経験者に聞く!ドレスコーディネーターの仕事あるある7選

 

ドレスコーディネーターの仕事あるある7選

 

 

こんにちは。
ブライダルビズのキャリアアドバイザー鈴木琴絵と申します。

私は以前ドレスショップに4年間勤めておりましたので、本日はみなさまへ、私がドレスコーディネーター時代に感じたドレスコーディネーターあるあるや、ドレスコーディネーターの本音などを一部にはなりますがご紹介致します。

ドレスコーディネーターという職種に興味があるという方や、これからドレスコーディネーターの仕事がしたいという方の参考になればと思います。

 

 

 

ドレスコーディネーターとは    

 

ドレスコーディネーターとは、結婚式で新郎新婦やその親御様の婚礼衣装を担当する人の事です。

新郎新婦の相談や要望をくみ取りながら衣装の提案を行い、主役である新郎新婦をより輝かせる事ができる仕事です。

ドレスコーディネーターは、婚礼衣装の会社に就職し、勤務する場所は、式場やホテルに併設されている衣装室やサロン、路面にあるドレスショップになります。

衣装の提案だけでなく、ネックレスやイヤリング・ヘッドドレスなどのアクセサリーや、グローブやベール等の小物類の提案などトータルでコーディネートしていきます。

永遠の憧れともいえるウェディングドレス。
「ドレス選びが1番の楽しみ!」と期待されている花嫁様も多いですよね。

その為、ドレスコーディネーターは、結婚式において非常に重要な役割があると言えます。

お客様にぴったりの満足頂ける衣装を提案し喜んでもらえる事、結婚式当日輝く笑顔でその衣装を着ている姿を見られる事が大きなやりがいに繋がっていました。

 

 

ドレスコーディネーターあるある    

 

 

 

①利き腕だけ筋肉がつく・体力がつく   

 

ドレスをお客様へご紹介する際、利き腕でドレスハンガーを持ちます。
よりドレスが美しく見えるよう、自分の肩の高さでハンガーの位置をキープするため無意識のうちに筋トレとなり、腕に筋肉がつきます。

またドレスによっては非常に重たいドレスがあったり、式場への衣装の納品や回収作業等もドレスコーディネーターが行う事もあるため、男性がいない分重労働で体力勝負の仕事でした。

試着の際には何着もドレスを持ち運びますし、しゃがんだ体勢で試着のお手伝いをする事も多いため、慣れるまでは、「ドレスコーディネーターってこんなにしんどいんだ・・」と思った事も。

しかし、慣れてしまえば何て事なくこなせるようになりましたので安心して下さいね。

ちなみに・・ドレスをご試着頂く際には、何度もファスナーの上げ下げを行う為、利き手の人差し指にファスナーだこができます。

 

 

②タキシードやメンズスーツの知識も付く 

 

ドレスコーディネーターは、女性のウェディングドレスだけでなく、男性の衣装も担当します。

男性の衣装を担当するメンズコーディネーターがいるドレスショップもありますが、私の勤務先にいはいなかった為、ドレスコーディネーターが担当していました。

タキシードやメンズスーツのサイズは、Y体・A体・AB体・B体〜というようにアルファベット表記がされており、Y体が一番細身のサイズになります。

タキシードご案内の際は、新郎様の身長やウエストを元にサイズを選びますが、経験を積むと体系を見るだけで「A体かな」というように検討がつくようになります。

そのため、男性の話しをする際は、「うちのタキシードだと何が似合いそう?」と盛り上がる事もありました。
これは同業者ならではの会話だと思います。

女性のドレスだけでなく、男性の衣装に関する知識も付くようになります。

 

 

③髪の毛が短くなる            

 

髪の毛が肩につく長さになるとシニヨンや夜会巻きなど、指定の髪型にセットしなければなりません。

ドレスコーディネーターは、ウェディングドレスという結婚式で花嫁様がとても大切にされるアイテムを一緒に選ぶ仕事ですのできちんとした身だしなみが求められます。

前髪や後ろ髪もきちんとまとめて仕事にのぞまなればなりません。

その為、着替えの際にセットする事が大変で、入社時は長かった髪をばっさりと切ってしまう人が意外と多いんです。

私もドレスコーディネーター時代は、常にボブヘアーかショートヘアーでした。

 

 

④チョコレートを常備している       

 

土日祝日は、平日よりも接客が増え忙しくなるので、休憩が30分づつであったり、日によってお昼ご飯を食べられない事も・・

そんな時は次の接客の合間に、一口サイズのチョコレートを食べてお腹を満たしていました。

それ以外にも、前述したように体力勝負なところもありますので、夕方になると甘いものが欲しくなってくるんです。

夏場は冷蔵庫の中が、ドレスコーデイネーターのチョコレートでいっぱいでした(笑)

 

 

⑤メディキュットが必需品         

 

ドレスコーディネーターは、接客中は常に立ちっぱなしになりますし、試着の際にはしゃがむ事も多いため仕事を終える頃には、足がかなり浮腫みます。

床が大理石やコンクリートできているショップは、床が硬いため浮腫みだけではなく、痛みもでてきます。

夜はマッサージをして、ゆっくりとお風呂に浸かりたいところですが、1分でも早く眠りにつきたいという気持ちが先行してしまいその時間すら勿体無く感じてしまう事もありました(笑)

メディキュットは、履いたまま眠るだけなので、私だけではなく、周りのドレスコーディネーターや同期も愛用していましたよ!

 

 

⑥ハンドクリームやハンカチは頂き物ばかり

 

担当をさせて頂いたお客様から、有難い事にお心遣いの品や心のこもった手紙を頂く事がございます。

ハンドクリームやハンカチは何度か頂く事があったので、使用していた物は、自身で購入した物よりも頂いた物がほとんどでした。
香りやデザインも様々で、1度も被ったことが無かったのは驚きでした!

周りのドレスコーディネーターが、使用しているハンドクリームやハンカチもほとんどはお客様からの頂き物で、皆嬉しそうに使用していました。

ハンドクリームやハンカチは必需品なのでとても嬉しかったです。

 

 

⑦転職先は土日休みの事務職        

 

私や同期もそうでしたが、ドレスコーディネーターから転職を考えた際に1番重視した条件は「土日休みの事務職」でした。

ドレスコーディネーターとしてはもうやりきったので、今よりも休日が増える土日祝日休みで、立ち仕事でない座ってできる仕事で、体力もそこまで消耗する事のない事務職でゆっくりと落ち着いて仕事がしたいという考えに至るからです。

私は1度歯医者の受付へ転職を致しましたが、結局やりがいを感じることができずキャリアアドバイザーへ転職を致しました(笑)

ブライダルビズへご相談頂く方でも、一度はドレスコーディネーターを離れ違う職種についたもののやりがいを感じる事が出来ず、ブライダル業界へ戻られる方も沢山いらっしゃいます♪

 

いかがでしたか?

ほんの一部にはなりますが、私がドレスコーディネーターとして働いていた時のあるあるを7つご紹介させて頂きました。

少しでもドレスコーディネーターの仕事のイメージが湧いて頂ければ嬉しいです。

続いてはドレスコーディネーターの1日と、ドレスコーディネーターにはどんな人が向いているかをご紹介させて頂きます。

 

 

ドレスコーディネーターの1日    

 

勤務するドレスショップによって、若干異なるかと思いますが、ドレスコーディネーターの1日の仕事は、開店準備・接客・事務・閉店作業が主な業務になります。
※サイズ直しや裁縫、土日祝日の結婚式も担当する場合は着付けなども行います

 

出勤した後は、メールをチェックし、店舗の清掃・ドレスの陳列の見直しなどを行います。
その後、ミーティングで共有事項を確認し接客業務に入ります。

ドレスショップのお客様は、基本的に全て予約制となっていますのでその時間に予約がない場合は、お客様のデータ入力や商品の発注・在庫管理、挙式で使用するアイテムの書類作成、次回ご案内する衣装の準備、翌日のスケジュール確認などを行います。

接客の件数は平日は、約2~3件、土日祝日は3~4件となります。

接客内容は、新規のお客様、試着のお客様、また新郎新婦のご両親など様々です。

ご来店されるお客様の時間や内容によっては、残業となる事もありますが、平日は比較的定時で帰れる事も多かったので、同僚とご飯を食べに行くが楽しみの1つでした!

 

参考コラム
ドレスコーディネーターの1日*平日・土日祝日編

 

 

ドレスコーディネーターに向いている人

 

ドレスコーディネーターの仕事は、未経験でも応募できるのか不安に感じている人もいるかもしれませんが、ドレスコーディネーターは資格やブライダル業界の経験がなくてもチャレンジできる職種です!

しかしドレスコーディネーターになるには、人のために何かしてあげたいというホスピタリティ精神を持っている人や、コミュニケーションを取るのが得意という人でないと難しいと思います。

ウェディングドレスは、花嫁様にとって一生心に残る大切なものですので、心から満足のいく衣装を見つけ出し提案していかなければなりません。

コーディネートする際には、お客様の気持ちに寄り添い、結婚を心から祝福し新郎新婦が気持ちよく試着や着付けをできるような会話を心掛ける事が大切になります。

また、要望を的確にヒアリングできる傾聴力や、提案力も必要になってきます。

資格は必須ではありませんが、ブライダル衣装のプロとしてお客様に接する以上、専門知識を持っている事は必須です。
色や素材・デザインの違いで大きく雰囲気が変わってきますので専門家としての知識習得が欠かせませんし、総合的にアドバイスする事もあるのでアクセサリーやヘアメイク等の分野も理解しておくと良いでしょう。

ブライダルマナーや、結婚式の知識・最新の流行等についても積極的に学ぶ姿勢を持っている方が向いていると思います。

また、お伝えしたように意外と体力仕事なドレスコーディネーター。

体力に自信がある!という方は向いています。

 

 

まとめ                

 

 

あくまで、私がドレスコーディネーター時代に感じたあるあるネタになりますが、ご紹介をさせて頂きました。

ドレスコーディネータの仕事を少し身近に感じてもらえたでしょうか。

弊社ブライダルビズでは、経験談含めて求人のご紹介をさせて頂きます。

ドレスコーディネーターの仕事に興味があるという方はお気軽にご相談下さいませ。

 

 

 

 

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