ブライダル業界の給料はどの位?職種ごとの平均月収・平均年収をご紹介

 

ブライダル業界の給料はどの位?
職種ごとの平均月収・平均年収をご紹介

 

 

「結婚式」という人生で最も幸せな瞬間に携われるブライダル業界のお仕事。


新卒・中途問わず人気の高い業界ですが、
正社員としてブライダル業界へ転職する場合、年収などの収入面がどう変わるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、ブライダル業界の職種ごとの平均的な月収や年収、それぞれの仕事内容や休みに関して解説していきたいと思います。


これからブライダル業界へ転職したい方は、是非参考にしてみて下さいね!

 

目次             

1:ブライダル業界の給料の平均
 ・ブライダル業界の平均年収
 ・ブライダル業界の給料の手取り金額
2:ブライダル業界の職種別の月収・年収
 ・ウェディングプランナーの給料
 ・ブライダルコンシェルジュの給料
 ・ドレスコーディネーターの給料
 ・フラワーコーディネーターの給料
 ・ブライダルヘアメイクアーティストの給料
 ・ブライダルアテンダー(介添人)の給料
 ・バンケットスタッフの給料
 ・ブライダルパティシエの給料
 ・ブライダル調理スタッフの給料
 ・ブライダルカメラマンの給料
 ・照明、音響スタッフの給料
 ・司会者の給料
3:ブライダル企業の各種手当て
 ・ボーナス(賞与)
 ・インセンティブ・歩合給
 ・昇給・昇格
 ・残業代・各種手当
 ・資格は給料に反映される?
4:ブライダル企業の給料例
5:ブライダル業界の給料の違い
 ・企業によって異なる
 ・業態によって異なる
6:ブライダル業界の休み
7:ブライダル業界の魅力
8:まとめ

 

 

 

ブライダル業界の給料の平均     

 

 

まずはブライダル業界のお給料の平均額からお伝えしていきます。

 

 

ブライダル業界の平均年収      

 

現在のブライダル業界の正社員の平均年収は下記の通りとなっています。

 


〇 ブライダル業界の平均年収


約350〜450万円前後

 



〇 日本の平均年収


全体:458万円
男性:563万円

女性:314万円

(※国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査より)

 

 

年齢や役職にもよりますが、日本の平均年収と比べると、ブライダルスタッフの年収は少し低い水準からスタートとなるのが現状です。


一方で、日本人女性の平均年収は、正社員で314万円となっていますので、女性の活躍が多いブライダルの仕事は、一般的な水準よりも高い年収が得られる可能性があります。


また、勤務先や年齢・エリアによっても異なりますし、今までの経験・スキル・能力など役職の有無によって大きく変わるのがブライダル業界の特徴でもあります。


こちらの平均年収は、現場職のスタッフとして働く場合の年収であり、キャリアを積んで役職に就く事ができれば待遇もアップするため、年収も上がっていく可能性が高く、その場合の平均年収は450~500万になると思います。

 

特に大手ブライダル企業のリーダーや支配人などマネージャークラスになると、年収800万円前後の企業もあり、役職に就くと給料も上がっていきますので一概に言えないのが現状です。

 

 ☑︎参考コラム

ブライダル業界の企業ランキング【年収・売上・年齢・勤続年数別】ブライダル業界の最大手は?

 

 

ウエディングプランナーやドレスコーディネーターなどの職種はインセンティブや歩合制度などを設けている企業もあります。

仕事の量や責任感の重さに比べてお給料が安いと感じる人もいるかもしれませんが、前述したようにブライダルの仕事はお金だけが得られる仕事ではなく、多くの人に感動を与え大きなやりがいや達成感を感じる事ができる仕事です。

 

 

 

ブライダル業界の給料の手取り金額  

 

社員として企業で働く場合、額面のお給与から保険料や税金が控除されます。

具体的には、下記の保険、課税対象額から計算された所得税と住民税が天引きされます。

 

・健康保険
・厚生年金保険
・介護保険
・労災保険
・雇用保険

 

そのため、手取りでもらえる月収は額面より3~5万引かれた金額になるでしょう。

 

 

 

ブライダル業界の職種別の年収・月収 

 

 

ブライダル業界と一言で言っても、含まれている職種や企業は様々です。

ブライダルに関わる職種のおおよその給料平均や仕事内容は以下のとおりです。

 

 

 

ウェディングプランナーの給料    

 

 


ウェディングプランナー
の平均月収

〇 未経験者      :約18~23万円

〇 経験者       :約25~40万円

〇 大卒の初任給    :約19~26万円

〇 短大・専門卒の初任給:約17~24万円

 



ウェディングプランナー
の平均年収


約280万円~400万円前後 ※未経験の場合
マネージャークラスになると年収800万円前後の企業もあります。

 

 

★仕事内容
新郎新婦と一緒に結婚式のプランニングをし、プロデュース・サポートするお仕事です。

まずは式場の見学に来たカップルの新規接客を行い、会場の案内・ヒアリング・料金の説明などを行い契約してもらえるようメリットを伝えます。

ご契約を頂ければ新郎新婦と結婚式の打ち合わせがスタートし、挙式や披露宴の内容を決めていき、社内の各部署の専門スタッフとの打ち合わせや外部企業への手配なども行います。

当日の施工も担当する場合は、チームの中心となり挙式・披露宴会場・スケジュール・各部署の状況を確認し、全体責任者として状況のチェック・指示出し・新郎新婦のフォローを行います。
無事に結婚式が終わると、新郎新婦をお送りしご両親に挨拶をして終了となります。

 

 ☑︎参考コラム

ウェディングプランナーの平均年収は高い?低い? 給料事情を解説【中途・新卒別】

 

 ☑︎参考コラム

ウェディングプランナーの年収はどの位?給料を上げていく方法も解説

 

 

 

ブライダルコンシェルジュの給料    

 

 

 


ブライダルコンシェルジュの平均年収

約300~400万円
(※弊社ブライダルビズの求人の場合・未経験可)

 

 

★仕事内容
ブライダルコンシェルジュのお仕事は、結婚式場やブライダルフェアのご案内をするお仕事になります。
会社によってブライダルカウンター・ブライダルサロン・ブライダルデスクなど様々な名称があります。

結婚式を挙げるカップルには、アットホームにできるところ、少人数でできるところ、料理に拘りたい、ロケーションが良いところ、費用を抑えたいなど様々な希望があります。
しかし自分たちだけでは希望に合った式場を見つけられない事も多くあります。

そのためお客様の要望や条件、エリアや予算などをヒアリングしながら希望に合った式場を探しご紹介し、ブライダルフェアや見学会の予約手配を行うのがブライダルコンシェルジュの役割です。
企業によりますが結婚式場の案内~決定までを担当する事が多く、式場選びだけではなく、二次会の会場選びや結婚式に関わる費用や見積もり、ドレスや指輪選びのお手伝いなど結婚式にまつわる様々なアドバイスを行う事が多くなります。

 

 

 

ドレスコーディネーターの給料     

 

 


ドレスコーディネーターの平均月収

未経験:約18~22万円
経験者:約20~35万円

 



ドレスコーディネーターの平均年収

約250万円〜350万円前後

 

 

★仕事内容
新郎新婦やその親御様の衣装を担当するお仕事です。

特別な1日にふさわしい衣装探しをお手伝い・提案するのが、ドレスコーディネーターです。
勤務する場所は、式場やホテルに併設されている衣装室やサロン、路面にあるドレスショップになります。

新郎新婦の希望を聞きながらドレス・タキシードのご提案やアドバイスをし、衣装が決まったら試着を重ね、印象やサイズの確認をしていきます。
お色直しもあるので、カラードレスや和装の衣装も一緒に選びます。
ドレスが決まると、アクセサリーやベールなど小物合わせを行いますが、場所によってはブーケも一緒に選びます。

挙式当日のフィッテングはヘアメイクやアテンドが行う為、基本的にお二人に携わるのは挙式の前日までとなりますが、インショップの場合は、当日着替えを担当する事もあります。

 

 ☑︎参考コラム

気になる!ドレスコーディネーターの給料や休日・勤務時間はどの位?

 

 

 

フラワーコーディネーターの給料    

 

 


フラワーコーディネーターの平均月収

約15~25万円

 



フラワーコーディネーターの平均年収

約300~450万円前後

 

 

★仕事内容
結婚式場の会場装飾や高砂やゲストテーブルの装花、ウェルカムフラワー、花束、ブーケ、ヘア飾りなどを担当します。
会場装飾やテーブルフラワーではお客様の希望やイメージ、予算を聞きながらシーンに合った花材を選び制作を行います。


また、結婚式で新婦が持つブーケやヘア飾りなども担当する事もありますので打ち合わせに参加する事も多くなります。
お花に関しての知識や、色彩感覚、またヒアリング力や提案力も必要になってきます。

当日はセッティング・空間のコーディネート、撤収・片付け作業をします。

 

 ☑︎参考コラム

ブライダルフラワーコーディネーターの仕事内容とは?就職先・給料・資格などもご紹介

 

 

 

ブライダルヘアメイクアーティストの給料   

 

 


ブライダルヘアメイクアーティストの平均月収

約18~30万円

 



ブライダルヘアメイクアーティストの平均年収

約200~500万円前後

 

 

★仕事内容
結婚式で新婦(新郎や参列者)の、ヘアメイクを担当するお仕事で、当日のアテンドまでを行うところもあります。

ドレス同様、ヘアメイクは結婚式では欠かせない、主役をより輝かせる重要なお仕事になります。
美容師免許必須の企業が多くヘアセットとメイクの両方の技術が必要となります。
結婚式のおよそ2~3ヶ月前の打ち合わせで新婦の要望を聞きながら、結婚式や衣装の雰囲気に沿ったヘアメイクのご提案やアドバイスを行い、一緒に当日のヘアメイクを決めていきます。

結婚式ではお色直しがあるので、和装やカラードレスなどの衣装も確認しながら、ドレスに合う髪型やメイクを決めていきます。
結婚式当日に衣装の着付けを担当する事もあります。

 

 

 ☑︎参考コラム

ブライダルヘアメイクアーティストの給料事情!年収はどの位?

 

 

 

ブライダルアテンダー(介添人)の給料

 

 

 


ブライダルアテンダーの平均月収

約25~30万前後

※土日のみアルバイトや派遣スタッフで募集している企業も多く、時給の場合は1000円〜1500円が相場となっています。

 



ブライダルアテンダーの平均年収

約300〜400万円前後

 

 

★仕事内容

ブライダルアテンダーは結婚式当日に主に新婦のお世話をする仕事です。

結婚式当日は、写真撮影・挙式リハーサル・挙式・披露宴と移動が多くありますので、タイムスケジュールに合わせ移動を誘導します。
また、披露宴中は、ケーキカットやお色直し・両親への手紙など席を立つタイミングや着席のタイミングを伝えたり、椅子を引いたりして新郎新婦が安心して式を過ごせるようサポートします。

その他にも、ヘアメイクや衣装に乱れがないか気を配り、花嫁が常に美しくいられるよう努めます。

段差などでつまづいたり、怪我をしたりしないよう新婦が歩きやすいようにドレスの裾をお持ちしたり、繊細なドレスが破れたり汚れたりしないよう細心の注意を払います。

結婚式当日は、思いがけないハプニングや進行表通りにスケジュールが進まない事もしばしば。
そんな時でもアテンダーは状況に合わせて、臨機応変な対応が求められます。

 

 ☑︎参考コラム

結婚式で活躍するブライダルアテンダーとは?仕事内容や給料・なり方をご紹介

 

 

 

バンケットスタッフの給料       

 

 


バンケットスタッフの平均月収

約18~30万円

 



バンケットスタッフの平均年収

未経験からの転職時は約250~300万円前後ですが、キャプテンのポジションになると500万円前後になる事もあります。

 

 

★仕事内容
披露宴会場の準備・セッティング、披露宴で、ゲストの方に料理やドリンクの提供を行う飲食のサービスや宴会がスムーズに進行するようサポートをするお仕事です。

食器の片付けや、メニューの説明、ドリンクのお伺い、その他に会場内の案内、写真撮影のお手伝いなどもします。
バンケットサービスの仕事は新郎新婦に代わって来て頂いたゲストの方をおもてなしする仕事で、ゲストが直接接する1番近いスタッフとなりますので、高いサービス力やテーブルマナー・ホスピタリティなどの接客スキルが求められます。
また料理や飲食に関して質問される事も多いので専門的な知識も必要になります。

披露宴全体の指揮管理をしているキャプテンがいますので、指示に従いながら、自らもゲストの方が困っていないか、何か必要としていないかなど気を配りながらゲストの方々に満足頂けるよう業務につきます。

 

 

 ☑︎参考コラム

結婚式のバンケットサービスの仕事内容とは?やりがいや資格・キャリアプランも解説

 

 

 

ブライダルパティシエの給料      

 

 

 


ブライダルパティシエの平均月収

約18~30万円前後

※見習いや新卒の初任給の場合の相場は、16万円程度となっている事もあります。

 



ブライダルパティシエの平均年収

約320〜360万円前後

 

 

 弊社のパティシエ求人の給料

年収例
288〜360万円
300〜430万円
315~420万円
312〜500万円

となっています。
パティシエ部門の責任者であったり、パティシエ兼フレンチの調理も行う場合は、年収600万円以上となる求人もあります。

 

 

★仕事内容
ブライダルパティシエは、結婚式に欠かせないウェディングケーキや引き出物のお菓子、コース料理のゲスト用のデザートのケーキの作成をするお仕事です。
結婚式という大切な1日がより輝くよう、心を込めて美しいウェディングケーキやデザートを作成します。

式場にもよりますが、オリジナルで作る事ができる場合、アメ細工やチョコレート細工・マジパン細工などの装飾を使い、お客様の希望にそってウェディングケーキを作ります。

結婚式は土日祝がメインなので、平日は基本的にウェディングケーキやゲスト用デザートの仕込みやアメ細工、チョコレート細工などの準備をします。

ケーキの作成以外の仕事としては、新郎新婦とウェディングケーキの打ち合わせや、ゲスト用コース料理のデザートの考案、またブライダルフェアなどがあれば、現場に立って説明する事もあります。

 

 ☑︎参考コラム

ブライダルパティシエとは?仕事内容ややりがい・給料・なり方を解説

 

 

 

ブライダル調理スタッフの給料     

 

 


ブライダル調理スタッフの平均月収

約18~30万円前後

 



ブライダル調理スタッフの平均年収

約300〜450万円前後

※シェフになると、平均年収は388~480万円となりますが、勤務先や経験・働き方や腕によって差がありますので全体の給与幅としては、293〜609万円と比較的広くなっているのが現状です。(※求人ボックス )

本格的なフレンチを出している式場も多いため、リーダーポジションや料理長クラスになると800万~1000万円のケースもあります。

 

 

 弊社のブライダル調理求人の給料

年収例
290~410万円
286~455万円
329~483万円
312〜500万円

 

 

★仕事内容
披露宴でゲストの方に出すコース料理の調理を担当。
主にフレンチが多くなります。
結婚式での料理は、新郎新婦からゲストの方へのおもてなしの1つであり、結婚式の印象を左右するといっても過言ではありません。

調理場のトップは、現場の責任者として調理はもちろんの事、衛生管理・スタッフの指導も行います。
シェフの下にはスーシェフ・コック・ソーシエ・ブッチャー・ガルド・マンジェなどの担当がおり、それぞれの持ち場によって仕事内容が変わります。
お客様の中にはアレルギーがある方もいるので、事前に確認しメニューを調整する事もあります。
調理の仕事は、チームで力を合わせてお客様に満足頂けるよう美味しくスピーディーに、そして安全に作る事が求められます。

 

 

 ☑︎参考コラム

結婚式で活躍するブライダル調理スタッフとは?仕事内容や給料を解説

 

 

 

ブライダルカメラマンの給料      

 

 

 


ブライダルカメラマンの平均月収

約25~30万前後

専門職となるため、自身のスキルや、結婚式場・写真スタジオ・写真や映像サービスの会社かなど属する企業によって異なります。
また独立してフリーランスで活躍している人もおり、その場合はスキルによってもう少し高くなる事もあります。



ブライダルカメラマンの平均年収

約300〜600万円前後
※アシスタントカメラマンの場合はもう少し低くなるケースもあります。

 

 

 弊社ブライダルビズのカメラマンの給料

年収例
259万~420万円
258万~600万円
330万~600万円
258万~516万円

 

 

★仕事内容
結婚式や披露宴で新郎新婦やゲストの方々のスナップ写真、記念写真の撮影をするお仕事です。
また新郎新婦2人の前撮りや後撮り、家族や親族との集合写真も担当します。

結婚する2人にとって一生に一度の大切な結婚式。
その様子を、形に残す事ができる重要なお仕事です。

結婚式には、入場シーンやケーキ入刀・キャンドルサービス・両親への手紙など色々な大切なシーンがあります。
そのため、大切な瞬間を逃さないよう常に周囲に気を配り、妨げにならないよう注意しながら各シーンでシャッターを切ります。
その他にウェディングプランナーや新郎新婦との打ち合わせ、写真加工・編集、お客様への納品などの仕事があります。

結婚式本番は一度きりでやり直しがききません。
式の内容を把握しながら、新郎新婦に喜んでもらえる写真を撮影する事が重要な仕事内容になります。

 

 ☑︎参考コラム

ブライダルカメラマンとは?仕事内容やお給料・やりがいを解説

 

 

 

照明・音響スタッフの給料        

 

 

 


音響・照明スタッフ
平均月収

約22~28万前後

専門職となるため、自身のスキルや、結婚式場・音響照明の専門会社・大手の放送局やレコード会社かなど、属する企業によって大きく異なります。

 



音響・照明スタッフ
平均年収

約300〜600万円前後

 

 

 弊社ブライダルビズの音響・照明スタッフの給料

<契約社員の場合>
月収:22万〜35万円
想定年収:304万~426万円

 

<正社員の場合>
想定年収:329万~426万円

 

 

★仕事内容
音響照明スタッフは、挙式・披露宴で進行に合わせて音楽や照明で多彩なシーンを演出します。
結婚式には、入場シーン・ケーキ入刀・お色直し・キャンドルサービス・両親への手紙・退場シーンなど様々なシーンがありますので、新郎新婦との打ち合わせで各シーン毎の楽曲を決め、当日は司会者と確認しながら演出していきます。

結婚式の各シーンを盛り上げたり、落ち着く雰囲気にしたりととても重要な役割がありますので、間違えが許されない責任も大きい仕事です。
しかし、ぴったりと演出が決まった時は大きな喜びとやりがいを感じられます。
演出する事が好きで、自分の知識やセンスでより良い結婚式を作り上げたい、人と話すのが好き・喜ばせるのが好きという方に向いている仕事です!

 

 ☑︎参考コラム

ブライダル音響スタッフの仕事内容と結婚式での音楽の役割

 

 

 

司会者の給料            

 

 


結婚式の司会者
の平均月給

結婚式場の司会者は、企業に正社員として属する場合と、フリーランスで活動する場合、提携している司会派遣会社から派遣されてくる場合があります。

フリーランスや派遣スタッフの場合は、その月の婚礼本数によって変動します。

給料の相場は、婚礼1本(約3時間)で、約6千円〜約1万5000円前後


ただし、独立しフリーランスとして活躍している場合は、金額はまちまちで婚礼1本で2万円~3万円位が相場となっています。


繁忙期であれば1日に2〜3件掛け持つ事もあるため、日給6万円~9万円以上になる司会者もいるようです。

(※婚礼1本2〜3万円で計算した場合)

 

 弊社ブライダルビズの司会者の給料(正社員)

月収:25万〜35万円
想定年収:304万~426万円

 

 

★仕事内容
披露宴での司会進行を行い新郎新婦の大切な1日を演出するお仕事です。
新郎新婦との打ち合わせを行い式の希望などのヒアリングを行い、プロフィールに基づいて新郎新婦の紹介文を作成し式の構成を練っていきます。

バンケット責任者や音響・照明など各部署と連携を取りながら、式を滞りなくスムーズに進行させる事が重要な役割となります。
アクシデントがあった時など状況に応じて柔軟に対応できる能力や、盛り上がるシーン・感動的なシーンなどその場面に沿った雰囲気作りや高いトークスキルなど能力が必要となります。
司会者の技量によって結婚式の印象や雰囲気も大きく左右されますので、とても重要な役割があります。

かけがえのない一日を素敵な思い出にするために失敗は許されず、大きな責任やプレッシャーがありますが、その分成功した時は新郎新婦から「ありがとう」と直接感謝の言葉を受け取る事ができたり、喜んで頂ける仕事です。
様々な部署のスタッフと協力しながら結婚式を作り上げていく事ができるため、成功した時には大きなやりがいを感じる事ができます。

 

 ☑︎参考コラム

結婚式で活躍するブライダルアテンダーとは?仕事内容や給料・なり方をご紹介

 

 

 

職種まとめ             


上記はあくまで例として挙げましたが、他の職種同様に、ポジションが上がっていったり経験を積んでいくと徐々に年収も上がっていきます。

ブライダル業界は経験があると優遇されるケースが多く、もちろん1社でキャリアアップして給料を上げていく事もできますが、未経験で入社して経験を積めば中途採用で転職する際に即戦力とみなされ、給料が上がるというケースもあります。

 

 

 

ブライダル企業の各種手当    

 

 

続いて、ボーナスや昇給などの福利厚生についてお伝えしていきます。

 

 

 

ボーナス(賞与)は出る?      


ボーナスは6月と12月の年2回支給されるのが一般的です。
一般企業のように全員一律で年に1〜2回支給がある企業もあれば、成約数(個人成績)によってボーナスを支給するしないを決めている企業や、ボーナスを支給しない企業もあります。

固定給とは違い必ず支給されるというものではありません。
企業の規模や財務状況により支給額は異なりますが月給3ヶ月分と考えれば年間約70万円の支給となります。
ボーナスについては、他業界と同様、企業によって異なる状況と言えますので入社前に確認しておきましょう。

 

 

 

インセンティブ制・歩合制      


ウェディングプランナーの仕事は、数字を求められる営業的な要素も多く、個人の営業成績によってインセンティブが支払われるというケースがあります。

 

 

ウェディングプランナーのインセンティブ


新規接客担当プランナーのインセンティブ

目標とする成約数や成約率を達成した場合に支給。

打ち合わせ担当プランナーのインセンティブ
単価のアップ額や単価アップ率を達成した場合に支給。

 



◆月間の数値目標を立て、その達成によって給与以外にインセンティブが支給されます。

インセンティブ制度がある企業であれば、営業成績によって月のお給料にも多少変動が出てきます。

インセンティブ制度は、ある企業とない企業がありますので転職活動をする際には確認しておきましょう。

 

 

 

 

昇給・昇格             


他業界と同様、ずっと同じお給料という事は少なく、どの職種であっても大体1年に1回昇給していきます。

ただ年齢に応じての昇給というよりは、役職で給料が変動する事が多いです。
例えば一般のウェディングプランナーからリーダー・チーフプランナー・マネージャー・支配人などにキャリアアップすればその分お給与も上がっていきます。

また、若くて役職に就いていなくとも、営業成績が良くインセンティブで年収が高いスタッフも多くいます。
他業界に比べると昇給のスピードが早いのもブライダル業界の特徴です。

ただ、同じブライダル業界でも、ホテルや専門式場・ゲストハウスやプロデュース会社などでは多少給与体系が変わってきます。
これは一般の企業でも、会社の歴史があり社員が何千人いるA社と、創業年数が若く新しい事を積極的にチャレンジするようなB社では同じ業界でも、社内体制が異なるのと同様です。

 

 

 

残業代・その他各種手当       


ブライダルの仕事は、お客様の都合によってスケジュールを組む事も多いため、日によって残業が出てくる事が多くあります。

基本的にどの企業であっても、時間外手当・休日出勤手当・深夜残業手当は法律上で支払う義務があります。
残業代が別途支給されるのか、それとも給与に含まれているのか(みなし残業・固定残業)事前にしっかり確認しましょう。

その他にはフレックスタイム制や有給取得率100%の義務化、住宅手当、企業によっては奨学金返済制度などがあるところもあります。

企業によって内容が違いますので企業を受ける際に調べておくと良いですね◎

 

 

資格は給料に反映される?      


ブライダル業界には多くの資格があります。
職種によって異なりますが、役立つ資格を持っていると役職や資格手当等給料に反映される場合もあります。

 

 

 

ブライダル企業の給料例       

 

 

 

<ブライダル企業・ブライダル関連企業の平均年収>

1  株式会社ツカダ・グローバルホールディング 538万円
2  ワタベウェディング株式会社 484万円
3  株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 438万円
4  株式会社東京會舘 426万円
5  株式会社ノバレーゼ 402万円
7  株式会社エスクリ 387万円
8  株式会社千趣会 673万円
9  株式会社AOKIホールディングス
 (※アニヴェルセル運営)
607万円
10  アイエーグループ株式会社
 (※アルカンシエル運営)
565万円


(※2023年収ランキングより)

 

 

<ウェディングプランナーの月収例 ※中途採用>

1  株式会社ノバレーゼ 23万5千~38万5千
HP
2  株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 23万1千~45万
HP
3  株式会社ディアーズ・ブレイン 22万〜
HP
4  株式会社ツカダ・グローバルホールディング 21万6千5百~24万9千
HP
5  株式会社ポジティブドリームパーソンズ 21万4千~51万
HP
7  株式会社エスクリ 19万~35万 HP


(※2023年11月現在)

 

<ウェディングプランナーの月収例 ※新卒採用>

1  株式会社ノバレーゼ  専門短大:25万8千~
 大学:26万〜
HP
2  株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ  専門短大:23万1千~
 大学:25万8千1百~
HP
3  株式会社ベストブライダル  専門短大:23万2百~
 大学:23万9千1百~
HP
4  株式会社ディアーズブレイン  専門短大:21万8千~
 大学:22万~
HP
5  株式会社ポジティブドリームパーソンズ  大卒:23万8千~
HP
7  株式会社エスクリ  専門短大:19万~
 大学:20万~
HP


(※2023年9月現在)

 

 

 ☑︎参考コラム

ブライダル業界の企業ランキング【年収・売上・年齢・勤続年数別】ブライダル業界の最大手は?

 

 

 

ブライダル業界の給料の違い     

 

 

 

企業によって異なる         


企業によってはお給料以外に下記のような手当があります。

 

インセンティブ制度・歩合制
賞与・昇給制度の有無
資格手当
残業代や休日出勤手当が別途支給

 

営業成績が給与に反映される企業もありますので、頑張りによって給与アップが見込める会社もあります。
所属する企業の規模や仕事内容によっても変動はあります。

 

 

 

業態によって異なる         


ブライダル業界には下記の業態があります。

 

ゲストハウス
結婚式場

ホテル
レストラン

 

給料に関しては業態というよりは企業によって変わる事が多いかと思いますが、ゲストハウスやレストランは比較的若い方も多く、特にウェディングプランナー職に関しては営業的な要素も強くありますのでインセンティブ制度があったり実力のある方は給料が上がっていくという傾向にあります。

結婚式場やホテルは年齢幅も様々であり営業的要素がそこまで強くないため、年齢や役職、経験であがっていくという事が多くなります。

 

 

 

ブライダル業界の休み         

 

 

給料同様に気になるのが、ブライダルの仕事に就いた時のお休みの面だと思いますので、こちらで少しご紹介していきます。

結婚式の9割は土日・祝日に行われます。

また、新郎新婦も土日休みの方が多いため、結婚式場の下見・ブライダルフェア、結婚式の打ち合わせは土日にご来館される事が多くなります。

そのため、いつ休んでいるの?とイメージが湧きにくい事もあるでしょう。

 

ブライダルに関わるスタッフは、ホテルやブライダル会社に属しているため、勤務体系や待遇面に関しては整えっているところが多いです。

基本的にはシフト制となっており、1ヵ月に8日休みという勤務体系が一般的です。

企業や職種にもよりますが、年末年始の休暇・夏期休暇・年次有給休暇・慶弔休暇・産休育休などの休暇をしっかり取れるところもあります。

 

ただし、前述したように土日・祝日が一番忙しい曜日になるため、結婚式場で働くどの職種のスタッフでも土日祝日のお休を撮るのは難しくなります。

多くのブライダル企業は、調整がしやすい週のどこかの曜日を定休日にし(火曜か水曜が多い)、残りの休みは他の平日で順番に取るという形が多くなっています。

 

 

 ☑︎参考コラム

ウェディングプランナーの休日と休みの日の過ごし方*土日の仕事内容や残業時間も解説

 

 

 ☑︎参考コラム

ブライダル業界の福利厚生は?産休育休は取れる?

 

 

 

 

ブライダル業界の魅力        

 

 

最後にブライダル業界の仕事の特徴や魅力についてお伝えします。

ブライダル業界とは、婚礼や結婚に関する様々なサービスを行っている業界を指し、ご紹介したように様々な職種の仕事があります。

家族となる2人が結婚を誓う儀式の日であり、家族やお世話になった人たちへの結婚の挨拶・報告を行う日でもある結婚式。

そんな人生の大切な節目のイベントでを任されるブライダルのお仕事には、様々な魅力があります。

 

 

ブライダルの仕事の特徴・魅力

 

①人の「幸せ」に関わる事ができる

ブライダル業界は、結婚という人生の「幸せ」に関する仕事であるため、多くの幸せに携わる事ができます。
結婚式では、新郎新婦はもちろんの事、ご家族やゲストの方など沢山の人々の幸せな笑顔を見る事ができる為、ポジティブな気持ちになれる仕事です。

 

 

②多くの人々の特別な日をサポートできる

ブライダル業界の仕事は、結婚式のプランニング~当日まで全てを担当します。
新郎新婦やその家族をサポートし、人生の節目である特別な日を成功させるために尽力する事で、感動的な瞬間に立ち会えます。

 

 

③クリエイティブな仕事ができる

ブライダル業界は、ウェディングプランナーを始め、ウェディングドレスのデザインやコーディネートを担当するドレスコーディネーター・会場の空間やブーケをデザインするフラワーコーディネーター・ウェディングケーキのデザインを担当するブライダルパティシエ、などなどクリエイティブな仕事が多くあります。
自分のアイデアやセンスを活かし、カップルの希望に合ったウェディングを創り上げる事ができるやりがいのある仕事です。

 

 

④感動的な瞬間に立ち会える

結婚式は、人生の中で最も特別な瞬間の1つであり、その瞬間に立ち会う事ができるのがブライダル業界の仕事です。
新郎新婦やご家族・ゲストが幸せそうに笑顔を見せる瞬間や、感動的なスピーチを聞く瞬間など、心に残る瞬間を共有する事ができます。

 

 

⑤お客様の夢を実現できる

ウェディングプランナーやドレスコーディネーター・フラワーコーディネーター・ヘアメイクアーティスト・ブライダルパティシエ・キャプテン・司会者・カメラマン・音響照明などどの職種のスタッフも、お客様の夢を実現するために尽力します。
カップルの希望や要望を聞き、それを形にできるブライダル業界の仕事は、非常にやりがいのある仕事です。

 

 

⑥チームで1つのものを作り上げていく

結婚式には、様々な職種のプロフェッショナルが携わっています。
ここまで多くの職種のスタッフが携わり1つものもを作り上げていく業種は殆どないのではないでしょうか。
チームワークが非常に大切になり、皆で無事に結婚式を成功へと導く事が出来た時には大きなやりがいや達成感を感じる事ができます。

 

 

 

ブライダルの仕事にはこのような魅力がある一方で、お客様の人生の晴れ舞台に携わるという事や、高額なイベントが商材となるためどの職種も失敗が許されず責任の大きいプレッシャーや緊張感のある仕事になります。


また、結婚式は土日祝日がメインとなるため土日祝日の休みが取れない事や、お客様の合わせてスケージュールを組んでいく事が多いため、繁忙期は特に勤務時間が長くなったり残業が増える・休日出勤になるなどの大変さもあります。


しかし、大変な分チームで協力し結婚式を成功させた時には、大きなやりがいや達成感、そして自分の成長を感じる事ができる仕事であり、新郎新婦やご家族・ゲストの方にも喜んでもらえ、心からの感謝や「ありがとう」という言葉を頂ける仕事です。

 

 

 ☑︎参考コラム

ブライダル業界の仕事一覧*ブライダルの仕事の職種ややりがい・向いている人の特徴

 

 

 

まとめ             

 

 

ブライダル業界の給料についてご紹介しました。
ブライダル業界の給料は、企業・業態・職種・経験によって大きく変わってきます

日本の平均年収と比べると給与水準は若干低い傾向にあるようですが、経験を積んでキャリアアップしたり、営業成績を上げる事によってお給料を上げていけます。

また将来的にフリーとして活躍し年収をあげていく事もできる業界です。

またブライダル業界が未経験であっても、前職で営業・接客経験などがあり実績やマネジメント経験など活かせるスキルや能力がマッチしている場合、給料が求人情報の金額よりも待遇されるという事もあります。

 

 

 

自分が何を重視するかで職場選びを  


働いて生活する上で、お金は大切な要素ですが、それだけで仕事は選べないのも事実。

ブライダル関連の仕事の魅力は何と言っても、結婚式という感動的な場面や感謝に立ち会えること。
新郎新婦にとって結婚式は金額も安いものではなく、人生の中での一大イベントなのでウェディングプランナー含め、ブライダルに関わる仕事はとても責任が大きくなります。

その他にも土日祝日の休みが取れず平日休みになる事や、特に繁忙期は勤務時間(労働時間)が長くなるなど大変な面もあります。

しかし成功した時や喜んでもらえた時は感動ややりがい、達成感を感じる事ができます。
このやりがいはブライダルならではだからこそ得られるものとも言えます。

なぜブライダルの仕事がやりたいのかという理由と魅力を考え、ブライダル関係の仕事から得られる価値と給料のバランスをみて仕事選びをしましょう。
働く上で自分がどのようなことに価値や喜びを感じているのか、一度自身に問いかけてみてはいかがでしょうか。

 

弊社で求人をご紹介させて頂く際にもお給料面は事前にお伝えさせて頂きます。
また給料面に関してのご相談も承りますのでお気軽にご相談下さいませ。

 

 

 

 

 

 

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