ブライダル業界研究(主要な企業・業態・仕事内容・動向など)

結婚式という感動的な1日に携わる事ができるブライダル業界の仕事は新卒だけでなく、中途の転職市場でも人気があります。

転職活動において、自己PRなどの自己分析は重要ですが、ブライダルの業界研究もとても大切になってきます。

面接でも「ブライダル業界」に関しての質問は必ずされますのでしっかり理解できている事が重要となります。

今回はブライダル業界の主要な企業、業態、仕事内容、動向などを説明をしていきます。

 

 

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<目次>

1:ブライダル業界とは

・主要なブライダル企業

・ブライダル業界の業態

・ブライダル業界の職種

2:まとめ/ブライダル業界の動向と今後

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【ブライダル業界とは】

 

ブライダル業界とは結婚に関する様々なサービスを提供している業界の事で、
ホテルや専門式場、ゲストハウスなどで結婚式を挙げられるお客様へのサービスを行うお仕事です。

転職活動をしている方の中には、ブライダル業界やブライダルの仕事は憧れで華やかだからという理由だけで受けている方も多くいます。

また企業に関しては結婚式場を何箇所運営している、従業員の数などハード面だけ調べて面接に臨む人は少なくありません。

しかし、内定を取る人は

・ブライダル業界
・ブライダルの仕事
・受ける企業

の研究がしっかりできおり、ブライダル業界の特徴や、動向、ブライダルの仕事内容、ブライダルに関しての知識や用語などをきちんと調べています。

受ける企業に関してはも事業内容やビジョンをしっかり確認し、
時には施設を事前に見に行ったり、株価の動きまで企業研究をして面接に挑んでいます。

これらの研究がしっかりできていると、志望動機や自分のやりたい事も明確になっていますので、面接官の質問にも「素敵だから」「憧れだから」などの抽象的な理由ではなく、具体的にきちんと答えられます。

しっかりとした決意や熱意を持って面接に来てくれている事が伝わりますし、企業とマッチングし戦力となり得る人材であると判断してもらえます。

 

またブライダル業界は様々な企業、業態、職種で成り立っているため、業界を知るためには、ブライダル企業やブライダルの業態、職種も理解しておく事が重要です。

企業の特徴やカラーは全く違いますし、式場のスタイルやサービス内容、同じウェディングプランナーの職種であっても、一貫性なのか分業制なのか企業で違いがあります。

企業の規模によってキャリアプランなども変わってきますのでしっかり研究する事が重要です。

 

参考コラム:面接で役立つブライダルの業界研究・企業研究の方法

 

■主要なブライダル企業

 

 

■ブライダル企業の業態

 

・ゲストハウスウェディング
お城のような外観、別荘のようなリゾート感、緑豊かなガーデンやプール等が完備されている海外の一軒家のような洋風な雰囲気が特徴です。

会場を貸し切って結婚式を行いゲストハウスによっては1日2組(午前・午後1組づつ)限定といったところもあります。

そのため結婚式を行っている時は他の結婚式がなく完全にプライベート感があり、周りに気を遣う事無くリラックスして過ごせます。
アットホーム感やオリジナル感、非日常感を求められるカップルが結婚式を多く挙げる式場です。

比較的年齢が若いウェディングプランナーが所属することも多く、式場のご案内から結婚式のプロデュースまでを一貫して同じ担当が行う「担当一貫制」を採用しているゲストハウスが多くあります。

企業によっては新規接客~打ち合わせ、当日の施工までウェディングプランナーが担当します。

 

・ホテルウェディング
日本の結婚式のスタイルで代表的なものとなっています。

対応やサービスなどのホスピタリティもきちんとしており新郎新婦、ご家族にも心強く不安なく結婚式を迎えられます。
またホテルならではの整った環境と設備がありゲストの方も安心して過ごせます。

宴会場の数も多いため1日に何組もの結婚式が行われます。
100名以上が収容出来る宴会場もあるため、大人数での結婚式をするのに適しています。

遠方のゲストには安心の、宿泊施設やレストラン等も揃っており、駅からのアクセスも比較的良い場所にある傾向にあります。

知名度や格式、一定のブランドが確立されており、親族・年配者に支持されている事も特徴の一つです。

ホテルは宴会部門と宿泊部門の二つを軸としており、ウェディングプランナーは宴会部門の婚礼課に所属する事が多く業務としては分業制になっているところが多いようです。

結婚式当日もキャンプテンなどが仕切る事が多くなっています。

 

・専門式場
宴会やレストラン営業を行うところもありますが、基本的には結婚式に特化した施設を指します。

ゲストハウスは、チャペルが1つ、1〜3会場程の披露宴会場に対して、専門式場は、チャペルや披露宴会場が複数ある事が特徴です。

結婚式を専門に行うための施設の為、教会や、式場等の雰囲気づくりや新婦同士がすれ違わないような導線づくりなどが徹底されています。

知名度も高い施設が多く、伝統的なチャペルや神殿、日本庭園などを持っており、神前式、人前式などにも対応が可能。

新郎新婦やゲストの方が過ごしやすい充実した施設になっており、披露宴でのサービスもしっかりしているため安心して結婚式を行えます。

近年では、披露宴会場が同じ施設内に複数あっても、貸切感を感じさせるような建物の作りにリニューアルされている会場もあります。

会場が複数ある為、婚礼組数も多い傾向にあるので、新規担当と打合せ担当に分かれていることが多いです。
施設そのものが地域に根付いていたり、歴史を持つため年齢層が高いスタッフも多く見受けられます。

 

・レストランウェディング
少人数ウェディングやアットホームなウェディングの需要増に伴い、近年再度人気が高まっています。

基本はレストラン営業する為にお店が作られている為、上記にあげたような専門式場等のように、結婚式の為の施設が充実している事は稀ですが、料理を重視したいカップルやロケーションや景色が良いなどの理由からレストランウェディングを選ぶ事が多いです。

新郎新婦とゲストとの距離も近いため、アットホームなパーティに近いスタイルになります。

専門のウェディングプランナーが常駐している場合もありますが、レストラン営業時はホールスタッフとして働く傍ら、ウエディングの依頼がレストランに入った際に、プランナー業務も兼任するというレストランもあります。

また、プロデュース会社やフリーランスのウェディングプランナーがレストランと提携し、ウエディング部分だけを委託している事も多くあります。

ウェディングプランナーはゲストハウスウェディングと同じく一貫性を採用しており、新規接客~打ち合わせ、当日の施工まで担当する事が多くなります。

 

・リゾート、海外ウェディング

軽井沢や沖縄、ハワイ、グアム等のリゾートや海外での挙式を行い、その後家族やゲストと一緒に食事形式のパーティをするのが一般的です。
家族や親しい友人だけで行う事が多いです。
新婚旅行などのハネムーンを兼ねる事も多く、人気があるウェディングです。

帰ってきてから、レストランやゲストハウスなどで披露宴をするケースが多くあります。

国内でウェディング会社のプランナーと打ち合わせを行い、当日は現地スタッフが担当してくれるので問題なく結婚式を行えます。

 

■ブライダル業界の職種

 

結婚式ではウェディングプランナーを中心に、多くの業種や職種のスタッフが力を合わせて結婚式を作り上げていきます。
一生に一度の大切な日のお手伝いをする仕事は責任も大きいですがやりがいや感動も大きな仕事です。

 

・ウェディングプランナー

新郎新婦と一緒に結婚式のプランニングをし、プロデュース・サポートするお仕事です。

◇ご来館頂いた新規のお客様の接客~契約
◇式場のご契約頂いたお客様との打ち合わせ
◇当日の施工

という流れですすめていきます。

まずは式場の見学に来たカップルの新規接客(営業)を行い、会場の案内、ヒアリング、料金の説明などを行い契約してもらえるようメリットを伝えます。

ご契約を頂ければ新郎新婦と結婚式の打ち合わせがスタートし、挙式や披露宴の内容を決めていきます。
内容は招待状・引き出物・衣装・料理・演出・司会・BGM・装花など多岐に渡ります。

当日は挙式・披露宴会場、スケジュール、各部署の状況を確認し、全体責任者として進行状況のチェック、指示出し、新郎新婦のフォローを行います。
無事に結婚式が終われば、新郎新婦をお送りし終了となります。

 

・ドレスコーディネーター

新郎新婦やその親御様の衣装を担当するお仕事です。
特別な1日にふさわしい衣装探しをお手伝い・提案するのが、ドレスコーディネーターです。
勤務する場所は、式場やホテルに併設されている衣装室やサロン、路面にあるドレスショップになります。

新郎新婦の希望を聞きながらドレス・タキシードのご提案やアドバイスをし、衣装が決まったら試着を重ね、印象やサイズの確認をしていきます。
お色直しもあるので、カラードレスや和装の衣装も一緒に選びます。
ドレスが決まると、アクセサリーやベールなど小物合わせを行いますが、場所によってはブーケも一緒に選びます。

勤務先にもよりますが新郎新婦だけでなく、ご両親や親族の衣装選びをするのもドレスコーディネーターの仕事です。

挙式当日のフィッテングはヘアメイクやアテンドが行う為、基本的にお二人に携わるのは挙式の前日までとなりますが、インショップの場合は、当日着替えを担当する事もあります。

その他に挙式で使用する衣装、アクセサリー類の検品作業や、ドレスのお直し作業を行う事もあります。

 

・ヘアメイクアーティスト

結婚式で新婦(新郎や参列者)の、ヘアメイクを担当するお仕事で、当日のアテンドまでを行うところもあります。
ドレス同様、ヘアメイクは結婚式では欠かせない、主役をより輝かせる重要なお仕事になります。

ヘアセットとメイクの両方の技術が必要となります。

結婚式の大体2~3ヶ月前の打ち合わせで新婦の要望を聞きながら、結婚式や衣装の雰囲気に沿ったヘアメイクのご提案やアドバイスを行い、一緒に当日のヘアメイクを決めていきます。

結婚式ではお色直しがあるので、和装やカラードレスなどの衣装も確認しながら、ドレスに合う髪型やメイクを決めていきます。

本番でメイクを施すのは新婦もスタッフもお互い不安がある為、今はリハーサルメイクと言って、新婦へ事前に本番と同じような形でヘアメイクを行い、当日を迎えるパターンが多いです。

また、結婚式当日に新婦へドレスやお着物を着せるのは、ドレスコーディネーターではなく、ヘアメイクスタッフが行う企業も多い為、着付けの技術も必要になりますが、これは入社をしてから取得される方が多いようです。

ヘアメイクのお仕事は、結婚式の打ち合わせ~当日だけではなく、前撮りの時や、ブライダルフェアの時なども行います。

 

・バンケットサービス(宴会サービス)

披露宴会場の準備・セッティング、披露宴で、ゲストの方に料理やドリンクの提供を行う飲食のサービスや宴会がスムーズに進行するようサポートをするお仕事です。

食器の片付けや、メニューの説明、ドリンクのお伺い、その他に会場内の案内、写真撮影のお手伝いなどもします。

結婚式には色々な職種がありますが、バンケットサービスの仕事は新郎新婦に代わって来て頂いたゲストの方をおもてなしする仕事で、ゲストが直接接する1番近いスタッフとなります。

サービススタッフの接客によって結婚式の印象も変わってきますので、高いサービス力やテーブルマナー・ホスピタリティなどの接客スキルが求められます。
また料理や飲食に関して質問される事も多いので専門的な知識も必要になります。

結婚式のサービスには披露宴全体の指揮管理をしているキャプテンがいますので、指示に従いながら、自らもゲストの方が困っていないか、何か必要としていないかなど気を配りながらゲストの方々に満足頂けるよう業務につきます。
宴会終了後は後片付けまで担当します。

 

・フラワーコーディネーター

結婚式場の会場装飾や高砂やゲストテーブルの装花、ウェルカムフラワー、花束、ブーケ、ヘア飾りなどを担当します。
会場装飾やテーブルフラワーではお客様の希望やイメージ、予算を聞きながらシーンに合った花材を選び制作を行います。
また結婚式で新婦が持つブーケやヘア飾りなども担当する事もありますので打ち合わせに参加する事も多くなります。

お花に関しての知識や、色彩感覚、またヒアリング力や提案力も必要になってきます。

当日はセッティング・空間のコーディネート、撤収・片付け作業をします。

その他に花材の管理も重要な仕事になります。
当日はお花が良い状態でなくてはなりませんので、温度や、湿度、お水などの確認しながら花々の開花調整の業務が必要になります。

また花の発注や手配業務などの事務仕事から、花の仕入れや下処理、重い水を運んだり、店舗清掃などの力仕事もあります。
同じ色や大きさのお花を使っても組み合わせなどの装花で会場の雰囲気は大きく変わります。

お客様のイメージや希望をしっかり汲み取り、当日1番良い状態のお花で会場作りをし、新郎新婦、ゲストの方に喜んでもらえる事がフラワーコーディネーターの重要な役割となります。

 

・カメラマン、映像

結婚式や披露宴で新郎新婦やゲストの方々のスナップ写真、記念写真の撮影をするお仕事です。
また新郎新婦2人の前撮りや後撮り、家族や親族との集合写真も担当します。
結婚する2人にとって一生に一度の大切な結婚式。その様子を、形に残す事ができる重要なお仕事です。

そのため結婚式や披露宴会場での撮影は、大切な瞬間を逃さないよう常に周囲に気を配り、妨げにならないよう注意しながら各シーンでシャッターを切ります。

その他にウェディングプランナーや新郎新婦との打ち合わせ、写真加工・編集などの仕事があります。

結婚式の写真は大体500枚~1000枚になります。
その写真を確認し、加工や編集などを行い、お客様に納品します。

結婚式本番は一度きりでやり直しがききません。

式の内容を把握しながら、新郎新婦に喜んでもらえる写真を撮影する事が重要な仕事内容になります。

※ビデオ撮影も仕事内容に含まれる場合は結婚式・披露宴会場での動画撮影や、ゲストの方へのインタビュー、動画編集、披露宴のエンドロールの動画制作なども行います。

 

・司会

披露宴での司会進行を行い新郎新婦の大切な1日を演出する仕事です。

バンケット責任者や音響・照明など各部署と連携を取りながら、式を滞りなくスムーズに進行させる事が重要な役割となります。
アクシデントがあった時など状況に応じて柔軟に対応できる能力や、結婚式は盛り上がるシーンや、落ち着いたシーン、感動のシーンなど様々な場面がありますのでそのシーンに沿った雰囲気作りや高いトークスキルなど能力が必要となります。

新郎新婦との打ち合わせではどんな式にしたいのかヒアリングを行い、プロフィールに基づいて新郎新婦の紹介文を作成したり式の構成を練っていきます。

そして土日は本番で司会を行うというような仕事内容になります。

司会者の技量によって結婚式の印象や雰囲気も大きく左右されますので、とても重要な役割があります。

 

・調理、パティシエ

披露宴でゲストの方に出す料理、ウェディングケーキ、ゲストへのデザートの作成を担当します。

結婚式での料理は新郎新婦からゲストの方へのおもてなしの1つであり、結婚式の印象を左右するといっても過言ではありません。
結婚式の調理の場合は事前にウェディングプランナーとコース料理を決め、決まったメニューを順番に作っていくような流れになります。

またゲストの数も多いので作る量も多くなります。

調理の仕事はお客様に満足頂けるよう美味しくスピーディーに、そして安全に作らなくてはなりません。

チームで力を合わせて調理する事が重要になります。

 

・音響、演出

披露宴で音響、演出を担当します。

 

・支配人
宴会サービスのマネージャーとして全体の管理・指示

 

・ブライダルアテンダー
介添えとも言います。当日の新婦新婦のサポート全般

 

代表的な職種を説明させて頂きましたが他にも結婚式に携わる職種は多数あります。

 

【まとめ/ブライダル業界の動向と今後】

 

このようにブライダル業界には様々な企業、業態、職種があります。
ブライダル業界を受ける際には、全体像を把握し、しっかり研究する事が重要になります。

またブライダル業界は様々な変化が起こっている業界でもあります。

近年の少子高齢化や晩婚化、人口の減少に伴う市場の変化等、地域や景気、時代や流行によって変化を伴います。

企業同士の競争も激しくなっており他社とのサービスの差別化が重要となっています。

流行や景気、時代の流れに左右されやすい業界ではありますが、結婚式というなくてはならないサービスであり、結婚式のトレンドや流行、また結婚するカップルの価値観やニーズを把握し、それにこたえる事で一生に一度の大切な日をプロデュースする重要な役割を持ち続ける事でしょう。

 

ブライダル業界の仕事はウェディングプランナーを中心に多くの職種が関わって結婚式を作り上げています。

一生に一度の大切な日のプロデュースをする事から大変な面もありますが、1番近くで幸せのお手伝いができるやりがいや達成感、そして大きな感動を感じる事ができる仕事です。

しっかりと業界研究を行い、理解を深め面接に臨みましょう。

 

 

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