1月1日生まれの現在25歳でございます。

現在の住まいは、東京都新宿区に住んでおり、最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線の西新宿駅になります。

前職では、約4年間レストランでレセプションとサービス業務を行っており、ホールのリーダーとして、接客業務をメインに部下のマネジメント等も行っていました。

趣味は、社会人バンドを６人で行なっており、ライブという目標を立てて毎月1回皆で集まり練習しています。
ライブという目標に対する達成感と皆に喜んでもらえる事にやりがいを感じ続けています。

以上となります。本日はどうぞ宜しくお願い致します。

↓

★ブライダル業界への転職時の自己紹介作成方法のポイントは３つです！！

①｢です・ます調｣ではなく｢でございます・と申します｣と話します。

②趣味や休みの日の過ごし方は、「趣味は音楽です」ではなく、「趣味は音楽で、社会人バンドを行なっています」というようにプラスαの要素を伝えます。
「趣味は音楽です」だけでは、音楽を聴くことが好きなのか、楽器を演奏することが好きなのか、面接官によって捉え方は様々となりますし、インパクトにもかけてしまいます。
下記の順番で組み立ててみるとうまく話せます。

③名前→生年月日年齢→現在の住まい→現職・前職→趣味（休みの日の過ごし方・最近ハマっていること）など、自己紹介では人となりを確認しています。

また、面接官も初対面の方とお話（＝面接）を行う事に少なからず緊張しているケースもあります。

その為、アイスブレイク的な意味合いもありますので、もし面接官と趣味や住まい等が共通することがあると、場が和むことがあり、その後の面接は貴方にとってスムーズなものになるチャンスでもあります。

是非頑張って下さいね！

自己PRの例文と答え方のポイント　　

自己PRでは、結論→根拠(過去の経験における具体的な内容・実績)→入社後に活かせる強みという流れで伝えるようにします。

私は、とにかくポジティブに物事を捉え前向きに取り組む事できるという強みがあります。

経験として、今まで3年間営業職として経験を積んでまいりました。
前職は、目標数字に対して厳しい会社で、絶対達成！という風土だった為、目標数字に対する執着心や多くの行動量をやり抜く経験を積んでまいりました。

また、提案営業職でしたので、クライアントのニーズや課題を丁寧にヒアリングし、深く掘り下げ、その改善に向けご納得頂くまで決して諦めずに提案を行なっておりました。

失敗したり、怒られたり悩む事もありましたが、今経験した事は次は失敗しない。逆に乗り越える事ができる。と捉えるようにしていました。

くよくよしてもしょうがない、まずは行動してみよう！と前向きに進んでいく事で、目標を達成していく事ができました。

その為、貴社のブライダル事業の営業職では物怖じせず、失敗を恐れず取り組んでいく事ができると思います。

さらに私自身人と接することが大好きで、初めてお会いする方ともすぐに打ち解ける事ができるためウェディングプランナーの職種に向いているのではないかと考えております。

※具体的な数字で実績も入れられるようであれば一緒に伝えるようにしましょう。

・〇〇をする事を心掛け、1日の接客数に対して〇件成約をする事ができた
・〇〇する事で〇件のアポイントが取れた
・〇〇をする事によって、月の目標に対して〇％達成した
・〇〇に取り組んだ結果、顧客満足度〇〇％を得る事ができた

↓

★自己PRの作成方法のポイントは３つです！！

①性格として仕事に活かせる事
②経歴・経験として仕事に活かせる事
③応募企業についての仕事内容に合致させた上記2つの性格と経験のアピールを行う事

何気ない質問のようですが、自己PRからどう即戦力になるかを面接では試しています。

最近の面接では、自己PRをして下さいというような質問は減ってきていますが、下記のような質問は実際には自己PRを聞かれています。

・貴方を採用する当社メリットを教えて下さい
・貴方の武器はなんでしょうか
・貴方が即戦力となれる事を教えて下さい

自身をアピールするチャンスですので、きちんとまとめておきましょう。

ブライダル業界でアピールできる内容は下記のような点です。

・人とコミュニケーションを取る事が好き
・ホスピタリティ(人を喜ばせる事が好き)
・明るくポジティブで前向き
・気配りができる
・責任感の強い
・チームで仕事をしていく事が好き
・協調性がある
・プレッシャーに強い
・営業が好きな
・リーダーシップがある
・コツコツと取り組める
・忍耐力、体力がある