ウェディングプランナーの仕事は大変!?激務と言われる理由7つ

 

ウェディングプランナーの仕事は大変!?激務と言われる理由7つ

 

 

結婚式という幸せな1日を作るお手伝いができるのが、ウェディングプランナーという仕事の魅力です。
大きな感動を得る事ができ華やかなイメージのある業界ですが、ウェディングプランナーの仕事はきつそう・離職率が高そうと感じている方もいるのではないでしょうか。

ウェディングプランナーの仕事は、結婚式というゴールまでの期間も長い事からやりがいを感じるまでに時間がかかる事もあります。

今回は、ウェディングプランナーの仕事内容や、なぜ激務・離職率が高いと言われるのか原因を探っていきます。

 

 

 

激務と言われる原因7つ        

 

 

一生に一度の結婚式を成功させるために、沢山のタスクをこなす必要があるウェディングプランナー。

仕事内容だけ見ると大変そう…と想像する方もいるかもしれませんね。
具体的にどのような事が激務と言われるのか原因をみていきましょう。

 

 

①人生の一大イベントに携わるから  

ブライダル業界は分類でいうとサービス業にあたります。
サービス業というだけで忙しく大変なイメージがつきやすいと思いますが、その中でも結婚式は人生の中の特別な一大イベントとなります。
結婚する本人達も準備がとても大変であり、一緒にサポートして作り上げていくウェディングプランナーも当然業務量は多くなります。

更に結婚式はたった一度きりでやり直しがききません。
金額も高額であり失敗が許されないため、責任が大きく常にプレッシャーや緊張感のある仕事です。

こだわりのあるお客様も多いため、新郎新婦の予定に合わせてスケジュールを組んだり、希望や要望を聞き入れながら一緒にプランニングしていきますので、残業になる事や休日を返上して出勤するといったケースもあります。

 

 

②土日祝日休みではない       

ブライダルの仕事は、土日祝日が休みではないという事や、GW・夏休み・年末年始などの大型連休に休みが取りにくくなります。
結婚式は90%が土日祝日に行われます。
その他に、打ち合わせ業務やブライダルフェアなどが入ってくるため、週末はとても忙しくなります。

したがって、家族や友人と休日が合わなくなるため、辛い・・と感じる事はあるでしょう。

何となく土日祝日や連休も仕事・・というと忙しい・激務というイメージがついてしまいますが、平日きちんとシフトで休みが取れるようになっています。
また世間がお休みでは無い時期にまとまった休みが取れる為、旅行や人が賑わう場所に行く際は、旅行代が安かったり、人混みを避けて遊べるので平日休みのメリットもありますよ。

参考コラム:ウェディングプランナーの休日と、休日の過ごし方

 

 

③体力がいる            

ウェディングプランナーは、事務的な仕事よりも立ち仕事や動き回る仕事も多いため、意外と体力も必要になります。

新規接客の際には、お客様と一緒に会場を案内しながら回りますし、結婚式当日の施工も担当する場合は常に全体をチェックしていなくてはなりません。
座ってする事務仕事や打ち合わせ業務もありますが、立ってする仕事も多くあります。

打ち合わせはお客様の予定に合わせる事が多くなりますが、仕事をしている方もいるため、遅い時間から打ち合わせが入り残業となってしまう事もあります。

繁忙期には結婚式を同時に何件も担当する事もあり、長時間労働に及ぶ事も少なくないため、激務と感じる事もあるでしょう。
ブライダル業界には閑散期もありますので、その時期に早くあがったり休みを調整している企業も多いようです。

 

 

④営業や成績へのプレッシャー    

ウェディングプランナーは営業職になりますので、数字へのプレッシャーを激務と感じる方もいます。

成績に関しては以下のような事が求められます。

新規接客担当プランナーの場合
新規接客の成約数や成約率

打ち合わせ担当プランナーの場合
単価(売上金額)のアップ

ノルマが設定されていたり、歩合制などの給与体系の場合、それらが重圧と捉える方がいる事が考えられます。
しかし、これはウエディングプランナーに限らず営業職であればどの職業でも少なからずある事です。

また、数字の設定は企業によって様々。
個人に営業成績が課せられている企業もあったり、チームで数字目標を設定している企業もあります。

 

 

⑤お客様からの評価・クレーム対応  

ウェディングプランナーの仕事が大変・・と感じる事が多いのが、クレームや評価の存在です。
結婚式は、金額が約350万円~600万円とかかる決して安くないセレモニー。

一生に一度という想いから、ほんの些細な事でもクレームや評価として返ってくる事があります。

他の部署が原因であっても窓口であるウェディングプランナーがクレームを受ける事も。
自分に責任がなくても結婚式は各分野の担当とチームで仕事をしていくため、全体を統括しているウェディングプランナーに苦情が来てしまう事もあり辛いと感じてしまう方もいます。

その反面、多くの感謝の言葉を頂ける仕事でもあります。
結婚式が終わっても毎年に会いに来て下さったり、年賀状のやり取りが続くなど関係が長く続く事もあります。

 

 

⑥家庭との両立が難しい       

ウェディングプランナーの仕事は責任の大きい仕事の為、出産後に家庭と両立する事が難しいという面があります。

お客様の都合によってスケジュールを調整しなくてはならない事もありますので、残業やイレギュラーな出勤、繁忙期には休日出勤になる事もあります。

またお客様が第一なため、急なトラブルに対応できない事もあります。

例えば、新規の接客や打ち合わせの最中や担当の結婚式の当日に、子供の体調不良などで連絡があってもすぐにお迎えに行く事ができないなどです。
子育てとの両立は難しいと感じ退職してしまう方もいるため、激務というイメージに繋がるようです。

しかし、ブライダル業界は女性が多いため多くの企業がサポート体制を整えています。
実際に産休育休取得100%の企業や、産休後の復職率が高い企業もあります。
企業を受ける際には会社の福利厚生もチェックしてみて下さいね。

 

参考コラム
ブライダル業界、産休育休は取れる?各ブライダル企業の制度もご紹介

 

 

⑦全国転勤がある          

企業にもよりますが、ホテルやゲストハウス・結婚式場などを全国に展開している場合は転勤の可能性があります。
特に、マネージャーや支配人などキャリアが上がるにつれ異動の可能性は高くなります。
主に新規出店や立て直し、スキルアップなどの目的で転勤を命じられるケースが多くなります。

全国転勤に関しては、ブライダル企業に限らずどの企業でもあり得る事ですが、個人の状況を考慮してもらえない転勤も実際にあります。

ただこちらも企業によって様々です。
最近は世の中のワークライフバランスに合わせてエリア限定での採用を行っている企業も多くなっています。


将来的にも転勤が難しいという場合は、全国展開していない企業を選んだり、エリア限定等の制度がある企業や、出産後は配慮してもらえる制度がある企業など、面接を受ける前に確認しておきましょう。

 

 

 

ウェディングプランナーの仕事内容

 

 

ウェディングプランナーが激務と言われてしまう原因をお伝えしましたが、具体的にどのようなお仕事をしているのかをご紹介します。

企業によって、「分業制」と「一顧客一担当制」があり、どちらを採用しているかによってもウェディングプランナーの仕事内容や仕事量が変わってきます。

分業制の場合は、一顧客一担当制よりも業務が分散しているため負担が減るというケースもあります。

 

 

新規接客              

式場の見学に来たカップルの新規接客~成約までを行います。
希望の結婚式のヒアリング、チャペルや披露宴会場、衣装室などのご案内、料金の説明などを行い契約してもらえるよう会場のメリットを伝えます。
多くのカップルは複数の結婚式場を見学しているため、数ある式場の中で自社を選んでもらうためにお客様の希望をしっかりヒアリングし契約に向けて営業をしていきます。
新規接客の仕事は、契約件数・成約率など数字として成果が出るため営業的要素は強くなります。

 

打ち合わせ             

ご契約頂いた新郎新婦と結婚式のプランの打ち合わせを開始します。
式の日程や予算、招待状客のリストアップから、希望の結婚式のスタイルやイメージをお伺いし詳細を決めていきます。
決める事は、引き出物、ドレス、ヘアメイク、写真、料理、演出、音響、司会、装花など多岐に渡ります。
結婚するカップルの数だけ希望は異なりますので、多様化した結婚式・披露宴に対する要望を柔軟に受け止め、プランを提案していく事が大切になります。
打ち合わせ担当のウェディングプランナーは、結婚式・披露宴を総合的にプロデュースしていきますので、ブライダルに関する専門的な知識も必要となります。

 

当日施工              

早めに出勤し、挙式・披露宴会場の確認、スケジュールチェック、各部署の状況確認をします。
新郎新婦をお出迎え後はリハーサルを行い、結婚式が始まると式の全体責任者としてサポートします。
時間通りに進んでいるかなどを細かくチェックし、各部署への指示出し、新郎新婦のフォローを行います。
全体を統括する司令塔の役割があり、スケジュール管理能力や調整するスキル、皆を引っ張っていくリーダーシップなどのスキルも必要となります。
担当した結婚式・披露宴で新郎新婦の幸せな笑顔を見る事ができ、役割が無事終わった時に大きな達成感ややりがいを感じる事ができます。

 

 

その他の業務            

新郎新婦が希望する結婚式を具体的な形にしていくのが、ウェディングプランナーの仕事です。
ドレスやヘアメイク、音響、映像、カメラ、司会、装花、料理など各部署とミーティングを行い、協力して準備をすすめていきます。

また結婚式で使うアイテムや備品などで外部企業とやり取りする事もあります。
その他には、引出物などの発注・確認・仕分け、結婚式で使う資料の作成や商品の発注、親族の宿泊手配、新新郎新婦とメールや電話でのやり取り、請求書の作成、席次表の名前の確認など事務的なお仕事も多くあります。

 

ウェディングプランナーの仕事は多岐に渡る事が分かりましたね。
接客・営業以外にも、社内で中心となって各部署への手配や調整業務が必要となりますし、外部とのやり取りや事務作業も多くなります。
仕事のタスクは多くなりますが、その分様々なスキルを身に付ける事ができます。

 

 

まとめ               

 

 

ウェディングプランナーの仕事の大変な部分をお伝えしました。
実際に、結婚式という人生における最良の日をプロデュースする事から、やりがいや達成感が大きい分大変な面もあります。

企業によって異なりますが、業務量などの覚悟がある程度必要である事は事実ですので、しっかり理解しておきましょう。

ウェディングプランナーの仕事は、こういった大変さがある事から、仕事量に対して給料が見合っていないと感じる方や、やりがいを感じられるまでに時間がかかる方もいます。

しかし、1つとして同じでない結婚式を作り上げていける事、沢山の人を笑顔にできる事、感謝の言葉を頂ける事など仕事を通して大きな喜びや充実感、自分自身の成長を感じる事ができる仕事です。

 

弊社から企業をご紹介させて頂く際には、仕事内容や転勤の有無、福利厚生、制度などを事前にきちんとお伝えしています。
ウェディングプランナー職へ転職したいと考えている方は是非ご相談下さいませ。

 

 

 

 

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