ジュエリーコーディネーターの仕事内容とは?資格やなり方も解説

 

ジュエリーコーディネーターの仕事内容とは?資格やなり方も解説

 

 

結婚する2人にとって大切なアイテムとなる結婚指輪。

一生身に付けているものであり、幸せの象徴ともいえますよね。

プロポーズしてもらった時の気持ちや、結婚式当日の喜びなど節目となる日を思い出せる重要なアイテムになります。

そんなブライダルジュエリーに携わる事ができるのが、ブライダルジュエリーコーディネーターです。

 

ウェディングプランナーやドレスコーディネーターからジュエリーコーディネーターに転職する方や、逆にジュエリーコーディネーターからウェディングプランナーやドレスコーディネーターに転職をする方も多く、ブライダル業界の中でも人気のある職種です。

 

今回は、ブライダルジュエリーコーディネーターの仕事内容や、やりがい、資格等についてご紹介させて頂きます。

ブライダル業界のお仕事に興味がある方は是非参考にしてみて下さいね。

 

 

 

 

ブライダルジュエリーコーディネーターとは?

 

 

ブライダルジュエリーコーディネーターとは、ブライダルジュエリー(婚約指輪・結婚指輪等)をお探しのお客様へ向けてご提案やアドバイスをする人を指します。

一生に一度の幸せなイベントに関わる事ができるやりがいのあるお仕事です。

 

★婚約指輪(エンゲージリング)とは?
婚約前の男性から女性へ送る指輪です。
これから結婚をする男女が婚約の約束を示し、一生涯共にするという決意の象徴になります。
また、婚約指輪はプラチナやゴールドを使用し宝石としてダイヤモンドが留まっているデザインになるので、生涯資産となるために送られる、とも言われています。
最近では男性からのサプライズではなく、お二人で選ばれる方も多いそうです。

★結婚指輪(マリッジリング)とは?
婚約をした男女が結婚の証としてペアで身につける指輪です。
毎日身につけるため、シンプルで何年経っても飽きのこないデザインが好まれます。

 

*平均購入価格*(参考:ゼクシィ)
婚約指輪:約35万円程度(20~40万円)

結婚指輪:男性・11万7千円/女性・13万8千円
2人分の平均購入価格:約25万円4千円

 

 

仕事内容              

ブライダルジュエリーを扱うショップへ勤務し、婚約指輪・結婚指輪をお探しのお客様へデザインや色・形・予算等を丁寧にヒアリングを行い、その方々にあったブライダルジュエリーをご提案します。

生涯身につけて頂くアイテムのため、お二人の想いをしっかりと汲み取る事が大切になります。

中にはサプライズでプロポーズをするために男性お一人でご来店される方もいます。
しっかりと相談に乗りアドバイスしていく事も重要な仕事になります。
時には一緒にサプライズ方法を考える事も・・・!

指輪をご購入頂いた方への特典として、結婚式の際ご使用いただけるティアラのレンタルや販売を行なっているショップもあります。

※ブライダルジュエリー以外にも、ピアスやネックレスなど一般のファッションジュエリー販売も同時に行う店舗もあります。

 

 

勤務先               

就職先は、貴金属を扱う専門企業や商社、アパレル企業、ブライダル企業になります。

その後、路面店・百貨店・ショッピングモール等のジュエリーショップや、ホテル・専門の結婚式場に併設されている店舗に配属となります。



 

 

 

向いている人・必要なスキル     

ブライダルジュエリーコーディネーターの主な仕事は接客と営業になります。
「結婚」という人生の一大イベントに関わる結婚指輪のご提案をするため、以下のようなスキルや能力のある方が向いています。

 

ビジネスマナー・礼儀・ホスピタリティ
婚約指輪・結婚指輪は高額な商材になるため、マナーや礼儀等が重要になってきます。
安心感や信頼感も必要となるため、きちんとした言葉遣いや身だしなみ・接客マナー・立ち振る舞いが大切になります。

 

コミュニケーション能力がある人
お客様の希望にそった商品をご案内できるようなヒアリング力・提案力・コーディネート力が必要になってきます。
高額な商品であり、お客様の年齢層や職業・好みなども様々ですので、宝石やブライダルの知識、お客様に合わせたコミュニケーションスキルというのも必要になります。
人と接するのが好き、人と話したり聞いたりする事が好きという方は向いています。

 

明るくポジティブな人  
結婚という華やかなイベントに関わる商材になるため、明るくポジティブである事も必要になってきます。
第一印象はとても大切になりますので、笑顔で明るく落ち着いた対応が大切になります。

 

ホスピタリティ精神のある方・気配りができる人
一生物のアイテムなので、時間をかけてじっくり選ばれるお客様が多く、時には悩んだり不安に感じるお客様も多くいます。
ただ提案していくだけでなく、お客様に寄り添い思いやりの気持ちを持って接する事が大切になります。
お客様の気持ちを汲み取り察する能力も必要になってきます。

 

 
営業スキル          
お客様は幾つかのブランドを比較検討している事も多いため、営業スキルも重要になってきます。
ただ接客をするだけでなく、売上や数字を意識して接客を行う事も求められます。

 

 

やりがい              

ブライダルジュエリーコーディネーターのやりがいは、一生物であるブライダルジュエリー選びのお手伝いができ、お客様に幸せや喜びを感じてもらえる事だと思います。

ブライダルジュエリーは高価な宝石が使われているという事もあり、親から子、そして孫へと受け継がれてゆくという事も良く聞きます。

ファッションでつける指輪とは違いどんな時も身に着けているものですので、理想の指輪に出会えた時には「ありがとう」と心からの感謝の言葉を受け取る事ができます。

大切なブライダルジュエリー選びをサポートでき、自分の接客や提案・アドバイスで選んでくれた時は大きな喜びや幸せを感じる事ができます。

指輪のデザインや価格で選ぶ事も多いブライダルジュエリーですが、コーディネーターの対応力やコミュニケーション能力も大きく関わってきます。

お客様の人生を更に幸せにするお手伝いができるブライダルジュエリーのお仕事は責任もありますが、お客様の心にもずっと残るやりがいのあるお仕事です。

数々のブライダルジュエリーショップを回られたお客様から「理想通りの指輪に出会えました」と仰って頂いたり、自身がおすすめした指輪を気に入って頂けたり、何度もお足を運んで頂いたお客様がご購入下さったり、接客を担当したお客様が何年か後にメンテナンスで再度訪れてくれたり、ご友人様へご紹介をして下さったりと様々なやりがいがあります。

 

 

 

ジュエリーコーディネーターの資格について

ブライダルジュエリーアドバイザーになるために必須の資格はありませんが、資格を取得すると、ジュエリーに関する歴史やジュエリーの種類・素材等基本的な知識をつける事ができます。
その為、面接で有利になったり、就職した後に役立つ事があります。

 

ジュエリーコーディネーター検定
一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が主催している民間資格で、1級から3級まであります。

 

ジュエリーコーディネーター3級
受験資格は不問で誰でも受験する事ができます。
ジュエリーの歴史や種類・素材・材料などジュエリーに関する全般的な知識を理解し、お客様に説明・販売できる事が求められます。
年に2回試験が行われます。

 

ジュエリーコーディネーター2級
受験資格は3級合格者のみとなっています。
3級の内容に加え、宝石全般に関する知識やコーディネーターの基本的な知識を持ち、お客様に説明・販売ができる事が求められます。
その他、在庫管理や人材育成・指導等店舗運営に関する能力も問われます。
試験は年に1回となっています。

 

ジュエリーコーディネーター1級
受験資格は2級合格者のみとなっています。
ジュエリー全般に関する高度な専門知識と接客技術・コーディネート力が求められます。
店舗での人材の育成・指導等店舗運営ができるスキルが必要となります。
試験は年に1回となっています。

 

ブライダル関係の仕事に就きたい方が多く受けている資格であり、ジュエリー(宝飾品)販売のスペシャリストとして認定する資格になっています。
ブライダルジュエリーのお仕事はもちろんの事、ウェディングプランナーやドレスコーディネーターの方でも持っていると役立つ事がある資格です。

その他に高額商品を販売する事から、接客のサービス力やマナーが重要になりますので接客サービスマナー検定などもおすすめです。

ジュエリーコーディネーターのお仕事は専門の知識などが必要になりますので、資格を持っておくと就職した後に役立ちます。

 

 

ブライダルジュエリーコーディネーターになるには

 

 

 

新卒採用              

新卒採用の場合は、高校卒業後に短大や大学もしくはブライダルや服飾系の専門学校に進学し、卒業していると有利になります。
服飾系の専門学校であればコーディネートの知識が学べますし、ブライダル系の専門学校ではブライダルの知識やジュエリーの専門科目があればジュエリーの知識が学べます。

企業によっては、将来的なキャリアプランを見据えて「大卒」となっているところもあります。

ジュエリーコーディネーターは、一生の中でもとても大切なブライダルジュエリーを販売する事から高度な接客技術や、コミュニケーション能力が必要となります。

 

 

中途採用              

中途採用の場合は接客経験や営業経験、特に高額商品の営業経験などがあると有利でしょう。

ブライダル業界やホテル業界、アパレル業界などで経験を積むのがおすすめですが、その他の業界でも接客や営業経験を積んでおくと転職しやすくなります。

またジュエリーの知識も必要になってきますので、働きながらジュエリーコーディネータの仕事に役立つジュエリーコーディネーター検定などを受けて勉強するのもおすすめです。

 

 

ジュエリーコーディネーターのキャリアプラン

 

ジュエリーコーディネーターとして店舗で経験を積んだ後は、店舗の店長などへのキャリアプランがあります。
接客・販売の業務だけでなく、商品管理・販促・売上管理・働くスタッフのマネジメント業務など店舗管理の仕事も行います。

その後は複数の店舗を管理するsv職やマネージャー職、本部職へのキャリアプランがあります。

ブライダルジュエリー販売の経験を活かして、ウェディングプランナーやドレスコーディネーター等ブライダル業界へ転職する方もいらっしゃいます。

 

 

まとめ                

 

ブライダルジュエリーコーディネーターについてご紹介させて頂きました。

「一生物」のアイテムを提案できるブライダルジュエリーコーディネーターは、結婚する2人にとってとても重要な役割があります。

ブライダルに関わる仕事がしたい・人の喜ぶ顔が見たい・幸せのお手伝いがしたいという方におすすめの職業です。

弊社ブライダルビズでは、ブライダルに関わるお仕事をご紹介させて頂いております。
ブライダル業界のお仕事に興味がある方はお気軽にご相談下さいませ。

 

 

 

 

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