【例文6選】ブライダル業界の面接を通過する志望動機の伝え方とは?
- カテゴリー:
- 面接対策
【例文6選】ブライダル業界の面接を通過する志望動機の伝え方とは?
面接の中で非常に悩ましいのが、志望動機・志望理由ですよね。
✔︎『一生に一度の結婚式に憧れてブライダル業界で働きたい』じゃダメなの?
✔︎数多くの業界がある中で、どうやって志望動機を考えるの?
など、面接でどのように伝えれば良いのか難しいと感じる方は多いのではないでしょうか。
ブライダル業界は人気があり倍率の高い仕事の為、内定を勝ち取るためには、明確な志望動機をきちんと伝えなければなりません。
しかし、当社ではご登録頂く方の9割近くがブライダル業界未経験から就職を成功させています!
何故なら当社では、書類通過した方限定に
企業毎の面接対策を2時間かけて行っているからです。
そこで今回は、弊社の面接対策でお話ししているポイントの一部と志望動機例文をそれぞれお伝えさせて頂きます。
志望動機が上手くまとまらないという方は参考にしてみて下さいね。
目次
1:企業が志望動機を聞く理由
2:ブライダル業界で求められる人物像
3:ブライダル業界の志望動機の伝え方
4:ブライダル業界の志望動機作成のポイント
5:ブライダル業界の【NGな志望動機の回答】
6:ブライダル業界の【志望動機例文6選】
7:まとめ
企業が志望動機を聞く理由
採用面接で企業が志望動機を聞く理由は主に下記を確認する為です。
①自社と応募者がマッチングするかどうか
②自社で長く活躍してくれる人材なのかどうか
応募者が企業を受ける際に
「長く働ける会社なのかな・・」と思うように、
企業側も採用する際に
✔︎「長く働いてくれる人材なのかどうか」
✔︎「自社で活躍できる人材なのかどうか」
という点が重要になるからです。
なぜかというと、ブライダル業界や、その企業・仕事内容への興味や理解が薄いと、内定を辞退されたり入社後にすぐに辞めてしまう可能性が出てきてしまうからです。
また、自社の求めるスキルと応募者のスキルが合っていないく、入社後仕事についていけなくなるケースなどが出てきます。
そのため、志望動機を聞く事で企業側は下記の内容の確認しています。
・なぜブライダル業界で働きたいのか
・ブライダル業界の中でなぜこの会社なのか
・なぜその仕事(職種)がしたいのか
・入社後どんな事をしたいのか
↓
・応募者の志望意欲や志望度の高さ
・企業や仕事内容の理解度
・将来的なキャリアプラン
・自社の求めるスキルと応募者のスキルが合っているか
★業界や企業の特徴・仕事内容を理解し、志望意欲や志望度が高いのであれば、入社後のミスマッチもおきず長く活躍できる人材の可能性が高くなります。
そのため、ただ志望動機を伝えるだけでなく、入社後に自分の強みをどのように活かせるかを一緒に話すと企業側も理解しやすくなります。
ブライダル業界で求められる人物像
前述したように、志望動機では自分の強みも一緒に伝える事が必要となります。
「うちの会社で活躍できる人材である」「一緒に仕事をしたい」と採用担当者に思ってもらうためには、ブライダルの仕事に求められるスキルに合っている強みがあるかどうかという点も重要になります。
ブライダルの仕事には様々な職種があり、中には専門的な技術スキルが求められるものもありますが、主に下記のような能力が必要とされますので、是非確認してみて下さい。
ホスピタリティ精神
一生に一度の大切な結婚式を任されるブライダルスタッフ。
ブライダル業界はホスピタリティの世界ですので、働く際に最も必要となるのがホスピタリティマインドです。
ホスピタリティマインドとはおもてなしの心の事を指します。
結婚式とは、形に残る「物」の提供ではなく、「時間と空間」で形づくられるものになります。
そのため、ブライダルスタッフは、「より満足のいく結婚式」「より良い思い出」になるよう努めサービスを提供しなければなりません。
ホスピタリティとは、相手の気持ちを察し相手の立場になって、自発的に考えて行動する事。
誰にでも平等に思いやりの心を持って接し、相手に喜んでもらう事を目的とした行為を提供する事で、他人への優しさや観察力(空気を読む能力)が求められます。
「やってあげたい」「喜ばせたい」「対応してあげたい」などの意味合いがあり、親切なおもてなし・思いやり・満足させるなどの意味があります。
直接新郎新婦に接するウェディングプランナーやドレスコーディネーターといった職種はもちろんの事、直接関わらないスタッフであっても「ホスピタリティ精神」を忘れてはいけません。
1つとして同じ結婚式はなく、100組いれば100通りの結婚式があると言われるほどそれぞれ要望や希望は異なります。
どのスタッフも新郎新婦の満足のいく結婚式提供のために、心から2人の結婚を祝福し、喜ばせたいというような優しさを持っている事が大切になります。
コミュニケーション能力
ブライダルの仕事は、職種によっては接客や営業がメインの仕事となり、人と接する時間がとても多くなります。
メインでなくても、新郎新婦と打ち合わせをする機会やブライダルフェアに参加してお客様と接する機会が多々あります。
そのため、人と接する事が好きという人や、人とコミュニケーションを取る事が好きという社交的な性格の人に向いています。
コミュニケーション能力とは、相手の要望や希望を的確に理解・判断し、自分の意見を言葉で伝えられる事。
満足のいく結婚式を提供するために、コミュニケーション能力は欠かせません。
結婚する方々の年齢層は幅が広く、様々な職業の方がいますし、新郎新婦のご両親と話す機会もあります。
また、結婚式には多くのプロフェッショナルが携わっています。
社内部門や社外企業の枠を超えたスタッフ同士のコミュニケーションも非常に大切になります。
多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力が必要となるのです。
営業スキル
職種によりますが、特にウェディングプランナーやドレスコーディネーターといった職種は、「営業職」でもあるのです!
ただ接客をするだけでなく、結婚式や衣装の受注が主な仕事となりますので、売上や数字を意識して接客を行わなければなりません。
いかに自社会場のサービスや商品に魅力や価値を感じて頂けるか。が重要であり、成約数や単価のアップといった数字への意識やビジネス感覚が求められるのです。
「実力主義」の会社も多く、営業要素が多いと大変と感じる方もいるかもしれませんが、良いものを提案していく事で、より良い結婚式を作り上げる事ができるのです。
常にノルマが課せられる業界に比べると少ない業界だと思いますが、昇進やキャリアアップにこだわりたい方は、売上を確保する事は必須となります。
営業するのが好き、より良いものを提案していきたいという人が向いています。
忍耐力・ストレス耐性
ブライダルの仕事は華やかでやりがいがある一方で、サービス業でもある事から、体力面が必要であったり職種によっては精神的な強さが必要な事もあります。
結婚式を成功させるために、前向きに取り組める方が向いており、プレッシャーに弱い方や精神的に弱い方は向いていないので注意しましょう。
責任感があり信頼できる人
何百万という大きなお金がかかり、お客様にとって一生に一度の大切な日である結婚式を任されるため、失敗が許されない大きな責任を伴う仕事です。
そのため、ウェディングプランナーはもちろんの事、他の職種のスタッフも信頼できるかどうかが非常に重要。
「この人なら任せられる」といった信頼感や安心感のある人柄が大切になります。
ほんの些細な事でもクレームに繋がる事もありますので、1つ1つの仕事を丁寧にこなし最後まで責任を持って取り組める人でないと任せられません。
お客様に真摯に向き合い、結婚式当日を迎え無事に終わるまで責任を持ってやり遂げる資質が必要になります。
協調性・チームワーク力
結婚式は1人で作り上げていくものではありません。
結婚式を0から作り上げていくウェディングプランナー。
晴れ姿を彩る、ドレスコーディネーターやヘアメイクスタッフ。
当日新郎新婦をサポートする、ブライダルアテンダーやキャプテン。
ゲストのおもてなしをする、サービスや調理スタッフ。
会場の空間作りをするフラワーコーディネーター。
披露宴を演出する、司会・音響・映像スタッフ。
大切な1日と思いを記録に残す、フォトやムービースタッフ。
…などなど結婚式には多くのプロフェッショナルが携わり、お互いに協力し合ってより多くの価値を提供しています。
社内の部門や他企業を超えて1つの結婚式を作り上げていくので、協調性・チームワーク力・リーダーシップが求められます。
★ブライダル業界で求められる人物像をご紹介しました。
職種にもよりますが、過去の職歴で下記のようなエピソードがあれば積極的にアピールしていきましょう。
①人に喜んでもらうために取り組んだ事やその結果
②「数字や結果」を出すために努力した事やその結果
③結果を出すためのメンタルの強さ
④協調性やチームワークを発揮した経験
ブライダル業界の志望動機の伝え方
志望動機の答え方(履歴書・職務経歴書への書き方)は下記の流れで伝えるようにしましょう。
〇志望する理由(職種・会社を志望する理由)
↓
〇その根拠
↓
〇入社後のビジョン・企業へのメリット
志望する理由
例
「御社を志望する理由は、御社の○○という理念に大変魅力を感じ、共感したからです。」
「○○の仕事につく事で、○○というやりがいを得る事ができるからです」
「ウェディングプランナーを志望する理由は、自分の持っている○○の能力や○○のスキルを活かせるからです」
具体的な根拠
例
・結婚式に参加して感動した経験
・前職の経験で感じたやりがい事
・ブライダル企業のインターンで得た経験
・説明会やOB・OG訪問などをして得た感想や思い
など
企業へのメリット
例
「私の強みである○○を役立て、御社の○○の仕事に携わり、社会貢献していきたいと思っております。」
「前職では、○○を大切に業務に取り組み、○○というスキルを身につける事ができました。この強みは、御社の○○職で生かすことができると考え志望しました。」
「もし御社に入社する事ができましたら、自分の○○の経験で得た○○の能力を生かして、○○の仕事に積極的に取り組んでいきたいと思っています。」
★ただ志望動機を伝えるだけでなく、自分の強み・入社後の目標・採用する企業へのメリットも一緒に伝えられるよう整理しておけば、面接官にもしっかり伝わりコミュニケーション能力があると判断してもらえます。
ブライダル業界のお仕事は、何よりもコミュニケーション能力が求められます。
相手の質問を理解し、その質問に対して経験談を基にした根拠のある事実を具体的に話す事によって相手を説得する事ができます。
特にブライダル業界の中でも営業的な要素が強いウェディングプランナーやドレスコーディネーターの職種で求められるスキルになります。
下記で志望動機を作成のポイントをお伝えしていきます。
ブライダル業界の志望動機作成のポイント
では志望動機を作成する際に、事前に何を準備しておけば良いのでしょうか?
面接で採用担当者に自分の思いや志望意欲をきちんと伝えるためには下記の3つが重要となります。
①業界・企業・職種研究
②自己分析
③ブライダル施設の見学(できれば)
業界・企業・職種の研究
志望動機作成で必須となる、業界・企業・職種研究。
なぜブライダル業界なのか、なぜその企業なのか、なぜその職種なのかという事を明確にしておかなければなりません。
①なぜブライダル業界なのか
世の中には様々な業種がありますよね。
その中でなぜブライダル業界で働きたいのかという明確な理由が必要です。
ブライダル業界は華やかな印象から、憧れだけで面接を受ける方もいますがそれだけでは通過しません。
ブライダル業界とは婚礼や結婚に関する様々なサービスを行っている業界を指し、以下のような特徴があります。
・新郎新婦の幸せのお手伝いができ一生に一度の大切な日を作り上げ演出していく事ができる
・新郎新婦・ご両親・ゲストの方など多くの人に感動を与え、心にずっと残る仕事ができる
・結婚式という人生の大切なセレモニーで幸せの瞬間に立ちあえる
★結婚式という、高額で失敗が許されないセレモニーに関わるため、どの職種も一人一人の責任は大きくプレッシャーや緊張感のある仕事になります。
また、結婚式が行われる土日祝日は休みが取れない事や、お客様の合わせてスケージュールを組んでいく事が多いため、勤務時間が長くなる事や残業が増えるなどの大変さもあります。
しかし、ブライダル業界の仕事は、お客様の人生の晴れ舞台に携わる事ができ、大変な分大きな魅力ややりがい・達成感、そして自分の成長を感じる事ができます。
このような点を踏まえて、他の業界ではなくなぜブライダル業界なのかという明確な理由が求められます。
★業界研究で確認しておく事★
・ブライダル業界に興味を持ったきっかけ
・ブライダル業界の特徴や特色
・業界の中で興味のある企業やその企業の特徴
などをノートにまとめて整理しておきましょう
②なぜその企業なのか?
ブライダル業界には多くの業態・企業があります。
例えば結婚式のスタイルだけでもホテルや結婚式場・ゲストハウス・レストランと異なりますし、ブライダル企業も大手からベンチャー、またプロデュース会社など多くあります。
企業によって事業内容や社風、経営方針や方向性が異なりますのでその中で共感できる部分、自分のビジョンや方向性が合っているのかどうかを確認する事が重要になります。
会社の成長性や会社が大切にしている考え方、会社の成長に合わせた自分に訪れるであろうチャンスを伝えてみると良いでしょう。
★企業研究で確認しておく事★
・なぜその企業に興味を持ったのか
・その企業が力を入れている事
・その企業の強み、弱み
・その企業の中でやりたい職種
・自分の強みがその企業でどのように生かせるか
・3年後、5年後その企業でどうなっていたいか
などをノートにまとめて整理しておきましょう
③なぜその職種なのか?
結婚式には多くの職種のプロフェッショナルが関わっていますよね。
数ある職種の中でなぜその仕事なのか、その仕事にあなたが就いた時に感じられるやりがいや将来やりたい事をきちんと整理しておく必要があります。
自分の能力やスキルをどう活かせるのかなど事前にしっかり確認しておきましょう。
自己分析
面接で、「自分は話す事例が少ない…」と悩む方も多いのではないでしょうか。
面接では様々な方向から質問をされるので自己分析は必須です。
自己分析とは、過去の経験や職歴から自分の価値観や、強みや弱み(長所・短所)を確認する事です。
それによって仕事に対しての軸が定まるためどんな仕事が合っているのか、どんな仕事をしていきたいのか、将来的にどうなっていきたいのかという事が明確になってきます。
自己分析をする事で事前に把握できるのは下記の3点になります。
①転職活動の軸が明確になる
自己分析を行う事で、転職での失敗やミスマッチが起こりにくくなります。
転職活動をする際に1番気になるのが、「自分と合う会社なのかどうか」「長く働ける会社なのかどうか」という点だと思います。
できれば転職を繰り返さず、自分に合った会社で長くキャリアを積んでいきたいですよね。
そのためには、まずは自分の事をきちんと理解し自分の価値観や性格と合う会社なのかどうか、自分の職歴やスキルを活かせる会社なのかどうかを見極めなくてはなりません。
学生時代のアルバイトや就職活動・前職の経験など、今までの生活の中で様々な決断があったかと思います。
人生の選択の一つ一つを棚卸する事で、自分の価値観や重要視する事が明確化されます。
これこそが自己分析の一つ目の目的になり、仕事選びや会社選びの軸にも繋がってきます。
自分が今までやってきた仕事を振り返ってみて、自分が大事にする価値観を明確にしていく事が大切なのです。
そして働く上での価値観や、重要視する事がホテル業界と合っているのか、ホテルの仕事と合致しているのかどうかを事前にきちんと確認しておく事が必要となります。
★例★
・職歴の中でのエピソード
※新卒の場合
・学校、ゼミでの勉強や研究
・資格取得など学校以外の興味や勉強
・ボランティア活動
・趣味やイベントの参加
・スポーツ
・インターンシップの経験
・アルバイト
・部活動やサークル活動
↓
できれば3〜5項目程度企業に説明できるエピソードを持っていると◎
企業は仕事をするにあたって、チームワークや協調性・周囲とのコミュニケーションをとりながら行動できる人を採用したいと考えます。
今までの職歴の中で、どのような経験・交流がありどのように自分自身が取り組んだのか、努力した事、実績をあげた事などを明確にしておきましょう。
ただし数ばかり多くて内容が薄いと意味がありません。
メインで話すエピソードは1つに絞り、具体的な内容でしっかり作り込んでおきましょう。
②自分のアピールポイントを知る事ができる
自己分析をする事で、自分の強みやアピールポイントが明確になります。
中途採用の転職活動では、新卒採用の時とは異なり、今までの経歴やスキルを次の会社でどう活かせるのかアピールしなくてはなりません。
積極的に自分を売り込むためには、今までのキャリアの中で成長した部分や身に付けた強み・スキルなどを洗い出し、ブライダル業界や受ける企業で活かせるかどうか確認しなければなりません。
また、短所や苦手な部分があれば、克服した方法や改善した方法などどう向き合ったかも確認しておきましょう。
長所と短所両方を知る事で、より自分の理解が深まります。
③面接時に分かりやすく伝えられる
自己分析をする事で、自分の事を理解し、職務経歴書や面接で話を整理し分かりやすく伝えられるようになります。
特に採用面接では自分自身の事を聞かれるので、自己分析ができていないと質問に対してきちんと答える事ができません。
面接では初めて会った人に、自分はどんな性格で今まで何を経験してきたか、どんな強みがありどういう目標があるのかなどを短時間で伝える必要があります。
しかし、実際に面接を受けてみるとかなり難しいと感じるはずです。
・突然質問されてもぱっと答えられない
・何がアピールになるのか分からない
・どういう順番で伝えたら良いのか分からない
・大した経験がないから伝える事がない
・アピールする事がない
など、悩まれる方が多くいます。
しかし、面接で重要な事は、質問に対して「自分がどういう人物なのか」を明確に伝える事です。
大きな経験でなくても構いません。
そのためには、今までの人生の棚卸しを行い、自分を理解しておく事が重要になります。
面接官は、大きく3つのカテゴリーで質問を行います。
①過去(職務経歴・成功体験・失敗体験)
②現在(自己紹介・自己PR・長所・短所)
③未来(志望動機・キャリアプラン)
↓
それぞれの項目について、しっかりと自己分析ができているかが合否の結果に判断されると言っても過言ではありません。
★志望動機に限らず、面接では自己PRや入社後の目標などの質問がされます。
どの質問に対しても過去のエピソードによる裏付け・根拠が必要となるため、自己分析をする事で今までの経験(職歴)やそれによって得た事、強みなどを整理し確認しておく必要があります。
どこにでもあるマニュアル的な回答では面接は通りません。
具体的なエピソードを伝える事で、採用担当者に説得力を与える事ができます。
普段の生活の中で、人生をふり返りながら生活している方はあまり多くないと思いますので、急に思い出すのは大変な作業になります。
そのため、転職活動をする際にはきちんと今までの経験や印象的なエピソードを整理しておく事=自己分析が大切になります。
ブライダル施設の見学(行けたら)
面接の準備としては、前述したように自己分析はもちろんの事、業界の研究や企業研究・職種研究が必須となります。
しかし、ネットだけの情報だと中々自分の思ったようなオリジナリティある志望動機が作れない事も多いですよね。
その中で業界・企業研究をスムーズに行える方法の1つとして会場見学があります。
会場見学を行うメリットは以下になります。
①企業研究ができる
企業の研究として、会社のHPを見たり求人サイトの採用ページを見るなどがありますが、実際の雰囲気や働く人々の姿は分かりませんよね。
中に入って見学する事は難しいのですが、実際に外からだけでもブライダルの会場を見る事で雰囲気は分かります。
ネットだけの情報ではオリジナルな志望動機は中々作れません。
実際に足を運んで自分の目で確かめる事でよりリアリティのある志望動機の作成ができるようになります。
もしホテルやレストランでのウェディングの仕事を希望する場合は、中に入れるので実際に働くスタッフやサービスを受けているお客様の雰囲気も分かるでしょう。
③ブライダルの業界研究ができる
様々なブライダル施設に行くと、ブライダル業界全体の事も理解できるようになってきます。
前述したように外からの雰囲気だけになってしまいますが、企業によってコンセプトや雰囲気は大きく異なります。
③自分に合っているか確認ができる
いくつかのブライダル施設に見学に行き、それぞれの特徴や感じた事などをノートにまとめると「自分に合っているか」「働きたい職場かどうか」という事が明確になってきます。
★受けたいブライダル企業があったら、事前に1度会場の見学に行ってみるのも良いでしょう。
ブライダル業界の【NGな志望動機の回答】
面接は、恋愛で例えるならばお見合いみたいなものです。
お互い合うか合わないか=企業側と応募者が合うかどうかです。
そこでお見合いならプロポーズをしますよね?
そのプロポーズ=志望動機です。
イメージしてみてください。あなたがプロポーズをされたとします。
👨相手
『好きです。付き合って下さい』
👩あなた
『何故私なんですか?』
👨相手
『実家が病院なので将来安定かと思って』
『身長が高い方が好きなんです』
『憧れているので』
と言われても嬉しくないですよね。
企業は条件や憧れている人を採用したいわけではありません。
・
・
面接でも同じように
『大手だから』
『安定しているから』
『条件が良いから』
等と言っていませんか?
あなたが言われて嬉しくないように企業側も会社の中身ではなく肩書きなんだなと感じてしまい不採用となります。
その他にも下記のような志望動機はNG。
①自分にとってのメリットしか書かれていない
よくあるのは「成長したい」というワードです。
成長したいという意欲はとても良く、向上心が感じられ一見なにがいけないのかという方も多いかと思いますが、企業にとってはその人が成長してもらうことはMUSTとなり、それが志望動機となるとNGとなります。
もしこれを取り上げるのならば「仕事を通し自分の〇〇を成長させて、企業の〇〇〇の成長に貢献させたい」などと、自分が成長した上で企業にもメリットがある事をアピールすることがポイントです。
②どの企業にも当てはまる漠然とした志望動機
企業研究のパートでも記載しましたが、面接官は何十、何百という志望動機を見てきています。
そのため、使い回されている志望動機は一目で分かります。
例えば「社風に魅力を感じた」などの志望動機を伝えるのであれば、どんな部分が自分にとって何故魅力に感じたのかまで答えられるようにしましょう。
何故の部分が自分の言葉で言語化出来ていれば、自ずとその企業でなければならない理由が出てくるはずです。
③いづれ起業したいという志望動機
この場合は、企業によって良しとする企業。良くない印象を与える企業で分かれるワードなので注意が必要です。
良いとされるか、悪い印象を持たれるかは、企業研究の段階で判断しましょう。
実際にその企業から独立して起業している社員が多い場合は、その企業は独立を応援している企業の場合が多いので志望動機として伝えても良いかと思いますが、統計的にブライダル企業は、まだ独立を全社でバックアップするような企業が少ないため、いづれ離職を念頭に置いていると思われてしまう可能性が高いかもしれません。
などなど…
会社への志望動機を伝える際には、下記の内容を伝えるようにしましょう。
・その会社の中身や会社が大切にしている事
・企業の事業内容や仕事内容の興味のある部分
・自分の強みが企業の仕事にどのように貢献できるか
ブライダル業界の【志望動機例文6選】
ブライダル業界の仕事には下記のような特徴があります。
〇0から1つのものを作り上げていく
〇人生の一大イベント・晴れ舞台に携わる
〇人を喜ばせる
〇感動を与える
〇幸せのお手伝いができる
そのため、今までの経験をもとにブライダルとの接点を見つけ、ブライダル業界ならではの志望理由を伝えていくのが良いでしょう。
まずは、志望動機例を簡単ではありますが6つお伝えしていきます。
例文①
自身のコミュニケーション能力やお客様との信頼関係を築く事ができるスキルを活かせると思い、ブライダル業界の仕事を志望しています。
前職ではアパレルショップの副店長として、20代後半~30代の女性をターゲットとした店舗で働いておりました。
お客様のニーズをしっかり聞き取り提案する事で、再度ご来店頂けるといった事も多く、お客様とのミュニケーションを大切に信頼関係を築いてきました。
御社では、お客様のニーズに寄り添うという企業理念の元、様々なコンセプトで本物志向の結婚式場を展開しています。
ウェディングプランナーは一顧客一担当制、またサービスの内製化を実現し自社内全てを完結し結婚式を実現しています。
1組1組のお客様を大切に、満足のいく結婚式のお手伝いがしたいと思っています。
※文字数:341
例文②
私がブライダル業界を志望する理由は、プランニングやイベントの演出など、クリエイティブなアイデアを活かしながらカップルの結婚式を特別なものにする事ができるという点に魅力を感じるからです。
人生の中で最も特別な瞬間の一つである結婚式を成功させるために、細部にまで気を配り、カップルの希望やニーズを理解し、夢を現実にするために最大限の努力を惜しまないという仕事に魅了されました。
理由は、大学のサークルでイベントリーダーとなった際に様々なイベントの企画を行い、皆に喜んでもらう事に非常にやりがいや達成感を感じる事ができたからです。
楽しいイベントは、皆の心に残り続けるものだと実感し、人々の人生の大切な日を作っていきたいと思うようになりました。
他の人を巻き込んで物事を進めるていけるリーダーシップを活かし、それぞれの人に合わせた結婚式を企画していきたいと思っています。
※文字数:342
例文③
お客様に感動を与えられる、人々の心に残る仕事がしたいと思いブライダル業界の仕事を志望しています。
理由は、学生時代にホテルで結婚式のバンケットサービスのアルバイトをしており、その際に、新郎新婦含め皆の喜ぶ姿や絆を確認する光景を見て、人の幸せに関わる仕事に1番やりがいを感じる事ができたからです。
たった1日ですが、その1日が皆様にとってとても幸せで一生心に残る大切な日だという事が実感できました。
どのスタッフも2人の晴れ舞台の為に全力で取り組んでおり、私もその一員として、お客様に満足頂けるサービスを常に心がけておりました。
御社は、新郎新婦様の希望をできるだけ取り入れたオリジナルな結婚式の提供に力を入れています。
御社で働く事で、自分の接客スキルも向上でき、よりお客様に感動を与えられる結婚式の提供ができると思ったからです。
※文字数:369
例文④
私がブライダル業界を志望するきっかけは、友人の結婚式でした。
その際に、どのスタッフも新郎新婦はもちろんの事、結婚式に参加するご家族・ゲスト全ての方へのにおもてなしする姿に感動し魅力を感じたからです。
私は学生時代から接客が好きで、飲食店やホテルなどでアルバイトを経験しました。
年代や職業も様々でしたので、お客様とコミュニケーションを取る事は楽しいだけでなく、大変さもありました。
接客の重要さや楽しさを知っているからこそ「素敵な時間を過ごして欲しい」「良い思い出として残して欲しい」「旅の思い出をより良くしたい」と心がけ、お客様の
立場になって業務に取り組めたと思っています。
接客の仕事には色々ありますが、その中でもお客様1人1人と深く関わり喜ばせられる仕事は、ブライダルの仕事だと感じました。
人生の特別な日・幸せな日である結婚式を成功させたいと思い志望しました。
※文字数:385
例文⑤
私がブライダル業界を志望する理由は、「結婚式」という人生で最も幸せな節目の日に関わる事ができ、自分のサポートで喜んでもらえるからです。
今まで個人営業の仕事に従事していく中で、誰かをサポートが役立ったり喜んでもらえる事にやりがいを感じる事ができました。
今までの経験を生かし、これからはお客様と深く長く関わり、そしてずっと心に残る大切な日をサポートしていきたいと感じるようになりました。
現在は、価値観の多様化やそれぞれの事情によるオリジナルな結婚式が増えているため、お客様に合わせた結婚式のプロデュースが非常に大切だと感じています。
営業経験で培った、ヒアリング能力や提案力・コミュニケーション能力を生かし、どのお客様にも満足頂ける結婚式を提供していきたいと思っています。
※文字数:341
例文⑥
私がブライダル業界を志望する理由は、結婚式を成功させるためにカップルをサポートし、多くのスタッフと協力し幸せな瞬間を共有できる仕事に魅力を感じたからです。
前職では、レストランでサービス職に従事していたのですが、レセプションスタッフやキッチンスタッフなど様々なポジションの仲間と協力し、お客様に喜んでもらえるお店を作り上げていく事にやりがいを感じていました。
その中で、より幸せな思い出に残る日を作り上げていきたい、人の幸せに関わる仕事について感動を提供したいと感じ、結婚式の仕事に就きたいと思うようになりました。
チーム全体で一つの結婚式を作り上げるために協力し、大切な思い出となる感動的な1日を作り上げたいと考えています。
※文字数:316
★ブライダル業界は憧れだけで志望する方も多くそれぞれの会社の理解をせずに応募する方も多くいます。
しかし、企業はブライダル業界に憧れを持っているだけの人を採用したいとは思いません。
それだけではその会社で働きたいという明確な理由もないためマッチングせず内定はもらえません。
企業研究・自己分析をしっかり行い、志望動機を明確にして受けるようにしましょう。
まとめ
面接で重要な「志望動機」に関してお伝えさせて頂きました。
企業ごとに作成しなければならなく、準備する事も多いため大変と感じる方もいるかもしれません。
しかし、前述したように、採用面接での志望動機は採用をも左右する企業にとって重要な質問の1つになります。
・きちんと会社の事を理解しているか
・志望熱意は高いのか
・企業とマッチする人材かどうか
・戦力となってくれる人材かどうか
・一緒に働きたい仲間かどうか
などが確認でき、熱意を伝えるチャンスでもあるのでしっかり準備しておく事が重要です。
ブライダル業界の志望理由は憧れや華やか、人気があるからという方が多くいます。
もちろんブライダル業界を目指すきっかけがそのような理由であるのは全く問題ありません。
しかし、志望動機は会社とマッチする人材なのか・活躍できる人材なのかという事を確認する質問となりますので、志望動機を考える際には下記3点は必ずまとめておきましょう。
○業界研究、職種研究、企業研究をきちんと行いブライダルの全体像を把握している事
○自分の能力やスキルをどう活かせ、その会社でどんな目標を実現したいのかが明確になっている事
○採用する企業にとってどんなメリットがあるのかを伝えられる事
弊社にご登録頂いた際には、面接の前に様々な面接内容のアドバイスや自己分析のサポートをさせて頂いてます!
面接が苦手・上手く伝えられないという方はお気軽にご相談下さいませ。
*
転職をご検討の方は『転職支援サービス:無料』をご利用下さい。
非公開求人を中心としたご紹介から、面接の準備・対策をそれぞれの求職者様一人一人に行っています。