ドレスコーディネーターは接客以外にどんな仕事があるの?
ドレスコーディネーターは接客以外にどんな仕事があるの?
こんにちは。
ドレスコーディネーターというと、皆様はどんな仕事内容が浮かびますか?
おそらく、ウェディングドレスやタキシードのご案内や衣装のコーディネートなどのイメージが大きいと思いますが、接客業務にも意外と様々な業務に携わっています。
今回は、具体的にドレスコーディネーターがお客様への接客以外で、平日にどのような業務を行なっているのかご紹介させて頂きたいと思います。
(※企業によって業務内容は異なる場合がございます)
ドレスコーディネーターの仕事に興味があるという方の参考になればと思います。
目次
1:ドレスコーディネーターの接客以外の仕事内容
・事務作業
・書類作成
・結婚式の準備
・ドレスショーの準備と開催
・SNSの更新
・ブライダルフェアや模擬挙式の準備
・衣装のお取り寄せ
・衣装のメンテナンスやお直し
・その他
2:ドレスコーディネーターの仕事の魅力
3:まとめ
ドレスコーディネーターの接客以外の仕事内容
ドレスコーディネーターが、普段接客以外に行っている業務をご紹介させて頂きます。
事務作業
ドレスコーディネーターは、基本的に接客のない日はデスクワークが中心になります。
予約の管理をしたり、パソコン上で担当のお客様の情報を管理しているので、ご試着された衣装をデータに入力したり接客の際重要だと思った会話や覚えておきたい事を記録したり、担当しているお客様の打ち合わせの進捗状況の確認等を行います。
挙式まで1年以上期間がある方から3ヶ月もない方、前撮りをされる方、されない方というようにお客様によってスケジュールや打ち合わせ内容が異なります。
実は、結婚式が行われる○ヶ月前までにヘアメイクリハーサルを完了させ、○ヶ月前までに全ての打ち合わせを完了させ請求書を発行しお支払いを完了頂く。
というように式場によって期限が設けられているためお客様のスケジュール管理もドレスコーディネーターの重要な任務になります。
期限内までに打ち合わせが進んでいないと結婚式の直前まで打ち合わせを行う事になり、お客様にもご迷惑をおかけする事になります。
平日の空いた時間を使って、次回打ち合わせの日程が未定のお客様へ対して来店予約のご連絡をしスケジュールの調整を行います。
書類作成
請求書を作成したり、ヘアメイクリハーサル時や当日の着付けの際、美容スタッフに確認頂くお客様の衣装着用写真付きの説明資料を作成したり、結婚式前日と翌日に式場へ衣装の搬入・搬出を行なう部署へ配送リストを作成したりします。
結婚式の準備
週末行われる結婚式で使用する衣装やアクセサリー類の準備を行います。
ドレスにアイロンをかけたり、汚れや破損がないかの検品、商品が正しいかどうかの確認、ドレスの縫製業務等を行ないます。
ミスが許されない業務になるので、緊張感を持って臨みます。
ドレスショーの準備と開催
自社会場や提携している式場等でドレスショーが開催される事があります。
その際は、ドレスコーディネーターが、モデルや使用するウェディングドレス・カラードレスやアクセサリー類・タキシードやシャツ・蝶ネクタイ等を手配し、髪型やヘアメイクのイメージ等もヘアメイクスタッフと打ち合わせをします。
ドレスショーは、新郎新婦様にも大変人気のあるイベントのため、モデル着用ドレスやタキシードのお問い合わせを頂く事が多くなります。
そのためドレスショーで使用する衣装のピックアップは非常に重要です。
当日は、モデルの入り時間に合わせて待機をし、用意したドレスの試着・採寸を行いモデルのサイズに合わせてお直しを作業を行います。
ヘアメイク後は実際の会場でリハーサルを行いますが、プロのブライダルモデルはウォーキングや姿勢、ドレスの魅せ方が非常に美しいため思わず見とれてしまう事も・・・
そんな華やかな雰囲気のドレスショーですが、分単位で進行していくためバックヤードに待機しているドレスコーディネーターは、ランウェイから戻ってきたモデルに対して素早く衣装チェンジ・アクセサリーチェンジ等を行うため、非常に慌ただしくなります。
モデルと息を合わせることも必要になるため、リハーサル時にモデルとより早く衣装チェンジができるように打ち合わせをします。
準備や当日は非常に忙しく大変ですが、貴重な機会に携わる事ができますので非常に勉強になりますし、やりがいもあります♫
SNSの更新・トレンドのリサーチ
入荷したばかりの新作ドレスや、ベール・グローブ・アクセサリーなどのアイテムを使ったおすすめのコーディネート、実際に挙式を終え許可を頂いたお客様の写真をブログやインスタグラム等にアップしSNSの更新をします。
皆さんがドレスを選ぶ際の参考になればと思いながら、ドレスがより美しく見えるようポージングや角度、明るさなど試行錯誤しながら撮影を行います。
最近では、SNSを利用し情報収集をしている新郎新婦様が増えているため、ドレスコーディネーターは、常に最新のファッショントレンドやスタイリングを取り入れておかなければなりません。
お客様に最新の情報も提供できるよう、雑誌やSNSなどでトレンドのリサーチも行います。
ブライダルフェアや模擬挙式の準備
ブライダルフェアにご来館される新郎新婦様へ向けて、ウェディングドレスやタキシードを展示したり、模擬挙式で使用するドレス・アクセサリーの準備等を行ったりします。
ウェディングドレスやタキシードは、ブライダルフェアや模擬挙式にご来店されたカップルの印象も左右するので非常に重要です。
新作のドレスであったり、現在のトレンド、また会場の特徴などを確認しながらウェディングドレス、カラードレス、タキシードなどを選んでいきます。
ブライダルフェアや模擬挙式で、ウェディングドレスやタキシードを見て感動して下さっているカップルを見ると非常にやりがいを感じる事ができます。
衣装のお取り寄せ
新婦様は、衣装にこだわりを持っていらっしゃる方が多いため、HPをみて「このドレスが着たいです」とお問い合わせを頂いたり「このドレスに似た雰囲気のドレスが着たいです」とご要望を頂く事があります。
ご希望のドレスが店舗で取り扱いがあれば良いのですが、他店舗で取り扱いのあるものや、中には自社では取り扱っていない場合も・・。
その際の対応方法として、他店舗で取り扱いのあるドレスに関しては取り扱い店舗へ予約が空いているかの問い合わせを行います。
自社で取り扱いのないドレスの場合は、似ているデザインのドレスを多店舗からひたすら探し当てます。
予約が空いていればご案内はできるのですが、予約が空いていない場合は、そのドレスの試着自体も叶いません。
入社当初はその際の代替え案に対する提案力がなかったため、新郎新婦様の期待を裏切らないようにと先輩社員が一緒になってドレスを探してくれる事もありました。
中々手配できない時は、「大変だな・・」と感じる事もありましたが、無事に見つかり新郎新婦様に喜んで頂けた時には本当に嬉しかったです!
衣装のメンテナンス・お直し
使用した衣装のメンテナンスや、新郎新婦様の身体のサイズぴったりにドレスやタキシードを仕立て上げるために、採寸からお直し業務を行う事もドレスコーディネーターの役割でした。
未経験で入社後、採寸の仕方や縫製の仕方を研修で学びましたが慣れない作業と、元々裁縫が苦手だったのもあり1着縫い上げる作業に3時間以上かかっておりました・・。
慣れてからは丁寧に縫い上げても30分かからない事もありましたが繁忙期は10着以上縫い上げる必要があったため、とても大変でした。
その他にも、ドレスのボタンや飾りが取れてしまったり、ほつれ等を見つけた際にはお直しを行います。
※ドレスショップによっては、縫製専用のスタッフが行います。
その他
・お客様からの電話やメールでのお問い合わせ対応
・棚卸し業務
・他店舗や撮影で貸し出すドレス等の梱包作業
・クリーニング業者から返却された衣装を店頭に戻す業務
等の業務があります。
ドレスコーディネーターの仕事の魅力
ドレスコーディネーターの様々なお仕事内容をお伝えしましたが、全てが新郎新婦様をより輝かせるためのお仕事ですよね。
ドレスコーディネーターは、人生の晴れ舞台である結婚式に貢献でき、新郎新婦の夢を叶えるお手伝いができるお仕事です。
一緒に決めた衣装を着た新郎新婦の輝く笑顔を見届ける事ができ、そして感動の瞬間に立ち会う事ができる大きなやりがいを実感できる仕事です。
結婚式に関わる様々な職種のスタッフと1つのチームとなり、結婚式を作り上げていける事や、様々な色や種類のドレスに囲まれて仕事ができるのも大きな魅力的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ドレスコーディネーターの接客以外の業務についてご紹介をさせて頂きました。
お客様の接客以外にも、様々な業務がありますよね。
企業によって、ドレスコーディネーターに任される仕事内容は異なると思いますが、一例としてご参考にして頂ければと思います。
ドレスコーディネーターの仕事内容に関して何かご不明点・ご質問等ございましたら是非お気軽にお問い合わせ下さいませ♪
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ドレスコーディネーターの1日の仕事内容については
ドレスコーディネーターの1日の仕事の流れ:平日編・土日編
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