ブライダル業界で男性が活躍できるメンズコーディネーターの仕事とは？

ブライダル業界で男性が活躍できるメンズコーディネーターの仕事とは？

皆さまはメンズコーディネーターという職業をご存知でしょうか？

女性のドレスを担当するのがドレスコーディネーター、そして新郎様のタキシードをご提案するのがメンズコーディネーターになります。

近年、結婚式も多様化しており衣装に関してもオリジナルを大切にする方々が増えてきている為、メンズコーディネーターの役割も非常に重要になってきています。

今回は、ブライダル業界で男性が活躍できる仕事、メンズコーディネーターについてお伝えしていきます。

メンズコーディネーターとは　　　　 

メンズコーディネーターとは、結婚式で新郎様が着る衣装を担当する人を指します。

ご希望の色やデザインを伺いながら正しいサイズのタキシードをご案内し、一生に一度の晴れ舞台をより輝かせる事ができる仕事です。

メンズコーディネーターの仕事内容　　

①結婚式での新郎のタキシード選び

まずは、新郎様の要望をお伺いしながら、会場の雰囲気や新婦様のドレスに合わせてタキシードのご提案をしていきます。

結婚式ではお色直しがありますので、男性も2着選ばれる方が多くなっています。

季節やお2人のパーティーテーマ、新婦様のカラードレスに合わせるなど、どんなコーディネートにされたいのかお話を伺いながらご提案・試着のお手伝いをしていきます。

②タキシードに合う小物選び

タキシードをお選び頂いた後は、シューズやカラーシャツ・ポケットチーフ・蝶ネクタイなどお色直しの際に着用頂く小物類のトータルコーディネートも行います。

挙式で着用するシャツやポケットチーフの色は白と決まりがありますが、お色直しで着用するシャツなどは色やデザインにとくに決まりはありません。

小物類は新郎様の個性を存分に表現する事ができるため、とても重要なアイテムになります。

同じタキシードでもシャツを違う色にしてみたり、ポケットチーフの色味を変えてみたり・・・・

コーディネートは何通りもあるため、常に新しい発見があるのもメンズコーディーネーターの醍醐味かもしれません。

③二次会の衣装選びも

結婚式だけでなく、二次会の衣装を担当する事も。

二次会は結婚式よりカジュアルになりますので、おしゃれに着こなしたいという方や、新婦と合うコーディネートにしたいという方もいらっしゃいます。

新郎新婦の要望をお伺いしながらコーディネートしていきます。

④その他

タキシード合わせ以外にも両親の衣装合わせを担当したり式場へ衣装を納品しに行ったり、結婚式フェアの準備をしたりと様々な役割があります。

メンズコーディネーターがタキシードをご案内する事で、新郎様により特別感を感じて頂けますし、プロとして、同じ男性としてタキシードやメンズフォーマルの知識をお話しする事で信頼度も高くなります。

タキシードは普段の洋服とは違い、正装となりますので、商品の知識やコーディネート等の勉強は必須となります。

メンズコーディネーターの勤務先　　　

ショップによって異なりますが、メンズコーディネーターは路面店のドレスショップや、ホテル・結婚式場内の衣装室、特に大型店に1～2名づつ配属される事が多くなっています。

ドレスショップの多くは9割が女性スタッフであり、メンズコーディネーターがいない店舗では女性がタキシード選びも担当します。

女性ばかりの職場だからこそ、スタッフから頼りにされる場面も多々ありますよ。

メンズコーディネーターのやりがい　　

まだまだメンズコーディネーターがいるドレスショップは少ないのが現状です。

結婚式場やドレスショップは女性が多いため、同性でもあるメンズコーディネーターは新郎様にとって非常に貴重な存在になります。

その為、実際に担当した新郎様から
「専属で接客をしてもらえた事で特別感を感じた」
「同性の意見は非常に参考になった」
「メンズフォーマルの知識が豊富で心強かった」

といったお声を頂く事も多いようですよ！

また、「新郎は主役ではないので・・・」と自身の衣装に全く関心のなかった新郎様が、メンズコーディネーターが寄り添う事で楽しそうにタキシードを選ぶ姿をみて喜んでくださる新婦様も多いんです。

自身がおすすめしたタキシードやコーディネートを気に入って頂けたり、初めはタキシードに興味がなかった新郎様に対し熱心に向き合う事で、こだわりを持って下さったりタキシードのご試着を通じ新郎様と信頼関係を築ける点などが挙げられます。

結婚式は、女性がメインとなるイメージが多いと思いますが、新郎新婦のコーディネートがぴったり決まり結婚式当日に幸せなお2人の笑顔を見る事が出来た時には、大きなやりがいを感じる事ができます。

メンズコーディネーターのキャリアプラン

メンズコーディネーターとして、ドレスショップで経験を積んだ後は、ドレスショップのマネージャーなど管理職や、複数のドレスショップを統括するSV職、ドレス・タキシードの法人営業職、その他、他部署(現場職・本部職)へのキャリアチェンジ等様々なキャリアプランがあります。

また、ドレスやタキシードの買い付けなどの職種へキャリアアップする方もいます。

メンズコーディネーターに向いている人

メンズコーディネーターの仕事は、資格やブライダル業界の経験がなくてもチャレンジできる職種です！

しかしメンズコーディネーターになるには、人のために何かしてあげたいというホスピタリティ精神を持っている人や、コミュニケーションを取るのが得意という人でないと難しいと思います。

コーディネートする際には、お客様の気持ちに寄り添い、結婚を心から祝福し新郎新婦が気持ちよく試着や着付けをできるような会話を心掛ける事が大切になります。

また、要望を的確にヒアリングできる傾聴力や、提案力も必要になってきます。

ブライダル衣装のプロとしてお客様に接する以上、専門知識を持っている事は必須です。

色や素材・デザインの違いで大きく雰囲気が変わってきますので、専門家としての知識習得が欠かせません。

ブライダルマナーや、結婚式の知識・最新の流行等についても積極的に学ぶ姿勢を持っている方が向いていると思います。

どんな人がメンズコーディネーターになってる？

メンズコーディネーターの募集は、新卒採用・中途採用共に行っています。

ただ前述したように、まだまだメンズコーディネーターがいないドレスショップも多いですし、1店舗に1～2名の店舗が多いため、求人の数としてはドレスコーディネーター程多くはありません。

中途採用の場合は、某セレクトショップのアパレル店員や、オーダーメイドスーツの店員などアパレルや接客業経験者が多くなっています。

弊社からメンズコーディネーターへ転職された方もアパレル経験者でした。

転職に至った経緯は

〇更なるキャリアアップのため
〇メンズフォーマルの原点を学びたかった
〇結婚式という非日常感に携わりたい
〇人生に一度の大切な一日に携わりたい

など、様々です。
アパレル販売職との違いは、｢一生に一度の大切な日｣に関わるお仕事である事です。
今までの経験を活かしながら、新しい経験やキャリアを積みたいという方に選ばれている職種です。

メンズコーディネーターは、新郎様のご希望を伺いながらタキシードをご提案をし、シャツ・ポケットチーフ・蝶ネクタイ・シューズなどトータルコーディネートも行なうため下記のような方に向いているお仕事です。

★ファッションが好き
★人と関わる事が好きな
★何かを提案する事が好き
★メンズフォーマルやタキシードに興味がある

勿論アパレル経験者でなくても、接客や営業の経験があればチャレンジできる職種です。

弊社からご紹介可能な企業一覧　　　 

メンズコーディネーターが配属になるのは、大型店や路面店が多いため募集人数も少なく、大変貴重な求人でございます。
採用実績もあり、弊社からご紹介可能な求人が以下の企業様となります。

◎主に路面店でのドレスショップ展開をしています。
ご興味がある方は是非ご相談下さいませ。

まとめ　　　　　　　　　　　　　　  

男性が活躍できる、メンズコーディネーターのお仕事についてご紹介させて頂きました。

結婚式の主役は華やかなウェディングドレスを着る女性と思われがちですが、結婚式は2人にとって大切な1日ですので男性の衣装も非常に大切です。

女性のウェディングドレスと同じように、男性も拘りをもってタキシードを選ばれる方も増えていますので、今後ますますメンズコーディネーターは活躍できると思います。

｢一生に一度の大切な日に携わる仕事がしたい｣
｢衣装でより輝かせたい｣
｢人生の晴れの日をより満足のいく1日にしたい｣

･･などなど結婚式のお仕事に興味がある方、は是非メンズコーディネーターの仕事にチャレンジしてみて下さいね◎

弊社ブライダルビズでは、ブライダル業界の様々な仕事を取り扱っておりますので、ご興味がある方はお気軽にご相談下さいませ。

＊