ブライダル業界の採用基準は年中一緒じゃない?!

 

ブライダル業界の採用基準は年中一緒じゃない?!

 

 

ブライダル業界の中途採用の採用基準は年中同じではないケースがあります。

実は、入りやすい時期・入りづらい時期が会社によってはあります!!

それは何故でしょうか?!

今回は、ブライダル業界の採用に関してお伝えしていきたいと思いますので、これからブライダル業界への転職を考えている方は参考にしてみて下さいね。

 

 

 

ブライダル業界の採用基準はなぜ年中一緒じゃないの?

 

 

どの業界でも新卒採用は決まった時期に一括で採用業務を行いますが、中途採用は企業が必要だと感じた時に採用を行います。

例えば退職者が出た時や、事業拡大の時などなど・・

ブライダルの企業は、全国にブライダル施設がある事や、女性が多く活躍している事から、結婚や出産で休職・退職される方もいるため通年で採用活動を行ってるケースが多くなっています。

では、なぜ時期によって採用基準が変わるのでしょうか?

※あくまでも一例ですので、全ての企業が同時期に採用基準が変わるとは限りません。

 

 

社内体制の違い           

ブライダル業界の4月・5月という時期は、中途採用の募集は行なっていても新卒の社員の育成に追われ中途で採用した人への育成に手が回らない事が予想されます。

4月には大学・短大・専門学校を卒業したばかりの新入社員が多数入社してきます。

入社式や新卒社員研修等の準備に追われ、現場では新卒社員の受け入れに伴うOJTが行われているためです。

また、新卒向けにインターンシップを行う企業が多くあり、その時期が7月・12月~2月頃になります。

その為、12月~5月の採用基準は即戦力人材と絞られる事があります。

経験者が優先される傾向にあり、未経験の方は避けた方が良い時期でもあります。

 

逆に、ブライダル業界で採用されやすい時期は6月~11月です。
6月以降は、新卒で入社した社員の研修がひと段落し、且つボーナス退社や新卒で入社した社員の早期退職などが発生しており、欠員が出て来る時期です。

来年の4月まで新卒社員の入社を待っていると運営が回らなくなってしまいますので、追加人員として中途採用を強化します。

その為、6月~11月は、採用基準が経験よりも即転職できる方を優先する時期でもあります。

未経験からブライダル業界へチャレンジする方はこの時期がチャンスとも言えます!

 

 

 

閑散期と繁忙期による違い      

ブライダル業界には繁忙期と閑散期があります。

繁忙期とは・・結婚式の予約が多く入る時期。

閑散期とは‥結婚式の予約が少ない時期。になります。

結婚式に招待された方はご存じかもしれませんが、結婚式が多く挙げられるのは、気候が良く過ごしやすい春と秋。

夏や冬、またジューンブライドという言葉もありますが、6月など梅雨の時期も閑散期になります。

繁忙期で忙しい、秋~春は比較的経験者を優先する傾向にあり、それ以降の時期~秋は経験よりも即入社できる方が優先される傾向にあります。

 

 

 

即戦力人材とは?           

 

 

では、前述したブライダル業界で「即戦力」とされる経験やスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

 

①ブライダル業界の経験       

1番即戦力となりえるのは、ブライダル業界の経験です。

ウェディングプランナーやブライダルコーディネーターなどの経験があると非常に有利になります。

またドレスコーディネーターやサービスの経験など、ブライダル業界の経験があると業界知識がついているため、入社後にスムーズに仕事に就く事ができます。

 

 

②営業経験             

ブライダル業界ではどの職種であっても、営業スキルが求められます。

例えば、ウェディングプランナーは、式場の契約をしてもらわない事には売り上げをあげる事ができません。
自社会場の魅力を存分にアピールし、契約へ繋げる事が重要な仕事の1つとなります。

また契約後は、単価を上げ売上をあげていく事も大切な仕事の1つ。

お客様へのヒアリング力、提案力、交渉力などが求められますので、営業経験があると即戦力として活躍できるでしょう。

 

 

③接客経験(コミュニケーション能力)  

大切な結婚式を任されるウェディングプランナーは、多くの人と関わる仕事です。

結婚式という人生の大切なプロジェクトを円滑に進めるためには、カップルやそのご家族、社内スタッフや取引企業と積極的にコミュニケーションを取らなくてはなりません。

また結婚するカップルの年齢や職業は様々。

どの年代の方にも対応でき、それぞれのカップルが希望する結婚式を叶えられるようなコミュニケーション能力を持っていなければなりません。

 

★主にこの3つの経験があると即戦力とみなされ、採用に有利になります。

 

 

あると有利な能力・スキル       

 

 

上記のような経験がなく、未経験でブライダル業界にチャレンジする場合、いかに業界と自分のスキルがマッチしているかを伝える事が重要となります。

有利になる能力やスキルは以下になります。

 

 

コミュニケーション能力       

結婚式を成功させるには、新郎新婦が望んでいる事を確実に理解し、提案していくというコミュニケーション能力が非常に大切になります。

また、結婚式の準備には、新郎新婦やそのご家族以外にも、社内スタッフや社外関連企業など多くの人々が関わります。
コミュニケーションスキルの高さが、業務を円滑に進める上で重要な役割を果たします。
多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力を持っていなければなりません。

 

 

ホスピタリティ           

顧客志向が高く、高額な商品を扱うブライダル業界。
働く際に最も必要となるのがホスピタリティマインドです。
ホスピタリティマインドとは、おもてなしの心の事を指します。
ブライダル業界で働く人々は、主役である新郎新婦をサポートする縁の下の力持ちとも言える存在ですよね。
一生に一度の結婚式であるため、業務量も多く大変な面もある仕事ですが、それよりも人に喜んでもらいたいという優しさが必要になります。

 

 

協調性・チームワーク力       

1つの結婚式を作り上げていくには、ウェディングプランナーを中心に、ドレス・フラワー・料理・音響・映像・サービス・司会など多くのスタッフと協力していかなければなりません。

マイペースに仕事を進める方には向いていなく、周りの意見も聞き入れながらチームワークを大切に仕事ができる能力が必要となります。

 

 

マルチタスク能力や臨機応変さ    

ブライダル業界では、同時に複数のタスクをこなす事が求められます。
特に繁忙期には、何件もの結婚式の準備を同時に進めていかなければなりません。
また、事前にしっかり準備をしていても不測の事態が起きてしまう事もあります。
そのため、マルチタスク能力や臨機応変に対応できる能力が求められます。

 

 

クリエイティブ性          

SNSの普及などの影響から、自分たちのこだわりやオリジナルの結婚式を求める傾向にある現在。
自分たちの考えを取り入れる「自分たちらしい結婚式」を行うカップルが増えています。
主流のパッケージプランやプログラムよりも、1組1組の希望に添った、オリジナリティあるオーダーメイドスタイルの結婚式が増えつつあるのです。
演出や衣装・装花・映像・料理・ケーキ等どの分野においても、オリジナル性・クリエイティブ性が重要になりつつあります。

会場によってできる事が限られている事も多いのですが、その中でどれだけ新郎新婦の希望に添う提案ができるかがこれからは需要になってくるでしょう。

 

 

明るく前向き・モチベーションの高い人

結婚式という華やかで幸せなイベントが商材となるため、明るく前向きな方が向いています。
大きなイベントだからこそ大変な面も多々ありますが、「結婚式を絶対に成功させる」という強い意欲を持ちモチベーション高く前向きに取り組める能力が必要になってきます。

 

以上のようなアピールポイントを持っていると有利になるでしょう。

上記のスキルは、事務職・接客業・営業・・など様々な職種で得る事ができます。

今までの職務経験の中で、このようなスキルを培っていたら是非アピールして下さい。

 

 

まとめ                

 

 

ブライダル業界の採用基準に関してお伝えさせて頂きました。

中途採用は、即戦力として経験(スキル・能力)がある方を積極的に採用しますので、経験者であれば基本的にはいつでも歓迎という企業が殆どです。

一方で、前述したように時期によってはその基準が変わる事もあります。

全ての企業ではありませんが、会社によっては採用されやすい時期・採用されにくい時期がありますので、未経験からウェディングプランナーへの転職を考えられている方は転職時期を考慮しながら進めてみるのも良いかもしれません。

 

ブライダル業界への転職活動期間は早ければ1ヶ月、長くて3ヶ月程になります。

在職中の方であれば、忙しく転職活動の時間が取りにくかったり、未経験者の方であれば業界や企業・職種の理解ができておらず中々内定が取れない=転職活動が長引いてしまう・・という現状があります。

転職活動が上手くいかず長引いてしまっている方や、効率良く転職活動を進めたいという方は是非ご相談下さい。

 

 

 

 

 

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