ウェディングプランナーのお仕事
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ウェディングプランナーになるには
新卒採用の場合
ホテル/ブライダル系の専門学校や、短大・大学卒ですと有利になる事があります。
結婚式という人生の中で特別なイベントに関わる事、また高額商品である事から幅広い知識や、高いサービス力が求められます。
専門学校へ行けば専門知識が身につけられますし、資格取得や就職のサポートもしてもらえます。
短大・大学であれば学んだ知識や教養、スキルを活かす事ができます。
近年では、管理職や本社へのキャリアチェンジなども見据えて大卒を採用する企業が増えています。
特に大手企業の求人は「大卒」となっている事がよくあります。
中途採用の場合
未経験であってもウェディングプランナーになる事は可能です。
しかし社会人として基本的なビジネススキルや礼儀が身についている事、ウェディングプランナーに必要なサービス力、営業力などの経験が必要になってきます。
スクールに通う方法もありますが、中途採用は即戦力を求める為、社会人経験の方が重要視されます。
不動産・エアライン・保険・アパレル・ホテル業界及び営業経験をお持ちの方は有利です。
またブライダル業界やホテルなどのアルバイトで接客経験を積む方法もあります。
仕事内容の理解ができており、採用後もスムーズに業務に就ける事から比較的有利になるケースもあります。
ウェディングプランナーのお仕事内容
ウェディングプランナーの業務は、一顧客一担当制と分業制の2種類に分けられます。
主流は、分業制となっています。
■一顧客一担当制とは
新郎新婦さまが会場見学に初めて来られた際の接客から、会場案内、お見積もりのご提示、その後結婚式の内容のお打合せを担当します。
また、結婚式当日もディレクションとして新郎新婦様を見守ります。
その為、一人のウェディングプランナーが、最初から最後までを担当することができます。
一貫制とも言います。
■分業制とは
新規セールスと打合せ担当に分かれます。
新規セールス:新郎新婦さまが会場見学に初めて来られた際の接客から、会場案内、お見積もりのご提示、契約までを担当します。
企業によっては、マーケティング担当とも呼びます。
打合せ:ご成約(契約)後の新郎新婦様と結婚式に向けて複数回の打合せを行い結婚式の内容を作っていきます。
企業によっては、プロデュースorプランナーとも呼びます。
また分業制の場合は、結婚式当日は入りません。
※式場により挨拶程度となります。
ウェディングプランナーのお仕事は
新郎新婦さまと一緒に結婚式のプランニングをし、プロデュース・サポートするお仕事です。
◇ご来館頂いた新規のお客様の接客~契約
◇式場のご契約頂いたお客様との打ち合わせ
◇当日の施行
という流れですすめていきます。
まずは式場の見学に来たカップルの新規接客(営業)を行い、会場の案内、ヒアリング、料金の説明などを行い契約してもらえるようメリットを伝えます。
ご契約を頂ければ新郎新婦と結婚式の打ち合わせがスタートし、挙式や披露宴の内容を決めていきます。
内容は招待状・引き出物・衣装・料理・演出・司会・BGM・装花など多岐に渡ります。
当日は挙式・披露宴会場、スケジュール、各部署の状況を確認し、全体責任者として進行状況のチェック、指示出し、新郎新婦のフォローを行います。
無事に結婚式が終われば、新郎新婦をお送りし終了となります。
その他、資料の作成や商品の発注、お客様と電話やメールでのやりとり、請求書の作成など事務的な業務も多くあります。
ウェディングプランナーの勤務形態
勤務時間は、1日8時間勤務となります。
平日は、10-11時出勤が平均となります。
午前中や午後は、招待状の発注や披露宴の進行表の作成など事務的な仕事が中心となります。打ち合わせは、お客様の仕事帰りに、お越しになる方が多く夕方に行うことが多いです。
また週末は、結婚式本番+式場見学や打合せが中心となります。
担当の結婚式の場合は、早朝に出勤し準備及びお出迎えを行います。
披露宴終了後に、お打ち合わせが入ることもございます。
その為、企業によっては、変形労働時間制やフレックスタイム制を導入し、週末長く働く分を平日の勤務時間を短くしている会社もございます。
休日は月8~9日が中心
平日休みとなります。
その為、平日の休日が中心になりますが、式場によって
連休の取得も可能です。
土日祝は結婚式本番や打合せがある為、出勤となります。
親族の結婚式等については、事前に申請していれば土日もお休み可能です。
※結婚式場の定休日:火曜日が多い
その場合:火曜日+平日の休日が中心になります。
夏季休暇や年末年始、産休育休や慶弔休暇、年次有給休暇もある会社が中心です。"
ウェディングプランナーのやりがい
結婚式という感動的な日を1番近くでサポートできる事です。
結婚する2人の大切な日を一緒に作り上げる事ができ、一生に一度の幸せな瞬間に立ち会い祝福するお仕事ができます。
結婚式は約3ヶ月~1年前から準備をします。
結婚式を挙げられる新郎,新婦様とは最初の会場見学の接客から長い期間、4-6回程度打ち合わせをしていきます。
ウェディングプランナーは、お二人の希望にそった結婚式のプランを作成しする為、中心となって各部署と連携をとり当日を迎えます。
お客様の数だけ違った結婚式の数がある反面、特別な1日である事からミスが許されない責任にあるお仕事でもあります。
だからこそ、結婚式当日を迎えられたお二人の幸せな姿を見る事ができた時のやりがいや達成感は、ブライダル業界でしか得られるものとも言えます。
結婚式の準備は新郎,新婦様にとっても大変です。
無事当日を迎えられ、感謝の気持ちを頂けた瞬間は何にも代え難いやりがいに繋がります。
新郎,新婦様だけでなく、ご家族、ご友人など周りの方に一斉に祝福される場所を提案できる仕事です。
ウェディングプランナーの仕事は、『ゴールが必ず幸せになる』とてもやりがいがある仕事です。
ウェディングプランナーの転職に役立つ資格
ウェディングプランナーの転職に必要な資格
資格は、特にありません。
書類選考では、資格より『接客』や『営業』の経験が重視されます。
アルバイトのご経験もアピールできます。
もちろん取得する事で業界や仕事内容を知る事ができたり、面接の際に熱意が伝わります。
ご経験がない場合は、自分自身の為にも取得しておいても良いでしょう。
■ブライダルコーディネート技能検定
結婚式での基礎的な知識や接客技術を習得するものです。
3級は学生やブライダル業界へ転職したい社会人向けの検定となっており、2級や1級は他の検定の合格者や実務経験者のみとなっています。
■ABC協会認定ブライダルプランナー検定1級、2級
ブライダルについての基本的な知識になり、日本と欧米のウェディングを学べます。
実務経験のない人が対象なので、学生や未経験の方が多く受けています。
■アシスタントブライダルコーディネーター検定
ブライダル全体の実務に関しての認定資格で、日本のウェディングの基礎知識や最新情報を学べます。
BIAが指定した専門学校、大学の2年次修了予定者、ホテル・ブライダル業界で働く人が対象となっています。
ブライダルコーディネート技能検定3級、
ブライダルプランナー検定1級・2級は誰でも受ける事ができますが、
アシスタントブライダルコーディネーター検定はBIAが指定した対象者のみとなっています。
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