ブライダル業界の面接で聞かれる 「長所と短所」答え方は?
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ブライダル業界の面接で聞かれる
「長所と短所」答え方は?
今回は、ブライダル業界の面接でもよく質問される「長所と短所」についてお話をさせて頂きます。
おそらく新卒で就職する際にも長所と短所を聞かれたと思いますが、中途採用の面接でも同じくよく聞かれる質問です。
突然この質問をされても、どのように答えたら良いのか分からない・・という方も多いと思います。
詳しく解説していきますので、参考にしてみて下さいね。
目次
1:長所とは・自己PRや強みとの違い
2:長所・短所を聞く理由は?
・客観視できているか
・社風や雰囲気にマッチする雰囲気のか
3:長所・短所の間違った答え方
4:長所・短所の正しい答え方
5:ブライダル業界で活かせる長所
6:まとめ
長所とは・自己PRや強みとの違い
面接で良く聞かれる「長所」。
自己PRや強みとどう違うのか気になる方も多いと思います。
「長所」とは、基本的には持っている優れた人柄や性格、資質を指します。
一方で「自己PRや強み」に関しては、仕事を通じて身に付けた優れた能力やスキルを指します。
面接で聞かれた際には、注意して答えるようにしましょう!
長所・短所を聞く理由は?
中途採用の面接では、企業は応募者が「どんな人なのか」「入社して何ができるのか」「どんな活躍ができるのか」という事を知るために様々な質問をします。
「長所や短所」を聞く理由もその一つになります。
落とすために意地悪な質問をしているわけでもなく、欠点を探しているわけでもないので、アピールできるチャンスと考えましょう!
「長所・短所」を聞く事で、応募者の人柄の部分を確認しています。
また、人柄と共に下記2点を確認しています。
客観視できているか
全員が、長所と短所の両方を持っているものです。
自分の長所・短所を理解できている人は、自分自身をきちんと振り返り客観視できている人になります。
その為「長所を伸ばしながら、短所の改善をしていこうと努力することができる人」と判断されます。
自身の課題と捉えている事実を伝えるために、長所だけでなく短所も理解する事で、「この人は短所を改善しようと努力できる人で、成長できる人」という評価に繋がるでしょう。
自分自身の振り返りができている=自己分析がきちんとできている人です。
面接の為にきちんと自己分析を行い臨んでいる人物だという事が伝わります。
社風や雰囲気にマッチするのか
企業はこれらの質問を通じて、自社の社風や雰囲気に合っているかどうかを確認するために、応募者の人となりや仕事に対する姿勢、仕事の進め方などで判断します。
入社後にギャップが生じ、双方にとって不幸なことにならないように、社風や雰囲気に合うかどうかは重要視しています。
企業には、こうしたミスマッチを減らしたいという考えもあります。
長所・短所の間違った答え方
「長所・短所」を聞かれた時の答え方として、以下のポイントに気を付けましょう。
①長所でもあり、短所でもあるんですが・・
→結局どちらなのか分かりづらい
②真逆の回答
→例えば長所が「チャレンジ精神がある」という回答であるのに対し、短所が「飽きっぽい」という回答ですと、長所が短所に消されてしまいます。
③短所を伝えた後に、「改善しました」・「直りました」
→短所ではなくなってしまうので注意しましょう。
④特にありません
→前述したように、面接官は応募者の事を知りたく質問しているため答えないというのはNGです。
きちんと答えられるよう準備しておきましょう。
⑤仕事と全く関係ない長所・短所
→長所・短所は人柄や性格面を伝えますが、仕事と全く関係ない内容はNGです。
例えば、運動が得意、ダンスを〇年続けているなどその強みが働くにあたりどのようなメリットがあるのか伝わらないからです。
◎長所でもあり、短所でもありと伝える方法もありますが、それは表裏一体で当たり前ことですし、アピールが一つしかできていない事になります。
そのため、長所と短所はそれぞれ一つずつ準備するようにしましょう。
また、答えた内容について、面接官はこういった質問もします。
「その短所が仕事にどう影響しましたか」
「その短所を◯◯さんはどのように補っていますか」
短所については、改善したと伝えると短所ではなくなってしまうので、補っていますや意識するようにしていますと伝える事が重要です。
そして、長所・短所は必ず働く際にイメージできる内容を話すようにしましょう。
長所・短所の正しい答え方
①長所・短所それぞれ1つづつ伝える
②短所を伝えた後に、「補っています」・「意識するようにしています」と伝える
③仕事に支障が出そうな短所は伝えない
→人見知り・マイペース・協調性がない・飽きっぽいなどの短所はブライダル業界では合わないと思われてしまう可能性があります。
④最初に結論を述べてからエピソードを伝える。
【結論:長所・短所は〇〇です】
↓
【エピソード:プロセス】
↓
【それに対する自分の意見】
この3点セット、かつこの順番で回答すると面接官に伝わりやすくなります。
エピソードから先に伝えてしまうと、結論が分かりにくいため面接官へ上手く伝わらない原因となります。
またエピソードが長くなりすぎるのもNG。
結局何が長所(短所)なのか分からなくなります。
更に、高評価されやすい回答としては、【結論】・【エピソード】だけではなく、それに対する自分の意見まで述べる事です。
エピソードのみ回答される方もいますが、面接官はその体験でどのように長所が生きたのか、どのように短所を意識しているのか、自身の意見もお伝え下さい。
⑤ブライダル業界・応募企業が求める人物像に近づける
「長所」を聞く事で、面接官はその内容から応募者の価値観や人物面、時には仕事に取り組む姿勢を知る事ができます。
そのため、ブライダル業界や応募企業、ブライダルの仕事内容とあまりにかけ離れた長所や短所の場合、ミスマッチが起きる可能性もなくはないです。
無理に合わせる必要はありませんが、いくつか長所・短所があるようであれば、なるべく整合性があるものを選び、大きく外れないようアピールする事が大切になります。
⑥仕事につながる長所を答えるようにする
ブライダル業界で活かせる長所
前述したように、可能であればブライダル業界に合った長所があればそちらを優先して伝えるようにしましょう。ブライダル業界で活かせる長所は以下のようなものがあります。
コミュニケーション能力
ブライダルの仕事はどの職種であっても、お客様の要望をきちんと聞き出し、理解しその要望に合った提案をしていく事が大切になります。
様々な年齢・職業のお客様と接しますので、個々に合ったコミュニケーション能力が必要となってきます。
ホスピタリティ
ブライダルの仕事で働く人々は、縁の下の力持ちとも言える存在です。
主役である新郎新婦の為に結婚式のプロデュースをし、大切な1日を作り上げていきます。
責任の大きい仕事ですが、それよりも喜びややりがいを感じる事ができる方、人を喜ばせる事が好きというような優しさを持っている人に向いています。
誠実さ
ブライダルスタッフは、その会社(施設)の顔として新郎新婦を始めご両親・親族・ゲストの方々と接しますので、誠実にお客様に対応する事が求められます。
結婚式という人生の大切な節目に関わる仕事の為、自分の業務に責任を持って誠実に仕事に取り組める事が重要になります。
忍耐力
ブライダル業界の仕事はやりがいや満足感を感じる事ができますが、一生に一度のイベントである事から責任も大きくプレッシャーもある仕事です。
また基本的にはお客様の都合に合わせて動くため、繁忙期は残業が増えてしまったり休日などが減ってしまう事もあります。
大変な事もマイナスにとらえるよりプラスに考えられ、取り組んでいける姿勢や忍耐力が必要です。
対応力・問題解決能力
結婚式では当日にハプニングやトラブルが起きる事もあります。
一生に一度の大切な日ですので、問題解決能力や、臨機応変に対応できる能力があるかどうかも重要な要素となります。
協調性・チームワーク力
ブライダルの仕事は1人ではできません。
ウェディングプランナーを始め、ドレス・フラワー・調理・パティシエ、また当日のサービス・キャプテン・カメラ・音響・司会など様々なスタッフが協力して結婚式を作り上げていきます。
チームで仕事をしていきますので、協調性があるかどうかは非常に大切になります。
◎このような長所はブライダル業界で大いに活かせます。
まとめ
ブライダル業界の面接でも聞かれる事が多い「長所・短所」に関してお伝えしました。
ブライダル業界やその応募企業にあった、自分自身の長所・短所を見つける事は難しいかもしれません。
そのため、きちんと自己分析を行い今一度自分自身を見直してみましょう。
その際に、過去の体験や仕事における成功体験や失敗体験も洗い出してみると、長所や短所が見つけやすくなります。
参考コラム
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