ブライダルヘアメイクの仕事は未経験でもできる?仕事内容やなり方をご紹介
ブライダルヘアメイクの仕事は未経験でもできる?仕事内容やなり方を解説
ブライダルヘアメイクアーティストとは、結婚式の際に新婦にメイクやヘアセットを施す人を指し、弊社ブライダルビズでも人気が高い職種の1つです!
結婚式では、通常のヘアメイクスタッフではなく、花嫁専門にメイクを施す”ブライダルヘアメイク”と呼ばれるスタッフがヘアメイクを行います。
結婚式という大きなイベントになるため、一般的なヘアメイクとはやや異なり、ウェディングドレスに合う写真映するヘアメイクが求められるからです。
ブライダルヘアメイクの仕事に就くのは難しいのかな・・と感じる方もいるかもしれませんが、未経験でもなれる求人はございます!
ただ、ブライダル業界の職種で唯一と言っても良いですが、資格が必要な職種となります。
今回は、ブライダルヘアメイクアーティストのなり方や仕事内容などをご紹介致します。
目次
1:ブライダルヘアメイクアーティストは未経験でもなれる
・ブライダルヘアメイクアーティストに必要な資格
・ブライダルヘアメイクアーティストに必要なスキル
・ブライダルヘアメイクアーティストの就職先
2:ブライダルヘアメイクアーティストになるには
3:ブライダルヘアメイクアーティストの仕事内容
・新郎新婦との打ち合わせ
・リハーサル、前撮り後撮りのヘアメイク
・結婚式当日、お色直しの際のヘアメイク
・ドレス・和装の着付け
・新郎新婦のアテンド
4:ブライダルヘアメイクアーティストの仕事のやりがい
5:ブライダルヘアメイクアーティストの給料
6:まとめ
ブライダルヘアメイクアーティストは未経験でもなれる
ブライダルヘアメイクアーティストとは、結婚式で新郎新婦のヘアメイクを担当するプロフェッショナルです。
現在は結婚式も多様化しており、従来の結婚式のメイクとは代わってきています。
その為、トレンドに詳しい花嫁と同年代の20~30代が増えている傾向に。
(※長く働ける職種である事から40~50代と幅広い年代の方も活躍しています)
未経験でもチャレンジできる職種ではありますが、前述したように資格は必須となる企業が多くなっています。
下記では必要な資格や、必要なスキル・能力をご紹介していきます。
ブライダルヘアメイクアーティストに必要な資格
ブライダルヘアメイクアーティストは、メイクだけでなくヘアアレンジも施す為、美容師免許が必須となります。
弊社ブライダルビズでご紹介しているブライダルヘアメイク求人も、美容師免許必須の求人となります。
ヘアメイクアーティストとして、結婚式でメイクだけ担当する場合は特に必要な資格はありません。
しかし前述したように、ヘアとメイクの両方を担当する会場が殆どなので美容師免許は必須となります。
こちらは国家資格となっており、美容師など髪の毛を扱う仕事の方に必須の資格となっています。
その他にも、以下のような資格を持っていると、転職活動をする際に有利になる事や就職した後に役立つ事があるでしょう。
美容・メイク関連の資格や、ファッション関連の資格・ブライダル業界の資格は、実際に業務に就いた時にも活用できるでしょう。
ブライダルヘアメイクアーティストに必要なスキル
結婚式のヘアメイクを担当するという役割があり、会場によっては当日のアテンドも担当しますので信頼関係が非常に大切になります。
また花嫁によって、どういう雰囲気のヘアメイクをしたいか、どのようなウエディングドレスを着るかによって施す施術も違いますし、それぞれに自分のどの部分を隠してどこを強調したいかも変わってくるので花嫁へのカウンセリングも仕事の一つです。
その為、ホスピタリティやコミュニケーション能力が必須となります。
技術の面では、様々なシーンや要望に対応し、花嫁の雰囲気なども確認しながら、魅力を最大限に活かしたヘアアレンジやメイクアップを施す技術やセンス・提案力などが求められます。
近年、インスタ等を始めSNSなどで情報収集ができるようになり結婚式が多様化している事から、自由でオリジナルな結婚式を行うカップルが増えてきているためです。
「結婚式だからこのメイク!髪型!」という概念が薄れており、日常で流行っているヘアメイクを結婚式でも取り入れたり、自分らしさを大切にする新婦も多くなっています。
※その他に、ヘアメイクの他に着付けを行う事もある為、衣装の知識や着付けの技術も必要です。
ブライダルヘアメイクのアーティスト就職先
ブライダルヘアメイクスタッフの就職先としては、ホテルや結婚式場の中に併設されている美容室やブライダルサロン、ブライズルーム、または一般の美容室になります。
ホテルや結婚式場と提携している美容室がヘアメイクを担当するというケースもありますので、美容院に勤務しながら、並行してブライダルのヘアメイクも担当するという方もいます。
その他にも、ブライダルヘアメイク専門の企業に就職し、出張ヘアメイクとして働いている方や、経験を積んでフリーランスとして活躍している方もいます。
ブライダルヘアメイクアーティストになるには
ブライダルヘアメイクアーティストになるには、前述したように「美容師免許」が必須となります。
決まったルートや必要な学歴や経歴があるわけではありませんが、ブライダルやヘアメイクのコースがある専門学校や短大・大学、特に美容専門学校(美容師養成学校)を卒業して資格を取得した後にブライダルヘアメイクの仕事に就くのが一般的となっています。
アシスタントとして働きながら、美容師免許を取得する事も可能です。
メイクだけを担当する場合は、高校を卒業した後に、専門学校・短大・大学などに進学すると、様々な知識をつける事ができるため就職する際や実務を行う上でも役立つでしょう。
ただ、前述したようにブライダルヘアメイクの仕事は、結婚式という一生に一度の大切な日のヘアメイクを担当するため、実際の現場ではヘアメイク・衣装などに関する専門的な知識と技術が必要になってきます。
専門学校では、ヘアメイクやネイルなどの専門的な知識や技術を学ぶ事ができますし、接客マナーなどの分野も学ぶ事ができます。
また就職支援や資格取得のためのカリキュラムを組まれている学校も多いため、ブライダルヘアメイクの仕事に就くための1番の近道と言えるでしょう。
ブライダルヘアメイクアーティストの多くが、美容師免許だけでなく、ご紹介させて頂いたメイクや衣装関連の資格、ブライダル関連の資格を取得し活躍しています。
学校卒業後の流れとしては、ホテルや結婚式場・ゲストハウスなどの館内にある美容室やブライズルーム・ヘアサロンに就職します。
最初の3年程は、現場でアシスタントとして経験を積み、やがて一人前のヘアメイクとして活動していくようになります。
経験を積みスキルをつけられたら、現場での責任者や、独立してフリーランスとして活躍する事も可能です。
ブライダル業界はトレンドに流されやすい業界でもありますので、常にトレンドや最新の技術を取得する事がキャリアステップに繋がるでしょう。
ブライダルヘアメイクの仕事内容
ブライダルヘアメイクは、結婚式で新郎新婦のヘアメイクを担当します。
いかに花嫁の希望を聞き出し、魅力的にヘアメイクができるかが、ヘアメイクスタッフに求められる仕事となります。
具体的には、以下のような業務を行なっています。
・新郎新婦との打ち合わせ(ヒアリング・提案)
・リハーサルや前撮り、後撮りのヘアメイク
・結婚式当日のヘアメイク、お色直しの際のヘアメイク
・ドレス・和装の着付け
・新郎新婦のアテンド
新郎新婦との打ち合わせ
結婚式のおよそ2~3ヶ月前からヘアメイクの打ち合わせを開始します。
花嫁の希望のヘアスタイルやメイクのイメージをカウンセリングし、要望に合うヘアメイクの提案をしていきます。
基本的にはお色直しが1回ありますので、2つのパターンのヘアメイクを決めていくようになります。
髪型は、夜会巻きやシニヨンなどのアップスタイルやハーフアップスタイルなどがあり、近年ではダウンスタイルも人気になってきています。
常にトレンドや流行を抑えておく事も重要になりますね。
その会場の雰囲気・衣装のデザインや色も確認しながら、花嫁の気持ちを汲み取り、細やかな気配りやコミュニケーションをしっかり取りベストな提案をしていく事が大切になります。
またヘアメイクだけでなく、ネイルや肌の見える部分の手入れ方法などトータルでアドバイスしていきます。
リハーサル・前撮り後撮りのヘアメイク
今は結婚式当日に初めてヘアメイクを施すのではなく、ウエディングドレスやそれに伴うアクセサリー類も決まった頃に、「リハーサルメイク」を行う式場が多くなっています。
ヘアメイクは、施術の仕方によって印象がガラッと変わるので、新婦にとっては非常に重要な項目です。
リハーサルメイクを行う理由は、当日に実際メイクしてもらったらイメージしていたものと全然違う!と言う事や、化粧品が肌に合わず結婚式直前に肌トラブルが起きてしまうという事を避けるためです。
そのような事が起きないよう、事前にメイクやヘアをヒアリングし、実際に行いながら最終的にどのようなヘアメイクにするかを決定していきます。
結婚式当日は忙しいため、前撮り・後撮りをする場合にも、当日同様のヘアメイクを施します。
結婚式当日・お色直しの際のヘアメイク
結婚式当日は、早朝に出勤し準備を整え花嫁を出迎えます。
緊張している花嫁をリラックスさせ笑顔にさせるのもヘアメイクの重要な仕事になります。
お出迎え、新郎新婦のヘアメイク、着付け(フィッティング)の流れで進めていきます。
ドレス・和装の着付け
会場にもよりますが、当日のヘアメイク以外にドレスや和装などの衣装の着付けを行ったり、新郎新婦以外にご家族や列席者の方の着付けやヘアメイクをヘアメイクスタッフが担当する事も。
※花嫁の衣装は、白無垢や色打掛等一般的な着物の着付けよりも難しくなるため、基本的には、和装の着付けは着付師と呼ばれるスタッフが担当します。
会場によっては、結婚式を行っていない時期に七五三の受け入れを行っている式場もあるので、そのヘアメイクや着付けなどを行う事もあります。
衣装に関しての様々な知識が必要となりますね。
新郎新婦のアテンド
会場によっては挙式・披露宴中に介添えをつけず、ヘアメイクスタッフがアテンダーを担当するケースもあります。
ホテルは介添えがつく事が多くなりますが、ゲストハウスやレストランはヘアメイクスタッフが兼任する事があります。
このようにブライダルヘアメイクは、新郎新婦のアテンドも行い、ヘアメイクの崩れや衣装のお直しなどに気を配り常に花嫁が美しくいられるように努める役割があります。
◎その他にも、ウエディング雑誌の撮影やウエディングフェアでのメイクを担当する事もあります。
ブライダルヘアメイクアーティストの仕事のやりがい
ブライダルヘアメイクアーティストの1番のやりがいは、自分の技術やセンスで施したヘアメイクで新婦に喜んでもらえる事です。
結婚式という特別な日のお手伝いができ、新郎新婦やその家族・ゲストの方々に感動や幸せを提供する事ができます。
また、結婚式はチームで仕事をいきますので、各部署のプロフェッショナルと協力し成功へ導く一体感が大きなやりがいに繋がります。
人生の大切な晴れ舞台を任されるため責任も大きくなりますが、多くの方を笑顔にする事ができ、一緒に結婚しk委をお祝いできるやりがいのある仕事です。
ブライダルヘアメイクアーティストの給料
一般的なブライダルヘアメイクアーティストの年収・月収は下記のようになっています。
〇月収:約18~30万
〇年収:約200~500万円前後
〇初任給:16~18万
弊社で取り扱いがあるブライダルヘアメイクアーティストの求人の場合、月収が約20~30万円、年収が約268~426万となっています。(※経験者の場合)
◎ヘアメイクの仕事は専門的であり技術職である事から、アシスタントなどの場合は他の業界・職種より低くなる傾向にあります。
しかし、技術や経験が給料に反映される事が多いため、ブライダルヘアメイクアーティストとして経験を積みヘアメイクの技術や能力をつけていったり、役職に就いたりすると給料は上がっていきます。
また美容師免許以外に必須な資格はありませんが、資格を取得していると会社によっては資格手当が出る事があったり、持っていると仕事に就いた時に活かす事ができるため、キャリアアップに役立ったり年収をあげていく事もできます。
まとめ
結婚式で活躍する「ブライダルヘアメイクアーティスト」のお仕事に関してお伝えしました。
結婚式は、新郎新婦にとっては一生に一度の晴れ舞台。
そのため、ヘアメイクのプロとして失敗は許されない責任の大きい仕事でもありますが、新郎新婦に喜んでもらえるやりがいや、様々な職種の方と1つのチームで結婚式を作り上げていく達成感を感じる事ができる仕事です。
結婚式を最高の1日にするためには、ブライダルヘアメイクとしての専門的な知識や技術は欠かせません。
ブライダルヘアメイクの仕事を目指すのであれば、資格取得はもちろんの事、ヘアメイクや衣装・結婚式に関する知識取得や、最新のトレンドなどを常に把握する事が大切になります。
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