ドレスコーディネーターの1日の仕事の流れ:平日編・土日編
ドレスコーディネーターの1日の仕事の流れ:平日編・土日編
結婚式のウェディングドレスや、タキシードなど衣装全般を担当するドレスコーディネーター。
結婚式の最も重要なアイテムを担当するため、新郎新婦の心強い存在ですよね。
今回は、そんなドレスコーディネーターが日々どのような仕事をしているのかをお伝えしていきたいと思います。
ドレスコーディネーターの仕事は、平日と土日祝日で大きく変わりますので、曜日別に詳しく1日のお仕事内容の一例をご紹介します。
これからドレスコーディネーターになりたいという方は是非参考にしてみて下さいね。
ウェディングプランナーの1日はこちら
ウェディングプランナーの1日の仕事内容:平日編・土日編
ドレスコーディネーターの仕事内容
ドレスコーディネーターは、ウェディングドレスを中心に結婚式・披露宴の衣装選びをお手伝いし、結婚式の主役をより輝かせるお仕事です。
新郎新婦の雰囲気や個性、当日の会場の雰囲気なども確認しながらより良い結婚式になるよう衣装の提案をしていきます。
勤務先はホテルや結婚式場の衣装サロン(インショップ)、ゲストハウスに併設されたドレスショップやブライダルを扱う路面店のドレスショップなどになります。
新郎新婦の多様な要望や挙式スタイルを考慮し、専門家として適切なブライダル衣装をアドバイスする事が必要になってきます。
また、ウェディングドレスを1番に楽しみにしているという花嫁さんも多くいます。
コーディネートする際には、結婚を心から祝福し新郎新婦が気持ちよく試着や着付けをできるような会話を心掛け、お客様に寄り添うホスピタリティが大切になります。
ドレスコーディネーターの1日:平日
9:10~9:30
出社後、制服に着替え1番最初にメールチェックを行います。
取引先や担当しているお客様からメールでお問い合わせを頂く事がありますので、内容を確認し対応していきます。
9:30~9:45
9時30分頃からオープン準備を始めます。
お客様が気持ちよく過ごせるように、店内の掃除やドレスの陳列のチェックを行います。
その後の朝礼では、本日ご来店されるお客様の予約時間の確認や共有する事項があれば確認していきます。
10:00~12:00
ご予約頂いたお客様の接客を開始します。
新婦様のウェディングドレスであったり、新郎様のタキシード、ご親族の方のモーニングなど日によって変わります。
またウェディングドレスだけでなく、ベールやティアラ、ネックレス、イヤリングなどの小物類のコーディネートも行います。
新規のお客様の場合は、どんな衣装を希望しているのかヒアリングを行い、ドレスの提案を行っていきます。
試着のお客様であれば、複数のドレスのご提案をしていきご試着のお手伝いをします。
1組の接客時間は約2時間~3時間程になり、ドレスが決定するまでの打ち合わせの回数はおよそ3~5回となります。
12:00
接客後の事務処理を行います。
(お客様データの入力・ご購入頂いた商品の発注など)
12:30~13:30
ランチ休憩
平日はしっかり休憩が取れるので、同僚とランチを楽しみます!
13:30~
事務作業や週末挙式で使用する衣装・アクセサリーの検品作業
15:00~
本日2回目の接客です。
新婦のウェディングドレスのデザインと、新郎のタキシードの雰囲気や色が合うかどうか見極めコーディネートしていきます。
平日は土日祝日に比べて、来店数が少ないので、平均的に2件担当する事が多くなります。
17:40~
接客後の事務処理
(お客様情報をデータ入力・次回ご案内する衣装の準備など)
18:00
挙式で使用する書類の作成や翌日のスケジュールの確認を行います。
18:50~19:00
クローズ作業。
店舗を掃除して、退社となります。
◎平日はこのような流れで仕事をしています!
平日は接客が比較的落ち着くため、事務作業や挙式準備を行う事が多くなります。
事務作業は、接客後のお客様情報をデータに入力したり、次回ご提案するドレス、タキシードの準備や挙式で使用する書類の作成等を行います。
挙式準備は、挙式で使用する衣装やアクセサリー類の検品作業やドレスのお直し作業等を曜日毎に分担し、手の空いているスタッフ同士で声を掛け合い行なっていきます。
繁忙期は挙式数も多い為、残業になることもありますが、スケジュールをうまくコントロールし皆で定時に上がれるよう努めます。
定時に上がれた日は、スタッフ同士で食事に行く事も楽しみの1つです。
食事中は他愛もない話しもしますが、新作ドレスや気になっているドレスの話、自分が着てみたいドレス、お客様との楽しかった会話を共有しあったりと、友人同士とは違うドレスコーディネーター同士ならではの話題で盛り上がる事もあります。
ドレスコーディネーターの1日:土日祝日
8:30~9:30
土日祝日は結婚式当日となる事や、来客も多いので、平日よりも早く出勤します。
メールチェックや、挙式待機中に事務処理を行います。
9:30~9:45
店舗のオープン準備と朝礼を行います。
平日と同じ内容になります。
10:00~12:00
1回目の接客。
土日祝日も、新規のお客様、衣装合わせのお客様、ご両親など様々な方が来店されます。
12:00~13:00
ランチ休憩
13:00~15:00
2回目の接客
15:30~
次の接客の準備をします。
スムーズにご案内できるよう、ドレスやアクセサリー・シューズ等をお着替えブースに準備。
16:00~
3組目の接客
新規のお客様、ご試着のお客様、アクセサリー合わせなど様々な方がご来店されます。
19:00~
クローズ作業。
接客後の事務処理を行います。
(本日ご来店されたお客様のデータ入力等)
20:00
退社。
土日祝日は来客数も多くなるため、退社は平日よりも遅くなります。
◎土日祝日はこのような流れで仕事をしています!
ホテルや専門式場などにあるインショップの場合は、結婚式当日の衣装の着付けを担当する事も。
また、結婚式当日何かあった際に、ドレスコーディネーターがすぐ駆けつけられるように新郎新婦様の入り時間と、披露宴終了時間に合わせて早番・遅番制度を設けている事もあります。
挙式待機中は、事務処理を行ったり、接客前の事前準備を行なったりと時間を有効活用します。
土日祝日は基本的に接客がメインになるため、その日のスケジュールにより1時間の休憩を30分づつ分けて取ることもあります。
1度の接客時間が長い為、土日祝日はとくに体力勝負になるので、合間にチョコレートや甘いお菓子をつまみ一息つく事もしばしば・・・。
平日に比べると慌ただしくはなりますが、お客様の嬉しそうな笑顔や「ドレス選びの打ち合わせが1番楽しいです!」というお声を頂く事が多いので、その度に疲れも吹き飛び自然と笑顔になれます。
ぴったりの衣装が見つかった時の喜びは何にも代え難いやりがいに繋がります!
ドレスコーディネーターはお客様から頂く温かい言葉に支えられている職業かもしれません。
ドレスコーディネーターの休み
前述したように、土日祝日は結婚式の本番や、来客も多い事から土日祝日の出勤はほぼ必須となっています。
その為、平日シフト制でお休みを回しています。
定休日を設けている店舗も多く、火曜日や水曜日が決まったお休みとなる事も。
週末に向けて忙しくなるので、金曜日も出勤となる事が多いですね!
まとめ
ドレスコーディネーターの平日と土日祝日の1日の仕事の流れをご紹介させて頂きました。
何となくドレスコーディネーターの仕事内容は知っている・・という方も多いと思いますが、実際の流れを知ってより深く仕事内容を理解してもらえれば幸いです。
ウェディングドレスやタキシードなどの衣装は、結婚式の印象を左右するため、ドレスコーディネーターの責任は大きいといえますが結婚する2人の近くで幸せのお手伝いができるやりがいのあるお仕事です。
弊社では、様々なドレスコーディネーターの求人を扱っております。
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