ウェディングドレスのレンタルと販売の違いって?インポートドレスとは?

 

ウェディングドレスのレンタルと販売の違いって?インポートドレスとは?

 

 

ブライダルビズのコラムをご覧いただいているみなさまこんにちは。

今回は、結婚式で欠かせないウェディングドレスについてお伝えします。

現在の結婚式のスタイルは、約50%がキリスト教式、30%が人前式を占めており婚礼衣装は殆どが洋装(ドレス)となっています。

 

大学卒業後、ゲストハウスにてドレスコーディネーターを5年経験した私(27歳)が、ウェディングドレスのレンタルと販売の違い、またインポートドレス等についてご紹介させて頂きます♪

ドレスコーディネーターの仕事やウェディングドレスについて興味がある方は是非参考にしてみて下さいね。

 

 

 

 

ウェディングドレスのレンタルと販売の違いって?

 

 

結婚式で主役をより輝かせる役割があるウェディングドレス。

新婦の衣装の組み合わせでは、ウェディングドレス+カラードレスの組み合わせが圧倒的に人気であり、結婚する2人にとって衣装選びは非常に楽しみですよね。

ドレスには、主にレンタルと販売があり、ドレスショップには両方を扱う会社とどちらか一方だけを扱う会社があります。

まずは、レンタルドレスと販売ドレスの違いについてご紹介致します。

 

 

レンタルドレス           

レンタルドレスは、基本的に提携している式場にあったデザインを扱っています。

中には、式場用にオリジナルでデザインされたドレスもあります。

販売ドレスと違い、ドレスショップで管理しているため挙式後自身で保管する必要はありません。

レンタルドレスは、挙式使用後はもちろんの事、定期的にクリーニングに出しているため繊細なドレスの場合生地が傷んでしまい、新品の状態を維持することが難しくなります。

そのため、レンタルドレスには使用回数が決まっています。

また、サイズ展開があるため自分に合うサイズを探す必要がありますが、ドレスによってはお直しが可能な場合もあるため、その際は縫製スタッフまたはドレスコーディネーターが仕立てあげます。

 

 

販売ドレス             

販売ドレスは、自分専用のドレスになるため、サイズもぴったりに仕立て上げられ、新品を着る事ができます。

レンタルドレスは、予約制になるため予約が空いているドレスのみ結婚式当日着る事ができますが、販売ドレスの場合は、予約状況を気にする必要はありません。

ただ、オーダーに大体4ヶ月〜6ヶ月ほどかかるため、ドレス探しもある程度早めに行う必要があります。

挙式後は、着る機会がない事や自宅で保管が必要なため、SNS等で他の花嫁様へ譲られる方も見受けられます。

また、購入したドレスをお子様に引き継ぐという方もいらっしゃいます。

式場によっては持ち込みが禁止されていたり、持ち込み料がかかる事もあります。

 

 

レンタルドレスと販売ドレス違いをお伝えさせて頂きました。

価格帯は、それぞれ低価格~高価格と取り揃えているため、選ぶドレスにより様々になります。

レンタルドレスの場合は、1着の価格は約20万円~40万円程。

購入する場合の価格は大きく幅があります。
中古で探すと1万円というものもありますし、オーダーであったりこだわりのドレスを選ぶ場合は50万円以上となる事も。

レンタルの方が、比較的価格がお手頃となる事や、結婚式以外では着る機会もないため、現在は、殆どの花嫁様がレンタルのウェディングドレスを選ばれています。

市場的にはレンタルは主流となっているため、レンタルを取り扱っているドレスショップの方が圧倒的に多くなっています。

 

 

インポートドレスとは?        

 

 

続いて、ドレスショップで扱うインポートドレスについてもご紹介させて頂きます。

ウェディングドレスには、日本国内で生産されたドレスだけではなく海外で生産されたドレスもございます。

インポートドレスと呼ばれるドレスは、海外のデザイナーによって作られたブランドドレスのことを言います。

 

 

 

インポートドレスはこだわりが多い  

インポートドレスの多くは、デザイナーや職人さんがハンドメイドで作りあげています。

ハンドメイドだからこそ、ドレスに1針1針丁寧に施された刺繍や、ビーディングの細やかさはまるで芸術作品のように美しく繊細です。

また、インポートドレスの生地には、最高級のシルクや繊細なレースを使用している事がほとんどです。

シルクやレースは、着用頂いた際に軽くて柔らかいため着心地が非常に良かったり、スポットライトや自然光に当たった際の光沢感が美しかったりシンプルなデザインでも圧倒的な存在感を放ちます。

ドレスブランドによっては、「絶対にこの生地でしか作らない」「この素材しか使わない」というようにこだわりと情熱を持った方もいます。

 

 

 

インポートドレスの入荷方法     

デザイナーや職人さんのこだわりが詰まった新作ドレスは、年に2回、春夏・秋冬に分けてニューヨークで行われるコレクション『ブライダルファッションウィーク』にて披露されます。

各ブランドが披露した、来期の新作ドレスをバイヤーが買い付けをし約1年後、海を超えて日本のドレスショップへ入荷します。

バイヤーは、コレクションの後にデザイナーとアポイントを取り日本人の身体に合うように、ドレスの一部デザインや丈を変更してもらうよう綿密に打ち合わせを行います。

各ブランド毎にドレスのコレクションに毎回テーマがあったり、1着1着名前が付いているため、コレクションテーマや1着に込められたドレスへの思いやこだわり等も伺い、ドレスコーディネーターへ向けて発信をします。

共有を受けたドレスコーディネーターは、接客の際、花嫁様へ向けてご紹介をしデザイナーの思いを届けます。

 

 

 

インポートドレスの魅力       

最高級の素材やハンドメイドにこだわったインポートドレスは、1着数百万円以上するドレスやオートクチュールと呼ばれる世界にたった1着しかないドレスも存在します。

デザイナーや職人さんにもプライドがあるため、有名なインポートドレスブランドの中には、知名度のあるドレスショップではないと何度交渉をしても契約を承諾してくれない事もあるそうです。

それだけ日本でインポートドレスを扱えるということは貴重な事なのです。

ブランドの誕生ストーリーや、ドレス1着に対するデザイナーの思いやこだわりを知ると、この素敵なドレスを沢山の花嫁様へご紹介をしたいという思いやインポートドレス1着1着に愛着が湧きます。

自分と同じくらい、花嫁様にドレスに愛着をもって頂けると魅力が伝わったんだな、とドレスコーディネーターとして非常に嬉しくなります。

 

 

 

ドレスショップを運営している企業8社    

 

 

最後にドレスショップを運営している代表的なブライダル企業8社をご紹介させて頂きます。

 


株式会社フォーシスアンドカンパニー


ブランド名:「MAISON de FOURSIS」「Dress DISTRICT」「CLASENCERE」「FOUR SIS&CO.」等
国内・国外(ハワイ)のホテルやゲストハウス、ビルイン・路面店舗で全国に79店舗のドレスショップを展開。

自社オリジナル商品や本場英国を中心としたヨーロッパの洗練された上質なドレスを厳選して取り揃えています。
スタッフが頻繁に現地に赴き、デザイナーとコンタクトを取り最新のドレスを現地と同時期にご紹介。
その実績が認められ、2002年に英国で開催された「Bridal Buyer Awards」にて、「Best Overseas Retailer」を受賞。
(※英国のドレス取扱実績世界No.1と認められた証で、日本初の栄誉ある賞)(※HPより)

 

株式会社ノバレーゼ

ブランド名:「NOVARESE」「ecruspose」(ドレスショップ)

パリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨークなど世界中からドレスを買い付け、ウェディングドレスやタキシード、和装のレンタル・販売を行っています。
オリジナルドレスに関しては、全てイタリアの厳選された素材によって製作されており、繊細な美しいウェディングドレスは日本人女性にピッタリです。

トレンドを取り入れたハイクオリティなラインナップを揃えている事も特徴です。

 

株式会社エスクリ

ブランド名:「PRIMACARA」(ドレスショップ)

全国に17店舗のドレスショップを展開。
ウェディングドレス、カラードレス、和装、タキシード、列席者の衣装などを取りそろえています。
全てのスタッフでドレスやタキシードのデザイン企画を考案しています。
約1年間かけて作成し新作コレクションとして発表しています。

 

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

ブランド名:「MIRROR MIRROR」(ドレスショップ)

表参道・丸の内・横浜に直営店、千葉のゲストハウスに併設。
日本初上陸のブランドをはじめ、世界中から選りすぐりのインポートドレスや小物を取り揃え、新郎新婦がより輝けるようトータルでプロデュースしています。

 

株式会社ディアーズブレイン

ブランド名:「chouette!」(ドレスショップ)

ゲストハウス3店舗に直営のコスチュームサロンを併設し、ウエディングドレス、カラードレス、着物などの衣裳を提供しています。
ドレス・ジュエリー・小物など、トータルコーディネートできるようになっています。

 

株式会社ベスト – アニバーサリー

ブランド名:「ACQUA GRAZIE」「DESTINY Line」「A Liliale」「VERA WANG」(ドレスショップ)、「GINZA 雅」(総合和装専門店)
表参道、千葉、京都、仙台、横浜、名古屋、大阪などに展開。

路面のドレスショップや、自社のゲストハウス・結婚式場・ホテル内に併設。
約12000着のウェディングドレスを所有し、年間で1200着リリース。
ニューヨークやパリをはじめ世界中から名だたるデザイナーたちがこだわりぬいたドレスをセレクトしています。

 

株式会社リブラブラフ
(株式会社BP(旧社名:株式会社ブライダルプロデュース)グループ)


「LIVE LOVE LOUGH」(ドレスショップ)

元ウェディングプランナーが立ち上げたドレスサロンです。
表参道・横浜に展開。
ミラノ・パリ・ロンドン・ニューヨークなど世界中からセレクトしたドレスをはじめ、自社のオリジナルドレスの他、和装やタキシード、ご親族の衣装も取り扱っています。

表参道店ではギフト、フラワーなどのサロンもあり、ウェディングにまつわる全てのものを取り揃えています。

 

株式会社丸三屋(BRIDARIUM MUE)

「Bridarium MUE(ブライダリウム ミュー)」(ドレスショップ)
高輪・銀座・仙台・新宿(リゾートコレクション)に自社店舗、その他式場やホテルと提携し衣装室を展開しています。

ドレス選びが楽しい時間となるよう、リラックスできるサロン作りに力を入れており、デザイン・素材・縫製にも細心の注意を払っています。
ウエディングドレスの種類やサイズを豊富に取り揃えており、ドレスケアも高いレベルの品質管理を行っています。
ブライダリウム ミューのオリジナルブランド「Santa Felice(サンタフェリーチェ)」は、高い技術を誇る国内外の職人と協力しながら作り上げています。

 

 

企業によって、オリジナルの商品があったり、インポートドレスを取り扱っていたり様々ですよね。

弊社でもご紹介させて頂いている求人になりますので、気になる企業がございましたらお問い合わせ下さいませ。

 

参考コラム
ドレスコーディネーター人気企業ランキングベスト10【2022年10月~12月】

 

 

 

まとめ                

 

 

結婚式で、より華やかに花嫁様を演出するウェディングドレスについてご紹介させて頂きました。

大好きな衣装に囲まれ新婦様の笑顔を見る事ができるドレスコーディネーターの仕事は、とてもやりがいがありました。

 

弊社ブライダルビズでは、レンタルドレス・販売ドレスを取り扱っているドレスショップ、インポートドレスを扱うドレスショップが多数ございます。

未経験から応募できる求人もございますので、ご興味を持って頂いた方は是非相談下さいませ♪

その他にも無料相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 


 

 

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