ウェディングプランナーとドレススタイリストの面接評価のポイントの違い

ウェディングプランナーとドレスコーディネーターの面接評価のポイントの違いとは？

ウェディングプランナーとドレスコーディネーター。

どちらの職種も結婚式には欠かせない存在であり、結婚する2人の大切な日のお手伝いができる魅力あふれる仕事ですよね。

両者とも未経験からチャレンジできる職種ではありますが、それぞれの仕事に特性がある為、転職の際には今までのご経験の他にも仕事への適性が求められます。

今回は、ウエディングプランナーとドレスコーディネーターの面接評価の違いについてお伝えします。

ウェディングプランナーとドレスコーディネーターの違いは？

ウェディングプランナーとドレスコーディネーター、どちらも新郎新婦の｢幸せ｣のお手伝いをする仕事であり、2人の夢を叶える職種ですよね。

しかし、ウェディングプランナーとドレスコーディネーターは仕事内容も大きく変わる事から、その役割やキャリアプランも異なります。

役割の違い　　　　　　　　　　　　　

ウェディングプランナーの役割は、結婚式全体のプロデュースを担当し新郎新婦に満足のいく結婚式を提供する事。

一方で、ドレスコーディネーターの役割は、衣装全般に特化し、新郎新婦に満足のいく衣装の提供をする事になります。

ウェディングプランナーは全体のリーダーとして各スタッフをまとめる役割もありますが、ドレスコーディネーターは専門職としての役割が強くなっています。

キャリアプランの違い　　　　　　　　

ウェディングプランナー
①式場での管理職
(チーフプランナー・マネージャー・支配人など)

②複数の式場を管理するSV職

②本部職へのキャリアチェンジ
(経営企画・総務・人事教育・広報など)

◎ウェディングプランナーは、主にこのようにキャリアを積んでいきますが、スペシャリストとして現場職にとどまる方もいますし、フリーランスとして独立して働く方もいます。

ドレスコーディネーター
①ドレスショップの管理職(店長・マネージャーなど)

②法人営業

③複数のドレスショップを管理するSV職

③本部職へのキャリアチェンジ
(経営企画・総務・人事教育・広報など)

④ドレスやタキシードの買い付け・デザイン職

◎ドレスコーディネーターは、結婚式全体に関わるウェディングプランナーよりも仕事の幅が狭く、専門性が高い職種です。

現場での管理職や本社へのキャリアアップも勿論あるのですが、ウェディングプランナーより少なく、どちらかというとスペシャリストとして専門性を高める方の方が多くなっています。
ウェディングプランナーと同じく独立されている方もいます。

★両者には、役割や将来的なキャリアの違いもある事から、面接での評価ポイントも変わってきます。
このような内容も踏まえて、下記ではそれぞれのポイントをお伝えしていきます。

それぞれの面接評価のポイント　　　  

ウェディングプランナーに求められるスキル

ウエディングプランナーの仕事内容は、主に2つに分かれます。

①新規接客業務
自社の結婚式場で結婚式を挙げてもらえるよう、新郎新婦様へ会場のご案内やお2人の思い描く理想の結婚式の提案。
主に成約を取るまでの業務を担当します。

②打ち合わせ業務
自社会場に決定した新郎新婦様の結婚式の内容を一緒に作っていく打ち合わせ担当。
各部門の社内のスタッフや、外部企業とのやり取りや調整業務も多くなります。

ウェディングプランナーがそれぞれの役割を分担して行う分業制の企業もあれば、どちらも同じウェディングプランナーが行う一貫制を採っている企業もあります。

求められるスキルとしては

↓

◎新郎新婦との信頼関係を築ける人間力

◎カタチの無いものを想像して魅力的に感じてもらう提案力

◎新郎新婦様がイメージする抽象的な希望を具体化するヒヤリング力

◎結婚式を成功させるため、各スタッフをまとめるリーダーシップや協調性

◎様々なタスクをこなしていくための、タスク管理能力や調整能力

などが挙げられます。

結婚式場によって採用のポイントは様々ですが、新規接客担当と打ち合わせ担当は以下のようになっています。

新規接客担当の面接評価のポイント　　

新規接客担当に求められるのは、いかに自社の結婚式場を魅力的に伝え契約が取れるかという事です。

◎結婚式場で一番最初に新郎新婦様と会う
＝会場の顔になる
＝第一印象の良い方

◎短期間の接客で契約を取る
＝コミュニケーション力が高い方・営業力のある方

がポイントとなる事が多くなっています。

企業によっては、数字を追う事に達成感を感じる方や、キャラクターがある方を採用する傾向もあります。

打合せ担当の面接評価のポイント　　　

打ち合わせ担当の求められるのは、いかに新郎新婦と信頼関係を築けるかという点と単価のアップです。

◎結婚式までの過程を全て担当
＝信頼関係を築ける方

◎お客様と一番長く接するスタッフ
＝安心感がある方や一つの事を長期間達成できる方

◎お客様の理想の結婚式を作り上げていく
＝コミュニケーション力が高い方
＝ヒアリング力・提案力のある方

◎社内スタッフや外部企業とのやり取り
＝リーダーシップ・協調性・調整能力のある方

がポイントとなる事が多くなっています。

面接時に会話のキャッチボールができるかどうか、自分の思っている事を自分の言葉で分かりやすく面接官に伝えられているか、第一印象が話しやすく明るく笑顔があるか。
など自らアピールできる方を面接で評価している事が多いです。

ドレスコーディネーターに求められるスキル

ご新婦のウエディングドレス・カラードレス（お色直し時のドレス）から、ベールやぐグローブなどの小物類・衣装に合うアクセサリーまで、トータルコーディネートをしご提案をするお仕事です。

その他にも、ご新郎の衣装や親御様の衣装のご提案もしていきます。

その為、求められるスキルとしては

↓

◎商品の提案力

◎お客様との信頼関係を築ける人間力

◎流行に敏感か

などが挙げられます。

様々な形・色のドレスから、お客様が求めるドレスを提案する力が最も必要となりますので、経験としてはアパレル業界で販売経験をされていた方が弊社ブライダルビズからは多く転職されています。

ドレスコーディネーターの面接評価のポイント

ドレスコーディネーターの求められるのは、新郎新婦の理想の衣装を提案する事。

ウェディングドレスやタキシードは、新郎新婦にとって一生心に残る非常に大切なアイテムであり、思いが強いカップルも多くいます。

結婚式の主役である2人をより輝かせるための大切な衣装となるため、2人の希望を理解しぴったりの衣装を提案していく事が大切になります。

◎新郎新婦が希望する衣装を聞き出す
＝聞き手に回り相手の好みを上手く聞き出せるタイプ

◎新郎新婦の衣装選びに対する不安や心配事を解決
＝サポート的な性格の方

◎新郎新婦の魅力をを引き出せる能力
＝発想力のある方・センスのある方

がポイントとなる事が多くなっています。

また、ドレスは体のラインが顕著に出てしまう事から、ご新婦の体に対するコンプレックスなどを聞く機会も多いので、新婦との信頼関係を上手く取れそうか等を見ている事が多いようです。

共通の面接評価のポイント　　　　　  

それぞれの面接評価のポイントをお伝えしましたが、意外と見られている点が異なりますよね。

とはいえ、結婚式に携わるお仕事ですので両者に共通するポイントも多くあります。

こちらではその内容をお伝えします。

共通してみられている点　　　　　　　

◎コミュニケーション能力(ヒアリング能力・提案力)
結婚式やその際に着る衣装という人生の大切な1日を円滑に進めるためには、新郎新婦の希望をしっかり聞き取り提案していく事が大切になります。

また結婚するカップルの年齢や職業は様々。
大切な結婚式や衣装を任されるウェディングプランナーやドレスコーディネーターは、多くの人と関わる仕事なので、どの年代の方にも対応できそれぞれのカップルが希望するものを叶えられるよう、コミュニケーション能力を持っていなければなりません。

◎ホスピタリティ・細やかな気配り
結婚式の仕事に携わる人々は縁の下の力持ちとも言える存在です。
新郎新婦に寄り添い、気遣いやサポートする事も重要な仕事になります。
その為、人を喜ばせるのが好きという方や、結婚式が成功となるよう細部まで気を配る丁寧さがある人が向いています。

◎協調性
ウェディングプランナー、ドレスコーディネーター共に、一緒に働く社内メンバーと協力して一緒に結婚式を作り上げていきます。
その為、周りの意見にも耳を傾け、協調性やチームワークを大切に仕事ができる人が求められます。

★1部にははりますが、こちらが両者ともに面接評価のポイントとなる点です。
今までの経験などでアピールできる点があれば積極的に伝えるようにしましょう。

参考コラム
ブライダル業界に向いているのはどんな人？ブライダルの仕事の特徴も解説

まとめ　　　　　　　　　　　　　　  

簡単ではありますが、ウェディングプランナーとドレスコーディネーターの面接評価の違いをお伝えしました。

同じブライダルのお仕事ですが、それぞれの職種で求めるスキルや向いているタイプなどが異なりますよね。

弊社の転職支援サービスでは、詳しい職種のお仕事の話や、面接での重要なポイント、面接でよく聞かれる質問と答え方・マナーなどの対策をしっかり行っておりますので、ご興味ある方は是非弊社ブライダルビズへご相談下さいませ。

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